Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

群馬県、つつじ見物赤城山ハイキング

2022年05月06日 | 山歩き

5月5日(木)     天気=晴れ

07:51利平茶屋駐車場→ 08:05ケーブルカー駅跡地→ 08:27~32山崖ノ滝→ 10:20~30林道終点→ 10:40登山道分岐→ 10:45~11:29鳥居峠→ 11:35登山道分岐→ 12:12~22ケーブルカー廃線跡→ 13:12ケーブルカー駅跡地→ 13:23利平茶屋駐車場

 

 先日山友Jさんから「赤城山のツツジが見頃です」とLINEが届いた。それなら夫婦連れで連休中の5日に、赤城山へ行きましょうという話がまとまった。

 連休渋滞を見越して、早朝5時半にJさんの車で出発する。目論見通り渋滞が始まる前に関越道~北関東道を通過して、朝7時40分頃に登山口の利平茶屋駐車場に着いた。

 昭和30年代ここでは赤城山ケーブルカーが運行され、赤城山観光の表玄関として大いに賑わったのだが、その後赤城山へ通じる山岳道路が開通した事で訪れる人が激減し、今では自然公園とキャンプ場があるだけの静かな環境になった。

 それでも今日は連休のせいか、ハイキングやキャンプを楽しむ人で駐車場には数十台の車が停まっていた。準備を終えると出発し、キャンプ場の中を歩いて行く。

キャンプ場を歩いて行く

 やがてケーブルカー駅の跡地に着き、左へ曲がって吊り橋を渡り荒れた林道を沢沿いに登って行く。しばらくすると堰堤に着き、その左手を奥に進むと、二段に流れ落ちる山崖ノ滝に着いた。

ケーブルカー駅跡地

沢沿いの荒れた林道を進む

山崖ノ滝

 ここから歩き難い道に変わる。急な沢の横をトラバースし、薄い踏み跡を辿って行く。急な登りで息も乱れるが、道沿いに昨夜ツツジやシャクナゲの艶やかな花が我々を励ましてくれる。

急な沢のトラバース

急登の道

道沿いのシャクナゲ

薄い踏み跡を登って行く

 林道へ向かう尾根に達すると、「行止り」と書かれた標識が行く手を阻んでいた。しかし薄い踏み跡が続いており、標識の横を通って痩尾根を進んで行く。やがて両側が切れ落ちたキレット状のコルを通過すると、長七郎山の山腹を巻く林道に向かって急登の道を登って行く。

「行止り」と書かれた標識

瘦せ尾根の道

両側が切れ落ちたキレット

根元が削り取られた土塔に乗かったような木

 出発してから約2時間半で、今日のコースの最高地点である林道の終点に着いた。展望の良い林道からは、群馬栃木県境の皇海山、日光白根山などの山々が望まれた。

ようやく林道終点に到着

展望の良い林道終点

 林道を降り気味に歩いて行くと、林道終点から10分程で登山道分岐に着き、そこから5分程で行楽人達で賑わう鳥居峠に到着した。慌ててマスクを付け、峠のベンチでコーヒーブレイクを楽しむ。Jさん夫妻差し入れの夏ミカンが乾いた喉にジューシーで、とても美味しかった。

林道を鳥居峠に向かって歩いて行く

鳥居峠のベンチでコーヒーブレイク

鳥居峠付近のツツジ

峠から覚満渕の眺め

 45分程休憩した後峠を出発、登山道分岐まで戻りそこから下山道を降った。下山の道はジグザグに刻まれて歩き易く、峠から40ほどでケーブルカー廃線跡と交差する地点に着いた。

分岐から下山道に入る

ケーブルカー廃線跡地

 交差地点のすぐ下に御神水が流れていたので、汲みに行ってみた。美人の水と知恵の水、二つの蛇口が有ったので、美人の水を水筒に汲んだ。これを飲んだらJ夫人と妻の美人度に幾らか貢献するのではないだろうか。

御神水

 廃線跡からはよく整備された道をノンビリと降り、13時20分過ぎに利平茶屋駐車場へ戻って来た。車に乗るとわたらせ渓谷鉄道水沼駅に隣接する水沼温泉センターへ向かい、山の汗と疲れを流した。

下山の道

利平茶屋駐車場へ戻ってきた

 今日ツツジ見たさに赤城山を歩いたが期待した程の満開では無かった。しかしツツジの他にシャクナゲの群落も見られたし、歩いたコースも変化があって面白く天気も爽やかだったので、J夫妻と楽しいハイキングができました。

 夕刻我が家へ戻った後J夫妻との飲み会で、山の話をツマミに飲んだ生ビールが、マア超絶に美味かったです。

コメント
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