風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

小さな芽吹きが始まりました

2021年03月28日 | タネをひろってきたり、まいてみたり
ベランダで冬を越した
小さな樹木たちが
目を覚まし始めました


北風から身を守っていた
硬い冬芽がほぐれて
次々と
新しい葉っぱが開いてきます


植木鉢の中にシートを敷いて
木の下に座り
お花見ならぬ
葉っぱ見をしたい気分(#^.^#)


まだ霜が降りる寒い日に
ろうそくの明かりのような新芽が
細い枝に、ぼおっと灯り・・・


こんなに小さくても、季節が分かるのか
ロウバイの花が咲く頃
みんなが、いっせいに葉を広げました。
今年はどれくらい背が伸びるかな
楽しみ~



3月半ばになると
他の子たちも
あくびをしながら(笑)起き出しました


秋には、あんなに硬くごわごわになるのに
どんぐりの新芽は
産毛でおおわれていて、とても可愛いの


センダンは、2回目の春です
おはよー!
今年も会えてうれしい!


ムクノキ
1年で背がすごく伸びたけど
枝は細く繊細で
葉のふちにある、ギザギザが特徴的です
大きな木の芽吹きって
普段は見ることができないから
こんな赤ちゃんの葉を
間近に見られるのも
樹木を種から育てる楽しみの一つです(^-^)V


ハクウンボクも
ちょこんと小さく芽吹きました
大きな葉が特徴の樹木なのですが・・・
大器晩成なのでしょうか
根元の葉は、種が飛んで生えてきた
ホタルブクロです(^^ゞ


モクレン!
木蓮の冬芽って、暖かいコートを着ている
イメージだったけど


よく考えたら、あれは花芽だけで
葉っぱは、こんなふうに裸だったのかも
羽化したての蝶の翅みたい
はやく開かないかなぁ


**
ソテツさんたちは
つい最近まで
昼間はベランダへ出して
夕方に部屋へ取り込むという
毎日のお世話が、けっこう大変でしたが
Aさん、元気に冬を越しました


Bさんも、元気(^O^)
いっそ落葉樹の方が
冬でも外で大丈夫そうな感じで
こうして葉があるだけで、心配になりました


そして・・・
こちらの子たちにも
発芽の予感が!(#^.^#)
今からドキドキする、楽しみです~


ナギの木は
寒さに強いような見た目(笑)なので
ベランダで冬を過ごしました
でも、本当は3メートルほどになるまでは
防寒が必要だったようです
毎晩ビニールを被せておいたので
なんとか、春を迎えられました(^_^;)


夜は部屋に取り込んでいたのに
枯れてきて
もうダメかな(>_<)と思っていた
クララが
気温が上がるにつれ
元気を取り戻してくれました(´ー`)


小さいのに
頑張ってくれました!
一緒に生えているのは
こぼれた種から芽生えた「ヒメツルソバ」です
この子たちは、丈夫だね^^


それから、少し前にブログに書いた
柿の木なのですが・・・
頂点の芽が取れてしまって心配していた
いちばん小さな子が
なんと!柿ではなかったんです~


頂点の芽は、取れたのではなくて
最初からぷっくり膨らんでなかったようです
どこで間違えたんだろう(笑)
柿たちと、兄弟のように冬を過ごしたけど
この子は「ハゼの木」でした(^^ゞ


***
謎の木も、無事に芽吹きました。
種をまいた覚えがないのに芽が出てきて
去年、1年間育てたけど
名前が判明しなくて
落葉樹だという事しか分からなかった子です(笑)
今年は誰か、分かるかな?


そして、去年の秋に種をまいた
ニワウルシが発芽しました\(^o^)/
今シーズンの、初発芽です


タイサンボクや
ネムノキは、まだ眠っているみたい
カラスウリは4年目だけど・・・
起きてくるかな?


