花は、染みひとつない純白なのに
熟した実の中身は、ねっとりとした赤というか
血のりに近いような深紅でした。
豆板醤みたいにも、イチゴジャムのようにも見えてちょっと美味しそう。
でも、クチナシの実には、味や香りがほとんど無いそうです。
純白の花から色素たっぷりの果実がなって、強い香りは種では無臭になるなんて
おもしろい植物ですね。
ひとつの果実には種が100個も入っているそうです。
芽が出るかな?
いつもなら、発芽抑制物質のある果肉を洗い流して種をまくのですが
あまりにもねっとりしていたので(めんどうで(^^ゞ)
芽が出たらラッキーみたいな感じで、そのまま土に埋めてみました。
2020年1月13日。
*
なんと!芽が出ました!
まいたのを忘れた頃の4月29日。
正確には、発芽未満で葉が土から顔を出していない状態だけど
コレを見つけた時が一番うれしいです(#^.^#)
5月19日、地上で子葉がひらきました。
種の殻を頭にくっ付けてるのが、可愛くてたまりません。
その約1週間後、本葉が出てきました。
クチナシを種から育てるのは初めてです。
というか、クチナシは挿し木が簡単なので種をまこうとは考えないのですが
こんなに発芽率が良いのが意外でした。
どんなふうに成長するのか、これから観察をしていきます。
**
2カ月後、7月20日
草花とは違う、樹木らしい逞しい成長です。
それから約3カ月後、10月30日。
種から育った7本ほどの苗木ですが、1本ずつに植え替えようか悩んでいます。
どうしようかな。
考えた末、今年はこのままで冬越しをすることにしました。
12月、元気なんですが葉の色が黄色くなってきました。
***
2021年4月。
夜間にビニールを被せて、初めての冬を無事に越せました。
7月になりました。
葉の色が濃い緑色になって、葉の面積も急に大きくなってきました。
8月12日。
またまた変化がありました。
茎が伸びてきて樹木らしい姿になってきました。
9月。
あーーー
水やりをしているとき、葉っぱに卵を発見!
スズメガの「オオスカシバ」の卵です。
スカシバ母さん、ベランダの片すみにあるこんな小さな苗木をよく見つけましたね。
翌日、卵から孵化した2mmくらいの幼虫が、さっそく葉を食べていました。
どんどん生まれてます。
嬉しい(#^^#)
一日で数ミリ大きくなる感じです(#^.^#)
この幼い苗木ではすぐに養えなくなるし、丸坊主になったら再生しなさそうなので
近所のクチナシの在りかを思案したいたら・・・
数日後、朝見たら誰もいなくなっていました。
こんな小さなうちに、誰が?
ベランダで、葉の裏にいる数ミリの獲物を見つけられたのは蜘蛛か、アマガエルか・・
とにかく、自然界で成虫まで生き残るのは奇跡なのだとあらためて実感しました。
こんなに小さかった子が・・・
10月28日。ここまで大きくなりました。
赤ちゃんが小学生になったような
種から育てると、ついつい親の気持ちになってしまいます。
****
こちらは挿し木で育てているクチナシです。
オオスカシバの餌に採ってきた枝が余って
水に挿していたら根が出たので、鉢に植えました。
種をまいたのと同じように育って
冬に葉が黄色くなりました。
よく見たら、こっちにもポツポツと食べられた痕があります。
小さな食べ跡で、ほんの少ししか食べないうちに捕食されてしまったのでしょう。
害虫と呼ばれる虫さんたちも、生き残るのは大変なのですね(^^ゞ
2022年2月
2回目の冬は、ビニール温室の中でぬくぬくと過ごして
葉色も良い状態で冬越しができました。
左側は挿し木苗で、右は実生です。
私にとってクチナシは「スズメガの食草」というのが一番の印象です。
なのでもしも「くちなしのような人」って言われたら・・・
白くていい香りの花に例えられて嬉しいよりも
大食漢の幼虫を養えるほど丈夫な、どーんとした女性というか
そんなイメージで複雑な気持ちになりそうです(笑)
受け取り方は人それぞれですね(^^ゞ
今年は植え替えをしようか、それともこのまま育てようか
様子を見ながら、木と相談しながらです(^^♪
暖かい日が続きましたが、また寒さが戻るみたい。
春は、待ってるときがいいです(^m^)
熟した実の中身は、ねっとりとした赤というか
血のりに近いような深紅でした。
豆板醤みたいにも、イチゴジャムのようにも見えてちょっと美味しそう。
でも、クチナシの実には、味や香りがほとんど無いそうです。
純白の花から色素たっぷりの果実がなって、強い香りは種では無臭になるなんて
おもしろい植物ですね。
ひとつの果実には種が100個も入っているそうです。
芽が出るかな?
