風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

散歩で見た虫、ナナフシモドキなど

2020年06月27日 | 散歩でみたいきもの
今日の散歩で見つけた虫たちです(^^)/
名前がわからないのもいるけど
写真だけでも、載せておいて
時間ができたら、いろいろ詳しく調べたいと思います。

まずは、ナナフシ・・・
だと思い込んでいた「ナナフシモドキ」です。

ナナフシとの違いは、触覚の長さで
前脚を折り曲げた部分よりも触覚が長いのが、ナナフシで
短いのがナナフシモドキだそうです。
この子の触覚は、とても短いです。

こんなに完璧な擬態なのに・・・
どうして見つかったのかと、ショックだったみたい(笑)
動物のナマケモノを思い出す、動きの遅さです。


「緑色 蜘蛛」で検索しました。
サツマノミダマシという蜘蛛でした。

ノミ騙し??跳ねるの?と思ったら
違いました(笑)薩摩の実、騙しです。
姿や色が「ハゼの実」に似ているところからの命名だそうです。

今年もワルナスビの群生ができていました。
最初、イノシシ除けに植えてるのだと思ったのですが
今朝、実際にイノシシを見たら、ワルナスビのトゲなんて
痛くもかゆくもないだろうと、実感しました(^^ゞ


でも、毒草です。
それを美味しそうに?食べる虫がいました!


背中の点を数えたら、28個あります。
試しに「テントウムシ 28」で検索したら・・・
本当にいた!(笑)
ニジュウヤホシテントウ!
テントウムシは、アブラムシなどの害虫を食べる益虫とヒトからは見られているけど
この昆虫は、肉食から、植物食に「食性転換」して進化したそうです。
ベジタリアンになったら、害虫と呼ばれるなんて・・気の毒なことです(^^ゞ


足もとにアリ塚がありました(^^♪
踏まないように気を付けて歩きます。


アリ塚の周りを忙しそうに歩き回る、アリみたいな虫。
見たとおり「赤と青 虫」で検索したら・・・
すごいなぁ・・・名前が分かりました(笑)
「アオバアリガタハネカクシ」(青翅蟻形隠翅虫)
体内に有毒物質を持っていて、体液が皮膚に着くと
火傷したようにミミズバレになるので、「やけど虫」と呼ばれているそうです。

ツチハンミョウを見た時に感じた「この虫は触っちゃダメ!」という
危険な雰囲気を持った虫でした。
でも、やけどしてみたくもあります(笑)

可愛いイモムシ。
イタドリの葉を食べていました。
この子は名前がわからない。
あ!そうだ、腹脚の数を数えてくれば良かったのに・・・


上の幼虫の写真を撮るのに
しゃがんだところの用水路に、この虫が溺れていました。
えーっと、土の中にいる
根っこを食べる虫の幼虫に似てるけど、なんで水の中に?


この種類の幼虫が背中で歩くって、本当だったんだ!


ヨモギの茎にいた
シャクトリムシです。
擬態とまではいかず、私に見つかりました(笑)

試しに「ヨモギ シャクガ」で検索したら、あっさりと判明しました。
ヨモギエダシャク!
名前もストレートですね(^^ゞ

カメムシ?
「カメムシ 赤い」で検索(笑)
アオクチブトカメムシ、かな~
きれいなカメムシです。


最後に、家の近くで見つけた
スズメガの幼虫、セスジスズメなんですが・・・

家に連れ帰ろうと、触ったとたん
緑色のスライムみたいな液体を、次から次へと吐き出しました(ll゚д゚)

病気?寄生?怖くなって、思わず手を引っ込めてしまいました!

