monologue
夜明けに向けて
 

対峙  




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天草四郎が押し寄せる幕府軍と対峙する場面。
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舞台

16歳の美少年天草四郎時貞は薄化粧して美しい艶やかな衣装を身に着けて、原城を舞台として踊った。キリストを讃美する言葉 LOVVAD・SEIAOを反乱軍みんなで「ラヴアンド・セイ アイオオ サクティシム・サクラメント」Love and say I,oh SẨCTISSIM・ SACRAMENTO (最も貴い秘蹟を愛おしみ唱える)、と歌った。一揆衆たちはその言葉をみんなで唱和した。どんどん声が重なってコーラスになった。四郎の踊りに合わせて踊るとだんだんなにがなにかわからなくなってくる。
幕府の鎮圧部隊は攻めることを忘れて一揆衆のパフォーマンスにただ見とれた。自分たちもわけがわからないながらも一揆衆の言葉に似た言葉を唱えて身振り手振りを真似してみた。すると自分たちもまたわけのわからない高揚感に包まれた。四郎の放つ妖しいオーラがカリスマ性を持って見る人々を魅了したのだった。
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fumio


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