4月28日(木) 天気=晴れ
山菜も沢山収穫できたので、二日目は浅草岳の山麓で雪山歩きをする事になりました。浅草岳登山口へ向かう車道は旧ホテル大自然館前が除雪の最終地点で、ここから雪山歩きのスタートです。
旧ホテル大自然館前の除雪最終地点
雪に覆われた車道を少し進んで右へ曲がる。ここから浅草岳へ向かうムジナ沢コースが始まります。山菜師匠Aさんの説明によれば「このコースは林道で、雪が溶けると道沿いにコシアブラやワラビなどの山菜が収穫できる」そうだ。
破間側源流の対岸に守門岳の山稜
底雪崩の跡
雪原を進む
しかし今は森林帯の雪原で、僅かに残る登山者の足跡が道標になっている。40分ほど登ると平坦な場所に着き、沢の対岸に立派な滝が見えた。白嵓沢に在るから、白嵓ノ滝とでも呼べそうだが地図に滝の名前は載っていない。
白嵓沢の滝
滝の見える地点
滝の見えた地点から更に10分ほど進んだ沢の手前辺りが林道の終点だとAさんが言った。ここから先は雪山装備を備えた登山者の領域で、空身で水や食料すら持たない我々は、ここを折り返し地点にして来た道を引き返した。
雪解け水の小さな沼(水芭蕉の蕾が咲き始めていた)
林道の終点付近
下山の道
除雪最終地点に戻って来た
山菜採りも楽しいが、何の目的も無く雪の山野を彷徨い歩くのも、大自然の息吹を感じられて楽しいひと時だった。下山の途中遠くに望む雪の守門岳が誘っているようで、来年の春はあの頂へ登ってみたくなった。