風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

ガガイモの実が爆ぜました

2021年11月29日 | ガガイモ 実生
11月が終わりに近づき、ガガイモの2年目の栽培観察もそろそろ終了しそうです。
今年は花が咲くかな~、ひとつでもいいから実がなって欲しい!なんて
空想しながら、ツルが伸びていくのを眺めていましたが
夏には沢山の花が咲いて、予想以上に実がなりました。
8月までの観察記録のその後、今日までのガガイモの様子をまとめてみました(^^♪


今年の春、去年ガガイモの鉢植えを置いていた地面から
突然ガガイモの芽が出てきて驚きました。
それがどんどん伸びて、8月中旬にはベランダの手すりへ到着しました。
あまりにも勢いがいいので、これはもしかしたら花が咲くかも!と
目を皿のようにして、毎朝つぼみを探していました。
そしたら、こんなに花が咲いてくれて、嬉しくて嬉しくて。
この頃は毎日の観察が、とても楽しかったです。
去年の種からフウセンカズラも生えてきて、仲良く絡み合って伸びています。


登る足場がなくなったツルが、塩ビのトタンをとめてある突っ張り棒に絡んで
横に伸びてきました。
自然に形が整って、半円形のリースみたいでいい感じです。


**
ガガイモの花には色んな種類の昆虫が訪れました。
中でも蜂さんの働きは大きくて、この大型の蜂を見かけるたびに
頑張ってね、ありがとう!とお礼を言いました(笑)


9月の初め頃、とうとう見つけた可愛い果実に、大感激!
ポロッと取れたりせずに、大きくなってね。
願いが通じたのか(笑)ガガイモの花は、大小様々でしたがすべて開花して
その中で、受粉が成功した花の果実は、ひとつも途中で落果することがありませんでした。


9月の終わり頃に、花がすべて咲き終わりました。
それまでベランダに出ると、とてもいい香りがしていたので
少し寂しい気がしましたが、その代わり果実がふくらんでいくのが楽しみになりました。


誰かが夜中に空気を入れているのか?と思うくらい
朝見ると、果実が大きくなっているます(^m^)
握って手に力を加えてみると、空気が少し足りないゴムまりみたいな弾力があります。


***
10月になりました。
全体的に生育は止まり、濃い緑色だった葉が黄緑色に変わってきました。
果実はざっと数えて20個はありそうです。
ひとつでもいいから実がなってほしい・・・と思っていたので、大豊作なんですが
あんなに咲いた花の数からすると、やっぱりガガイモは結実しにくい植物のようです。


10月中旬、果実が緑色から褐色へ変わってきました。
でも、裏返すと、日に当たらない部分は緑色のままです。
果実の表面はしっとりと水分が多く、この中で種が熟しているのかと思うと
なんだか不思議な気持ちになりました。


10月の終わり頃になると、黄色くなった葉が散り始めました。


11月、ツルだけの姿になり、果実が目立ちます。


11月24日、まだ柔らかさが残っている果実に、縦にスッと割れ目が入っているのを見つけました。


翌日の午後に、隣にあった果実が爆ぜて
中から綿毛が出ていました。


その3日後、もう一つの果実からも綿毛が出てきて
種は脱出しようと、風を待っているようです。


指先でつまんで、2つ綿毛を取り出してみました。
ベランダの手すりに乗せて写真を撮ろうとすると、まるで生きているように
動いてじっとしていません。


シャッターを押した次の瞬間に、フワッと飛んで
地面へゆっくり落下していく途中、風を捕まえて急上昇したかと思うと
ベランダへまた戻ってきて、端っこへ着地しました。「お帰り~(笑)」
初飛行でした(^^♪


部屋の窓から飛ばしてみたら、かなり遠くまで飛んで行くのが分かりました。
数十メートル向こうの田んぼまで、飛んでいくのもあり
お隣の庭で、来年の春にたくさんのガガイモが生えてこないように
爆ぜた果実を収穫することにしました。


食べられるわけではないけど、収穫祭のような気分です。
楽しかったねー、一緒に過ごした果実に話しかけました。
春から冬の初めまで、毎日楽しませて貰いました。ありがとう。


あと半分くらい果実が残っています。
この綿毛で、何か作ってみようか。
フワフワの種を眺めながら
いま色々な思い出を振り返っています(#^.^#)


来年はどんなことが起こるかな~
もっと庭に植えてしまおうかな(^m^)
ガガイモの栽培観察、2年目の記録でした。

ネコの鉢植え対策、やっと成功!

