風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

タニシ、やっと安住の地へ

2019年07月29日 | いきものの観察や飼育
タニシを飼うことになって、鉢を準備しました。
生えている水草を別の鉢に移して、底土を新しく入れ替えます。



土は、大きなトラクターが田んぼを耕した後に、農道にボトボト落としていったものを集めました^m^
それを鉢の3分の1くらいの深さに敷いて、水を入れて水が透き通って安定するまで待ちました。
約10日後、透き通った水中にミジンコみたいな小さな生物がいっぱいわいてきて、住みやすそうな環境が整いました。
そこにタニシを6匹入れました。



しばらくすると、水の中でこんな虫をみつけました。



水草を綴って作った巣に、細長い虫が入っています。
田んぼの土にいたのかな?トビケラの仲間のようです。



最初はいい感じで、タニシたちは気持ち良さそうに底の土の上を這っていたのですが
気温が高くなってきた頃から、タニシがみんな土の中に潜るようになってきました。
そのうちに誰も出て来なくなったので、調べたら、水質が悪化すると土に潜るとのこと(。・Д・)ゞ
思い切ってタニシを全部出すことにしました。

長いゴム手袋をして、泥をかきだし、ドロドロの中を手探りでタニシを探します。
写真を撮る余裕はありませんでしたが(笑)無事に6匹ぜんぶ見つけました!
みんな生きていてホッとしました(^^)トビケラは、田んぼに戻してきました。
これからは部屋の中で飼おうと思って、ホームセンターに底砂を買いに行って水槽を用意しました。



水槽には、サンゴの化石と水草を入れました。
3日目まではみんな、サワサワと元気に這い回っていたのですが・・・



だんだん水が濁るようになってきました。
半分ずつ、新しい水に入れ替えても、すぐにまた濁ります。
なんでだろう?
タニシ自体に水をろ過する機能があるのに・・・
水底広場から解散したタニシたちが、次々と壁を登って水面へ向かっていきました。



どうにかしてよ~と訴えているように見えます(´A`)



以前は、ベランダで飼っていたドジョウと一緒にタニシがいて
特に何もしなくても元気だったので、こんなに紆余曲折するとは思ってもいませんでした。
室内で飼うのは断念して、元の鉢に今度は砂を敷いてみることにしました。

砂は、ドジョウ水槽と同じ「コリドラスなどの底棲魚にやさしい、角のなく軽い砂」というボトムサンドにしました。
育てているヒシと、買ってきたホテイアオイを浮かべて、カルキが抜けるのを待ってタニシを入れました。



しばらくは毎日そっと観察。



1週間経っても、前みたいに潜ることも、水面に浮いてくることもなくホッとしました。
砂の上で過ごしていたり、壁面に生えてきたコケの所にくっついている子もいます。
いろいろありましたが、やっと落ち着きました。
水草をかき分けて覗く世界はキラキラしてて、とても平和そうに見えて、嬉しくて見入ってしまいます(#^.^#)



水質が安定してきたようなので、今日は別の水鉢にいるヌマエビを連れてきて、タニシのところへ入れてみました。



このヌマエビは、数年前田んぼで捕まえてきて、繁殖してたくさん増えました。
水がたっぷりで、森みたいに茂る水草がある楽園のような大きな水鉢に
メダカたちと一緒に暮らしています。



こんないい所から連れ出すのは、なんだか可哀想な気がしましたが
新天地でも繁殖して、タニシと一緒に元気に暮らして欲しいです(^^)
エビを放した砂の底に、小さなタニシがいくつかいました。
子どもが生まれているようです!



大人タニシも、元気そうで良かったです。
今回は、良い環境を上手く作ってあげられなくて、転々と引っ越しをさせてしまいました。
後でいろいろと調べて分ったことですが、水槽の水は最初は濁ることがあるそうです。
アンモニアの発生を、バクテリアが抑えることができるようになるまで「水をつくる」事が重要だそうです。
あと、タニシの殻が剥げたようになってしまったのは、カルシウム不足で
牡蠣の殻などを入れてあげると良いとのこと。
これからもタニシの可愛い姿をみられるように、気を付けて飼っていきたいと思います(^^♪



キアゲハがサナギになったけど・・・

2019年07月24日 | キアゲハ
前回のブログに書いたキアゲハの幼虫がサナギになりました!

