3月11日(金)
ウクライナ情勢の陰に隠れて目立たないけれど、東北大震災から11年目の節目を迎えたとテレビやラジオ、新聞などで報じられていた。直接の被害に遭わなかった我々は、「あれからもう11年経ったのか」くらいの感想しか持たないが、被災地の方々にとっては、長くて辛い歳月だったのではないでしょうか。
平成23年10月ボランティアに行った女川町(ビルの屋上に残されたバスに津波の恐ろしさを実感した)
コロナ過の今も国難と言えるかもしれませんが、11年前の大震災の時は2万人近くの尊い命が犠牲となって原発事故も引き起こし、このまま日本が滅んでしまうのではと一時は本気で危ぶみました。
あの時、国や東京電力のお偉方のドタバタ混迷ぶりには腹も立ちましたけれど、津波被災地や原発事故現場で命懸けの職務を遂行してくれた自衛官や警察官、消防官、その他大勢の人達の献身的な努力のお陰で、今の平穏な日本があると改めて感謝の思いが募ります。
自然災害と戦争を単純比較できないが、ロシア軍の不法侵略を受けたウクライナでは国家の存亡を掛けた戦いが繰り広げられています。絶望的な状況下、勇敢なウクライナ国民に勝利の女神が微笑んで、平和で美しい国と平穏な日常を取り戻して欲しいと強く願わずにはいられません。