3月があっという間に過ぎました
この調子だと
ゴールデンウィークも
あっという間に来そうです(笑)

種まきした子たちが
今年はどんなふうに成長するか・・
スタートの春です(^-^)V


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひとりお花見、仕事帰りの枝垂れ桜

2021年03月23日 | ひとりお花見
咲いてるかな?
まだ散ってないかな・・・
夕方、仕事の帰りに
気になっていた桜を見に行ってきました。


田んぼの中の空き地に
ポツンと一本立っている枝垂れ桜は
結構な存在感で・・・
数年前から、毎年見に来ているのですが
ここで誰にも会わないし、近所の方にも遭遇しないので
由来はいまだに謎の、一本桜です。


枝垂れ桜の寿命は、一般的には300年なのだそうです!
中には、1000年も生きている枝垂れ桜の木もあって
ソメイヨシノの寿命の60年と比べると、長生きな樹木です。
同じ桜なのに、不思議・・・
この子の樹齢は、何歳なんだろう?
私より年上かな。


近くに車を停めて、草原のなかを歩いて
木の近くまで行きました。


風が強くて、枝が揺れていましたが
木の下に散った花びらが見当たりません
っていうことは・・・今日が満開のピークだったのかも\(^o^)/
会いに来られて良かったー(#^.^#)


夕日をバックに。
寒くて、手がかじかんできました。
でも夕方の、誰もいないお花見は
ちょっと肌寒いくらいがちょうどいいかも。


反対側から見ると桜は、また違った表情です。


ゆっくり見ていたかったけど
このあとスーパーで買い物して帰らないと(^^ゞ
車に乗って、冷えた指先をヒーターで温めました。


いま、桜の写真をみながら、冷えた空気を思い出しています。
ひとりお花見は続きます(^m^)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひとりお花見2021、始まりました(^^♪

2021年03月21日 | ひとりお花見
好きになった木がいろんな場所にいて
その木に花が咲く頃会いに行く・・・
それが私の「ひとりお花見」です(笑)
先日、神社の寒緋桜を見に行ってきました。
3月16日、満開!


そろそろかなーと、最初に見に行ったのは
2月7日でした。
まだ早かったですね。


それから2週間後の21日にもう一度行くと・・・
咲いていないけど、緋色のつぼみが賑やか。


あと少しです(^_^)


3月はいろいろ忙して
花粉症も今年はかなり厳しく
ああ、そうだ!桜は咲いたかな?と3月16日
見に行ってみると
嬉しい!満開でした~\(^o^)/


お花見のタイミングって結構むずかしいです。
お天気と、体調、予定などなど、万障繰り合わせ
満開の木の下に立てたときは、至福のひとときです(^-^)ゝ

ここの寒緋桜に出会ったのは、写真を遡ってみたら
7年前の2014年でした。


2019年にもブログに書いていました。

初めて会ってから7年も経っているのに、まったく相変わらず
「進歩」という言葉がない自分がいて笑ってしまいました(^m^)
うそみたいに、昨日の事のよう。これでいいのか。(いいのだー)
ひきかえ、桜の木は年々大きくなっていて、来年もその後も
花が咲くのを見られるよう、楽しみにしていきたいです




桜の木の下で、アリが巣を作っていました。
作るというより、春の出店みたいな感じかな?(笑)


ああ、そうだと、車に積んである
出会った子用のおやつのパンを取ってきて
アリの巣の近くに置きました。


こんなの、見つけて巣に持って帰ったら
人なら大手柄、なんだろうけどアリさんはどうなんだろう?
仲間にエサの在りかを淡々と伝達するだけなのかな


しゃがんで、アリを見ていて
こんなカワイイ花を見つけました。
キュウリグサの花です。
花は直径3mm!花が3cmなら園芸種になっていてもいいくらい
空色の花びらが美しいです。


