


旧布野ダッシュ村日記です。
テレビやネット報道によると、15日アフガニスタンの
首都カブールが陥落した。
ガニ大統領は隣国に亡命し、タリバンがアフガニスタ
ンの政権を掌握したことになる。
まもなくタリバンによる新政権が発足することになるが
、ここまでの20年間は長かったが、最近の全土掌握の展開
は想定外の速さだった。
アメリカ軍の撤退を前に一気に攻め落とした感じだ。
ここで思い出してほしい、1975年4月30日当時の南ベト
ナム首都サイゴン(現ホーチミン)が、やはり北ベトナムに
よって陥落した。
やはりアメリカ軍が、20年に渡って南ベトナムの傀儡
政権を支援し、軍事援助していたが。
アメリカ国民や世界の反戦運動の高まりと、長引く戦争
に手を焼いていたアメリカ軍が、手を引きかけた時の陥落
だ。
今回と同じように、アメリカ大使館員とその関係者は軍
のヘリコプターで退避だ。
sekiにはタリバンの良し悪しは分からないが、アメリカ
軍の撤退・首都の陥落というと、ベトナム戦争を思い出す。
あれから46年、統一ベトナムは安定した発展途上国にな
っている。
アフガニスタンもそうなってほしいもの。