いったい何だったのだろう?
「スズメガ幼虫 緑色 吐く」で検索したら
なんと、同じ質問をした方のページが見つかりました!
質問の答えは
「スズメガなどの幼虫は、外敵に襲われた際に、その敵を驚かすために、口から吐瀉物を吐くことがあります。」でした。
「これに驚かされた外敵が、食べるのをやめて逃げていく」そうで・・
確かに!驚かされて、捕まえるのをやめて逃げてきました(笑)
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネムノキの花と、イノシシ

2020年06月27日 | 散歩
今朝は曇り空でしたが
気持ちいい風が吹いていました。
収獲が済んだ麦畑にだんだん草が伸びてきて
茶色だった畑が、うっすらと緑色になってきました。


朝露が光る草むらで、サギが
頭を振りながら、ニワトリみたいに地面をつついています。
小さなカエルを探して食べているようです。


ネムノキに花が咲いたか、見に行こうと思って
川沿いの道を歩いていくと
遠くから、ちらほらとピンク色の花が見えました。
咲いてる♪


木のそばへ行くと、いい匂いがしました。
イノシシ除けの電線をまたいで、下へ降りていき
手が届く場所に咲いている花の写真を撮っていたら・・・


3、4メートルくらい離れた対岸の草むらが
急に大きく揺れて、なにか茶色いかたまりが飛びだしました!


土手を少し登った所で、フガフガと声がします。
まさか、こんな所で会ってしまうなんて
うわ~、どうしよう└(゚ロ゚;)┘
大きなイノシシです!

遠くからは何度か見掛けたことがあるけど
こんなに近くで遭遇したのは初めてです。
動かずにじっとして、立ち去ってくれるのを待っていたら
山の中へと消えていきました。
猿の群れに出会ってしまった時と同じくらい怖かったです(ll゚д゚)

****************
気を取り直して、草の茂った道を歩いて進み
定点観察地点で、写真を撮りました。


この土管も、季節ごとに飾りが変わる
お気に入りの場所になりました。


アカメガシワは
クリスマスシーズンに花屋さんに並ぶ
ポインセチアに似ています。
調べたら、同じ「トウダイグサ科」の仲間でした(^○^)


こちらは「ヨウシュヤマゴボウ」の花です。
毒草とは思えない、可憐な花が咲きます。
もしも、実がブドウのように食用だったら・・・
とても人気のある園芸植物になりそうなのにと、見るたびに思ってしまいます。


お地蔵さまにご挨拶。


祠の横は花壇というか、花の畑になっていて
キキョウが咲き始めていました。


キキョウの花びらって、何枚何だろう?
つながってるから1枚かな?
調べたら5枚でした。
「花の基本数」というものがあって、キキョウは5という数字で
花びらと、おしべ、めしべの数はそれぞれ5枚、5本だそうです。


この花も、キキョウの仲間で
「ハタザオギキョウ」という名前です。
漢字で書くと、「旗竿桔梗」。なるほど~と思いました(笑)

畑には、野菜と一緒にいろんな花が植えてあるので
見て歩くのが楽しみです。

**************
ワンコさんにもご挨拶を(^^)/


神社に着きました。


神社の屋根にある飾瓦「阿吽」の狛犬です。
向かって右が口を開いた「阿像」の獅子で
左側が口を閉じて、頭に角がある「吽像」の獅子だそうです。
この子は口を閉じているので、左側の吽像ですね。

手が1本折れてしまい、現役を引退したようです。
何年も前から、境内の片隅で、じっと天を見ている様子が淋しそうで・・・
お参りをしてから、いつもこの子の鼻を撫でに行きます(^m^)

**************
帰り道。
田んぼから水が流れ込んで、あぜ道はあちこちでぬかるんでいます。
ここも小川のようになっていて、オタマジャクシまで泳いでいました。


でも、この靴なら大丈夫!
以前は長靴を履いて散歩していたのですが
ゴアテックスのスニーカーがあるのを知って
買って履いてみたら、これがスゴイのです!

まったく水を通さないうえに、歩きやすくて
これさえ履いていれば、どこへでも(笑)入って行ける、安心感があります。

よそ様のお庭で
コブシの実が膨らみ始めました。


こんな形のものも。
赤く膨らんでくるのが楽しみです。


まるでアートのようなオブジェ(笑)
前から気になっていた椅子には、誰かまだ座っているのかな・・・


スイカのツルです。
ふわふわだ・・と触ってみたら、見た目よりも、剛毛でした。


可愛い(#^.^#)


スイカの雄花です。
きっと甘い蜜がいっぱいなんでしょうね。


ヤイトバナも咲き始めていました。
子どもの頃、ちぎったこの花をペロリと舐めて
自分の鼻の頭にくっ付けて遊んだことを思い出しました。

昔の子どもは(人によって違うかも)
平気で野にあるものを食べたり舐めたり、口にいれたりしていました。
大人になっても、変わらないかな(笑)

今朝も色んなものが見られて
楽しい散歩でした。(#^.^#)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ナギの芽が出ました! 