少し離れた土手にある「河津桜」も咲き始めていました。




神社の隣のソメイヨシノは
まだ眠っているみたい。


でも、つぼみが膨らんでいます
今日の雨で、花が一気に開くかも
この時期に降る雨を「催花雨」(さいかう)というそうです。
パソコンで文字変換できなくて「催促、花、雨」と入力しました(笑)
催促って~、でもお花見もそんな気持ちです(^^)/


明日は晴れるかな(#^.^#)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生まれたてのアブのグルーミング

2021年03月18日 | いきものの観察や飼育
今日、またアブが羽化しました。
3匹同時です!(見えないけど(笑))


それを、仕事に行く時に見つけて・・・


あー、どうしようと思ったけど
今日はとても暖かないい日だったので
夕方まで閉じ込めておくよりも、早く外に出してあげたくて
あわただしく写真を撮って、庭に放しました(^^♪




アブは、羽化してすぐ、羽ばたくよりも先に
身体中を丁寧にグルーミングしだしました。
新品なのに!(笑)
その無駄のない動きに・・・見惚れました(#^.^#)
本能なんですね
アブの頭って180度回転するんですよ
1分の動画です、見てみてくださいね~(#^.^#)


ハナアブの寿命は3,4か月だそうです。
花の蜜を吸いながら、受粉をしてくれます。


この中にまだ、たくさんいるはずなんだけど・・
姿が見えなくなっているのは
みんなここから這い出してサナギになっているのかな。


人を刺したりしないし、害のない
愛らしい小さな昆虫です。


もしも、いつかどこかで
アナタがこんな虫を見つけてしまったら・・・


衝撃的だし、当然気持ち悪いでしょうけど
どうか
駆除せずに見逃してあげてくださいね(^-^)ゝ



コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

送電線巡視路「2番」から「5番」まで行ってみました。

2021年03月16日 | 鉄塔と送電線巡視路
山の中に建つ鉄塔と、そこへ登っていく道
送電線巡視路が好きで
日々の生活の中でも、買い物に行く途中などに
「あそこの鉄塔って、あの辺りから行けるんじゃない?」なんて
虎視眈々と(笑)巡視路の入り口を探していたりします。
そんな中先月登った「5番」鉄塔から「2番」の鉄塔までの道のりを
ちょっと調べてみました。

Googleの航空写真では、こんな感じ。
この前行ったのは、展望台から5番までです。


更に、山登りをされている方々のブログなどで
巡視路の道中の写真を見る事ができて
道なき道、を想像していたのですが、そうでもなさそうなので
早く仕事が終わった日の帰りに、行ってみました。
2番への案内板の所から、登ってみます(^_^)


登り始めて5分ほどで、鉄塔が見えてきました。


実は、この鉄塔は、8年前に山を切り開いて
建設工事が始まったとき、こっそり早朝に
見に来ていた場所なのです(^^ゞ


鉄塔の建設工事が終わると
復旧緑化と言って、山を元の姿に戻すため
すぐに樹木の苗木が植えられるそうです。


ここには、成長が早い杉が植えられていました。
毎年同じ時期に見に行くと
木って1年間にこんなに伸びるのか!と驚きます。




次の「3番」鉄塔へ進みます。


途中、ゴミの不法投棄がひどい場所があります。
すぐ下に車道があって、そこから山中へ運んで捨てたようです。
せめて、ゴミステーションに不法投棄すればいのに(ダメだけど)
8年前と変わらない景色に悲しくなります。


小さな長くつが片方だけ・・・
不気味です(´A`)


ん?これは・・・見覚えがある。
もしかしたら・・・


昔の写真を探したら、ありました!
大きなぬいぐるみ。


場所が移動してるのは、なぜ?(ll゚д゚)