7月14日、ちょうど10日前の夕方に、幼虫が葉っぱから離れて飼育ケースの中をウロウロ歩き始めました。
まだ少し体が小さいような気がしたので、また脱皮するのかな?と思っていたら
そのうちに、ケースのフタの裏側まで登って行って、ピタリと動かなくなりました。


こんな所でサナギになるの?(@_@)?
棒を用意するから、ちょっと下りてきてと、部屋にあった木の枝に誘導して


ケースに立てかかて、このままサナギになってくれないかと様子を見ていましたが・・・


お風呂に入っている間に、またフタの裏の同じ場所へ戻っていて
もう触るのが可哀そうなので、ここでサナギになるのを見守ることにしました。


次の日の夜、最後の脱皮をして、このような姿に変わりました。


サナギの中では肉体大改造が始まっているのに、逆さづりでも大丈夫なのでしょうか?
在るべき場所に、キチンと組織が分配されるのか?どうなのかな?
心配なので、フタを外して斜めに立てかけておくことにしました(´A`)
2日後のサナギ。


飼育ケースには「アゲハ」の幼虫もいるので、そろそろフタを戻して、また逆さづりになりました。


今日、この体勢で羽化できるのかネットで調べてみたら、フタ裏でサナギになる子は結構いるらしくて
羽化の時の足場が滑りやすく、危険なのだそうです(^^ゞ
いろいろ検索した結果、「サナギポケット」というのを作ることに決めました。
初めての体験なので、ちょっと怖いです。まずは精神統一!深呼吸をしてからサナギをフタから剥がします!


サナギって、硬いのか柔らかいのか良く分からない微妙な手触りで、指先の力加減が難しい・・・
おっかなびっくり、新生児を初めて抱っこする時の怖さと、なんだかよく似てるような(笑)
身体を支えていた肩?の辺りの糸をハサミで切ってから
つまようじの先を使って、おしりの糸を剥がしていきます。


自然界の雨風に耐えらるようにか、糸はとても丈夫で、サナギからは離れないです。


おしりの糸は、ねじってコヨリにしておきます。


3センチ四方の紙を円錐形に巻いて、下からおしりの糸を出します。
パーティークラッカーみたい。



なんだかサイズが大き過ぎなので、別の紙で作り直しました(^^ゞ
羽化の時に割れる背中の部分がポケットから出るように、サイズを整えて割りばしにくっつけます。
垂らしたおしりの糸は、セロテープで割りばしに貼り付けました。



出てきた蝶が前脚でつかまれるように、横にも棒を渡して、オアシスにさしてケースへ。
汗びっしょりで、なんとか完成しました。下手だな~(;´д`)ゞ

十字架みたいでちょっと変だけど、無事に羽化してくれると嬉しいです^^

オオスカシバが羽化しました!

2019年07月22日 | 蛾の観察や飼育
毎朝、目が覚めるとベットに横になったまま
まず最初に、棚の上にいる虫を見ます(笑)
寝ぼけているから、ぼんやりなんですが、今朝は何となく違和感が・・・
昨日まではこんな感じ。


今朝は・・・
あーーー!羽化してる!
飼育ケースを窓際へ持ってきて、寝ぼけた目で安否を確認します。


翅がちゃんと伸びていて、無事に羽化できたみたいです。
足場を作ってあげていなかったので、ツルツルした所につかまって大変だったと思います^^;


鱗粉がきれいに落ちて、透き通った翅になっていました。
蛾も、羽化したてだと寝ぼけているみたいに(笑)動きが緩慢で、手に乗せて写真を撮れるのですが
もう元気いっぱい羽ばたいて、早く外へ出して!と言っていたので、すぐに窓から空へ放ちました。
雨が降っていなくて良かったです^m^
置き土産の鱗粉は、粉といつより「粒」なんだと知りました。


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庭を歩く幼虫を発見してからの、飼育の記録を残しておきたいと思います(^o^)
7月5日の朝、幼虫を発見!


