昨日BSJAPANで「GRACE OFJAPAN 伊勢神宮 内宮」という番組があった。
伊勢神宮の内宮は皇大神宮で天照大神(大日霎貴(オオヒルメムチ)尊)を祭っていて、外宮は豊受大神宮で祭神は農業などを司る豊受大神である。四つの別宮の一つの多賀宮(たがのみや)には豊受大神の荒魂が祀られていて禰宜(ネギ)であった度会(わたらい)氏(一般には出口姓)は伊勢神道で豊受大神を「止由気皇大神」と書き「大元神」であり、国常立神あるいは天御中主としている。
すなわち、宇宙の始原神で、内宮の天照大神より上とみているのだ。伊勢神宮の真の祭神は天照大神なのか豊受大神なのか判然としない。
遠くにあるので遠の宮と呼ばれる別宮、六芒星の紋の神社として有名な南伊勢、志摩の一の宮、伊雑宮(いざわのみや)の姿も映していたが立札の文字は「伊雑宮」の「雑」の字の扁が「九に木」ではなく「ナベブタに人人に木」で旁がフルトリになっていた。真のアマテラスはこの宮におられるという説が古来ささやかれている。
fumio
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