6月に庭で見つけたアゲハの幼虫4匹が、順番に羽化して旅立ち
7月3日、最後のナミアゲハを空に放したら、何だか心にポッカリと穴があきました。
これはエサをあげるイモムシが居なくなって感じる「イモレス」なのかも(+o+)
そんな私に何と!早々にサプライズプレゼントがありました。
ジャーン(^m^)
朝、庭で水まきしていてふと顔を上げると、この子がいました。
下にフンが落ちているからいるんだろうとは思っていましたがいくら探しても見つかず・・・
それがその日に限って、ちょうど目の高さに突如として現れたのです!
ツルをたぐり寄せて、ゲットしました(#^.^#)
ヤマイモの葉を食べているので、キイロスズメの幼虫です。
保護色とは思えない茶色で、今日まで私に見つからずにいたなんて。
やっぱりプレゼントですね、ありがとう\(^o^)/
部屋につれてきて体長を測ると、9cmもありました。
キイロスズメの幼虫の体色は、緑色や黄色っぽいの、また褐色のものと
バラエティーに富んでいるのですが、この子はコーヒーのような色で
体側面の斜め模様はコーヒーに溶けたミルクのようで、モカちゃんと名付けました。
*
この日からヤマイモの葉を採ってくるのが日課になりました。
キイロスズメを初めて飼育したのは3年前でした。
庭で見つけた巨大イモムシが何か分からず、部屋に戻ってイモムシハンドブックで調べていました(笑)
初めてのイモ育てに試行錯誤した日々を懐かしく思い出しつつ・・・
朝に葉を入れて、夕方に食べ尽くされたツルを片付けて、また葉を入れるを繰り返して3日後
あれ?葉っぱが減ってない。
見るとエサの葉を糸で粗く綴ってマユを作っていました。
もう少しゆっくりしていけば良いのに(´A`)
サナギになってから5日後、マユの糸をハサミで切って、サナギを取り出しました。
心配していた寄生も無かったようで一安心です。
6cmもある大きなサナギには、翅になる部分や触覚の形がクッキリと浮かび上がっています。
飼育ケースにキッチンペパーで足場を貼ってサナギを戻しておきました。
大型の蛾なので羽化は2週間後くらいかな。
**
前蛹になってから本当に2週間後の深夜0時、キイロスズメが羽化しました。
気が付いたときには翅がきれいに伸びていました。
ケースの蓋を外して上から見たところです。
きれいな翅だなぁ・・
指に乗ってきたので、ケースから出しました。
スズメガは飛び立つ直前に翅を細かく震わせるのですが、この子はじっとしています。
まだ飛び立つ準備ができていないのかもしれません。
アゲハ蝶たちとはゆっくりお別れ会ができなかったので
イモムシだった頃のことを思い出しながら、手に止まってくれたこの時間を楽しみます。
さあ、夜も更けてきたのでそろそろお別れをします。
網戸を開けて、手すりのすだれにつかまらせました。
田舎なので灯りがほぼ無いけど(笑)夜行性のキイロスズメなら平気でしょう。
お腹の両脇が鮮やかな黄色をしています。
これがキイロスズメという名前の由来だそうです。
翅を立てたり、また寝かせたり・・・
飛び立つのをしばらく待ちましたが、まだタイミングではないようでした。
「元気でね、もしもメスだったら、また庭へ卵を産みに来てね」
そう言って網戸を閉めました。
***
翌朝、窓の外にスズメガの姿はなく、無事に飛んでいったみたいです。
飼育ケースの中には、脱皮のときに出た大量の液体のあとと
脱ぎ捨てたサナギの殻が残っています。
毎度のことですが、ちょっと寂しい気持ちになります(´A`)
今回この記事を書くために、過去に書いたキイロスズメのブログ記事を見ていたら
毎年8月の終わり頃に幼虫を見つけていました。
9月にサナギになったものが越冬して翌年の春に羽化していたり・・
ということは、今からがイモムシ発見の本番かも!
