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旧布野ダッシュ村日記です。
気象庁の梅雨明け時期の変更を見ていて。
とんでもなく古い予報を思い出した、ガキのころだから
65年ほど前の天気予報だ。
もちろんネットは無いしテレビもなし、NHKラジオしか
なかった。
そのNHKラジオで夏休みのお昼に放送されるのは、農事
放送そして天気予報だ。
多分こうだったと思う「天気は晴れ、山沿いでは一時雨」
この天気予報を備後地方の農家はよく聞いていた。
理由はイグサを道路端に広げて乾燥させるためだ、一時雨
のポツリがくると、大人も子供も乾燥中の井草を縄を引っ張
って大急ぎで片付けた。
イグサとは備後畳表のゴザの部分だ、田んぼでイグサを作り
夏場大きくなったら、刈って泥水に浸けて天日乾燥させてイグ
サとなる。
それにしても、おおらかな時代だったのだろう、山沿いでは
一時雨で通用していたのだから。
また、30分ほどザーッと降ってパッと晴れる夕立と、天候の
の方も分かり易かった気がする。
対して、現代はネットもテレビも瞬時に世界の情報は伝える
が、天気予報の確率は上がったのだろうが、まだまだ難しいの
でしょう。
そのイグサ、もう尾道では誰も作っていないそうだ・・・・