いつもなら、発芽抑制物質のある果肉を洗い流して種をまくのですが
あまりにもねっとりしていたので(めんどうで(^^ゞ)
芽が出たらラッキーみたいな感じで、そのまま土に埋めてみました。
2020年1月13日。
*
なんと!芽が出ました!
まいたのを忘れた頃の4月29日。
正確には、発芽未満で葉が土から顔を出していない状態だけど
コレを見つけた時が一番うれしいです(#^.^#)
5月19日、地上で子葉がひらきました。
種の殻を頭にくっ付けてるのが、可愛くてたまりません。
その約1週間後、本葉が出てきました。
クチナシを種から育てるのは初めてです。
というか、クチナシは挿し木が簡単なので種をまこうとは考えないのですが
こんなに発芽率が良いのが意外でした。
どんなふうに成長するのか、これから観察をしていきます。
**
2カ月後、7月20日
草花とは違う、樹木らしい逞しい成長です。
それから約3カ月後、10月30日。
種から育った7本ほどの苗木ですが、1本ずつに植え替えようか悩んでいます。
どうしようかな。
考えた末、今年はこのままで冬越しをすることにしました。
12月、元気なんですが葉の色が黄色くなってきました。
***
2021年4月。
夜間にビニールを被せて、初めての冬を無事に越せました。
7月になりました。
葉の色が濃い緑色になって、葉の面積も急に大きくなってきました。
8月12日。
またまた変化がありました。
茎が伸びてきて樹木らしい姿になってきました。
9月。
あーーー
水やりをしているとき、葉っぱに卵を発見!
スズメガの「オオスカシバ」の卵です。
スカシバ母さん、ベランダの片すみにあるこんな小さな苗木をよく見つけましたね。
翌日、卵から孵化した2mmくらいの幼虫が、さっそく葉を食べていました。
どんどん生まれてます。
嬉しい(#^^#)
一日で数ミリ大きくなる感じです(#^.^#)
この幼い苗木ではすぐに養えなくなるし、丸坊主になったら再生しなさそうなので
近所のクチナシの在りかを思案したいたら・・・
数日後、朝見たら誰もいなくなっていました。
こんな小さなうちに、誰が?
ベランダで、葉の裏にいる数ミリの獲物を見つけられたのは蜘蛛か、アマガエルか・・
とにかく、自然界で成虫まで生き残るのは奇跡なのだとあらためて実感しました。
こんなに小さかった子が・・・
10月28日。ここまで大きくなりました。
赤ちゃんが小学生になったような
種から育てると、ついつい親の気持ちになってしまいます。
****
こちらは挿し木で育てているクチナシです。
オオスカシバの餌に採ってきた枝が余って
水に挿していたら根が出たので、鉢に植えました。
種をまいたのと同じように育って
冬に葉が黄色くなりました。
よく見たら、こっちにもポツポツと食べられた痕があります。
小さな食べ跡で、ほんの少ししか食べないうちに捕食されてしまったのでしょう。
害虫と呼ばれる虫さんたちも、生き残るのは大変なのですね(^^ゞ
2022年2月
2回目の冬は、ビニール温室の中でぬくぬくと過ごして
葉色も良い状態で冬越しができました。
左側は挿し木苗で、右は実生です。
私にとってクチナシは「スズメガの食草」というのが一番の印象です。
なのでもしも「くちなしのような人」って言われたら・・・
白くていい香りの花に例えられて嬉しいよりも
大食漢の幼虫を養えるほど丈夫な、どーんとした女性というか
そんなイメージで複雑な気持ちになりそうです(笑)
受け取り方は人それぞれですね(^^ゞ
今年は植え替えをしようか、それともこのまま育てようか
様子を見ながら、木と相談しながらです(^^♪
暖かい日が続きましたが、また寒さが戻るみたい。
春は、待ってるときがいいです(^m^)