風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

八重桜を見に行って、色んな木の花とアユの遡上に出会った!

2023年04月23日 | ひとりお花見
もう一週間ほど前の話しになりますが
確定申告後の説明などを聞きに、税理士さんのところへ行きました。
その帰りに豊田市の「勘八狭レジャーセンター跡地」へ
八重桜が咲いているか、見に行ってきました。
と言うより・・ホントは桜を見たくて税理士さんの予定をこの日にしたのです(笑)
去年はタイミングが合わなくて行けず、2年ぶりになります。

前田公園の駐車場に車を停めて、赤い橋に向かって歩きます。


橋の上で、風に乗ってふわふわと綿毛が
雪のように降り注いでいました。
ヤナギのタネ?


ハコヤナギ類の種子のようです。
こんな大木になるまで育った、運のいいヤナギ。
飛んで行く綿毛の中にも、同じようにラッキーなひと粒があるかと思うと
なんだかロマンを感じました。



桜の木、あるかな。
胸がキュっとするほど、ドキドキしてきます。
あったー\(^o^)/
歩道橋の横に、チラッとピンク色が見えました。


実は、もう咲いてるかな、満開かな?という楽しみな気持ちとは別に
もしも木が切り倒されて、無くなっていたらどうしよう・・と
2年前に廃墟が更地になって、木々も伐採されていたのでとても心配でした。

満開を少し過ぎて、葉桜でしたが
居てくれて本当に良かった!嬉しかったです。


昭和初期、レジャーセンターが賑やかだった頃には
たくさんの人がお花見をしてたのでしょうね。
見る人がなくても、季節には花が咲くのが良いなと思いました。


ところで、歩道橋って他の鉄製の建造物より
特別丈夫にできているのでしょうか?
錆びてるのに、びくともしてない。
思い付きでそう思ったけど、そうなの?


歩道橋から見おろす桜。
今年もありがとう。



もう一本の好きな木に会いに行きます。
歩道橋を渡った、ゴーカートコースの南側に立っている
桑の木の巨木です。


市の名木に選ばれても良さそうな木ですが
放っておかれ、花を咲かせて実を鳥たちに与え
好きなように生きているように感じます(^m^)

邪魔になっても切らないで欲しいな。

**
私がカメラを持って歩いていたからか、通りすがりの
おじさまに声をかけていただきました。
「あっちでいっぱい魚が跳ねてるよ、見てきたら?」
目がキラキラしいて、なんだか嬉しそう
「ありがとうございます、見に行ってみます・・・」
魚が跳ねるのは、ボラとかしか見たことがないけど
何だろう?
行ってみて、びっくりしました。
天然のアユが遡上しているところでした。


さっきのおじさまが来て、上流のダムまで行くと教えてくれました。
アユの生態をまったく知らなかったので
遥か遠くの三河湾から40キロも泳いで
生まれ故郷に帰ってくると聞いて、泣けそうになりました。
写真はボケてて、何かわからなかったので(笑)
短い動画を撮りました。
44秒くらいなので、良かったら見てください(#^.^#)

矢作川 天然アユの遡上


連絡を受けたのかこの後、ワラワラとおじさま達が集まってきて
写真や動画を撮ったり、談笑したりしていましたが
みんな目がキラキラしてて、少年のようでした(^m^)
この日は4月14日で、こんなに早い時期に遡上するのは
珍しいそうです。


***
魚道の近くに、変わった形の花が咲く木が数本ありました。


うーん、これは前に調べたことがある気がする・・・
コウゾという名前が思い浮かびました。
でもコウゾって何だっけ?(笑)
帰宅後にもう一度調べたら、和紙の原料になる木で
木イチゴのような果実が成る、クワ科の樹木でした。
コウゾとヒメコウゾがあって、その違いは
コウゾは雌雄異株、ヒメコウゾは雌雄同株だそうです。
この木には、前の写真の「雌花」と同じ枝に「雄花」があるので
ヒメコウゾですね。
果実がとにかく甘いらしい!また採りに行かなくては(^^♪