触ると頭をぶんぶん振り回して威嚇してきます。ムチムチで可愛い・・・(#^.^#)


容器に園芸の土を入れて、そこへ置くとすぐに土に潜っていきました。


一週間後の7月12日、キアゲハの幼虫を飼うために、小さな飼育ケースに引っ越しして貰うことになり
容器がそのケースに入らないので、そーっとサナギを取り出しました。


土の粒を糸で綴って、きれいな楕円形のベットを作っていました。


ベットに寝かせたまま移動して、上から土を被せました。
ピクピクお尻が動いて、ちょっと怖い。


5日後、上の方へ移動してきたみたいで、土からお尻が出ています。
外は雨・・・自然界なら濡れているんだろなぁと思い、霧吹きで水分を補給しましたが
実際、サナギを飼育するときに、これは必要なのか?
ずっと疑問に思っていることで、もし知っている方がいらっしゃったらぜひ教えて下さい!


羽化に備えて、ケースを縦に置きました。
足場になるよう、ケースの内側にキッチンペーパーを貼らなくては、と思っていたら・・・


サナギになってから17日で、今朝、無事に羽化の日を迎えました(^^)
トンボや蝶が羽化して旅立った後、手元に残った抜け殻を見ると
いつも嬉しい気持ちと、寂しい気持ちの半々になります。


きれいなベットも。





今回、この記事を書くのに、写真を整理していたら、2014年に羽化したオオスカシバの写真が出てきました。
覚え書きに、追加で載せます^^

2014年6月1日の夜に羽化したオオスカシバです。
19:46。翅が完全に伸びていない感じがします。


約1時間後、20:37。
まだ翅に鱗粉が付いていて、金色に光って見えました。
今回はちゃんと観察できませんでしたが、触覚に白い筋があると「オス」なのだそうです。


そらから更に2時間後、22:30。
羽ばたくと、あっという間に透明な翅になりました。


うちの庭には、オオスカシバの食草になる「クチナシ」は無いので、あんなに大きくなるまで何を食べていたのか?いまでも謎です。
スイカズラも食べるらしいけど、歩いていた所からはかなり離れた場所に生えているし・・・
また庭で成虫になったオオスカシバに会えたら、ぜひ聞いてみたいです(笑)
短い間ですがともて楽しい時間でした。ありがとうございました(^^♪

元気が出るもの

2019年07月20日 | いろいろ
小学校の夏休みが始まりましたね。
お母さんたちは長い夏休み中、大変だろうなぁ・・・
そういえば最近は、広場に集まって朝のラジオ体操ってやらなくなったのかな?
子どもが大きくなってしまうと、忙しかった夏休みもいい思い出になって、懐かしいです。
登下校の賑やかな声が聞こえなくなるのがちょっと寂しいなぁ(´ー`)


低気圧のせいか、体調があまり良くなくて(@_@)
写真を撮ってもブログを書く気力がありませんでした。
でも、昨日仕事の帰り道に農道を走っていたら、目の端に黄色いものが映ったので
車をバックさせて、見に行ってみました。


思わず微笑んでしまいました~
こういう事だけで気力というか、元気がわいてくるのだから・・・
自分が単純にできていて良かった!と思うことのひとつです(笑)


蘇鉄のおばなです。
めばなは、お饅頭みたいな形で可愛らしいので、探してみましたがありませんでした。
調べたら雌雄異株だそうで、同じ木で見つかるはずはありませんでした(^^ゞ


小さなアマガエル^^ありがとう。。


買い物にいったお店の駐車場で、またまた目の端に黄色の花が(^^)


キモクレン!黄色いモクレンの花でした。


冬に強く剪定されていたので、今年は花が見られないなと残念に思っていましたが
いまごろ咲き出したんですね(^^♪
花びらが細いような気がしますが、緑色の葉っぱとのコントラストが綺麗です!会えて良かったです。


植え込みから出てくるセミ!