そして、これは前は無かったと思う・・
全身が埋まってるのかなぁ
動いたら怖いので、突かずにそっとしておきました。


ここから左へ行くと工場とため池がある場所へでます。
案内板はあるけど、この先は道がなくなるので
行ったことがありませんでした。


方向を頼りに、今日は先へ進んでみます。


矢印が描いてある木を見つけました。
登山の人が目印に付けてくれたのかな。
ホッとします。ありがとうございます。


しばらく歩くと、鉄塔が見えました。
着きました!「3番」です。初めまして(^^)/


傍らに「4番、5番」への案内板があって
うっすら道のような筋が見えていました。
行ってみます♪


巻かれて間もない感じのテープ。
ありがとうございます(#^.^#)




ここからは何故か、ハッキリとした道になってきました。
草が刈られ、ハイキングコースの林道みたいです。


気持ちよく歩いて
4番の鉄塔に着きました。


送電線巡視路は
どれくらいの頻度で業務に使用されているのかな?
いままで何か所か登ってみたけど
こんなにちゃんと道があって、整備されているのは初めてです。
5番鉄塔まで、あと少し


おー!巡視路階段があらわれました。
鉄塔の建設工事と同じくらい、巡視路を作る作業工程に
めちゃめちゃ興味がわきます。
この階段も、一段ずつ斜面に打ち付けていったんでしょうね・・・
ありがたく使わせていただきます!


ソニーの方へ進みました。


汗をかいて、上着を脱いで歩きます。
5番鉄塔が見えてきました。


到着~\(^o^)/



いい道で面白かったです。
鉄塔と鉄塔は、電線で繋がっていて
そんなのは当たり前だから、普段は気にも留めないのですが
繋がりを目で辿っていくと
路線図みたいで、どこへ行けるのか旅ができそう。

5番に繋がっているあれは
たぶん6番鉄塔。

いつか行ってみます!(^m^)

**
5番鉄塔から、来た道を折り返して
入り口の2番まで帰ってきました。
駐車場から少し離れた場所から見た
航空写真の立体像みたいな景色(笑)


一番手前の鉄塔は「1番」さんです(^-^)ゝ


面白かったなぁ
もう一度行ってみたい巡視路でした(^^)
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

種をまいた「柿」1年目の成長記録 2020

2021年03月14日 | カキ 実生
冬を越した柿の小枝の先っぽに
2月28日、緑色がチラッっと見えました!


そして、あれよあれよという間に(笑)
小さな葉が開いてきました。
今日の写真です(^O^)


柿の芽吹きって、こんなに早かったっけ?
嬉しい!春の芽吹きです♪
さあ、今年はどれくらい大きくなるかなぁ
と思って、前回のブログを探してみたら
柿の芽が出たところまでで
その後の成長をまとめてなかった~(^^ゞ


~2020年の成長記録です~
5月初旬の様子


5月の終わり頃
前回ブログはここで終わっていました。


7月に入って、ポットの苗を
1本ずつ、鉢に植え替えました。
この時、柿の根っこが真っ黒で、ビックリしました。


8月の下旬
葉の色が黄緑色から緑に変わって
しっかりと、柿の葉らしくなってきました。
4本ある苗木のうち、3本は
小さな野生の柿の種から芽生えたもので
残りの1本だけ、薄紙に包まれてうちに来た
贈答品の「富有柿」の苗木です。


どれがどれか、分からなくなってしまって(´A`)
でも、この葉っぱの大きいのが、富有柿かなぁ・・・


ちょっと小ぶりな葉の子。
うーん、こうしてみると、見分けがつかない。


9月になっても暑い日が続き
柿の木は、すくすくと成長を続けています。


10月の終わりになると
葉の色が変化してきました。
紅葉するかもしれません(#^.^#)


11月、うっすらと紅葉してきました。


もう少し濃い色になるかと
毎日楽しみに見ていましたが
ある朝、自然に落葉していました。

でも、柿の葉特有の色合いが出ています(^_^)

最後のひと葉は、可愛らしく紅葉して
散りました。


冬の間はベランダへ移して
なるべく日に当てました。


厳冬期の夜間だけ、小さな苗たちに
ビニールを被せておいたのですが
それが風で擦れて1本だけ、頂点の冬芽が取れてしまいました。
脇芽が出るか、ちょっと心配です(´A`)