2021年11月23日 | ネコちゃん
庭ネコだったフリちゃんが、家ネコになってから
2回目の冬が来ます。
先日、冬越しのためにミラクルフルーツの鉢植えを部屋に入れたのですが
この鉢植えに興味津々なフリの攻撃(笑)
どうやって防御しようか・・・
ちなみに、去年の対策は失敗続きでした。
鉢植えをすだれでグルッと巻いて紐で縛っておいたら

あれ?フリちゃんがいない、どこへ行った??
あの子は耳が聴こえないから、呼んでも反応しないし、めったに鳴かないので
家の中で行方不明になると、探すのに一苦労です。
お風呂場やクローゼットの中まで探しても見つからなくて
外へ出てしまったのか?と青ざめた時、ガサガサッと音がして
鉢植えの中で昼寝から目覚めたフリを見つけました。
あー良くないけど、良かった~~
すだれをよじ登って入り込んだみたいです(^^ゞ


次に試したのが、鉢のフタです。
素材は段ボールですが、土を掘れなくなるかなと思い作ってみました。
上手くいったら、もう少し強度のある木材で作ろうかと様子を見ていると
フリちゃん大喜び!これを足場にして木に登り始めました。


結局、色々試したけれど、去年はすだれをギュッと巻く方法で
ミラクルフルーツの鉢植えを保護しました。
和風インテリア(笑)ちょっとカッコ悪いです(^m^)



そして、今年は
寒くなる予報に慌てて、取り合えず鉢植えを部屋に運びました。
どこで見てるんだろう?すぐにフリが目をまん丸にして飛んできました。


やったー!アタシこの木大好きなんだ~♡


今年も木登りするぞ


こんなに早く見つかるなんて(ll゚д゚)
家にあった100均のワイヤーネットを持ってきて、これでどうにかできないか?
試行錯誤していたら、息子が「ただ曲げて鉢に入れれば良いんじゃない?」って。


ほんの3分くらいで、あっけないほど簡単に完成してしまいました。


フリは小脳萎縮症で、運動能力に障害があり
よじ登るのはできるけど、ジャンプは苦手です。
鉢のツルツルの面の高さをジャンプできないので、ネットにも登れなくて
これで鉢植えの防御は上手くいきそうです。


山で見かける、鹿の食害を防ぐネットみたい。
楽しみだったのに、ごめんね。
いつかフリに、本当に木登りをさせてあげたいです。



去年まで庭ネコだったチロは、今年初めて室内で冬を過ごします。
この子はジャンプ力はめっちゃあるけど、鉢植えなんかにまったく興味がないの(笑)
去年の今頃は庭で寒かったけど、いまストーブの前でまったりと
冷めた目でフリのウロウロを見ています(^-^)

今日もネコが居てくれて幸せでした。
みんなありがとうね(=^・^=)

ミラクルフルーツと、コガネムシの幼虫

2021年11月20日 | ミラクルフルーツ
11月になってから、暖かい日がしばらく続きましたが
来週の月曜に雨が降って、一気に12月の寒さになるという予報です。
暖かいうちに、寒さに弱い植物の冬越し支度を始めました。
まずは、うちでいちばん寒がりの「ミラクルフルーツ」からです。

これは8月の写真で、実がなっています。
毎年、庭で一番日が当たる場所に鉢を置いていたけど
大きくなって、自力で運ぶのが大変な重さになったので
今年は玄関の入り口で育てました。


このまま家に入れればいいのだけど・・・
ちょっと気になる事があるので、鉢から抜いて土の中を調べてみます。
ヒーヒー言いながら(笑)庭に運びました。


実は、夏のある日、ミラクルフルーツの鉢植えの土に穴があいていて
そこからコガネムシの幼虫が這い出ていました。
えっ!なんで?と思ってよく見ると、極小のアリに襲われているところでした。


幼虫は日を変えて合計3匹が襲われて死んでいました。
アリって、土の中の幼虫まで狩るの?
それは調べても分かりませんでしたが庭で数年間
生き物の生存競争を見てきて最近は
アリ(特に1.5mmくらいのヒメアリ)が庭の最強昆虫かもしれない
そう思い始めてきました。
去年はそのアリに、アシナガバチの巣が3つ襲われて全滅しました。



木の根元を持って、思いきり力をいれて引っこ抜くと
あー、やっぱりいました。
コガネムシの幼虫が出てきました。
なんだか変に黄色いなぁと思って調べたら
これは終齢幼虫で、サナギになる直前に、体色が白から黄色に変わるそうです。