2020年06月22日 | ナギ 実生
去年の秋遅くに種をまいた「ナギ」の
芽が出て、やっと葉が開きました!

ジャーン!
嬉しい\(^o^)/


種をまいてから、約4か月
発芽の兆しが見えてからも、葉が開くまで1か月かかりました。
ナギの発芽が、他の植物とはちょっと違っていたので
記録として、残しておきたいと思います(#^.^#)

神社で実を拾ってきたのが、2019年11月でした。


こういう光景を見てしまうと
冬眠前のリスのように、本能で(笑)拾わなければ!と思ってしまいます。
神社の神さまにお礼をして、貰ってきました(^m^)


それをずっと飾っていたのですが
そうだ!種まきしてみよう、と思いついて
2月の半ばに土に埋めてみました。
写真の左は、果肉を剥いたもので、右はそのままの実です。


2020年2月24日、種まき。
果肉は、発芽を制御する物質があるので、普通は剥いてからまくのですが
半分ずつ、有りと無しとで、6個の種をまきました。
種が隠れるくらいに土をかけて、芽が出るように祈ります。


それから月日は流れ・・・
桜が咲いて、山々が新緑に輝く季節になり
いろんな種が続々と発芽する中で、ナギには何の変化もなし。
同じ日にまいた柿は、もうこんなに大きくなっているのに(´A`)


ナギの発芽は難しいのかなぁと思いつつ
毎日毎日、土の表面を見つめ続けていたら・・
柿から遅れること1か月、5月19日に、ナギに発芽の兆しが見えました!


いちばん先に頭をもたげたのは、果肉を剥いた種でした。


次に土の中から出てきたのは、果肉が付いた種2個と、果肉なしが1個。
発芽制御物質は、ナギではあまり関係がないのかも。
でも、この状態から、いったいどうやって葉が開くんだろう?


不思議に思って、毎日観察していたら
ある日、最初に発芽した種がかぶっていた、丸い物体が
ポロリと取れて、緑色の葉が出てきました!

こういう仕組みだったんだー!
割れるのじゃなくて、脱ぐタイプだったのね。

2個目、3個目は、茎に力を込めて、丸い物体(コレは何だろう?)から
頭を抜こうと、一生懸命に踏ん張っているみたいです。
ガンバレー!


2日後、ほんの数ミリ、出ている部分が伸びたような気がしますが
次の日も、まだまだ生まれそうにありません。


「うーーー、もうガマンできない」
出かかった芽を指でつまんで、引っこ抜いてしまいました(≧∇≦)


1分後、生まれたばかりの葉が、伸びをするように
少しずつ両手を広げ始めました。


ラジオ体操で、こういうのありましたよね(^m^)


自然の営みに、手を出してしまうのは
本当はいけない事なのかもしれませんが
こうして間近で、まじまじと、ひと粒の種の発芽を観察していると
動物のお産とおなじように見えてきます。
どんな生命も、無事に生まれ出るのは大変です。
生まれてきて、育つのは奇跡だなぁと思えてしかたありません。

ところで、この丸い物体の役目って、何だったんだろう?
調べたら、ナギは裸子植物でした。
なので、果肉と思っていたのは外種皮で、その下にあった殻が内種皮で
全体が種なんだそうです。


でもでも、じゃあコレは何?
芽を守るためだとしたら、難産になるほど重要なものなのかな?


割ってみました(笑)


水分を含んでいて、力を入れて押すと崩れます。
硬さといい、感触といい、果物の梨にそっくりです。


不思議な事は、ずっと思っていれば
忘れた頃にどこかで答えに巡り合えるかもしれません(#^.^#)


2つ目の芽も今日、引っこ抜いてしまいました(笑)
ふたりで「歓びの舞」を踊っているように見えました。
ナギは実生で育てると、種をつけるまで25年かかるそうです!