以上、種をまいた柿の成長記録、1年目でした!
今年はどんな姿を見せてくれるか
楽しみです(*^^)v






コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今シーズン初!ハナアブが羽化しました

2021年03月13日 | いきものの観察や飼育
去年の秋、10月に
庭で見つけたアブの幼虫を
密かに(笑)部屋で飼っていました。
ハナアブの仲間です。
その子が今日、無事に冬を越して羽化しました\(^o^)/


アシブトハナアブ(脚太花虻)かな。
名前の通り、後ろ足が競輪選手みたいな太さです。


生まれたての昆虫は
どこもかしこも美しいです(#^.^#)
それを間近で見られるのが嬉しい。


飼育ケース越しにご対面♡


腕を上げ下ろしして踊る(笑)
幼虫時代の面影はどこにもない・・・
愛らしい姿に変身しました。



「ハナアブ」というのは、たくさんいるアブの総称らしくて
私が飼っていたのは、その中の「ナミハナアブ族」
幼虫期を水中で過ごすタイプの子です。
和名には「アブ」と言いますが、本当はハエの仲間で
その幼虫は「オナガウジ」と呼ばれています。
尾が長いウジ・・・です。
虫が好きな私でも、この幼虫を初めて見た時は
ドン引きしました(ll゚д゚)

幼虫はよどんだ水中で有機物を食べて
水質浄化をしています。

庭のすみで、水が溜まったままの鉢で
有機物を食べているのを発見しました(^^ゞ


夏におたまじゃくしを育てたところ
移しました。
100匹くらいいたので、春には庭が「ハナアブの園」になる予定です(^m^)


数年前、初めて見た時は、その姿にショックを受けましたが
毎年庭で見つけているうちに、飼育してみたくなり
とうとう、数匹を飼育ケースへ連れてきてしまいました(^-^)ゝ


幼虫の体長は1.5㎝くらい。
でも、本体から伸びる尾っぽは
体長の8倍もの長さでまで伸び縮みして
シュノーケルのように水面で呼吸をするそうです。


**
ハナアブの幼虫は、こんな姿をしています。
閲覧注意!
昆虫一般や、特にクネクネしたのが苦手な方は
スルーしてくださいね(^-^)ゝ
もっと詳細に見たい方は、「オナガウジ」で画像検索してください(笑)


見た目は、本当に気持ち悪いと思うけど
ハナアブは植物の受粉のために、なくてはならない存在です。
こんな命の営みが、私たちの足元で日々行われているの
生命の神秘です(´ー`)


***
水中で育つ幼虫が、どうやって空飛ぶ昆虫になるの?
トンボのヤゴみたいに、水面に這い出てサナギになるのかな?
調べてみたら、なんと!
水から這い出て、土に潜るみたいなんです└(゚ロ゚;)┘
どうしようか考えて、こんな感じにしてみました。
11月の中旬です。


しばらく観察を続けると
水中にいた幼虫の数が減っていき
容器から出て、土に潜っていました。


蝶や蛾がサナギになるのとは違う緊張感です。
水から打ち上げられた生物が、干からびているみたいで怖い(。・Д・)ゞ


数時間後、このままの姿で
土に潜っていきました。

****
あれから、約4か月後の今日
「おーい、出てきたよ~」
みたいな登場のしかた(笑)
今日は大雨で、飼育ケースを部屋に取り込んでおいて良かった!


ウジからの、噓みたいな変態です。


翅脈の曲線が、アシブトアブの特徴らしいです。
ホントにきれい。


抜け殻が地上にありました。


調べてみたら、おもしろいことに(笑)
成虫が出てくる時の、サナギの割れ方で
アブと、ハエの判別がされるそうです。
「直縫群」といって、サナギの背中が、直線状に割れて成虫が出てくるのがアブで
「環縫群」、頭部の部分が、環状に割れて成虫が出てくるのがハエだそうです。
これは丸く輪っかに割れているので、ハエの仲間ですね。