近くの草には、今年のセミの抜け殻がありました。
セミの鳴き声を聞くと、夏がきたなぁと実感します。


帰宅後、庭で開きかけたおしろいばなのつぼみを摘んできて飾りました。
花が開き始めると、いい匂いが漂ってきて・・・だたそれだけで元気がわいてくるというか(笑)
ありがとう。
こんな調子で、なんとかみんなの力を借りて、夏を乗り切っていけそうな気がしてきました。
頑張りたいと思います(^^)v



キアゲハとナミアゲハ、若齢幼虫の違い

2019年07月11日 | キアゲハ
庭でスズメガの幼虫を見つけた時、蝶の幼虫も見つけました。
それ以来、今日もいるかな?と、毎日生存確認していた小さな命。


アシナガバチが庭に巣を作るようになってから、ヨトウムシなどの害虫と呼ばれるイモムシと共に
蝶の幼虫も、少し大きくなると、次々に姿を消してしまうようになりました。
セリ科の明日葉にいた、キアゲハの幼虫と


こちらは、ミカンの葉にいた、アゲハチョウの幼虫です。


自然に任せようと思っていたのですが、スズメガの幼虫を手にした時
やっぱり蝶の羽化も見たい!と思って、小さな幼虫を飼育ケースに連れてきてしまいました。


モリモリと明日葉を食べて3日後、脱皮をしました。
たった3日で、コレが


コレになる!
驚くほどの変化です。もう糞のフリはやめて、次は葉と同じ色に擬態するのでしょうね。


朝と夕方では、大きさが違っているくらいです。


他にもアゲハの幼虫がいないか、庭を見ていたら
デコポンの葉っぱに産み付けられていたタマゴを見つけました。
偶然かどうか分りませんが、前にもこんなふうに、クモの巣のある葉にタマゴがあったのを見ています。
これが寄生虫や蜂などから幼虫を守る親の知恵だとしたら、凄いと思います!


昨日の夕方、ひとつ孵化していました。


別の場所では、孵化した幼虫がタマゴから出てくるところが見られました!


夜の幼虫の様子です。
動かずにじっとしている時は、体内で何が起こっているんだろう。考え事?(笑)
しばらくすると、動き出して隣りの葉に移動します。


朝起きたら、葉を食べ尽くした幼虫がケースの底を歩きまわっていました。
新しい葉をとってきて、補充するとすぐに食べ始めました。


庭のミカンの葉では、昨日見たのタマゴが全部孵化していたので、みんな連れてきました(^-^)ゝ


飼育ケースをドジョウ水槽の横に起きました。
部屋に生き物がいるって、なんだかとても幸せな気持ちです\(^o^)/

サネカズラの種蒔き、その後

2019年07月11日 | サネカズラ 実生
去年の12月に種を蒔いた「サネカズラ」の続きです(^^)
ずっと「ビナンカズラ」が正式な名前だと思っていたのですが、こちらは別名だと最近わかりました(^^ゞ

種を蒔いてから、発芽するまで約2ヶ月かかりました。
樹木ならこれくらいが普通なのか、それとも真冬だったからか。
でも、秋遅くに熟す実を鳥が食べて、その糞から発芽するなら、真冬の種蒔きが自然なのかも(^^)
【2月23日】1本目の発芽!


双葉が開いたのは、3日後です。


【3月6日】最初の芽が出てから、約10日。「背の順に並べ!」みたいに順番にみんな芽が出ました(笑)


【4月13日】5粒蒔いた種がすべて発芽しました。
双葉が開いてから1ヶ月以上経つのに、本葉が出てくる気配すらありません。
みんなニコニコ、嬉しそうに双葉のままです。


サネカズラの成長は極端に遅いのか?
調べてみましたが、種蒔きの記事は見つかっても、その後の苗の成長記録は見つけられず・・・
自分で確かめるしかないみたいです^m^
毎日水をあげていて、ある日ふと見ると、新しく何かの芽が出て来ていました。
ああ!これは「スズメウリ」だ!

