5月22日(日) 天気=曇り後晴れ
08:55橋場バス停→ 09:32粥新田峠→ 09:53~10:04大霧山→ 10:23~26旧定峰峠→ 10:53定峰峠→ 11:39~42白石峠→ 11:58~12:09高篠峠→ 12:34大野峠→ 12:56カバ岳→ 13:23~35刈場坂峠→ 13:40ツツジ山→ 14:26三田久保峠→ 14:45正丸駅
たまには一人で思い切り山を歩いてみたいと思い、電車に乗って奥武蔵の山へ出掛けた。東武東上線、小川町駅で下車をして駅前から「白石車庫」行きのバスに乗る。休日とあって車内は混雑していたが、辛うじて椅子に座る事ができた。
駅から20分程で登山口の橋場バス停へ着き、ここでトレランスタイルに着替えて粥新田峠へと歩き始める。車道をしばらく進むと右手にショートカットの登山道があり、そこを登ると再び車道に出て、その車道を進んで行くと、粥新田峠へ向かう道が左へ分岐していた。
橋場バス停から粥新田峠へ向かう車道
ショートカット道から再び車道へ
峠に向かう道は昔からの峠道であろうか。緩やかで歩き易く、道端には小さな石仏が祀られていた。やがて車道が横切る粥新田峠へ着き、ここから大霧山への登山道が始まる。
粥新田峠へ向かう峠道
道端の小さな石仏
粥新田峠
大霧山への道はほどほどの急登で、やっと登山の雰囲気になって来た。汗を滲ませ登って行くと、やがて頭上の視界が開き大霧山(767m)へ到着した。登山口から山頂まで約1時間足らず、中々いいペースで登ってこれた。山頂からは関東平野や武甲山など秩父の山々が見渡せた。
大霧山山頂
山頂から関東平野の眺め
大霧山からは、外秩父七峰ハイキングコース沿いに南へ歩いて行く。旧定峰峠を経由して定峰峠までは、小さなアップダウンの快適な道が続く。休日は行楽の車で往来の多い定峰峠だが、秩父市へ降る道が現在通行止めなので行き交う車は少なかった。
旧定峰峠
定峰峠への道から笠山(左)と堂平山(右)
定峰峠
定峰峠からは標高差約200mほどの登りが続き、川木沢ノ頭(874m)まで地味にきつかった。白石峠直前の急坂は泥坂地獄と化して、まともに降るのが困難で、ある意味ここが今日のコースの最難関だった。
定峰峠から白石峠への登山口
白石峠手前の泥坂(まともに降るのが困難)
降り立った白石峠は車道の交差点で、歩く人より自転車族やバイク族の方が多く、移動販売のアイスクリーム店まであり、山の上とは思えぬ賑わいだった。
白石峠
白石峠から外秩父七峰コースを離れ、大野峠目指して車道を南へ進む。お腹が減ったので最低鞍部の高篠峠で栄養&水分補給し、その後大野峠への登り坂に入る。丸山から関八州見晴台へ続く山稜の尾根上に達し、分岐を左へ曲がるとパラグライダーの発進地が在り、そこから北に堂平山方面の展望が望まれた。
高篠峠
尾根上の登山道分岐
パラグライダー発進地
パラグライダー発進地の少し先の車道出合が大野峠で、ここから関東ふれあいハイキングコースを刈場坂峠へ向かう。この道は刈場坂峠まで概ね歩き易いが、中間地点のカバ岳を超えると奥武蔵で珍しい岩場を通過する。
大野峠
カバ岳山頂
岩場の道
虚空蔵峠への分岐を過ぎるとやがて別荘地に入り、その奥の駐車場が刈場坂峠だった。峠からは北に展望が開き堂平山や小川町付近の市街地が望まれた。
虚空蔵峠分岐
刈場坂峠(奥の山は堂平山)
刈場坂峠から再び登山道に入り、5分ほどの登りでツツジ山(879m)に着いた。登山地図ではこのピークを「横見山」と記しているが、山頂標識は「ツツジ山」となっている。どちらが正解なんだろうか。
ツツジ山山頂
ツツジ山から正丸への降りは破線コースになっているが、道は明瞭で人があまり歩いていない分荒らされておらず、静かで気持ちの良い樹林帯の道だった。
ツツジ山から45分程で今日最後の峠「三田久保峠」へ降り着き、そこから右へ曲がってジグザグに降って行くと、ツツジ山への登山口がある車道に着き、その車道を少し降ると頻繁に車が行き交う国道299号に合流し、国道を東へしばらく小走りに歩くと西武秩父線の正丸駅に到着した。
三田久保峠
ツツジ山登山口(小さな標識があるだけ明瞭ではない)
西武秩父線、正丸駅(左の食堂&売店は休業中)
さっそくビールを飲もう思ったら駅前の食堂&売店は休業中、仕方がないので電車で東飯能駅まで行って、コンビニで缶ビールとつまみを買い駅前のベンチで痛飲する。ポテトチップとイカゲソが冷えた缶ビールとコラボして、一流料亭の高級料理にも勝る至福の味です。これを味わいたくて今日は頑張ったのです。
スマホの歩数計を確認すると、今日は所要時間5時間50分、歩数33115歩、距離約26km、消費カロリー1220kcal、久々に思いっきり歩いたので気分は爽快ですが、脚は強張って筋肉痛になりそうだ。まだまだ修行が足りませんや。