ウチでまえに羽化したヒラタアブ


思い出して、写真を探してみたら
サナギの出口は環状でした。


*****
夕方に雨が上がったので
少し寒かったけど、生まれたアブを外へ放しました。


仲間もきっと、どこかで羽化し始めているよ。
明日は暖かくなるといいね(#^.^#)


コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

庭猫「チロ」ちゃん、家猫に。

2021年03月12日 | ネコちゃん
庭を駆け回って、自由に暮らすのと
室内で安全に暮らすのは
どちらがこの子の幸せなのかな?
ずっと答えが出せずにいましたが
先日、色んなタイミングが合って
チロを家の中へ入れることになりました。

ワクチン接種のため、病院へ連れていったので
しょんぼりと、元気のない様子です。


「チロ」と名付けたこの猫は
庭に迷ってきた妊婦猫が産んだ子どもでした。
母猫と兄弟、従妹猫たちと一緒に、庭で2年ほど飼っていましたが
順番に避妊手術をしようと、去年の秋に
保護団体の方と捕獲の計画を立てていた矢先
猫たちの間に病気が広まりました。

病院へ毎日通って治療して、生き残ったのは4頭だけでした。
治療中に、1頭の子が「小脳萎縮症」だとわかり
屋外で生きていくのは難しいとのことで・・

「たぶん助からないかも」と言われて、生還した強運の子!
家族を説得して、この子だけを家の中で飼うことにしました。
フーちゃんと名付けた子は、意思の疎通が難しくて
耳が聴こえてないことも、後から分かりました。


チロは兄弟の中でも、とても警戒心が強くて
人の姿があると、餌場にも近づかないほどでした。
いつも一人ぼっちでいたのが幸いして
病気にはかかりませんでした。


それが、みんながいなくなったのがよほど寂しかったのか
だんだん近寄れるようになって、ちょっとだけ触れるようになって・・・
いつの間にか、超甘えん坊の本性をあらわしてきました。
私が庭でしゃがんだ途端、飛んできて
隙あらば・・・


又の間から(笑)ぬーっと顔を出して


「ねえ、抱っこして、抱っこ抱っこ!」と
この姿勢から、足によじ登ってきます(^^ゞ


家に入れたいなぁ・・・
でも、チロは狩の名手で


庭を駆け回っている姿を見ると、自由を奪ってしまうのが可哀そうで
家族にもそう言われて、決心がつきませんでした。


でも、最後まで庭で一緒にいたオス猫が帰ってこなくなり
夜には猫の餌を狙って、アライグマが出没するようになりました。


外から玄関のガラスに
小さな額をくっ付けて、部屋の中を見る事が多くなって
そのたびに、外へ出て抱っこしていました。
ねえ、部屋で一緒に暮らそうか?
うん、いいよ。(そらみみ)で


チロちゃんはとうとう「家猫」になりました。


玄関から外の、白くて動く生き物(チロ)を
いつもじっと見ていた
「フーちゃん」は、ふだん全く感情を表さない子なのですが
なんだかすごく嬉しそです(#^.^#)


最初の3日間は、静かな部屋でじっとしていましたが
少しずつ慣れてきて、居間に出てきました。


ソファーで寝てます(#^.^#)


フーちゃんは、興味津々ですが
脳の障害のせいか、上手にコミュニケーションをとる術が分からず
先住猫さんなのに、チロのあとを付いて回って
うるさがられてます(笑)


チロも、他の猫とのコミュニケーションがとれず
人には甘えるけど、猫って?え?なに?って感じで
フーちゃんとは、いまのところつかず離れずです。
今日、初めてこんなに接近した2匹(笑)


子どもの頃から家には、いつもたくさん猫がいて
田舎だったせいか、猫は外と家を自由に出入りしていました。
猫を外に出さないで暮らすのは、初めての体験です。
なので、チロが玄関の外を見ながら鳴くと
胸が締め付けられます。