一緒に種を蒔いたの、忘れていました(^^ゞ

5月になりました(^O^)またまた1ヶ月経ったのに・・・
サネカズラは、大人になりたくないのか、笑えるくらいピカピカの双葉のままです。
スズメウリは本葉が少しだけ、大きくなりました。


【5月30日】おお!やっと「サネさん」に本葉がチロっと生えてきました\(^o^)/
(1本だけ、それも後から発芽した子に)


6月も半ばを過ぎましたが・・・チロっと出た本葉以外に、まったく変化なしです(-_-;)
「結果が出ていない時というのは、一生懸命根を伸ばしているとき」という言葉をふと思い出して
この小さな鉢の土の中で、めちゃめちゃ根が張っていたらどうしよう!と不安になってきました。
また双葉だけど、思い切って植え替えをすることにしました。


【6月22日】初めてのお外(笑)光がまぶしいかな。
このコーヒーの木も、種から育てているのですが、名札を見て昨日が誕生日だったと気付きました!
5年目の今年、初めて木の頂点が枝分かれしました。可愛いわが子です(#^.^#)


鉢から抜きました。
心配していた、根っこがびっしり!は、大丈夫でした。


土を振るい落としながら、根を傷めないように慎重に、そーっとそーっと。
地上部と同じく、根っこもあさっりしていました(笑)


1本ずつでは、ますます成長が遅くなりそうな気がして、5本ぜんぶ一緒の鉢に植えました。


スズメウリも、2本で別の鉢へ植え替えました。


じつは、スズメウリは1年草で、自然では8月に花が咲く植物なのですが、いまの時点でこんなに小さくて・・・
1つでも花が咲いて、1粒でもいいから実がなるといいなと思います。
12月に、山で採ってきた時の写真


蒔いた種。


種蒔きした苗の集合写真です(笑)
左奥は、オレンジ色のタンポポを見つけて、種を蒔いてみたものです。
手前は、一昨年の冬に蒔いたセンリョウ。大きくなってきています。センダンも一緒。
サネさんたちは、少しずつ日に当てて外に慣らしていきます。


植え替えをして約2週間後、みんなに小さな本葉が見えてきました(^^♪


スズメウリにも新芽が!頑張って大きくなって欲しいです。


そして今日、雨がパラパラしてきた庭へ様子を見に行くと、本葉がこんなに大きく(実際には小さいけど)なっていました。
優しい緑色。柔らかくて美味しそうです(笑)
だれかが食べにくるかなぁ・・・


種を蒔いてから、ここまでくるのに7か月かかりました。
いまでは、このスローな成長ぶりに心が癒されるまでになっています。
成長の早さは植物の個性で、遅いにはそれなりの理由があるはずです。
花が咲いて実がなるまで観察を続けて、それぞれの植物の個性を知る事ができたら嬉しいです(^^)


よりみち

2019年07月10日 | 寄り道散歩
今日は久しぶりに太陽が顔を出しました\(^o^)/
梅雨の晴れ間、洗濯物が乾いて嬉しかったです!

夕方、仕事の帰りに、またちょっとだけ寄り道してきました。
ユリノキは見た目にはまったく変わらずです・・・


でも、私に見えないだけで、この実の中では目まぐるしい変化が起こっているんだろうな。


ナツツバキは、あっと言う間に咲き終わっていました(^^ゞ


前回来たときには、木の下にたくさんの花が落ちていましたが、
今日は固い「果実」がたくさん落ちていました。
これは自然の「摘果」なのか?木に聞いてみたい不思議です。


ナツツバキ定点観察(笑)ふたつのつぼみは仲良く実になっていくのかな。


閉園まで少し時間があったので、芸術の森を歩いてきました。


宿り木の下に立つと、吸い込まれそう。


本当に久しぶりの晴れ!木漏れ日が愛おしいです^^


アリの巣にきのこが生えていました。
アリが栽培してるのなら面白いのに・・・


展望台。


きのこを見つけました!すごい立派!


