しまなみ海道自転車通行料が今日19日から全線無料になった。
多分サイクリストは喜び、実施した広島県・愛媛県、尾道市・今治市は自らの英断を誇示している
だろう。
全国のいや世界のサイクリストを、このしまなみ海道に呼び込み沿線地域の活性化を図ろうと言う
のだから。
村長もその趣旨に反対ではない、むしろ活性化のためには良い事 湯崎知事もよくやると思うが、そ
の沿線住民として素直に喜ぶ気になれない。
一つは何故今回の無料化が自転車だけでバイク等の軽車両が含まれないのか? 年に数回しか通行しな
い外の自転車は無料、毎日通勤で使っている人は有料・・・・同じゲートを通って同じ料金箱に自主的
に入れるのに・・・
矛盾を感じざる得ない、サイクリング大会やシーズンになると、その島々の人々が一生懸命お世話し
ているのに、これはバイク(125CC以下)の軽車両を全て無料化とすべきと思う。
サイクリストが大いに集まり経済が活性化すれば、いずれは沿線住民も富は還元される・・・なんて
綺麗事では済まない。
もう一つ、昨年4月からは無料となった旧尾道大橋(ホントは尾道大橋が正しい)、この経緯のことを思
い起こすと国や県のやることは実に信頼できない。
何回かブログでもアップしたが、元々減価償却できたら無料にする・・・と言っておきながら、しまな
み街道の新尾道大橋の工事が始まったら、旧尾道大橋もしまなみ海道に含める・・・ととっておきの詐欺
を行ったのはだれか。
しかし、そんなことをすれば永久に無料にはならない、生活道路がですよ、さすがに相次ぐ陳情に広島県
が買い取り、昨年ようやく無料に、音戸大橋の無料化と比べてほしい どれほど遅れたことか。
これなんか、もっともそこに住む住民をコケにした道路公団=国・自治体のやり方だ。
そんなことで、今日から始まった自転車だけの無料化にも、沿線生活者をコケにした自治体の一人よがり
で偏った行政活動と映ってしまう。
早くバイク追加したら・・・