風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

実りの秋♪

2019年10月31日 | 散歩
まだ冬服を出していなくて、夏の上着を2枚重ね着して、散歩へ出掛けました。
昨日ほどは寒くなく、今朝は快適な「秋の朝」という感じでした。
花盛りの頃に散歩できなかったコスモス畑が、すっかり「ねこじゃらし」の畑になっていました(^^ゞ


でも、金色に輝くこの景色もとても綺麗です(^^)


今日はどこへ行こうかなぁ・・・
足の向くまま、歩きながら、気が向いた方へ進みます^^
そうだ!あそこへ行ってみよう(^^)
ツル植物が植え込みを全部飲み込んで、壁になってそそり立っています。


「池の額縁」と呼んでいる、定点観察地点です。
奥にチラッと見える池を絵画に見立てて、周りの景色は季節ごとに変化する額縁です。
冬になって、手前にあるサザンカの花が咲くと、華やかな額縁に変わります。


大きな通りから脇道へ入り、久しぶりに柿畑へ行ってみました。
ちょっと雰囲気が変わって、廃道っぽくなっています・・・


カーブを曲がって、最初に見えた畑は草ぼうぼうで、巻き付いたツルが柿の木を覆っていました。
花や、ブルーベリー、ミカンを植えてあった隣りの畑も、草の中に埋もれていました。


そして、ガードレールの外側の土手には、大量の柿が!
大きくて立派な柿ばかりなのに、捨てられていました。
無人販売に出すことすらできず、仕方なく廃棄されたのでしょうね、胸が痛みます。
この辺りでは、放置された柿畑や梅の畑があって、荒れ放題になっています。


こちらは手入れされた柿畑です。


残された実は、野鳥の冬越しの食糧になります。
枝で完熟した柿は、干し柿よりも甘いと言われ、素晴らしく美味しいです!(なぜ知ってる?^m^)


柿の葉の紅葉、今年は見られると良いな~


シャリンバイの実も、美しい色になっていました。


花がらが取れた跡が、おへそみたいで可愛い(^^)
これから更に熟して、真っ黒になります。


5月に咲く花は純白なのに、不思議ですね。


帰り道。
落ちているもので、頭の上にある木を当てる遊びをしながら歩きます。
炎のような色の葉は・・・ウルシ?ハゼノキかな?


クリスマスカラー。


これはお馴染み!アケビの皮。


見上げると、すごい!口を開けたアケビが賑やかにぶら下がっていました。


今年はアケビが豊作のようです。
土手をよじ登って、採ってきました
アケビを見つけると、食べたいというより、採りたい!という欲求が抑えられないのはなぜ?(笑)


いただきます(^-^)ゝ


今みたいに甘いおやつがなかった頃は、この甘さは子どもにとってたまらなく贅沢だったのかも。
口の中で実をクチュクチュして、甘さを舌でからめ取る感じかな?(笑)
種を飲まないように気を付けて、吐きだす時は、茂みの中へ思い切り飛ばす!
種まきをして帰ってきました(^-^)ゝ

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

霧の朝

2019年10月30日 | 散歩
今朝、目が覚めて窓の外を見ると、濃い霧が出ていました。
これは大変!
早く散歩に行かなくちゃ!!
急いで身支度をして外へ飛び出して、最初の1枚がこの写真です。
ワクワクするでしょ^^


霧の朝は、普段は見えない色んなものを見る事ができます。
特に「蜘蛛の糸」は、ビーズ細工のようで、本当に素敵です。


まずはお寺に行ってみました。


石段の両脇は、ツル植物たちが絡み合って木を覆い、混沌とした世界になっています。
クサギの実がここにもありました。


灯籠の苔にきのこが。


カマキリにはカビが生えていました。


石段を登り切った手水舎の横で、美しい造りの蜘蛛の巣を見つけました!