雨上がりの森は、きのこの森です^^次々ときのこを見つけました。


大迫力の3本!




木の根元にも。


折れていたきのこを近くでみたら、傘のみぞがとてもきれいでした。


これは今年の抜け殻かな?
もうすぐセミが鳴く夏がくる。。。今年の夏も頑張れるかな^^




ナツハゼの実。










雨が少ない時期は、きのこが生えてこなくて心配でした。


きのこは生えている時間が短いので、出会いは虫と同じくらい「一期一会」です


今日は、いろんなきのこを見られて良かった!


モミジバフウも(見た目は)変わらず^^


でも、実のトゲトゲは、ギュッと押さえると指の腹に跡が付くくらい固くなりました!


うちに帰るまえの寄り道は、ホッとする時間です(#^.^#)

おやすみなさい。




初夏のハンミョウ祭り

2019年07月09日 | ニワハンミョウ
最近、洗濯物を干しに行くと、歩く度に小さな虫がピョンと跳ねたり飛んだりしていました。
ハエかな?と思っていたけど、あまりにも同じ場所で何度も見るので
目を凝らしてじーーーっと見てみたら、1cmにも満たないニワハンミョウでした!

春にハンミョウ釣りをした、あの幼虫たちが成虫になって穴から出てきたようです。


小さくてすばっしっこいので、写真を撮るのに失敗ばかりでしたが
先日、干したバスタオルにくっ付いて揺れていた子をやっと(見られる範囲のピンボケで)写すことができました(*^^)v


20匹くらいはいるようで、ちょうど物干しざおがある辺りがお祭り状態になっています。
別の日、葉っぱの上にいるのも写せました。



物置の壁にとまった所を、じりじり作戦でにじり寄って、色が分るくらいの写真が撮れました!
脚の先とお尻がメタリックに輝いて、地味なんだけど、チラッとハンミョウっぽさが出ていました。


こちらは、春に釣った幼虫です。
口元に面影が・・・


肉眼では、そこにいる事しかわからないし、眼鏡をかけても詳細には見えない(^^ゞ
おまけにすぐ走るし、ちょっとした振動で飛んでいってしまうし・・・
勘でシャッターを切った写真を、パソコンでみたら、なんと交尾しているのが撮れていてびっくりしました(笑)


メスは交尾個、産卵管を地面に刺して、タマゴを産みます。
孵化した幼虫は、そのまま冬を越して、翌年の初夏に成虫になってまたこんな感じで飛び回る、らしいです。
詳しい生態が書いたものをまだ見つけられないので、ちょっと謎は残りますが、しばらくはこのお祭りを楽しみます(^^♪


朝の散歩、今日は虫散歩でした(^^♪

2019年07月08日 | 散歩
蒸し暑いけど、時々吹く風が涼しく感じる曇り空の朝でした。
寝坊したので(^^ゞいつもより遅く、6時半に家を出ました。
川沿いの農道は、道というよりクローバー畑みたいになっていて、カエルを踏まないように注意して歩きます。


ネムノキの花も終わりかけていました。
でも、木の下まで来ると、ふわっといい匂いがして立ち止って深呼吸しました(^^)


時間帯が違うと、出会える虫も違うかも♪などと、自分に都合よく考えながらキョロキョロしていたら
第一村人(虫)発見!(笑)調べたらエンマコオロギの幼虫でした。


川沿いの道を抜けて、民家ゾーンへ。
この辺りでは、よその畑の野菜や、花壇の花を見るのが楽しみです(^^♪


飛んで来たミツバチが、かぼちゃの花に潜り込むまでをずっと見ていました。
何度も花のそばでホバリングして、そのうち意を決したように滑り込んでいきます。
考えてみれば、蜂にとってかぼちゃの蜜を吸うのは、深い穴の底へ下りていくようなもので、勇気がいるのかも。


畑を通り過ぎた時、電信柱に黒い点が目の端に見えて・・・後戻りしたら、大きな虫がいました!