サプライズがまたあるかもですね(^m^)
以上、キイロスズメが無事に羽化したお話しでした(#^.^#)
7月3日、最後のナミアゲハを空に放したら、何だか心にポッカリと穴があきました。
これはエサをあげるイモムシが居なくなって感じる「イモレス」なのかも(+o+)
そんな私に何と!早々にサプライズプレゼントがありました。
ジャーン(^m^)
朝、庭で水まきしていてふと顔を上げると、この子がいました。
下にフンが落ちているからいるんだろうとは思っていましたがいくら探しても見つかず・・・
それがその日に限って、ちょうど目の高さに突如として現れたのです!
ツルをたぐり寄せて、ゲットしました(#^.^#)
ヤマイモの葉を食べているので、キイロスズメの幼虫です。
保護色とは思えない茶色で、今日まで私に見つからずにいたなんて。
やっぱりプレゼントですね、ありがとう\(^o^)/
部屋につれてきて体長を測ると、9cmもありました。
キイロスズメの幼虫の体色は、緑色や黄色っぽいの、また褐色のものと
バラエティーに富んでいるのですが、この子はコーヒーのような色で
体側面の斜め模様はコーヒーに溶けたミルクのようで、モカちゃんと名付けました。
*
この日からヤマイモの葉を採ってくるのが日課になりました。
キイロスズメを初めて飼育したのは3年前でした。
庭で見つけた巨大イモムシが何か分からず、部屋に戻ってイモムシハンドブックで調べていました(笑)
初めてのイモ育てに試行錯誤した日々を懐かしく思い出しつつ・・・
朝に葉を入れて、夕方に食べ尽くされたツルを片付けて、また葉を入れるを繰り返して3日後
あれ?葉っぱが減ってない。
見るとエサの葉を糸で粗く綴ってマユを作っていました。
もう少しゆっくりしていけば良いのに(´A`)
サナギになってから5日後、マユの糸をハサミで切って、サナギを取り出しました。
心配していた寄生も無かったようで一安心です。
6cmもある大きなサナギには、翅になる部分や触覚の形がクッキリと浮かび上がっています。
飼育ケースにキッチンペパーで足場を貼ってサナギを戻しておきました。
大型の蛾なので羽化は2週間後くらいかな。
**
前蛹になってから本当に2週間後の深夜0時、キイロスズメが羽化しました。
気が付いたときには翅がきれいに伸びていました。
ケースの蓋を外して上から見たところです。
きれいな翅だなぁ・・
指に乗ってきたので、ケースから出しました。
スズメガは飛び立つ直前に翅を細かく震わせるのですが、この子はじっとしています。
まだ飛び立つ準備ができていないのかもしれません。
アゲハ蝶たちとはゆっくりお別れ会ができなかったので
イモムシだった頃のことを思い出しながら、手に止まってくれたこの時間を楽しみます。
さあ、夜も更けてきたのでそろそろお別れをします。
網戸を開けて、手すりのすだれにつかまらせました。
田舎なので灯りがほぼ無いけど(笑)夜行性のキイロスズメなら平気でしょう。
お腹の両脇が鮮やかな黄色をしています。
これがキイロスズメという名前の由来だそうです。
翅を立てたり、また寝かせたり・・・
飛び立つのをしばらく待ちましたが、まだタイミングではないようでした。
「元気でね、もしもメスだったら、また庭へ卵を産みに来てね」
そう言って網戸を閉めました。
***
翌朝、窓の外にスズメガの姿はなく、無事に飛んでいったみたいです。
飼育ケースの中には、脱皮のときに出た大量の液体のあとと
脱ぎ捨てたサナギの殻が残っています。
毎度のことですが、ちょっと寂しい気持ちになります(´A`)
今回この記事を書くために、過去に書いたキイロスズメのブログ記事を見ていたら
毎年8月の終わり頃に幼虫を見つけていました。
9月にサナギになったものが越冬して翌年の春に羽化していたり・・
ということは、今からがイモムシ発見の本番かも!
サプライズがまたあるかもですね(^m^)
以上、キイロスズメが無事に羽化したお話しでした(#^.^#)