****
前田公園にも寄ってきました。
桜の季節は終わって、初夏の香りがしました。


ミツバツツジが満開。


モミジの木で、ヨコヅナサシガメ(横綱刺亀)が脱皮をしていました。
脱皮した後、体の外側が硬くなるまでは赤い色をしています。


たくさんの脱皮痕が幹にくっ付いていました。
触角も、長く鋭い口(口吻)もきれいに脱げています。
刺されると激痛だそうなので、生体には触れないけど
持って帰りたいくらい、可愛らしい抜け殻でした。


あー、おもしろかった。
お花見に来て、いろんなものに出会いました。
今年も花や虫と共に、季節を過ごしていきたいです\(^o^)/


桜だけがお花見じゃない、キカラスウリの実

2023年04月16日 | ひとりお花見
キカラスウリの果実を見つけてから2週間後に
また洲原公園に行くことができました。
いざ!出陣です(^m^)


出陣前に、ちょっとお手洗いに寄ったら
壁にツバメの巣が出来ていました!
季節って、秒速で流れてるの?


▼2023年4月10日
桜の花はほとんど散って、葉桜になっていました。


誰も居ない。
けど、なんだか落ち着きます(笑)


桜のトンネルも、すっかり緑色です。


2週間前の景色とは全然違う。


結論から言うと
キカラスウリの実は、無事に手に入れました(#^.^#)



果実とツルが枯れていても強度があって
何度やっても、網に引っかけてちぎる事が出来ませんでした。
最後には仕方なく、果実をバンバン叩いて
カラカラになっていた実を落として、種をゲットしました。


黒く変色している部分はありましたが
乾燥していない部分の種をまいてみたいと思います(#^.^#)

**
無事に目的を果たし、達成感でいっぱいです。
ついでに池の周りを散策してきました。
八重桜が満開!


影が可愛い。


去年切り倒されたヤナギの木の、ひこばえを見ていたら
水面に立つ蚊柱の中を
ヒラヒラと空を舞うものを発見しました。
蝶よりも大きくて、鳥よりは小さい。
ヤママユガくらいの大きさですが、飛ぶスピードが早い。
なんだろう?


追いかけていき
なんと!木にとまったのはコウモリでした。


少しずつ近づいて、指先で触れるくらいの距離まで。
アブラコウモリです。
コウモリは哺乳類の中で、唯一空が飛べる生き物だそうです。
本来夜行性なのですが、冬眠明けで空腹だったのかな?
普段は近くで見られない生物に出会えました(#^.^#)


好きな木にも会ってきました。
大木の枝先の、ちいちゃな新芽がとても可愛い。


夢が叶って嬉しい日でした。
コウモリにも会えたし(^^♪
昨日、キカラスウリの種をまきました。
芽が出るといいな(#^.^#)

花より団子?今回のひとりお花見も・・(刈谷市洲原公園)

2023年04月15日 | ひとりお花見
風流よりも実利を重んじること
これが「花より団」の意味だそうです。

私は花を見に行っても、いつも違うものに心を奪われてしまい
そちらに夢中になって、花のことを忘れ
大興奮して帰ってくることが多いのですが
まさに、今回のひとりお花見もそうなりました(^^ゞ

▼2023年3月27日
子どもを送って行く用事があり、帰りに洲原公園に寄り道してきました。
家から車で1時間ほどかかる場所なので、何かのついででないと
なかなか出かけられないのですが
タイミングよく、桜まつりが開催されていました。


2022年もここへお花見に来たのですが
昨年は4月4日に満開でした。
今年はまだ3月の終わりなのに、なんとなく花に勢いがないというか
満開を過ぎたような感じがしました。
池の周りは人が多かったので、隣の洲原神社へ行ってみます。


いつもはひっそりとした境内に、人がチラホラいました。
境内が臨時駐車場になっていて、車を停めて公園の方へ歩いて行くようです。


人の流れとは反対方向へ。
階段を降りて参道に出ました。
桜のトンネル!誰も居なくて独り占めです(#^.^#)


