風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

メジロばっかりずるい!ヒヨドリの抗議。

2023年02月15日 | いきものの観察や飼育
無人販売で買って来たみかん
メジロのために庭に出していたら
頻繁にヒヨドリがくるようになりました。

ここはアケビのつるが入り組んでいて
体の大きなヒヨは入り込めないのです。
羨ましそうにジーッと見つめるこの顔。


また違う日。
今度は庭のフェンスにとまって
鳥かごの中に置いたみかんを見ていました。


冬の終わりのこの時期が、いちばん餌がなくて
どの鳥もお腹を空かせています。
えこひいきはダメですね。
ヒヨドリのために餌台を設置しました。


何年か前に作った「果物を刺す」台を引っ張りだしてきて
みかんを刺して窓から見ていたら、すぐにヒヨがやって来ました!


デジカメを持って、そーっと庭に出て
離れた場所からズームで撮ってみました。
やんちゃ坊主みたいな顔で可愛いですね(#^.^#)


エサがあると、たくさんの鳥が集まってくるかと思ってましたが
ヒヨドリ同士は縄張り意識が強いらしくて
庭に来るのは、縄張りを勝ち取った決まった子のようです。

メジロも可愛い顔をして、けっこう気が強く
うちの庭でのメジロ同士の縄張り争いはすごいです。


メジロの食べたあとのみかん。


それに比べて、ヒヨドリはこんなふう。
袋まで食べるんですね。


ヒヨドリが来ていた枝の下を見ると
フンに混じった植物のタネがたくさん落ちていました!
ぜんぶ発芽したら、たちまち庭が森になりそうです(笑)


拾い集めると
メジロのよりも大粒です。


見覚えがあるのは、マンリョウとナンテンの種。


そういえば、庭でナンテンの木の辺りから
ヒヨドリが飛び立つのを何度も見ました。
いつの間にか、赤い実が無くなっています


地面ギリギリの低い位置にある
マンリョウの木からも、ヒヨが飛び立つのを目撃。
うわさでは、どちらも不味い果実らしいのですが
冬を越す、命をつなぐ食料なのでしょうね。


**
今朝も庭に来ていたヒヨドリさん。
私が近づいても、チラッと横目で見ていて
少し咳払いしたくらいでは動じなくなりました(笑)

こんな寒い夜に、鳥たちはどこにいるんだろう。
もうあと少しで春になるよ。
コメント (8)
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種をまいた柿、3年目の記録/2022年

2023年02月10日 | カキ 実生
種をまいたのは2020年の2月。
ちょうど3年前の、今頃の季節でした。

写真を見て懐かしくなりました(#^.^#)
この手袋、100均で買ったものですが、今年もまだ使っています。
毛玉がないのが初々しい(笑)

「山柿」野生の柿です。
果実はピンポン玉か、大きくてもゴルフボールくらい。

名前に「山」がつく果樹・・・
思いつくのは山栗、山桃、山葡萄くらいだけど、あと何かあるかな?
山林檎とか、山蜜柑とかあったら見てみたいな(^m^)

岐阜の叔母が送ってくれた「富有柿」の、残り1個が
トロトロに熟してしまったので、庭で小鳥にあげました。


数日後、立派な種が落ちていたので
拾ってこれもまきました。


2020年5月、発芽・・・
ここまでは前回のあらすじみたいな感じで(笑)


**
2年後の2022年4月下旬、柿の新芽が芽吹き
また一年が始まりました。


柿の芽吹きは早くて、3月の下旬に緑色が見えてきます。


一ヵ月後。


同じ日に撮った写真ですが、葉の形や色がずいぶん違います。
この子が富有柿かな?
名札をつけ忘れて、どれが誰だか分からなくなってます(^^ゞ


樹高を測りました。
いちばん小さい子が約22cm。


2番目の子は約24cm。


いちばん大きい子は、35cmくらいかな。
今年の成長が楽しみです。


***
7月中旬、4号鉢に植え替えをしました。


黄緑色の葉がきれいです。


8月から9月はベランダで、午後に日陰になる場所に鉢を置いて
よく乾くので朝晩水をあげました。
柿は水分を欲しがる植物だそうです。


11月になりました。
ほんのり紅葉して、葉が落ちるようになりました。


11月中旬、冷え込みと共に、葉色が紅くなっていきます。


こんなに細い枝なのに
今年も、アミガサハゴロモが産卵していきました。
この細さがちょうどいいのかな?


