Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

群馬県、上州武尊山登山

2022年03月31日 | 山歩き

3月30日(水)     天気=晴れ

09:14~29川場スキー場最高地点→ 09:54剣ヶ峰→ 11:03~40上州武尊山→ 12:30~33剣ヶ峰→ 12:50川場スキー場最高地点

 

 久々に山友Jさんを誘って山歩きに出掛けました。向かったのは群馬県の上州武尊山、川場スキー場からのコースは標高1800m地点まで高速リフトが利用できるので、日帰りの雪山登山が楽しめる人気のコースです。

 3月末とあって、ノーマルタイヤでも楽々川場スキー場まで行けるようになった。スキー場の2階駐車場に車を停めると、7階のチケットセンタ―へ行く。ここで登山者は登山計画書と提出し、ココヘリレンタル代(万一の場合ヘリコプターが捜索してくれる保険)1,100円とリフト代2000円プラス500円(下山時にココヘリのチップとカードを返却すると500円返してくれる)計3600円支払って、登山者は高速リフトに乗る事ができる。

センタービル内のチケットセンター

 二つの高速リフトを乗り継いで、労せずしてゲレンデ最高地点に到着した。ここでアイゼンを装着し、雪山登山のスタートです。それにしても今日は春山のような温かさ、そして素晴らしい青空でシャツ1枚でもいいぐらいです。

最初に桜川エクスプレスに乗る(左側の高速リフト)

次にクリスタルエクスプレスに乗り換える(左の高速リフト)

ゲレンデ最高地点に到着

 まずは刻まれたトレイルを伝って急な坂を登る。ゲレンデ最高地点から25分ほどで剣ヶ峰(2020m)に到着、狭い山頂からは白銀に輝く上信越の山々とが素晴らしい眺めです。

ゲレンデ最高地点から剣ヶ峰前衛の岩壁

急坂を登って岩壁上部へ

剣ヶ峰山頂

 剣ヶ峰の降りは、急な斜面で若干緊張を強いられます。小さなアップダウンを繰り返して最低鞍部まで降り、そこから上州武尊山に向かって広々と広がる雪尾根をジワジワと登って行きます。

剣ヶ峰から急斜面の降り

前方の上州武尊山に向かって最低鞍部へ降る

最低鞍部から上州武尊山への登り

 強烈な陽ざしの中黙々登って行くとやがて稜線に達し、そこから僅かな登りで待望の上州武尊山(2158m)に着いた。山頂からは360度の大展望です。今まで見えなかった尾瀬の至仏岳や燧岳も望む事ができた。

最低鞍部からの登り(背後のピークが剣ヶ峰)

同 上

稜線の肩から山頂へ

上州武尊山山頂

 周囲の景観を楽しみながら、Jさんとノンビリコーヒーブレイクを楽しむ。40分ほど休憩し、山頂を後に来た道を戻る。帰りの道も、次から次に登山者グループとすれ違う。今日はこのコースを20名以上の入山者がいたのではないだろうか。

山頂から谷川岳~巻機山~越後三山へ連なる白銀の山々

山頂から前武尊山方面

 暖かな陽ざしで柔らかくなった雪面に苦労して、最低鞍部から剣ヶ峰への登り返しがけっこう辛かった。剣ヶ峰に到着すれば後は降るだけだ。山頂から最後の眺望を楽しんで、急な坂を慎重に降り、12時50分頃ゲレンデ最高地点へ戻って来た。

上州武尊山から剣ヶ峰への登り返し

剣ヶ峰山頂から獅子ケ鼻山(手前)と谷川連峰(奥)

 高速リフトでアッと言う間にセンタービルの受付センター戻り、ココヘリのチップとリフト券カードを返却すると、沼田市内の道の駅白沢に在る「望郷の湯」まで車を走らせ、ここで山の汗と疲れを流した。

 今年に入って里山歩きばかりで少々欲求不満の思いがあったけれど、今日は痛快な雪山歩きが堪能できて、本当に有意義で楽しい一日を過ごせた。夕刻我が家へ戻り、居酒屋でJさんと山の話で盛り上がりました。

コメント
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