こちらの木には、まだつぼみも付いていました。
桜の花は散り際になると、花の中心部が赤くなるのですが
この花は真っ白です。


きれいだなぁ・・・
何度も参道を行ったり来たりしながら
桜の花を楽しみました。
そして、ふと上を見上げたとき
ん?あれは何だろう・・・


丸い果実が、いくつも枝にぶら下がっているのを
見つけてしまい、ここで「花(風流)」が終了しました(笑)


つる性で丸い実がなる植物・・・
カラスウリ?
でもサイズが大きすぎる。
あれこれ思い出しながら、頭の中のデーターと照らし合わせると
これはもしかして、キカラスウリでは!


欲しい!欲しい!絶対に欲しい!
ずっと探し求めていたキカラスウリです。
「団子(実利)」で頭がいっぱいになりました。
辺りを見回し、いちばん長い枝を拾ってきましたが・・


ダメだ、まったく届かない(^^ゞ
近所の家で物干し竿をお借りしようか、とまで考えましたが
3時近くで、そろそろ帰らないといけない時間です。
仕方ない、今回はあきらめよう・・・(T_T)
次は必ずゲットすると心に誓い、参道をあとにしました。
せっかく来たので、急ぎ足で好きな木に会いに行って・・・


喰う木たちにも挨拶してきました。


対岸の桜まつりをぼんやり眺めながら
今度はいつ来られそうか、そればかり考えていました。
桜は散っててもいいから(笑)
キカラスウリを必ずこの手に!


ひとりお花見、花より団子は続きます・・・(^m^)

ひとりお花見、始まりは寒緋桜から(岡崎市の神社横)

2023年04月01日 | ひとりお花見
2023年の「ひとりお花見」は
寒緋桜から始まりました。
2月の終わり頃に、咲いてるかな~と
ワクワクしながら見に行くと
車で近付くにつれ、ほんのりピンクが見えました。
あー、でもまだちょっと早かったみたいです(^^ゞ
▼2023年2月22日


それでもツボミが綻んで
可愛い花が数輪、咲いていました。


河津桜のつぼみも、少しだけ色づいていました。



それから約3週間後
また寒緋桜を見に行ってみました。
▼3月16日

枝先につぼみが残っていて
だいたい8分咲きくらいかな(^^♪

木の下に立って見上げます。
小さなハチになって、釣鐘状の花の中に入ってみたら
どんな感じだろう?なーんて
想像しながらのお花見です(^m^)


河津桜は満開が過ぎて
葉が出始めていました。


若葉と花びらの色合いが春爛漫という感じです
なんだか美味しそうな感じがするけど・・・
ああ!花見団子や桜餅と同じ色の取り合わせだからかも。


**
ソメイヨシノはまだつぼみも硬くて
ひっそりと眠っているようです。


グラウンドの1本桜。


ぐるりと一周、他の植物の芽吹きなどを見て歩くと
ヒサカキの花が満開でした。
ひとつひとつの花は3~5mmしかないけど
近くでよくよく見ると、寒緋桜と似た可愛らしい花が
枝にびっしり、ポンポンと咲いています。
もしも、この花が10倍くらいの大きさだったら・・・
みんな木の下でお花見をするかもしれません。
でもちょっとクサイけどね(笑)


色々見て、寒緋桜のところへ戻ってくると
ヒヨドリが枝にきてゴソゴソ動き回っています。


花を下から覗き込むようにして、上手に蜜を吸っていました。
庭にみかんを食べに来ていたメジロやヒヨドリが
パタリと来なくなったのは、春の花が咲き始めたからですね(^-^)ゝ


寒緋桜の写真を撮った頃は、まだまだ寒くて
ああ、早く春が来ないかなぁ・・・
なんて夢見る気持ちだったのですが
今年の春はとても俊足で、あっという間にやって来て
あっと言う間に花を咲かせ
じゃあ、また来年!と言って去って行きそうです(^^ゞ
ひとりお花見も、今年は急ぎ足です。
ブログを書くのだけ遅くて、いまちょっと焦っています。

ひとりお花見、近所の花と河津桜

2023年03月19日 | ひとりお花見
桜って、花が咲くと「ああ、ここに桜の木があったんだ」と思うけど
咲き終わって葉が茂ってくると、その後1年間は存在感が無いというか・・・
近所のお寺の枝垂れ桜もそうでした(^^ゞ

▼2023年3月19日


満開です!