灯りをともしたら、お洒落な間接照明になりそう。


中を覗くと小さな蜘蛛がいました。
網をここに張ろうと決めたのはなぜ?インタビューしてみたい気持ちになりました(^^)


お地蔵さまも今朝はお肌しっとり。


ふと足元を見ると、真ん丸いきのこが!ホコリタケです。


口が開いていない、若いきのこも幾つかありました。
ホコリタケは食べられるそうですが・・・まだ挑戦していません(^^ゞ


きれいなカタツムリも見つけました。
初めて見る模様なので「新種かも!」なんていつものように舞いあがって
色々検索してみましたが、カタツムリの殻の模様は、多様なんだそうです(笑)
近くに同じ模様のが3匹いて、まるで家族みたいに見えました。


お寺から神社へ。


あちこち蜘蛛の巣を眺めながら、歩きます。
さっきこの蜘蛛の網の写真を見て、横糸の張り方に特徴がある事に気付きました!


縦糸と横糸の接点の数が、両側で違うのです。
こういうの、じょうずに説明するのが下手なので、分りにくいかと思いますが(^^ゞ
何か理由があっての工法なのでしょうが、この意味も、蜘蛛に聞けたらなぁと思いました。


お寺をあとにして、田んぼの中の道へ進みました。
霧はまだはれません。このままもう少しだけ、魔法の世界を楽しみます(^^)


違うお寺に来ました。
ここも好きな場所で、季節を通して植物の観察に来ています。


入口にイヌマキの実がたくさん落ちていました。
毎年食べるのを楽しみにしていたけど、今年はちょっと遅かったみたいです。


境内の奥に生えていたこのクサギは、実だけきれいに無くなっていました!
ピンクと青の配色は、鳥を誘うためだと言われていますが
実が付いたまま枝先から折れて、地面に落ちているのをよく見るので、その説は半信半疑でした。
でも、この木の実は全部鳥に食べられたみたいでした。
・・・もしかしたら私と同じように、草木染めのために実を摘みに来た人がいたのかも(笑)
クサギの実を知らなかったら、ピンクの花が咲いていたと思うような、きれいな眺めでした。


蜘蛛の集合住宅^^


アケビ!


やったー!クコの実も見つけました(^^♪


花が咲いて、つぼみもたくさん。収獲のあてができました。


そして、なんと、木瓜の実も見つけてしまいました!
この木は、去年は実を付けていなかったのに・・・
生り年とかあるのかな?
少しでもいいから、今年は木瓜酒を作りたいと思います。


散歩はまだまだ続きます(笑)
お寺から、今度は神社へ・・・ハシゴです^^


ここにも好きな木が居て、この子は胴体に穴のあいたヤマモモです。
今年は実を付けなかったので心配していましたが、元気そうでした。


やっと折り返しです。
お腹がへってきたので、そろそろ帰ります(^O^)
畑に生えていたきのこ。


カラスウリを見つけて、ふとその下を見たら生えていたきのこ。
調べたら、「ハナオチバタケ」(花落葉茸)という名前の、小さな小さなきのこでした。


傘の直径が8ミリから2センチほどの小さなきのこで
落ち葉などを分解して土に還す、森のお掃除役なのだそうです。
ピンク色のもありました。
あまりに可愛いので、我を忘れて茂みに頭を突っ込んで写真を撮っていたら
散歩の人達が早足で通り過ぎていきます。話しかけてくれればいいのに・・・


ひとつ、採ってみたら思いのほか柄が長くて驚きました。
日傘みたい(^^)本当に可愛い形をしています。


いつか、目にする日がきたら「ピンク色のきのこ」で検索してみてください(笑)


かわいい。


そろそろ、霧が晴れてきました。
あと少ししたら魔法が解けて、日常が戻ってきます^^
アキノノゲシ。


家までもうちょっと。山の道へ入りました。
歩いても体温が上がらず、指先が冷たくて、お日さまの光がとてもありがたく感じました。


暗い山道を抜けて、光の中へ・・・
暖かいです(^^)
こんなところにも、小さな蜘蛛の小さな網。


カラスウリの実を撮っていたら、蝶が飛んできて止まりました。


ウラギンシジミかな?でもちょっと模様が薄い感じがします。
この季節に蝶を見かけると、夏の盛りに見るのとは違った気持ちになります。


茶の花。


茶の実^^


あまりにもきれいで、そっと触れてみました。
蜘蛛の網は、絹糸のような手触りでした。


今日は穏やかに晴れました。
今朝の散歩の写真を見ると、一日があっという間で、なんだか懐かしいような気がします。
おやすみなさい、ありがとう。
また明日(^^)
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モクレンの実の観察