コガネムシについて調べようと検索したら
薬剤の会社などの、駆除方法の情報が多数でした。
でも、敵を知るという意味で、生活サイクルなどについて詳しく研究されていて
そういうサイトは約に立つことが多いです(笑)

コガネムシの、卵から羽化までを簡単にまとめると・・
幼虫は、1齢虫から3齢虫を経てサナギになる。
①卵の期間1~2週間。
②1齢幼虫は10日~20日間、2齢幼虫は20日間前後。
③3齢虫で越冬。
④春になるとサナギになる。
⑤蛹化してから羽化までは1~2週間。
ヒラタアオコガネ、コイチャコガネなどは成虫で越冬するそうです。

鉢底の方の根っこは、食べられて少なくなっていました。
だから今年は、あまり成長しなかったのかも。
写真の中央あたりに、楕円形のくぼみがあります。


コガネムシがサナギになる時に作る部屋「蛹室」です。
冬を越すための部屋を壊してしまったようです。


冬眠前に気の毒でしたが、暖かい部屋の中で真冬に羽化すると
もっと可哀そうだし・・・
もう一度、蛹室を作る気力と体力は残ってるかな?
コガネムシの食べ物は根っこなので
大切に育てている植物を枯らされるとがっかりして
虫が憎らしくなるけれど・・・
生きるためだから、仕方ないと言えば仕方ない。
庭で幼虫を見つけた時には、根を食べられても大丈夫な草などの下へ
穴を掘って埋めなおすようにしています(^^)
(成虫は葉っぱも食べちゃうけどね)


蛹室が無い場合でも、乾燥に気を付ければ、羽化も可能らしいので
別の鉢に入れて、土を被せておきました。
今回は、この幼虫が羽化できるか、春まで観察してみたいと思います。
部屋を作り直したかなぁ・・・
掘り返したい気持ちをいま、グッとこらえています。(^m^)


**
ミラクルフルーツは、無事に室内に取り込むことができました。
小さい頃から温室ではなく、居間で冬越ししてきたので
今年もここで、冬を一緒に過ごします。

それにしても、重かった~
鉢を持ち上げて体重計に乗って計ったら
鉢植えの重量は、約20kgもありました。
猫のフリちゃんが一目散に飛んできて、鉢を調べ始めます。
この子は、土を堀りたいし、木に登りたくて仕方がないのです。


さて、フリちゃん除けはどうしようかなぁ・・・


朝の散歩 

2021年11月18日 | 散歩
相変わらず暖かい朝です。
秋が足踏みしてくれているうちに
庭の冬支度をしなくちゃと思うけど・・・
気持ちいい朝の空気に誘われて
ちょっと(行く前はそう思う)だけ
歩きに行ってきました(^^♪

神社のイチョウが
もうこんなに色づいている!
木の下にいる狛犬が嬉しそうに見えます。


どこへ行こうかな
なんだか水辺へいきたいな。
そうだ、池へ行ってみよう。
県道から農道へ入ります。
大豆畑も、すっかり茶色になっていました。


1ヵ月くらい前にここを通ったとき
まったく同じ場所で写真を撮っていました(笑)
きっと私は、この景色が好きなんですね。


ブルーベリーが
真っ赤に紅葉しています。


小さな柿の実。


珍しい形のものを見つけました(^m^)
これ、なーんだ?


こういう感じのも。


答えは、サルトリイバラのツルでした(^^♪
自然の造形は芸術的ですね。


そして
今年もこれ!
爆発の季節になっていました。
親指で押してみて
ゆっくりと指先が沈むくらいの
ちょうどいい固さのものを探します。


それから、手にだんだん力を入れて
ギューッと握ると
手の平に、ほわほわほわ~と
溢れる穂綿。


さすが!ホカホカする。
昔はこの穂綿を布団にしたのだそうです。
綿が乗っかった手のひらが
すごく暖かいです。


池は静かな水鏡でした。
小さな階段を下りて水際に座り
目を閉じて、深呼吸をしました。


**
帰り道。
大豆の収穫はまだだけど
水田だった所が、耕されて
「麦」の準備に入っているみたいです。


藪の中で鈴なりの
スズメウリの実を採ってきました。
うずらの卵みたい(笑)
去年種をまいて、庭に生えたのは
私の天敵(父親)にみんな引っこ抜かれました(^^ゞ
また、種をまこうと思います。