一重の枝垂れ桜で、ずいぶん古木です。
お寺の方のお話しでは、最盛期には枝が地面に付く程
賑やかだったそうです。



この辺りは敷地が広大なお宅が多くて
庭に生えている木も大木で、野性味あふれるものが多いです。
コブシも満開でした。


その隣で、ずっとバナナだと思っていた「バショウ」(芭蕉)が
バッサリと切られていました!
中心から伸びているのは、新しい芽?
この後どうなるのか、観察しようと思います(^m^)


見晴らしの良い所まで歩いてきました。
何度も耕されて、肥料がまかれた黒い土から
田植え前のワクワク感が満ちているように見えました。


農道を歩いて行くと、きれいな色の羽根が落ちていました。
昔動物園で拾った、クジャクの羽根に似ていますが
野生のクジャクはここにはいないし・・・
カワセミかな?
でも、一枚はらりと落としていくのは考えられない。
羽根一枚で、あれこれと思いを巡らします。


ついこの間までつぼみだったモクレンも
満開になっていました。


春よ~、そんなに急がなくてもいいんじゃない?


早春に咲く花って、みんな嬉しそうに見えます(#^.^#)


**
帰宅してから、買い物に出掛けました。
ああ、そういえば並木があったなぁと
寄り道して、河津桜を見にいきました。
良かった!まだ咲いていました。


でも、不思議なことに並んで育っているのに、手前の1本は満開で
その横の2本は葉桜になっています。


ここはまだ木が若いので、これからが楽しみです。
今日はたくさん花が見られました。


お花見よりも、気になる木に目がいってしまう(刈谷市洲原公園)

2022年04月09日 | ひとりお花見
今週の月曜日4月4日に、子どもを送っていく用事があって刈谷市へ来ました。
車で約50分くらい、だいぶ遠出(笑)に慣れてきました。
ひとりで帰る途中、ついでにお花見をしていこうと思い
2月にも子どもを送った帰りに訪れた、洲原公園(すはらこうえん)へ行ってみました。
桜まつりが開催されているそうです。
温水プールがある所の駐車場へ車を停めて、池のほとりまで歩いてきました。
遠くに煙るような桜色が見えます。


2月に来た時の写真を引っ張り出してきたら
こんな寒々しい風景でした。


桜の咲いている所まで、ゆっくり歩いていきます。
枝垂れ柳と枝垂れ桜、仲良く並んだお内裏様とおひな様みたいです(#^.^#)


大きな駐車場の土手はユキヤナギが満開でした。
雪柳の名前のとおり、雪が積もったように一面真っ白です。


ところで、匂いに好き嫌いはあると思うのですが
私は前から、ユキヤナギの花はクサイと思っていました。
どんな香成分なんだろう?と検索して調べてビックリ!
ユキヤナギの花について、ほとんどの人が「甘い香り」とか
「ハチミツの香り」「いい匂い」と言っているんです。
その中で、クサイと言ている方がいて
「周りでは自分ひとりで、誰か同じ感覚の人いませんか?」と書いていました。
カメムシの匂いがクサくない私も変だけど、感覚はひとそれぞれなんだなぁと感心しました。



桜の木のところに着きました。
平日のせいか、人はまばらです。


屋台が6軒ほど出ていました。
コロナ禍になって以来、どこもお祭りは中止で
懐かしくなるような風景でした。


でも、立ち止まらずにずんずん歩きます(^^♪
遊歩道の上にある芝生広場には、ソメイヨシノが植えられていました。
この木が大木になる頃には、もっと自由にお祭りを楽しめるようになっているといいな。