2019年10月30日 | タネをひろってきたり、まいてみたり
28日の散歩でとってきた「モクレン」
だんだん実が裂けて、オレンジ色の種が見えてきました。

28日、朝の散歩。


昨日のお昼の様子です。


そして、今日のお昼にはもうこんなに開いて
種が指でつまみ出せるほどになりました。


実の皮は肉厚で
大切な種を優しく守っているみたいです(#^.^#)


種を引っ張ると、コブシと同じように糸を引きました。
モクレン科の植物の種は、みんなそうなのかな?
タイサンボクやホオノキなども、実を見つけたら
今度からは、じっくり観察したいと思います!


コブシの種と並べてみました。
もうだいぶコブシの種は萎れていますが
1.5倍くらいモクレンの方が大きいです。


剥いてみました。
果肉は厚く、ヌルヌルした感触。微かに爽やかないい匂いがします。


種の形は、コブシほどお尻っぽくないけど
硬くて、平らな形をしています。
芽が出るかな、蒔いてみようと思います(^_^)/

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木の実を探しに

2019年10月29日 | いきものとか植物とか、いろいろ
「クサギ」という植物の実で、草木染めができることをブログで教えていただき
やってみたくてウズウズしてきたので、実を探しに行ってきました(^-^)ゝ
去年クサギの写真を撮ったところ・・・
記憶を頼りに、まずは幸田町の「大硲のせせらぎ」へ行ってみました。


この「大硲」という漢字はなんて読むのか?
去年も調べたはずなのに、すっかり忘れてしまっていて、また調べなおしました。
名字や地名で「おおはざま」「おおさこ」「おおば」の3通りの読み方があって、
ここは、愛知県額田郡幸田町大字坂崎大硲という住所で、読みは「おおば」でした。

そういえば、ここにもコブシの木がありました!


木の下を探したら、5,6個の実が落ちていました。


クサギの木は、展望台の入り口あたりにあるのですが
その前に、せせらぎのヤマザクラに会いにいきました。
昼間でも薄暗くて、一人ではちょっと怖いようなところです(^-^;



ヤマザクラは古木で、幹の根本は地面と水平になるほど曲がって生えています。
種から芽生えて、幼木の頃に災難にあって倒れそうになったけど
なんとか踏ん張って、持ち直してこんなに大きくなったんだろうなと思う、そんな曲がり方をした木で・・・
落ち込んだ時に会うと、励ましてもらえる、友達みたいな存在です。
池に映る、このシルエットが大好きです(#^^#)


池から引き返す途中、地面に赤い実がたくさん落ちていまいた。
アズキナシの大粒の実です!
アズキに似た形の実で、完熟した実は甘くて、シャリシャリした食感が梨に良く似ています。


種を蒔いてみようかと、数粒貰ってきました。


小さなきのこ、「雛日傘」が苔の中にたくさ生えていました。
可愛い名前と姿です。


これも、名前を忘れました。
シダ?生い茂っていました。


どんぐりを踏みながら、展望台の入り口に向かいます。


クサギの実です(^^)
懐かしい・・・でも去年より背が高くなってました。


手を伸ばして、枝をたぐり寄せて実を収穫していきます。
プチプチと赤いガクから簡単に外れて
こんなに青いのに、実からは不思議と液体も出ず、指先が染まることもありませんでした。
本当にきれいな色!ターコイズブルー、宝物の色です。


背が届く所の実はこれだけで、染め物に使うには足りないかも。
この季節になると「高枝切りバサミ」が本気で欲しくなります(笑)
また明日、探しに行ってこようと思います^^


帰り道、咲きだしたサザンカの花で、スズメバチが密を吸っていました。
来年の女王蜂でしょうか。


もう少し涼しく(寒く)なったら、また展望台から山にも登ってみたいです(^^)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝の散歩

2019年10月28日 | 散歩
少し早く起きれたので、久しぶりに散歩に行ってきました。
今朝は今シーズン一番の冷え込みとかで、吐く息がちょっとだけ白くなりました。
それが妙に嬉しくて、ニヤニヤしながら出発しました(^^♪


ハシボソガラスの夫婦。会うのは久しぶりです。


川沿いのこの道も、久しぶり!


