monologue
夜明けに向けて
 



藤圭子さんが3月3日、ニューヨークのケネディ国際空港で現金約42万ドル(約4900万円)を差し押さえられていたことが話題になっている。手荷物検査で、麻薬取締局の麻薬探知犬が現金に反応し、差し押さえられたという。
フジテレビの番組でそのお金はラスベガスのカジノで使用する資金と説明していた。
かの女は岩手県一関市で生まれ両親の巡業に連れられ北海道や東北を巡る生活をしていたが上京後、目の不自由な母と浅草、錦糸町などで「流し」をする薄幸の演歌歌手としてデビューしたのだった。歳月はその薄幸の少女を変貌させていた。
大金を手にすると毎日がテストのようになる。いかにそのお金を有益に使うか。
どのように社会に還元するか。だれにとってもむつかしい。
かの女がベガスで博打に使うのがいいのか没収して社会のために使われるのかどちらが有意義なのか。
今回、博打に使う前に差し押さえられたことは藤さんがまだ大きな意志に見捨てられていないということのようだ。自分を振り返り覚醒するチャンスを与えられたのだ。これからの世界は覚醒した女性たちが拓くのだから。
fumio



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