***
一日済んで、夜のこんな時間に
朝の写真を見ながら
今日を思い返しています。

どんな日でしたか?
おやすみなさい☆

スイフヨウの不思議!色が変わるだけじゃなかった

2021年11月11日 | いきものとか植物とか、いろいろ
9月の中ごろ
夕方の買い物の帰りに
神社に寄り道したら
つぼみが膨らみ始めたスイフヨウの木で
一番最初に咲いた「一番花」が
しぼんで赤く、ポツリと残っていました。


フヨウは夏の初めに咲くイメージだけど
スイフヨウって、秋に咲き始めるんだっけ?
赤く染まった一番花と
明日にも開きそうな子を探して
少しだけ、いただいてきました。


夕方5時。
「明日は咲くよ~」とはしゃぐつぼみたち(^^♪
朝が楽しみです。


翌朝、大輪の花がパーンと開いていました。
八重咲が2つと
花びらが少し重なった一重
それと、一重の花が2つ咲きました。
つぼみの時の圧縮率がすごいのか
まるで手品みたいな変わりようです。


午前10時半頃
花びらはまだ白いです。


11時半
うっすら、色が差してきました。


午後1時過ぎには
ほんのり頬を染めた
乙女のイメージになりました(#^.^#)


スイフヨウが、白からピンク(赤)へと変わるのは
花びらの中に「アントシアニン」という酵素が
生成されるからだそうです。
3時半の花色。


夕方の5時半には、濃いピンク色になって
しべを隠し包み込むように
花びらが内側へ巻いてきました。


色の変化は、温度が25度以上で進み
それ以下だと、アントシアニンの合成があまりされず
夕方になっても白花のまま、しぼむこともなく
翌朝まで開いているそうです。
朝に紅白の花が同時に咲いているのを
不思議に思っていましたが、
そういう理由でした。

夜の10時。
しぼんだ花びらが
栗の茶巾絞りみたい。

私はお酒を飲んでも
顔が赤くなったりしないので
こんなふうに頬がポッと染まったら
可愛らしいのになぁと
少し羨ましい気持ちになりました(^m^)


さて、花色の変化の仕組みは分かったのですが
白から赤に変わる「理由」は何なのだろう?
誰に向けてのアピールなの?
ただ、可愛いから♡とか
人に綺麗だねって、喜んで貰えるから
なーんて理由であるはずもなく・・・
その理由を調べてみたら
とても興味深いことがわかりました!

花の形や色、香りなどはすべて
花粉を運んでくれる「昆虫」へのアピールなのですが
スイフヨウの他にも、
ハコネウツギという花や、スイカズラなども
咲き始めは白色、次第に赤や黄色に変色していきます。

スイフヨウが、自分のところへ来て欲しいと
ターゲットに選んだ昆虫は
花から花へ飛び回る、働き者の蜂の仲間たちです。

蜂は、視力がそれほど良くなくて
白い色はよく見えるけど
人間が見ている赤色は、黒色に見えているそうです。
植物は、咲き始めのまだ受粉が済んでいない花を
蜂が見えやすい白色にして、白い花には「蜜がたくさん残っていますよー」と
効率よく訪花してもらうための目印にしているのだそうです。
開花してから時間が経っている花は
受粉が済んでいる確率が高いので
花びらを赤くして、赤には蜜が少ないことを
記憶力の良い蜂に学習させています。

**
スイフヨウが咲き終わった次の朝。
一重咲きの花、3本は
きれいな形にしぼんでいますが
2本の八重咲の花は
クシャッと、つぶれたような形になっていました。


挿していたガラス瓶から抜き取って
花を持ち上げたら・・・
花柄がポキッと自然に折れました。


えっ?どうして?
他の花も、そっと取り出して
柄にゆっくり力を加えてみると
つなぎ目のような筋から
きれいに切り離されました。

折れた断面は
瑞々しくなめらかです。


これは何のための仕掛けなの??
色が変わるだけでなく
スイフヨウちゃん!
まだまだ何かを隠しているでしょ~

さっそく調べてみたら・・・
どうやらこれは
うまく受粉できなかった果実を
自動的に枝から落とす「摘果」の仕組みらしいです。
落葉樹が秋に葉を落とす、植物ホルモンの仕組みと
似ているのかもしれないです。
研究している人たちって、こういう不思議に
ドキドキ、ワクワクするんだろうなぁ・・