ネムノキの花を見たきり、もう何か月来ていなかったんだろう・・・


虫たちはどこへ?寒いからか生きものの気配がしません。
そんな中、第一昆虫を発見しました!
露の珠を散りばめた翅がキラキラして、とてもきれいです。


川沿いの道を抜けて、ここからは畑ゾーンです^^
遠くからでも目立っていた柿の木。


木の下へ入って空を見上げると、実が降ってくるようでした。


うわっ!これは・・・(ll゚д゚)
噛みつかれそうです。


熟し切ったイチジクが爆ぜるなんて、初めて知りました!


お地蔵さまに久しぶりにお参りして、挨拶をしました。


お盆の頃には瑞々しく膨らんでいたのでしょうね。夏のなごりです。


第二村人、発見(笑)
頼むから今は放っておいてくれ・・・と目が言っていたので、そっとそばを離れました。


よそ様のお庭を見て歩くの、楽しいです。


ふと見上げると、目の前にコレが!
咲いていたのは、木蓮だったっけ?それとも紫木蓮?思い出せない・・・
全体を見回しても、大きな木に実はこれ一つだけで、しかも、ちょうど手が届く高さにありました。


もしかして私にプレゼント?って本気で思うくらいのシチュエーションだったので(笑)
お礼を言って貰ってきました^m^


何色の花が咲くのか・・・来年の春また会いましょう^^


太陽が出てきて、だんだん暖かくなってきました。
大好きな場所。カーブした道。


サザンカの木には今、つぼみと花と種が一緒になっています。


フウリンホオズキに実が付いていました。


お土産に少しだけ^^潰さないように持って帰れるかな(笑)


擁壁のすきまから生えている、この木の名前がずっと分らなくて。
今年も赤い実がなっていました。食べられるのかが知りたいです^^


帰り道、背中に当たる日光を「暑い」ではなくて「暖かい~」と感じました。


ヒッツキ虫の写真を撮っていたら「ヒッツかれ」ました(笑)
今シーズン初なせいか、小さな種がなんだか愛おし思えました。


いい天気。いい日になるといいです(^^)

帰ってきて、庭で携帯の時計を見たら、家を出てからちょうど2時間でした。
楽しい散歩でした(#^.^#)
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テイカカズラの虫こぶ

2019年10月27日 | 植物の栽培や観察
テイカカズラの実にできる「虫こぶ」です。


名前は「テイカカズラミサキフクレフシ」といいます。
ぷるんとしたお尻みたいな形をしていて、これが幾つもぶら下がっている光景は
とてもキュートです(笑)


虫こぶの命名の一般法則は、「寄主植物名」+「形成される部位」+「形態的特徴」+「フシ」です。
これに当てはめると、テイカカズラの実の先にできた、膨れた形のフシ、になります^^
こちらは洋ナシのような形。
同じツルに何個かあったのですが、周りには見られず、ここ一か所だけでした。


普通の実がこれで・・・


虫こぶがこれ。
花が散って実になる、どの段階でタマゴが産み付けられたのかな?
虫こぶを作る虫は、アブラムシ、タマバエ、タマバチ、ゾウムシ、ダニ類などですが
この虫こぶの作者は、「テイカカズラミタマバエ」だそうです。
テイカカズラありきの名前なんですね^m^


テイカカズラの虫こぶを見つけたのは、後にも先にもこの一度だけです。
結実したサヤ自体、数があまりないので当然かなぁとは思いますが
実が少ない分だけ、タマバエの産卵場所も少なくて、競争率は高いのではないのかな?

今年もテイカカズラの虫こぶを探して、キョロキョロ散歩してみます(^^)/
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おかざき世界子ども美術博物館

2019年10月26日 | 寄り道散歩
珍しく土曜出勤で、仕事の帰りに寄り道してきました。
ふだん「こびじゅつ」と呼んでいるけど、正式名称はちょっと長い名前です。
黄葉したナツツバキ。


定点観察^^7月、花が咲いてた頃です。


ひっそりとしたこの場所も


こんなにジューシーで(笑)




ヤマモモの実は、種になっていました。


イガグリの道。


アケビ道!


