Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

NHK大河ドラマ「真田丸」にハマっている。

2016年05月12日 | 日記

 5月12日(木)

 ズーッと昔にフジテレビで放映された「北の国から」以来、テレビの連続ドラマに熱中する事は無かったが、今NHKで日曜夜に放映されている大河ドラマ「真田丸」は、大変面白くて欠かさず観ている。

 どこまで史実に忠実なのか判らぬが、三谷幸喜さんの脚本が実に多彩だ。信濃の弱小国領主、真田家が乱世を生き延びる為に、アノ手コノ手の駆け引きで戦国大名達を翻弄するストーリーが波乱万丈で面白い。次はどうなるか毎週毎週ハラハラドキドキで観ている。

 戦国時代の真田家を観ていると、現代世界における日本の立場と何処か似ているような気がしないでもない。太平洋を挟んで東に超大国のアメリカ、西には最近実力を増してきた強欲な新興大国の中国、北は独裁者プーチンの率いる大国ロシア、そして何かと日本に敵意剝き出しの隣国、韓国や北朝鮮等が鎬を削る。

 このような勢力図の中で、果たして我が国はどのような手練手管で生き抜くべきか。草刈正雄演ずる「真田昌幸」は知略軍略に優れた天下の名将と呼ばれたが、我が国の宰領「安倍晋三の守」におかれては、後世の歴史家から「古今稀なる名将だった。」と称せられる卓越したリーダーであって欲しいと願わずにはいられない。

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日光白根山登山

2016年05月10日 | 山歩き

 5月8日(日)     天気=晴れ

 08:55白根山ロープウェー山頂駅→ 09:39七色平分岐→ 09:57地獄ナギ→ 11:20~12:08日光白根山→ 13:13地獄ナギ→ 13:25七色平分岐→ 13:53白根山ロープウェー山頂駅

 

 シーズン最後の雪山を歩きたくて、大型連休の最終日に日帰りで日光白根山へ出掛けた。登山口の丸沼高原スキー場白根山ロープウェーは今日が冬期営業の最終日で、始発の朝8時30分に並んだ登山者は10名程で意外に人出は少なかった。

 15分の乗車で標高2千mの山頂駅に着いた。吹き渡る風が冷涼で心地よい。準備を終えると二荒山神社の赤い鳥居を潜って出発する。鳥居の先には鹿避け柵が道路を遮断しており扉を開けて通過する。

 白根山ロープウェー(遠くの雪山は尾瀬至仏山)

 登山口の鹿避柵の扉

 雪山のつもりだったが予想以上に雪が少ない。広々して緩やかな遊歩道を20分程進むと急な雪道になったので、ここでアイゼンを装着する。雪の急坂はすぐに終わり平坦な雪道をしばらく行くと七色平の登山道分岐に着いた。左右いずれの道も白根山へ向うが、踏み跡の多い右の道をチョイスして進む。

 広々した遊歩道

 雪の急坂

 七色平分岐

 ここから白根山の西山腹を捲くように登って行く。樹林帯に続く道は残雪があったりなかったりで、アイゼンの効果があまりないから途中で外す。分岐から20分程で着いた「地獄ナギ」は、火砕流?の跡なんだろうか岩屑の沢だが名前ほどには荒々しくない。

 雪があったり無かったりの登山道

 地獄ナギ

 南へ向かって巻き気味に登って行くと道は徐々に左へ曲がり、やがて森林限界を越え山頂部の荒々しい岩山が姿を現した。今度は北に位置する山頂目指して、岩屑の道を登って行く。空は晴れ渡り素晴らしい眺めだ。こんな時は、早起きして山に来た甲斐があったとつくづく思う。

 森林限界を越えた地点から山頂部

 登山道から皇海山方面(中央奥の山、右手前は錫ケ岳)

 ジグザグを繰り返しながら標高を上げて行く。前方に残雪の急斜面が現れた。雪の下が空洞になっており、ズボッと踏み抜きそうなので恐る恐る登って行く。雪の斜面を越えれば広々した山頂台地の一角で、幾つもの岩峰が林立しどこが山頂だか一瞬迷う。

 山頂間近の登山道

 残雪の急斜面

 標柱の立つピークが山頂と思ったが、これは手前のニセピークで本物の山頂はその先にあった。11時20分に関東以北の最高峰、日光白根山(2578m)に着いた。ロープウェー山頂駅から約2時間半の道程だった。

 日光白根山山頂

 山頂から尾瀬方面(左奥の雪山は至仏山、中央奥は平ケ岳、右奥は燧ケ岳)

 山頂から男体山と中禅寺湖

 五月晴れの下、素晴らしい展望が拡がる。20年程の前の5月連休にもこの山を訪れたが、その時は真っ白な雪山だったのに今は雪が殆ど無くまるで夏山の装いだ。雪山のつもりで来たのに一寸拍子抜けと言うか残念な思いもある。