桜と紅白の垂れ幕、気持ちが弾みます(#^.^#)


刈谷市の洲原公園は、16ヘクタールの広大な洲原池と
その周辺の自然を生かした総合公園だそうです。
池の周辺は2.2㎞の遊歩道になっていて、園内には温水プールやテニスコート
デイキャンプ場などの設備もあります。


16ヘクタールって、どれくらい?
調べたら、東京ドーム3.4個分だそうです。
東京ドームに行った事がないから実感はわかないけど
見ただけですごく大きな池だと分かります。


風が吹くと花びらが雪のように舞います。


**
お花見ゾーンを後にして、ここからまた遊歩道をいきます。
ここで、池の周辺を行く道と、林の中へはいる道に分かれます。


もちろん、林のなかへ!
松を中心に、色んな種類の樹木で形成された雑木林で
ウグイスやヒヨドリ、シジュウカラなどの鳴き声が賑やかです。
前回来た時に見つけた木に、また会えました。

何かの事情で一度倒れたけれど、途中で踏ん張って持ち直し
空へ向かって力強く伸び、樹冠の一角を勝ち取って日を浴びていました。

背中に乗れそうですね。
山の中でこんな木に出会うと、勇気を貰えるというか
とても好きになります(#^.^#)


樹皮に特徴があるけど、何の木だろう?
背が高すぎて葉の形も分からずです。


こちらもよく見かけるけど、名前がわからない木です。
木肌はなめらかで白く、なまめかしい感じ。


ゴツゴツした松にからみつくように、真っすぐ伸びていました。


林を抜けた所にも、気になる木があります。
こちらは公園に植樹された、モミジバフウです。


公園には珍しい木ではありませんが、近寄って見ると・・・
枝に突起のようなものが出来ていて、全体に広がっています。

実は、うちで育てている鉢植えのフウにも去年、この突起が発生して
最初知らないから病気だと思って、かさぶたみたいに剥がしてみたのです(^^ゞ
それで調べたら・・このような記述がみつかりました。
「モミジバフウの若い枝には、翼と呼ばれるコルク質の板状突起がみられることが多い」
なるほど・・・これを「板状突起」と表現するんだ・・・
変なところに感心しながら、剥がしてごめんねとフウに謝りました。

***
橋を渡って、また池の周回へ戻ります。


ぼんやり水辺をみながら歩いていると、カラスが水際で何かしています。
水浴びかな?
カラスも好きなので、じっと観察していたら、何かをくわえて砂地へ来ました。


もしかして、魚を捕ったの?
ズームで写真を撮りましたが、よく分かりません。
くちばしで何度もほぐしてから、それをくわえて林のほうへ飛んで行きました。
カラスはいま繁殖期なので、巣にいるメスへのお土産かも。


もう少しでスタート地点へ着きます。
いろんなものを見て歩き、2.2キロはあっという間です。
ふと右手側の金網フェンスに目をやると
うわ~、喰う木だ~(^o^)


まえに「#もの喰う木」というタグをネットで見つけて
色々な人工物を食べている(包み込む)木の写真を見ました。
「この棒、美味しいねー」


みんな並んで食べてます(笑)
「ホント、いい味だよね」という会話が聞こえてきそう。


横を通り過ぎる人が私を見てから、木を見上げていきます。
きっと野鳥の写真を撮っていると思うのでしょうね(^m^)
喰う木の面白さを言いたくなります。


****
刈谷市のマンホールは、カキツバタの花がデザインされています。
近くでも市外へ来たら、その土地のマンホールを見るのも楽しみです。


池を一周してきました。
せせらぎに沿って植えられた木に、ピンク色のつぼみが付いています。
桜?これは八重桜のようです。


咲いたら賑やかな眺めだろうなぁ・・・
花が咲く頃にまたタイミングが合って、運よくお花見に来られますように(#^.^#)
お花見半分、木を見るのも楽しい洲原公園でした。