頭の上で、鳥の鳴き声が凄かったです。


可愛いアケビ。


はい、どうぞ(^^)

おやすみなさい
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コブシの実の観察

2019年10月25日 | コブシ 実生
コブシの木は18メートルにもなる高木で、実が高い場所にあるので、今まで出会っても、なかなか手が届きませんでした。
でも先日、公園の剪定された木で、目の高さにぶら下がっている実を見つけました!


コブシの果実は、袋果(たいか)に入った集合果(しゅうごうか)、というそうです。
袋果とは「内部に種子を含んだ袋状の果実」のことで
アケビやガガイモなどがそうです。
また、集合果は「複数の雌しべの子房が 果実となり集まったもの」で
ヤマボウシやモミジバフウの実も、集合果でした。

このサイケなピンク色の実を初めて見たとき、巨大な虫こぶだと思って怖かったけど・・・
コブシの実だと知っても、まだちょっと怖いです(笑)


熟した実があったので、ひと粒もらおうと引っ張ったら


糸を引いてぶら下がったので、びっくりしました。


ずっと欲しいと思っていたコブシの実!とうとう手に入れました(^^♪


赤い実も少しだけ^^


一日経って、お昼頃には早くも皮が裂けてきました!


その日の夜には、もうこんなに!


次の日の夕方。


果肉を剥いてみました(^^)
ハート型というより、お尻みたいな形^^ツヤツヤのきれいな種が入っていました。
爪で果肉を剥ぐとき、ハーブみたいな爽やかな香りがしました。


コブシの実が糸を引くのは、鳥を誘うためのアピールだそうです。
でも今まで、コブシの木でそんな風景は見た事がなかったので、本当に自然に糸を垂らすのか、実験してみようと思いました。


枝にぶら下げて2日後、実の弾力が無くってきましたが、落ちる事もなく変化なしです。


その後、一週間過ぎた今日の実の様子です。
1つも実は落ちず(^^ゞシワシワになってきました。鳥を誘う説は本当かなぁ・・・


さっき、ふた粒引っ張ってみました^^
フーッと息を吹きかけると、赤い実が右に左に回転しながら揺れて目立ちます。
確かに、このぶらぶらには誘惑されそうですが・・・
しばらく実験を続けます(笑)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中央総合公園で宝探し

2019年10月24日 | お出かけ
昨日、歯医者さんの帰りに
あまりにも天気が良いので、歩きたくなって行ってきました(^^)

中総のモミジバフウ並木は、晴れた日、青空に映えてとてもステキです。
フウの木は、同じ場所に生えていても紅葉の度合いがそれぞれ違っていて
マイペースで自由な木だなぁと、見ていて面白くなります。


実がたわわな木もあれば、ぜんぜん付いてない木もあるし(笑)
並木の中の、一番好きな木の幹に手を当てて挨拶してきました。


並木を抜け、美術館の階段を下りて、恩賜池の浮き橋を渡り・・・


ウォーキングコースがある森の中へ入ります(^^)


明るい公園も良いけど、やっぱりこっちの方がワクワクして好きです(^^)
「きのこの径」と勝手に名付けた、池からバーベキュー広場までの「水辺の径」を歩きました。
雨上がりの湿った匂い、森のあやしい雰囲気に鼓動が早くなります。
きのこ!道の脇の斜面に「クチベニタケ」が群生していました。


胞子が出る穴が、口紅を塗った口みたいに見えるから「クチベニタケ」だそうです。
口を開くと、更に色っぽく(ちょっと怖いけど)見えます。


こちらも斜面の土に、花が咲いたように生えていました。
名前はわかりません(^^ゞ


ノイバラの実!


コウヤボウキの花は、今年初めて見ました。


ガガンボの仲間かな?花に集ってみんなで蜜を吸っています。
シャンデリアみたいに見えました(^^)


「テイカカズラ」のサヤも見つけました。


大きくて立派なサヤが一つだけ、ツルにぶら下がっていました。
春には辺りが甘い香りにつつまれるほど、花はたくさん咲くのに
実を結ぶのはほんの数個で、見つけたら、ラッキー!と心が躍ります(^-^)V


天井が開けてきました^^バーベキュー広場まであと少し。


着きました~^^広場の栗の木の下に、栗とどんぐりの殻が散乱していました。
「サル注意」の看板が出ていたので、ここはサルの食事場なのかもしれません。
仲間で集まって、どんぐりの皮をむきながら世間話をする。そんな姿を想像したら・・・
ちょっと微笑ましい気持ちになりました。


