デンマークのコペンハーゲンで開催された国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP(Conference of Parties)15)は、産業革命前からの気温上昇を摂氏2度未満に抑えるとの目標が設定された「コペンハーゲン協定」の全会一致での採択を断念し、「留意する」というあいまいな決議を採択して19日に閉幕した。
先進国と発展途上国とが国益を主張しあうばかりでは永遠にまとまらない。国益から地球益、そして太陽系益、銀河益、宇宙益へと視点を移さなければ近い将来の滅亡は避けられないのだろう。これまで同じ問題に直面し、そのたびに失敗して滅亡を繰り返してきた人類が今回はどのようにして乗りきってゆくのだろうか。何度学習しても前回の記憶が消されてしまうのでむづかしいのだろう。
fumio
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