monologue
夜明けに向けて
 




 六ケ所村の核燃料再利用システムは、再利用とは名ばかりで実はプルトニウムの抽出が主な目的であることが、人々に知れるだろう。しかし、その際にも、我と我が身だけを大切にする一部の権力者に一蹴されるだろう。自分達の欲の醜さを知ることになるのは、数年後だろう。この施設の地下から、鉄分とカルシュウム分、そしてマグネシュウムを多く含んだ水が大量に湧き出てくるだろう。施設は水浸しになるだろう。水浸しの上に、急な寒波に襲われて凍結した場合に、どうなるかを考えてご覧。この施設の下にある断層は、不活性断層では無い。活性断層であることを忘れてはいけない。            あなた方、人間の近視眼的な野望達成の結果が、自分達の生活にどんな影を落とすのかをしっかり見なさい。この1990年から3 年間というのは、地球の自浄作用のホンのスタ-トでしかない。ちょっとした身震い程度だ。しかし、ミクロのあなた方人間には大きな変化に見え、打撃となることも多いだろう。

 東京では地盤沈下は各所で起こるだろう。土地の隆起も見られる。東京タワーの4本の足の内の一本を支える地盤は沈下の方向なので、いずれ東京タワーは傾くだろう。都心から子供と犬・猫の姿が見られなくなる時、都心の生命は終わる。大規模な火災が発生するだろう。

 元々、標高が低いと言われている土地には、汚水が滲み出てくるだろう。ゴミの集積で作られた土地は沈下してゆく。何故ならば、土壌の奥の方でミイラ化が進んでいるからだ。

 副都心の地下は水脈が枯渇しているため、これもミイラ化しているので、都庁が新しくなっても、人々の心は晴れない。5~6年後からミイラ化した土壌の沈澱化が始まるだろう。コンクリ-トとアスファルトで固められて、窒息状態になった土地には、何も生きることは出来ない。人間だけが生き残ると思うのは大間違いだ。まず、顕著に現れる現象は若者の無気力化だが、これは既に起きている。次に人間という種の保存能力の低下、つまり繁殖欲の無い人間が増加するだろう。そして、繁殖したくてもその能力の無い人間が増えるだろう。
皇居に飛来してくる野鳥の種類に、変化が起きた時には、手遅れなのだと知りなさい。


「アリオン発言集」より 
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以前発されたこの預言を時折読み直している。残念ながら築地から豊洲への移転で東京都心のミイラ化が垣間見えた。
地球はいくら身震いをして自浄しょうとしてもその能力で追いつかない核のゴミにおおわれつつある。種の保存能力の低下による少子高齢化が進み行き着く先は…。
fumio

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