帰り道、渦巻きのクモの巣を見つけたので、しゃがんで見ていたら・・・


すぐそばにこんな子がいました(^^)
うまく写真に撮れたためしがない「ザトウムシ」です。
関節の分部がキラキラ光って見えて、とてもきれいでした。


そしてしゃがんだまま、ふと右側をみると、今度は別の子と目が合いました(笑)


動かないけど、死んでるのかな?
そっとつかまえてみたら、ゆっくり足だけ動きました。


カマキリじゃないし(笑)バッタの顔だけど翅がないし・・・
もしかして、ナナフシ?でもずいぶんずんぐりしてるし・・・
逃げようともしないし、死んだふりもしない。
尋常じゃない大人しさです^^やっぱりナナフシかな。


カッコいい(#^.^#)


元の場所へそっと置きました。でも、走って逃げたりしない(笑)
家で調べたらナナフシの仲間でした。
「トゲナナフシ」といって、珍しくはないけど見つけにくい、そんな虫でした。
しゃがむとやっぱり、良いことありますね(^^♪


森はイイモノの宝庫です。やっぱり探検は(おおげさ)いいなぁ・・・
歩いているうちに「宝探し目」になっていたみたいで、最後にこんなに凄いものを見つけました!
今まで採った中でいちばん大きくて、ずっしり重い、特大アケビです!


少し離れた、こんなうっそうとした茂みの中に、はっきり見えたんです\(^o^)/
スカートの裾をたくし上げて、ぬかるみで足場を探し、やっとゲットしました。


はい、どうぞ(^^♪


秋の「木の実コレクション」が、これからだんだん増えていきそうです(^-^)V

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イラガの幼虫を拾ってきました(^-^)ゝ

2019年10月23日 | 蛾の観察や飼育
昨日、駐車場へ歩いて行ったら、アスファルトの上に鮮やかな黄緑色のものが落ちていました。


なんて幸運(^^♪イラガの幼虫です!


ずっと前から、イラガが繭を作る所を見たいと思っていたので、速攻で捕まえて家に連れて帰りました。


飼育ケースが空いていないので、しばらくはキアゲハのサナギと同居です。
以前、庭のナンキンハゼにイラガがいたので、たぶん食べると思って葉を入れておきました。


夜寝る前、何してるかな?と覗いて見たら、繭を作り始めていました。


ナンキンキノカワガは、左右の両サイドから作り始めて、上を閉じていましたが
イラガは、前と後ろを別々に作っていって、中央で閉じるみたいです。
すでに後ろの方はできていて、せっせと糸を吐きながら、前の部分を作っている最中でした。


たまに頭を突っ込んでサイズを確認しながら?、根気よく糸を絡めていきます。


イラガの体の腹側はスライムみたいな質感で、とても柔らかそうです。
体はどういう造りになっているのかな?・・・胸の部分から頭部を思い切り伸ばした様子がこれで


引っ込めると、ここまでめり込みます(^^)
柔らかい巣の中に、もう1匹のイモムシが住んでいるような感じ!
弾力があって、めちゃめちゃ手触りが良さそうです(笑)


夜遅い時間で、眠くなってしまい、残念ですが観察はここまで(^^ゞ
夜中に目が覚めたらまた見ようと思って、枕元にケースを置いたけど朝までグッスリ寝てしまいました。
翌朝、繭の形は完成していました。


まだ中の緑色がうっすらと見えています。
写真を拡大してみると、黒い毛が繭の表面に付いているのが分ります。
繭にも毒があって、触ると危険なのだそうです。知ってて良かった^^


これから色が変わって、あのよく見るマーブル模様になるのかな・・・
そう思って待ちましたが、午後になると、白から茶色に変わっただけで、模様が出てきません。


調べてみたら、このイラガは「ヒロヘリアオイラガ」という種類で
繭の色は茶色っぽい、こんな色のようです(´A`)
私が見たいと思っていたのは、イラガ、という種類の繭でした。

年内に羽化するのか、このまま越冬なのか分らないけど
また一つ「イラガの繭作りが見たい!」という願いが叶って、嬉しかったです(#^.^#)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする