作業療法室で革細工「彷徨(さすら)うヴィーナス」と「 風の中の北京家鴨ダック)」を保存したワープロ「書院」のフロッピーディスクをもらって、お世話になった方々に妻と一緒に挨拶をすませて新車の助手席にわたしが乗り込むと妻はカセットテープをかけてくれた。それはボン・ジョヴィのアルバム『Slippery When Wet 邦題ワイルド・イン・ザ・ストリーツ』だった。You Give Love A Bad Name やLivin' On A Prayer などの演奏の素晴らしさに圧倒された。ヴォコーダーの使い方のうまさに感心した。