それにしても、華やかに開花しながら
スイフヨウが陰で(笑)そんなことをしていたなんて
知らなかったなー
植物って本当にすごいですね。

そこで!
受粉の有無で花柄が折れるのかどうか?
もう一度つぼみを採りに行って
人工授粉(の真似事)の実験をしてみました。
朝、開いた一重咲きの花に
八重咲の花粉を受粉させて
花柄が折れるか、確かめてみます。




翌朝の結果は・・・


う~ん・・
前回の、持っただけでポッキよりも
強度がある感じがするけど
力を少し加えると、折れてしまいました。


実験は、また来年のお楽しみです(^-^)V

***
自然では、どんなふうに実が落とされているのか
実物を見たくなって、11月になってからまた
神社のスイフヨウを見に行ってきました。


みんな実になっている!
そんな中、ひとつだけ咲いている花を見つけました。
9月に、ここで一番最初に咲いた花に出会って
そしていま、一番最後の花に会えたのは
何かのご縁のような気がしました。


沢山の果実をつけた枝でも
3、4個は果柄で切り落とされています。


熟して開いた果実からは
種がこぼれ出しそうになっていました。


スイフヨウの種には毛が生えています。
ふわふわの綿毛ではなく
けっこう剛毛です。
これで風に乗って、新天地へ飛んでいくのでしょうね。


そして今回、いろいろと調べものをして知った
お話しですが・・・
ほとんどの種類の植物の
八重咲の花には、種ができないのだそうです。
知らなかった!

2倍体、3倍体などという遺伝子の関係で
これもまた、調べ出すと興奮してしまうくらい
興味深くて面白い話ですが・・・
更に話が長くなるので(笑)またいつかに。

スイフヨウも、八重咲の株だけ
果実の姿は1個も無くて


膨らんだ果実の痕跡さえなく
枯れた花びらが絡まって


株元にも、落ちた花柄が
茶色く転がっていました。


****
ああ、おもしろかった。
今までは「きれいだなぁ~」と眺めるだけだった
スイフヨウのお花が
「ふしぎだな~」に変わって
もっと細かい観察と、実験がしたくなりました。
来年の開花が今からもう、待ち遠しいです(#^.^#)

今日は公園まで行ってみました

2021年11月06日 | 散歩
母が1ヵ月ぶりに山の友だちと
出掛けていったので
今日は一人で散歩に行ってきました。

どこへ行こうかな(#^.^#)
暖かい日が続いていますが
景色は毎日変化して
少しずつ、冬に向かっているようです。


そびえ立つ樹木?


10月の中旬
満開だったキミガヨランです。


やっぱり結実することなく
落ち葉のように
花がぜんぶ散っていました。



大きな木がニョキニョキと
生えている公園へ
行ってみることにしました。
よそのお庭を
色々見て歩くのも楽しい(^^♪
銀木犀と


金木犀。
いい匂いです。


庭先に置かれたこの水槽は
春から夏にかけて
水が透明なときに
車で通りかかって何度か見たけど
すっかりグリーンウォーターになっていました。


金魚さんたちは、元気でした(^m^)


公園に着きました。
ここの植栽は、どの木も
とにかく巨大です。
まず、アオギリを見に行きました。


あった!
この種が見たかったの。
乗組員を乗せて
大海原に出発した小舟・・・


葉のようにみえるけど
これはサヤで
一つ拾って空へ放り上げると
種が付いている部分に重心がかかり
クルクルと螺旋を描いて
離れた場所へ滑空していきます。
種をまいてみようかな(^_^)


ヒマラヤスギの大木。


木の下へきて見上げると
雄花が開き始めていました。


落ちている雄花を拾ったら
たちまち
手の平が花粉だらけになりました。


ヒマラヤスギは雌雄同株ですが
この木には
雌花は見つけられませんでした。
雄花が満開になると
花粉で木の下が
黄色く染まるそうです。


周りの木が大きいので
遊具がミニチュアに見えます。


ガチャガチャの玩具みたい(笑)


誰もいなかったので
ブランコに乗ってみました。


久しぶりの感覚です(^^♪
子どもの頃
ビュンビュンに立ちこぎして
飛び降りた記憶があるけど・・・
今でもできるかな(笑)


帰り道。
ケヤキの木も見に寄って
うちに帰ると
2時間半も経っていました(^^ゞ
お腹がペッコペコで
洗濯物を干してから
ご飯を大盛たべました。

今朝のお散歩も
楽しかったー
また明日。
おやすみなさい(#^.^#)