よそのお庭に生えている好きな木と、神社の桜(幸田町)

2022年04月05日 | ひとりお花見
車を降りてすぐに、道に落ちているクスサンのマユを見つけました(#^.^#)
どこの枝から落ちてきて、今日私に出会ってくれたのか。
自分は運がいいと、こんなことでも嬉しくなります。

神社やお寺、公園の他にもよそのおうちの庭に生えている木を
通りかかる度、見る度に、だんだん好きになることもあって
この枝垂れ桜は、2018年の春に初めて見て好きになりました。


田舎なのに、車を停める場所がないような通りに面した畑に
彼女(笑)は立っていました。


なんとかギリギリ道ばたに駐車して「おじゃます・・・」とつぶやきながら
畑の中へ入らせてもらい、写真を撮りました。
その時に、ひと粒落ちていたドングリを拾ってきて、今はうちの子になっている
カシワの木の母樹がある場所でもあります。

この枝垂れ桜は有名でもなんでもないのだけど
春になると会いたくなる、必ず心に思い浮かぶ桜です。
今年は曇天だったので、写真で見る花の色が薄いけど変わらず美しく咲いていました。


色が濃い、一重咲きの枝垂れ桜です。


華やかさと言うより、儚い美しさがあるように感じました。


お隣に生えているカシワの木にも挨拶をしていきます(^^♪
新芽を守るように、葉を落とさずに冬を越したようです。


実が落ちていたらまた拾いたいと思って足もとを探しましたが
カシワの実はなかなか見つかりませんでした。


あった!と思って拾い上げようとしたら
あらまあ、この子はもう根を下ろして発芽していました。


ドングリの隣に落ちていたこの子からも、芽が出たらいいのに(笑)
セミの抜け殻って、めちゃめちゃ丈夫な素材でできているのですね。


こちらは枝垂れ桜のお向かいにあるお宅ですが
毎年桜と同じ時期に満開を見られた「コブシ」は
今年はもう花が終わっていました。


こちらは4年前の写真です。



曇天の桜と、花の終わったコブシの枝を見てから
もう一か所、神社へ寄りました。
鳥居の両脇の木はヒノキとか杉とかがご神木なのですが
この神社は桜の木で、この日が満開でした。


2016年の春に撮った写真では、きれいなシンメトリーだったけど・・・


向かって左側の太い枝が、病気だったのでしょうか切断されています。
鳥居や狛犬がミニチュアのフィギュアみたいに見えます(^m^)


神社の周りを歩いてきました。
裏手は畑になっていて、ネギと桜の珍しい風景です。


山桜の花。
ソメイヨシノと比べると花びらが細く、シュッとしています。


栗の木も目を覚ましていました。
ここでは去年の秋に、大きな栗の実をたくさん拾わせてもらいました
今年もどうぞよろしくお願いします\(^o^)/


日当たりのいい土手では、ミツバツツジがもう咲いていました!


咲いた花を見ると、あそこにも咲き出したかな?あの山はどうだろう?と
記憶を辿って色々な花の思い出がよみがえります。


グラウンドのモミジバフウの木には
小さなつぼみが付いていました。


トゲトゲの実の始まりが、こんなに柔らかな花だなんて
とても不思議で面白いです。


桜だけではなく、色々な木に花が咲くこの季節のお花見を
ゆっくり眺められたらいいな思いますが


以上、幸田町の「好きな木」のお花見でした。
今年もバタバタしそうな一年の花初めです(^^♪


曇天、晴天、雨天お花見の続き(幸田町の色んな場所)

2022年04月05日 | ひとりお花見
晴れた青空の下でお花見をしたいのはやまやまですが
桜は待ってくれないので
お天気には構わず、見たい木がある所へ出掛けています。
前回のブログの続きです(^^)/

