monologue
夜明けに向けて
 

告白  


ある日、オクラホマの大学生とチャットしていると「コンフェッション」という映画の話しが出た。それは 「ゴング・ショー」「デート・ゲーム」「新婚ゲーム」等の大ヒット番組を生み27本のレギュラー番組を持っていた伝説的TVプロデューサー、チャック・バリスの映画である。彼にはCIAの秘密工作員として裏の顔があり、世界各地で33人もの政府要人などの暗殺を続けたという内容だった。
大学生はわたしにチャック・バリスの印象を尋ねた。
上の写真はわたしが「ゴング・ショー」に出演したときのものである。、
司会のチャック・バリスはいかにも人のいい小男のおじさんでそんな雰囲気はみじんもなかった。と応えるしかなかった。「コンフェッション(告白)」という意味ありげなタイトルに惹かれて見た人はどこまでが冗談かわけがわからなくて困ることだろう。かれは人を煙にまくためにあの映画を作ったのだろうか。
fumio


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