若い頃は、不細工な自分の顔を少しでも良くみせようとヘアースタイルにも拘りを持って、気心の知れた馴染みの理髪店へ通っていたものでした。しかし70歳過ぎれば顔中皺とシミだらけで、手の施しようも無い。最近では料金が安けりゃいいと、10分カットの理髪店に専ら通っています。
私がいつも通ってる全国チェーンのカット専門理髪店「QBHOUSE」は、通常の散髪料金が1200円掛かる。しかし65歳以上のシニアはQB優待カードなるものが貰えて、これを提示すれば料金が100円引きの1100円になっていた。
年寄りにはありがたい制度だったが、先日お店へ訪れるとこの優待カードは3月一杯で廃止になると告げられた。その代わりに65歳以上のシニアには、1枚1回限りの優待チケットをくれると言う。
OBHOUSEの割引チケットとご優待カード
一瞬喜んだけれど、よくよく見ればチケットの有効期限が一か月以内となっている。チケットを活用するには、少なくても月に1回は散髪しなけりゃならない。そうすると1100円×12回で、年間の散髪代が13200円になってしまう。
一方今までの私は、概ね3カ月に2回のペースで理髪店に通っていた。年にすれば8回で、年間の散髪代が88、000円掛かっていた。割引チケットを使わなければ4月から100円の値上がりとなるので、年間の散髪代は96000円に増加する。
そんなの微々たる金額ではと言われるかもしれないが、倹しい年金暮らしの我が家にとっては無視できない。どうやら今年は年金も下がるようだし、今後は散髪に通う回数を2カ月に1回へ、ペースダウンしようかと思っています。
何なら髪を切らず往年のかまやつひろしさんや内田裕也さんみたいな長髪にしてもいいんだけど、ジジイのロン毛は落ち武者みたいでカッコ悪いから、やっぱり止めときますわ。