一緒に歩こうね

2021年11月05日 | 散歩
暖かい秋晴れの
いい一日でした。
母が白内障の手術をしてから
1ヵ月くらい、外を歩いていなかったので
めっきり足が弱くなってしまいました。
なので11月は「足の強化月間」として
毎日一緒に少しずつ
歩こうと思います。


昔で言う
田んぼの「あぜ道」です(^^♪
いまのあぜ道は舗装されていて
情緒がないけど(笑)
車が通らないから、安心して歩けます。


この時期には珍しい
「ハルジオン」が咲いていました。


ハキダメギク。
可哀想な名前だけど
可愛いらしい花です。


川沿いの土手の
ネムノキの鞘。


初夏、ネムノキの枝に
ピンク色の花が咲いて
瑞々しい葉に
ハラグロテントウを探したのが
懐かしく思い出されます。


蝶が飛んできて
葉に止まりました。


そっと指を出すと
乗ってくれました!
うちに帰ってから
「枯れ葉みたいな蝶」と検索したら
クロコマノチョウ(黒木間蝶)という
ジャノメチョウの仲間の蝶でした。

静止しているときに
翅を開かないのは、ジャノメチョウ科の
特徴らしく
指に止めたまま、ずっと待っていたけど
翅の表の模様は見られませんでした。


久しぶりに
山の中の池にも行ってみました。


草がボウボウで
枯れた樫の枝が散乱していて
荒れ果てていました。


草むらにいた
きれいな蝶を見つけて
母が私に教えてくれました。
目が良く見えるようになって
とても嬉しそうです(#^.^#)


**
帰り道は
川の左岸を一緒に歩きました。
アケビがいっぱい!

お腹が空いているので
アケビがご馳走にみえます(^m^)

カラスウリも
美味しそう。


今年の登録商標。
何に見えるかな?
コンセント・・・
分かれ道?


1㎞歩くのに2時間かかりました(^^ゞ
それでも、少しずつ頑張って
前みたいに歩けるように
足の筋力を戻していきたいです。


ゆずの実が
色付いてきました。
もう、そんな季節ですね。

今日も無事に過ごせました。
ありがとう。
おやすみなさい(^^)/

聞こえてくるでしょ 鈴の音がすぐそこに・・・

2021年11月01日 | 散歩
今朝の散歩は
川沿いの道を行きました。
土手の陰から農道へ出るのに
角を曲がった瞬間!
金色の景色が広がっていました。
まるで、黄金糖を透かして見るような
柔らかい色でした。


この美しさを
上手に文章にできないし
写真も、実際に目で見たのとは
きれいさが違うんだけど
なんだか
胸がキュッと痛くなるくらい
美しい景色でした。


川沿いの土手も
田んぼのあぜも
どこもかしこも、光輝いていて
クリスマスの街並みみたい!
おもわず
クリスマスの歌を
口ずさんでしまいました(笑)



川沿いの道を抜けて
山の道へ。
散歩で知り合ったおじさんに出会って
「あんた、今日は顔色がいいね~」と
褒められました(#^.^#)
嬉しい♪
きれいなものを見たからかな。


優しい色のサザンカが
咲き始めました。


ツリガネニンジンの
可愛い花。


散歩で知り合ったワンコさん。
私の足音がすると
小屋から出てきてくれます。
元気そうでよかった。


**
神社の屋根に乗っている
飾り瓦の「獅子巴蓋」
この子は
片手と片足が折れてしまって
引退して、境内の片すみに居るんですが
ひとりで寂しそうだったので
行く度に鼻の頭を撫でていたら
仲良くなりました(^m^)


最近、体の一部を利用して
蜘蛛が美しい網を張るようになりました。
今朝も、この前見たのと違う形の網が
きれいに張ってあって
ちょっと嬉しそうな感じでした(笑)


***
帰り道。
サルトリイバラの赤い実。


茶の花は、枝に
雪が積もったみたい。


黄色い花の上で
朝の身づくろいをするアブちゃん。


朝露が消えて
魔法が解ける時間です。


ここのニワウルシの木は
樹皮が白くて
真冬には、樹氷の木みたいに見えるの


カワセミ\(^o^)/
3羽一緒にいたけど
2羽は飛んで行ってしまって
この子だけ、じっと動かず
物思いにふけっていました。


川を覗くと
小魚がいっぱい泳いでいます。
朝ごはんを食べて
今日もいちにち元気に生きてね。


麦が黄葉して
畑が黄色くなってきました。
霜が降りるようになるまで
あとどれくらいかなぁ(^^♪