 山頂から五色沼

 湯元温泉や菅沼から登って来た登山者も交って、山頂付近は大勢の人で賑わっている。我々もノンビリ休んで周囲の景色を堪能する。こんな時ビールを飲めれば至福の思いだが、下山時に足を滑らせてもの笑いの種になるのも嫌だから、最近は飲酒登山を自粛している。

 約50分の滞在を終え下山を開始する。この山は幾つもの登山道があり山頂部の地形が複雑なので、気をつけねば違う登山口へ降る間違いがある。岩屑の道を降っていると右手眼下にロープウェー山頂駅が意外な近さで望まれた。今日は暖かいので残雪が緩み、雪道の降りも意外に楽だった。往路を忠実に降り、山頂から1時間40分余でアッケなく山頂駅に戻ってきた。振り返ると白根山の岩峰が、威風堂々と聳えて見えた。

 下山の道(中央眼下に小さくロープウェー山頂駅が見える。)

 山頂駅から振り仰ぐ日光白根山(下山時)

 再びロープウェーの人となり、丸沼スキー場のゲレンデへ戻った。ここは尾瀬地区では最も奥深く雪の多いスキー場で今日まで営業のはずだったが、異常な雪不足で1週間前に営業を終えている。明日からロープウェーも運休するから、この辺りもしばらく静寂に包まれるだろう。

 ロープウェーから丸沼と四郎岳(左)と燕巣山(右)

 車に乗ると沼田氏郊外の白沢温泉「望郷の湯」へ向かう。この日帰り温泉は「道の駅白沢」に併設され、洒落たレストランもあって居心地良い温泉だ。料金も570円(2時間以内)とリーズナブル、今日はそれ程混んいなかったからノンビリお風呂に浸かる事ができた。

 連休最終日の今日は相当の渋滞を覚悟したけれど行き帰りの高速もスンナリ走れ、夕刻には我が家に戻る事ができた。疲れも程々でスカッとして実に気分の良い登山であった。

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大型連休最終日の今日、高速道路は渋滞知らずだった。

2016年05月08日 | 日記

 5月8日(日)

 大型連休最終日の今日、日帰りで日光白根山を登ってきた。ある程度の渋滞を覚悟して出掛けたのだが、行き帰りの関越道はジュータイのジも無く、ガ~ラガラ、寧ろ普段の日曜日よりも空いているくらいだった。

 その原因推測すると、長い休みに遊び疲れて最後くらいはノンビリしたいという人が多かったんでしょうね。それに明日から仕事と思えば遊びに行く気力も萎えますよね。・・私も現役時代ソーだったから、その気持ちはよ~く判ります。

 マアそのお蔭で今日は天気も良かったし、楽しい登山ができました。私も一寸遊び疲れて眠いので、日光白根山登山の詳細につきましては次回のブログに載せる事として・・ではオヤスミなさい。

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ディカプリオ主演の映画「レヴェナント・蘇えりし者」を観て

2016年05月06日 | 映画・コンサート

 5月6日(金)

 高速道路で40~50キロの大渋滞と聞けば、何処かへ出掛ける気も失せる。ゴールデンウィークは遠出せぬのがリタイヤ老人の賢い心得と、近場の映画館へ出掛けた。

 ところが「驚き桃の木」で、映画館はチケットを買い求める人々で、入口の外まで長い行列ができている。何度も訪れている映画館だが、こんなに混雑しているのを初めて見た。(私はネット購入したからスンナリは入れたけれど。)・・・・遠出しない人もけっこう多いんだなあと実感

 ところで今日観たのは「レヴェナント・蘇えり者」という映画です。主演のレオナルド・ディカプリオがアカデミー賞の主演男優賞を初受賞して注目された作品で、映画音楽を坂本龍一が担当したから日本でも話題になっているようです。

 映画の舞台は開拓初期のアメリカ北西部、ディカプリオ演ずる腕利きのハンター「グラス」は武装した白人の狩猟団をガイドしていたが、インディアンの集団に襲撃され、砦へ退却する途中、グラスは巨大な熊に襲われ瀕死の重傷を負う。

 グラスを日頃から快からず思っていた男(フイッツジェラルド)が、そんな彼を凍てつく大地に置去りにし、彼の息子まで殺してしまう。復讐の鬼と化したグラスは奇跡の生還をとげ、最後には仇敵フイッツジェラルドを追い詰めて息子の仇を討つ。・・・という復讐物語です。主演のディカプリオは主演男優賞を獲ったのがうなづける渾身の演技で、壮大な大自然を描いた映像も素晴らしかった・・・・のだが、

 一言で言えば、この映画は重苦しい。リアルな殺戮シーンが多過ぎて、スクリーンに飛び交う血飛沫で生臭ささへ覚える。それに「凍てつく酷寒の中、瀕死の重傷で穴に埋められた時点」で、「凍りついた急流に流された時点」で、「馬と共に数十メートルの断崖の上から転落した時点」で、幾らタフな人間でも普通なら死んでしまうだろ。