11月の終わり頃、最後の一葉が散り
冬がきました。


****
こちらは昨日撮った写真です。
柿はビニール温室に入れてなくて、幼い苗木の中でも野生児です。


立春を過ぎて、少しずつ春に向かっているのを
この子たちも感じていると思います(#^.^#)


以上、2022年の柿の成長記録でした。
今年は4年目になるので、急成長するかもしれません。
このまま鉢植えで育てて、実がなるのは難しいかな。
2023年も見守っていきたいと思います(^-^)ゝ
コメント (8)
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謎多き植物、ガガイモ。

2023年02月06日 | ガガイモ 実生
ガガイモ観察の始まりは、2019年の秋に
よく行く神社で果実を見つけたところからでした。

2020年1月に種まきして、4月に発芽。
1年目は、春から秋まで7号の植木鉢で育てて
つるは伸びたけど、花は咲かなかった。
冬になると地上部は枯れてしまいました。

2021年4月、枯れた植木鉢から新芽が出てきて
更に、昨年植木鉢を置いていた地面からも
新芽が伸びて、夏にはつるがベランダに届きました。
たくさん花が咲き、20個以上の果実を収穫して
幸せな時を過ごしました(#^.^#)


そして2022年は・・・

あれ?
おおーい!ガガ様~どうしたの~~
去年あんなに繁栄した場所から
春になっても新芽が出てこない(ll゚д゚)
仕方ないので、4月に鉢植えから出た新芽を地面に植えました。


そういえば野外で探しまくった自生株も
去年あった場所に、翌年は姿が見えない事がよくありました。
繁殖力が旺盛で「一度生えると雑草化する」と言われているのに・・・
第一の謎は、ガガイモって丈夫なの?それとも繊細なの?です。

5月になると葉は小さいながらも、つるが伸び始めました。


同じ頃、家の東側の去年の鉢植え跡地に
新芽が伸びているのを発見しました!


芽の先っぽが掴まるところを探しています。


5月の終わり頃、モッコウバラのつるに取り憑いて(付いて)
ぐんぐんと成長を始めました。


目が届く低い位置で花が咲くのを観察したいので
つるをジクザクに這わせようと思いましたが
上に伸びたい、ガガ様の強い意思を止めることはできず・・・


8月には屋根の上まで登って、花を咲かせました。
庭を歩いている時、良い香りで気付きました(#^.^#)
デジカメのズームで撮ったら、たくさん咲いています!


咲いている場所の近くに窓がなくて
花を間近で観察することはできませんでしたが
秋にはきっと、たくさん実がなるかなと期待していたら・・・
えっ?なんで(ll゚д゚)
実は、たったの1個だけでした。

第二の謎、ガガイモの結実ってそんなにシビアなの?

**
ガガイモはつる性多年草で、木ではなく草です。
草と木の違いは、いろいろ複雑なのですが
超簡単にいうと、(茎、幹に)年輪ができるかどうかという感じです。
似たようなつる性植物を調べたら、カラスウリとヘクソカズラは草で
アオツヅラフジ、ノブドウは木でした。

その他にも「半低木」というのもあって
こちらは生育環境によって木になったり、草になったりする植物。
サルトリイバラやセンニンソウなどが、その種だそうです。
木か草か、野菜か果物か、ナッツかビーンズか?・・・
生き物だもの、簡単に区別できないのでしょうね(^-^)ゝ

ガガ様は草なので、地上部分は冬に枯れてしまいます。
家の西側に出た2本の茎も、スカスカになっていました。


4月に鉢植えの苗を植えたつるには
1個だけ実がなりました。


だいじに収穫して、部屋で追熟していたら
パカンと割れて、種は飛んで行く準備ができました。


***
今年の春に、また新芽が出てくるかな?
もしかしたら、ガガイモって花が咲くと枯れる2年草だったりして(笑)
あと、第三の謎は・・
脇芽を出そうと思って摘心したら、その後まったく成長しなかったこと。
調べても「きゅうり」の例が出てくるだけで、分からないままなので
もう一度観察してみたいです。


今年も種をまいてみようかな。
以上、2022年ガガイモの成長?記録でした(^m^)
コメント (2)
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小鳥の種まき

2023年02月05日 | いきものとか植物とか、いろいろ
買い物に行く途中
無人販売所でミカンが売っていました(^^♪
大小10個くらい入って100円です!