お寺でもう一度ヤギさんを撫でて車に乗り込もうとすると
南の方角にピンク色が見えました。
行ってみると、用水路沿いに10本ほど植えられた枝垂れ桜でした。


写真を撮っていると、うっすらと日差しが出てきてました。
お日さまの光が当たるだけで、花の色が引き立ちます。
みんな大木になったら、すごい華やかな桜並木になりそうです。
お花見に来たい場所が増えました。



次はピアゴの横の桜並木へ行ってみました。


ま新しいランドセルを背負った女の子とお母さんたちが
桜をバックに写真を撮っていました。
笑顔いっぱいにぴょんぴょんジャンプをして、楽しそうな子どもさん。
この春一年生になるのだそうです。
学校で楽しいことがいっぱいあるといいね(#^.^#)


桜の花の中心部が白から赤へ変わってくると
そろそろ散る合図だと、夕方のお天気ニュースでやっていました。


**
さあ、次はあそこへ行かなくちゃ(^^♪
ここは好きな木というより、好きな鉄塔がある場所です。
なので、変電所の門前にある木が桜だと、この日初めて認識しました(笑)


車から降りて、ため池まで歩きます。
ガードレールに絡まっているツルはフジです。
下の道路脇から生えたツルが木を伝ってここまで登ってきているので
普通は見上げるフジの花が、腰のあたりで咲いた花を見ることができます。


アオツヅラフジの芽吹き。


硬い冬芽が膨らんで、ニワウルシも可愛い新芽を出していました。


まだ早いかと思っていましたが、サルトリイバラの花が咲いていました。
オシベがあるので、これはオスの花ですね。
メバナが咲くツルの場所を覚えておいて、秋に実がなっているか
見に行くのが楽しみです。


ミツバアケビも咲いていました。
こちらも場所を覚えておいて、秋の収穫が楽しみ(#^.^#)


ため池は水が少なくて、池の真ん中に何か浮かんでいました。
耐震工事かな?。よく見たらソーラーパネルみたいです。

家に帰ってから調べたら「ため池ソーラー」と言って
農業用ため池の水上・水面を利用したフロート式ソーラーによる太陽光発電、だそうです。
農林水産省が発行した「設置の手引き」のPDFをネットで見つけました。
こういうの読むとため池の種類とか、設備の正式名称とか書いてあってとても面白いのです(^m^)

アカメガシワの新芽。

曇天模様の空の下 つぼみのままで揺れながら・・・
なんだ懐かしい歌を思い出したお花見でした。
幸田町シリーズ、まだ続きます(笑)

曇っていたけど、ちょっとお花見へ(幸田町の神社とお寺)

2022年04月03日 | ひとりお花見
昨日は朝から曇り空で風が冷たく、指先がかじかむくらい寒い日でした。
午後、車にガソリンを入れにいって、ホームセンターでネコの餌を買った帰りに
ちょっとだけ寄り道して行こうかと思いついて
この近所にある好きな場所をアレコレ思い浮かべ、まずは神社へ向かいました。
幸田町の鷲田神社です。
何で好きなのか、自分でも理由は分からないけど何度も来てしまう所です。


短い、可愛らしい桜並木をゆっくり歩きます。


年季の入った古木なのですが
背丈が小さくてコンパクトな桜並木です。
ここでお花見の人にあった事がないくらい地味で(笑)
そこがまた好きなポイントかもしれません(^_^)


ソメイヨシノの寿命は60年から70年なのだそうです。
50年を超えると「古木」と言われる域に入り、若い木よりも早く開花するとのこと。
その理由が、枝葉の成長よりも花を咲かせることに生命力を使うという
ちょっと切ない、身につまされるお話です。

古木の朽ちたウロから新しい枝が出ていました(^_^)

川沿いの土手で。
これは何だったかな?
食べられるなら、摘んで帰りたいくらい生えていました。


春の始まりにに咲いていた梅の花は
着々と実になっていました(^_^)


赤く見える木。
何だろう?