 まあ主演が死んでは映画が成り立たないから仕方ない面もあるが、この辺はイイ加減と言うか大雑把な演出だ。それに息子の仇を討つラストシーンも、敵対するインディアンの一群が現れて仇敵のフイッツジェラルドにとどめを刺すのだけど、何故かグラスだけは見逃してくれる。ここら辺も、もう一つ解せなかった。

 迫力充分凄みのある力作で最後まで退屈しなかったが、こういう暗くてオドロオドロしい映画は私の好みでは無いから観終えた気分はスッキリしなかった。

 

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ゴールデンウィークの山岳遭難について

2016年05月04日 | 日記

 5月4日(水)

 登山を趣味とする者としては残念な事何だけど、今年のゴールデンウィークも山岳遭難事故が多発した。死者の数から言えば交通事故や自殺者の方が遥かに多いのだろうが、事故の特異性からマスコミには大きく取り上げられる。

 この時期に遭難が多発する要因を考えてみると

1 長期の休みが取りやすいので入山者が格段に増加する。

2 この時期から各山小屋が一斉に営業を開始し、登山口へのアクセスも便利になるので、初心者の入山が容易になる。

3 人里は春の盛りだが、標高の高い山はまだ雪が残り冬山の装いだ。その雪が昼間は溶けてグサグサの湿雪となりそれ程滑りはせぬが、夜間の冷え込みで朝方は凍結し、それが滑落の危険性を増す。又、残雪が登山道を覆い隠し、道迷いを引き起す。

4 5月は「メイストーム」という言葉があるように、天候の変化が激しく、悪天化では猛風雪となり、視界を奪われて登山者は行動不能となる。又その際に身体を濡らしてしまうと凍死の原因となる。

 現在、登山者の主流を中高年が占めているので、当然遭難者も中高年が圧倒的に多く、事故に対する世間の風当たりも決して優しくは無い。

 「好き勝手に行って、地元に迷惑を掛けている。」、「何でワザワザ危険な場所へ行くんだ。」更には「山なんか行くな。」等と・・・確かに無謀な登山者も少なからずいるから批判したくなる気持ちも判らぬではないし、事故を起した人はその事を反省し事後の教訓とすべきだろう。

 しかしながら、それでも私は「中高年よ山へ行け」と言いたい。登山にやるからには、それなりの体力とチャレンジ精神が必要だ。簡単に言えば、「元気」がなくちゃ登山はできない。

 逆な言い方をすれば、登山が元気の源にもなっているのだ。家に籠って粗大ゴミになってる老人より、活発に活動する元気な老人の方がいいでしょう。我が国は老人大国だから、年寄りが元気になれば日本も元気になる。

 それに登山業界というのは目立たぬけれどけっこう巨大な産業で、多くの山小屋や麓の宿泊施設、登山用具メーカー、登山用品店、登山ツアー会社、交通業界等が潤っている。もし中高年の登山ブームが去ってしまったら、これらの業界は大打撃を受けるだろう。日本経済活性化の為にも中高年は大いに山へ行くべきなのだ。

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「高齢者向け給付金」について一言もの申す

2016年05月02日 | 日記

 5月2日(月)

 政権与党である自民党の主導で、今年「高齢者向け給付金」が実施される。もうご存知の方も多いと思うが、下記の事項に該当する人には一律一人3万円が支給されるというものだ。

 「65歳以上の人」、 「平成27年度住民税が非課税の人(但し扶養されている人は覗く)」、 「生活保護受給者は除く」、

 推定では該当する高齢者は1000万人程になるらしい。低所得高齢者を支援し、併せて経済の活性化に繋げる。何てもっともらしい理屈を言ってはいるが、夏の参議院選を控え投票率の高い高齢者を狙った選挙対策のバラマキであるというのがミエミエだ。

 しかし世の中の高齢者には、暮らしていくのにカツカツの年金しか貰えず、更にその中から税金を奪取されてる者だって数多くいる。その人々にすれば、「アンタラから税金をブン取るけど、給付金はやらないよ。」という国の態度は、神経を逆なでするようなヤリ口だ。

 「テメーら喧嘩売ってんのか。ヨーシ上等だ。金輪際自民党何かに入れてやるもんか。」と不満鬱積の年金受給者も多いのでは・・又恩恵を受けない非正規雇用の若年世代だって、「何だい、年寄りばかり優遇しやがって」とこれまた不満が鬱積するのでは。

 この鬱積がやがて全国に波及して、夏の参議院選は自民党が惨敗する。こんな筋書きもありそうな・・・安倍さんそこまで読んでいましたか。そのお金は、熊本や大分の震災復興に使った方がよっぽど良かったのに。

 

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