monologue
夜明けに向けて
 



今期の連続ドラマで首位を走った現代の医者が幕末にタイムスリップするストーリーの「JIN -仁-」(TBS)は最終回で視聴率が25パーセントを超えたそうだ。続編を期待させるあいまいな終わりかただった。来年映画もできるということだし楽しみである。

 その「JIN -仁-」の第一回の放送では、主人公南方仁(みなかたじん)の恋人で、小児外科医の友永未来(ともながみき)が、2年前に脳腫瘍が見つかり、仁の手術を受け植物状態になってしまい、仁はその未来に向かって呼びかけさまざまなことを語り続ける。その場面を見ていてわたしは自分の脳内出血手術を思い出した。術後の昏睡状態にあっても人の呼びかけは聞こえた。ただ反応はできない。わたしの場合は回復期にわけのわからないことを口走り周囲の人々を困らせたが意識がないようにみえる患者への呼びかけや話しかけは確かに効果があると思える。
fumio

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )