5月13日(金) 天気=雨
妻が眼の治療で都内のクリニックへ行くと言うので、私も付き添いというかお供で一緒に出掛ける事にした。秋葉原のクリニックへ着いたのは8時半過ぎ、「治療に時間がかかるから、散歩でもして来たら」という妻の言葉に甘えて、都内のブラ歩きへ出掛けた。
秋葉原から東に向かって道なりに進むと、やがて隅田川の蔵前橋に着いた。橋の袂から川沿いの快適なウォーキングロードを、上流へ向かって歩いて行く。雨降る中、傘を差しての散歩なので、その昔流行ったミュージカルソングの「雨に唄えば」でも口ずさみたいところだが、私の身体には演歌のリズムが染みついているので、水前寺清子の「365歩のマーチ」しか出てこない。
蔵前橋
蔵前橋から上流の眺め
川沿いの快適なウォーキングロード(行った事無いけど、南欧風な雰囲気?)
厩橋を過ぎて吾妻橋で隅田川を離れ、雷門から浅草寺へ行ってみる。仲見世商店街は人影薄いが、これはコロナ過と言うより雨のせいだろう。それでも修学旅行らしき学生の団体さんなどが参拝していた。私も自分の身体にいつガタが来てもおかしくない年齢なので、本堂へ詣でて「無病息災」を願い手を合わせる。
吾妻橋からアサヒ本社のうんこビルと頭を隠したスカイツリー
吾妻橋から下流の廓橋方面
仲見世商店街
浅草寺本堂
参拝の後は、昔何度か観覧した浅草演芸ホールの脇を通って、浅草界隈の裏町通りを歩いて行く。この辺りの少しうらぶれた雰囲気が古き昭和の臭いを漂わせ、チョット懐かしい気分になる。
浅草演芸ホール
少しうらぶれた商店街
マンション1階にある温泉浴場
浅草からはスマホのグーグルマップ見ながら街中を適当に南へ歩き、秋葉原の大衆中華食堂で800円の焼きそば定食を食べた後、治療を終えた妻と合流した。雨の中約3時間の下町散歩は、しっぽり濡れてささやかな旅気分を味わえました。