自由と安全、どちらが幸せなのか
答えは出ないけれど
うちに帰って、チロを抱っこして
その温もりを感じるとき
私はとても幸せです(#^.^#)
コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

楽しい庭仕事

2021年03月04日 | 庭の植物
暖かい日差しに誘われて
久しぶりに庭でしゃがみ込んでみました。

「ううう・・・やられたぁ」
小さな声がする方を見てみると・・・


あらら~
可哀想なことになってる・・・(笑)
でも、もう虫が出てきているんだなぁ


苗を植えた時はスカスカだった鉢も
こんもりと「おじさんたち」が茂ってきました(笑)



ウサギ耳のビオラ
今年はこんなお花も
ホームセンターで見つけました!


とにかく可愛いの(´ー`)


しゃがんだついでに
草取りなんかしていたら
パチっと、庭仕事のスイッチが入ってしまい
根が回った鉢の植え替えを始めてしまいました。


まだ寒くなるかもしれないから
丈夫そうな子たちだけにして
あと、元気がない子も、点検のため鉢から抜いてみたら
うう・・・これは・・・


コガネムシの幼虫兄弟たちが
わんさか出てきました。


元気がなかった鉢植えの「カポック」の根っこは
ほぼ食べつくされていました(^^ゞ
仕方ないので、違う鉢に引越しをします。
色んな草が生えた鉢の、上半分を取り除いて
コガネムシの幼虫をそこへ置くと
「逃げろ~~~」と大急ぎで土の中へもぐっていきました。


草の根っこをいっぱい詰め込んで
鉢を元に戻して、引越しは完了です(^-^)V

本当は飼育観察したいのだけど
それはまたの機会に!

種が落ちて生えてきた「ノイバラ」のツルも
私の背丈を追い越して、エゴノキに絡みついてきました。
庭で唯一、一年中日が当たる一番良い場所です。

切ってしまおうかと思っているうちに大きくなってしまい
もう、情が移って切れなくなりました。


最近、庭は「蜘蛛」で賑やかです。
孵化したてなのか、それともみんなで冬越しをしていたのか
小さな蜘蛛たちが一斉に庭へあらわれて
思い思いの場所に、小さな巣を張っています。
子蜘蛛じゃない子も、よく見かけるようになりました。


カシワの葉は、暖かくなってもまだ
新芽を守り続けています。
折れてちぎれそうな葉の軸は
とても丈夫な繊維で出来ているのが分かります。
「もう大丈夫」と感じた瞬間に
これがポロッと落ちるのでしょうか・・・

本当に不思議。

何かの芽も出ていました。
黒い種、たぶん木の芽だと思うけど
何か分かるまで、楽しみです(*^▽^*)


去年植えた「バイモユリ」の芽も出てきました。


キアゲハホイホイ(笑)
シタバもすごい!
今年もこれで蝶の食糧は確保できそうです。
でもその前に、ちょっとだけ天ぷらにして食べようかな(笑)


しゃがんでみると、いろいろ発見します。
ルリタテハホイホイも出てきました(笑)


庭仕事をほっぽり出して
探索が始まりました(笑)
「オドリコソウ」が庭の奥のほうで
鉢から逃げ出して、増えてました。


ヒヨドリが最後のひと粒まで食べていった
マンリョウ。
種まきをしてくれて、あちこちから芽がでます。


アケビのつぼみ
知らないうちに、こんなに膨らんでいてビックリしました。


アケビのツルで発見!
これは以前、一生懸命調べた結果
「ギンシャチホコ」という蛾の繭だと思うのですが・・・

ちょっと色が白すぎるのです(^^ゞ
知ってる方がいたら、教えてください!

庭ネコの「チロ」ちゃんが
私に抱っこしようと、チャンスをねらって
探索について回っています(笑)


楽しく庭仕事ができた
いい日でした(#^.^#)
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする