monologue
夜明けに向けて
 

水没  




地上に蒔かれた人類の種は至高のアトランティス文明を構築して栄えたが科学が発展し過ぎてブレーキが利かなくなったので一旦水没してやり直すことになった。
それで海底火山が噴火してアトランティス文明は水没した。
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水の中で
水の中で あなたはプクプクと笑う
わたしは
ユーラユラとサンゴに隠れた アーアーアー
神に背いてばかりいたわたし
水の裏に朝日が昇るのが見えた
あなたのお顔に光が射した アーアーアー

神を欺いてばかりいたふたり

水の上に  わたしはププカプカと浮かぶ
あなたも一緒に膨れて浮いたアーアーアー

神を裏切ってばかりいたみんなアーアーアー
ハレルヤ
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そして次に勃興したサイリュート文明も様々な問題に対処できず海底に沈められたのである。
第三次世界大戦が「中国、パレスチナ、インド、アフリカ、米国」などの国同士の損得勘定や利害関係によって始まり、戦争が起きれば、合衆国は大地に落ちる「灰の瓢箪」によって壊滅するということである。
その核爆弾の放射能を今回も水没によって浄化しようとしても、すでに二度の水没を経験している地球にはもう再々生する余力がないというのだ。なんとか戦争を回避するために人類は英知を集めて存続の道を進まねばならない。
fumio


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