初めて見る虫!立派な触覚です。


じりじり近付いて行って、カメラのレンズが背中に当たるくらい近くなっても逃げません(^^)
手に乗るかな?と思って指を出したら、それはイヤだと(笑)向きを変えて地面の草の中へ歩いて行ってしまいました。
名前を調べるのに、この虫がまず何の種類か分らない(^^ゞ
甲虫の種類の写真を順番に見ていったら、あった!カミキリムシの仲間の「ノコギリカミキリ」でした。
「ニセノコギリカミキリ」という虫もいて、どちらかとても迷いましたが、胸がピカピカで触覚が12節だったので
たぶんニセのほうじゃないと思います。
噛まれるととても痛いらしく、手で捕まえなくて良かったです。


土手のカラスウリの葉に、脚の太い虫(笑)
この種類はぜんぜんわからないし、覚えられない(^^ゞ


ヒスイ色のきれいな蜘蛛。
「サツマノミダマシ」?ノミダマシって、何だろう?と思ったら。「薩摩の実騙し」でした。
薩摩の実とは、ハゼノキの果実のことで、姿がこの実に似ている所からの命名でした。
昼間は葉の上で寝ていて、夜になると網を張って獲物をとるそうです。


ソヨゴの葉を食べているイモムシがいました。
葉の裏にいたのですが、葉の縁にチラッと見えた前脚だけで分りました!今日は目が「虫目」になっているみたいです(笑)
コエビガラスズメです。
ソヨゴでスズメガの幼虫を見たのは初めてですが、調べたらこの木は食草のモチノキ科でした。


ツリガネニンジンがもう咲いていました。


また会った!(^^)教えて頂いた「コウヤホソハナカミキリ」です。
漢字で書くと、「高野細花天牛」天牛とはカミキリムシの中国名で、触覚を牛の角に見立てて・・だそうです。
虫の名前ひとつでも、知らないことばかりで、調べてみて、へえ~~となった時は、すごく楽しいです。



道路に光るものが落ちていたので、拾ってみたらコガネムシの殻でした。


外骨格を残して、中身だけがきれいに無くなっていました。
光にかざすと、透けて見える景色がセピア色になって、とても幻想的でした。
これは、小さな蟻の仕事かな、すごいなぁ(^^)


葉っぱの上に今度は茶色い点が見えたので(笑)背伸びして見てみたら蜘蛛でした。
不思議な形。ヒザをついて座った人が、大袈裟に土下座する直前のような恰好に見えました(笑)


どっちが頭だろう?細い枝を拾ってきて、ツンツンしたら・・・こちらが頭でした。


後ろ脚が長い、毛深い蜘蛛です。なんだろう?


ヤブカラシの花、蜜がいっぱいです。舐めたら甘いのかな?


甲虫。としか・・・(^^ゞ植物もだけど、虫の名前を調べるのって大変なんですね~


栗のイガの成長を見るのが楽しみな帰り道。
触ってもまだ痛くありません(^^)


川の土手はジャングルみたいになってきました。
ここには、去年見つけた「ガガイモ」のツルがあるはずです。
強豪勢に負けないで頑張って伸びて、今年もあの果実を私にください(#^.^#)


ここからは「バッタゾーン」です(笑)カエルゾーンと同じく、踏まないように慎重に歩きます。
何かいました!この距離からシャッターを押しながら、じりじりと近付いていきます。


すごく敏感で、いつもはすぐに逃げてしまうのに、念力が通じたのか「5じりじり」目で接写できました!
ツマグロバッタというのが一番似てる気がします。


朝寝坊も3文の得!なのかも(笑)
今朝は色んな虫と出会えて、興奮しました。