農家さんの庭先で採れたミカンで
見た目はあまり良くないけど、甘くて美味しいのです。
車を停めて2袋買ってきました(^^)/


うちに帰って食べてみると、果汁がたっぷりで
甘~い「当たりミカン」でした!
たくさんあるので、鳥さんにもおすそ分けします\(^o^)/


ヒヨドリに追われず、メジロがゆっくり食べらるように
えこひいきだと分かってるけど(笑)
鳥かごオブジェの中にミカンを入れて吊るしておきます。


サザンカの垣根からチーチーと鳴き声がして
すぐにメジロがやってきました。


ワイヤーハンガーで作った餌台には
ヒュンっと音がするほどのスピードでペアが飛んで来て
片方が食べている間、もう片方が見張りをして
仲良く順番に食べています。


半分のミカンに2羽が乗れるくらい
メジロって本当に小さくて可愛いです(#^.^#)
そろそろ交代してよ~
はいはーい。


小さな口ばしで果実をひと粒ずつついばんで食べるので
食べたあとの皮は、まるで芸術品のようです。



先日、ミカンを新しいものと替えようとしたら
皮の中に粒が混ざったフンが付いていました。
植物のタネですね。


いろんな大きさの粒々があります。
メジロはどんな植物の実を食べているんだろう?


ちょっと興味がわいてきたので、まいて観察してみます(^m^)
プランターを出してきて、培養土を入れたところに
ミカンの皮に付いたフンを水で洗い流してみました。
すごくテキトーな種まきですが、自然界でもこんな感じですよね。


どんな芽が出るかな?
春が来るのがいっそう楽しみになりました(#^.^#)
コメント (4)
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オオバベニガシワ/2022年の成長記録

2023年02月02日 | オオバベニガシワ
種をまいて育てている植物たちの成長を
ちゃんと記録しておきたいと思っているのですが
日々の暮らしの中、一年があっという間に過ぎてしまい
みんな大きくなってしまっていています(^^ゞ
でも今年の春、落葉樹の子たちが芽吹く前に記録をまとめておきたい!
名簿順でアマリリス、アルストロメリアに続き
今回はオオバベニガシワのことを書いていきます(^^)


2020年4月、蝶が舞うようなオオバベニガシワの群生を見つけました。


3本ほど貰ってきた枝を台所に飾って
その後、挿し木をしました。


1本だけ根付いた幼苗が冬を越し、2021年の4月に芽吹き
2年目の冬を越した2022年4月までの記録が
前回のブロク記事でした(たぶん(^^ゞ)

**
ここからは、2022年4月から今日までの記録です(^^)/
4月中旬、葉の色が真っ赤から赤へと変化してきました。


2か月後の6月、葉が大きくなっていくにしたがって
どんどん色褪せていきます。


それが7月中旬!葉緑素が倍増?
葉が色褪せた黄色から、瑞々しい黄緑色に生まれ変わりました!


植え替えます。
2リットルのペットボトルと比べると、背の高さはこれくらい(^m^)


3号ポットから、直径12cmの4号鉢に植え替えました。


***
似ている樹木で、同じトウダイグサの「アカメガシワ」があります。
アカメガシワは10mにもなる高木ですが
オオベニガシワは3mくらいの低木だそうです。
7月のある日、買い物の帰りに挿し木の枝を貰った「母樹」を見に行ったら・・・
オオバベニガシワの葉はこんなに大きくなるんですね!
アカメガシワの葉より大きい。
うちの子は、夏から秋までどれくらい成長するかな。



うちの子、4か月経って11月初旬に背丈はあまり変わらず(笑)
成長を楽しみにしていたのですが・・・
葉の大きさもあまり変化がないうちに、紅葉しだしました。


11月の終わり頃、最後の一葉。
樹木の成長はどの種も、3年くらいは緩慢です。
可愛らしい紅葉を見せてくれました。


****
今日も、冷たい風が吹く寒い一日でした。
朝、ベランダで洗濯物を干したあと
オオバベニガシワの冬芽の写真を撮りました。


冬芽はアカメガシワと同じ「裸芽」です。


葉痕の上にポチッと付いている冬芽。
花が咲くのは、何年後だろう。


先日、買い物の帰りに母樹を見てきました。
葉痕の上にあるのは、雄花の花芽です。
花が咲く頃、また見に行きたいと思います。


*****
今年のベランダ越冬隊は、こんな感じでです。
小さなビニール温室で過ごしています。
暖かな日は、みんな外に出して日光浴をしていましたが
この1週間ほどは、昼間も気温が上がらず、ずっと温室の中です。
夜間は、この上からもう一枚覆いをしています。


明日は節分、明後日は立春ですね。
春の気配を感じる日も近いかな(#^.^#)
以上、オオバベニガシワの成長記録でした。
コメント (6)
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