近くに寄って見たら、モミジのつぼみでした。



神社をあとにして、次はどこへ行こうか?
そうそう、あのモクレンは咲いているかな?
行ってみたら・・・


あ~、花はすっかり終わっていました(´A`)


呆然としているとご住職がいらっしゃって
境内でチューリップが咲いているから見ていってくださいと言ってくださいました。


お寺の前の広場に、新しくヤギさんがいました。


可愛い子。
鼻筋を撫でさせて貰って、次のお花見に向かいました。


長くなったので、続きはまた\(^o^)/

通りすがりの桜並木(豊川市佐奈川堤)

2022年03月31日 | ひとりお花見
カタクリ山カタクリの花を見て、自宅へ帰る途中
ナビに「右です」と言われて、右折レーンの信号で止まりました。
その時、助手席側の窓から遠くにピンク色の帯が見えて
あれは、行きにもチラッと見えた桜並木じゃないの?
知らない街の知らない道なので、行に見た桜が咲いていた場所と
現在地との位置関係が分からないけど
たしかにあっちの方(笑)だったはず。
右に曲がった先でUターンして元の道に戻り、ピンク色が見える方へ車を走らせました。

うわ~、すごい。
堤防には桜の木がずっと向こうまで続いていて
堤の下は一面の名の花が咲いていました。


ドラッグストアでちょうど買う物があったので
駐車場へ車を停めて、買い物を済ませから少しだけお花見をしてきました。


歩いている途中でお腹がペコペコなのに気づき、お弁当を買いました。


お花を見ながらベンチで食べよう(#^.^#)


でも、歩いているうちにどんどん曇ってきて
風がピューピュー吹いて寒くなってきました。
せっかくの桜なのに、でもまあいいか(笑)


白い大きな橋があったので、行ってみました。
「であいばし」だそうです。岡崎市の中央総合公園にも同じ名前の橋があります。
全国に、何か所もあるようです。


この橋のたもとにある桜の木の樹形が
迫力があり、とても好きになりました。


ここでお弁当を食べよう(^^♪
ベンチは新しくきれいで「佐奈川ホタルの会」と印字されていました。

調べると、近くの小学校などでホタルの幼虫を放流する活動をされているそうです。

買ってきたおべんとうを食べます。
おしゃれに幕の内弁当・・と思ったのですが
すごくお腹が減っていたので、ドドンとカツ丼にしました(#^.^#)


注文してからとんかつを揚げて作っているようで
味もちょうどいい、とても美味しいお弁当でした。
狭い道なので、道行く人に見られながらも完食しました。


ところで桜の木を見ていて、木の幹が捻じれているのに気づきましたか?
特に古木が、それもみんな同じ方向に・・・なぜなんでしょう?


桜の花の、ふわりとした優しい雰囲気とは対照的に
黒々とした幹の捻じれがとても印象に残っていました。
調べてみると、このような記述がありました。

ソメイヨシノの幹のネジレのようなものは、枝枯れに対応する幹の部分が枯死し成長が止まるため
まだ生きている部分が肥大成長するため、その成長の差がネジレとなって見えているので
サクラはもともと、道管や師管などの木理が右回りに走っている、のだそうです。
右捻じれ、左捻じれがあるのか、注目して見てみたいと思います。

桜の木の本数の割には、宿り木の数は少なかったです。


その宿り木の小さな花も満開で(笑)
木の下には散った花びらが沢山落ちていました。

黄色の可愛らしい花です。
今度は宿り木のお花見に行ってみようかな(^^♪

帰宅してから調べたら、この場所はお花見の名所でした。
豊川市の佐奈川には、約4㎞の両岸に約700本のソメイヨシノが植えられているそうです。
私は桜木通の橋の辺りを歩きましたが、アピタのある辺りが特に眺めが良いそうです。


晴れた日の桜吹雪の日に、もう一度行ってみたいけど
桜の花を見られるのは、毎年一期一会のタイミングのような気がしますね(#^.^#)