種まきは、ひと粒の種から不思議と感動を貰えます。
これからどんなふうに成長していくのかな
25年・・・(笑)何歳になってるんだろ
楽しみは、何年も続いていきます(#^.^#)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アリの埋葬

2020年06月18日 | いきものの観察や飼育
車の通らない、山の道を歩いていると
道の端っこに、こんもり盛られた、小さな山が幾つもありました。


ここは通学路なので
小学校の子が作ったのかな?と可愛らしく思って
しゃがみ込んで、花の山をよく見ると
小さなアリたちが、小さな花を咥えて運んでいるのが見えました。


小さな白い花は、ソヨゴという木の雄花です。


辺り一面に散っている花を集めて
アリが山を作っていたのです。


何のために?
あ!もしかしたら・・・
小枝でそーっと山を崩してみると・・・


やっぱりそうでした!
花の中から、死んだカメムシが出てきました。
まるで宝石のように、きれいなエメラルド色です。


アリは、巣に運べないような大きな餌を見つけた時
他の生き物に横取りされないように
それを砂粒で覆い隠して、ゆっくりと中で解体するそうです。
別の山には、ほぼ解体されたイモムシが入っていました。


砂粒のかわりに、花で死体を覆い隠す様子は
まるでアリが埋葬の儀式をしているように見えて
なんだか感動しました。

「ねえ、お母さん、これ見て!」
母に教えようと、顔をあげると
私が夢中になって、地面をつついている間に
もうあんなに遠くまで歩いて行っていました(^^ゞ


翌日、道ばたでハナムグリが死んでいたので
花の山の隣に置いてみました。


どんな山ができるかな(^^)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今シーズン初のスズメガ!オオスカシバの幼虫

2020年06月15日 | 蛾の観察や飼育
庭で、鉢植えのクチナシの葉が、毎日誰かに食べられています。
葉だけではなく、先っぽが特に美味しいのか
つぼみも幾つか、半分だけになってきました。


クチナシの葉を食べるのは
「オオスカシバ」の幼虫です。
でも、探してもなかなか見つからなくて
一昨日やっと捕獲することができました(^-^)ゝ
「初スズメ」です(笑)


初スズメ・・・
夏の季語にしてほしいくらい。
スズメガの幼虫を見つけると、夏が来たなぁと感じます(^m^)


今年は、100均の「多目的ネット」という吊り下げる網で
お世話することにしました。
葉を食べつくしてしまうと、こうして網に登っています。
景色を見ている・・・わけではなく、途方に暮れているのでしょうね(^^ゞ


スズメガの幼虫は、あまり神経質ではないみたいで
補充した葉をすぐに見つけて、また、一心不乱に食べ始めます。


ついでに身体測定を(笑)
体長は約6㎝くらいです。
こんなに大きくなるまで、気付かなかったなんて・・・


*************
幼虫のお腹部分にある脚のようなものを「腹脚」(ふくきゃく)といいます。
ぷにぷにと柔らかいのに、物をつかむ力は相当強く
つかまっているものから剥がすときなど一苦労です。
昆虫の種類によって、幼虫の腹脚の数が違うことを最近知ったので
ちょっと確かめてみました。
蝶や蛾は一般的に、5対の腹脚(おしりにある1対は「尾脚」といいます)があります。

これが、4対、3対、2対と昆虫の種別に違っていて
初めて知ったのですが、あの電気虫と呼ばれる「イラガ」には腹脚が無いのだそうです!
今度イラガを捕まえたら、よく観察してみたいと思います(^-^)
*******************

夜、寝る前に様子を見たら、エサの葉っぱをすっかり食べてしまっていて
網の上の方へ登って、拗ねているようでした(笑)


ごめんね~
補充してしばらくすると、網から降りてきてムシャムシャと食べだしました。
赤ん坊は「泣くのが仕事」と言われますが
イモムシって「食べるのが仕事」なんだなぁと、見ていて本当に感心します。


翌朝、起きてすぐに幼虫の様子を確認するのが日課なのですが
昨日とは別人のような、紫色に変色していました。


サナギになる準備が整ったのですね(^^)
以前、飼育ケースに敷いたペーパーを綴って繭を作った子がいたので
もしかして土じゃなくてもいいのかもと、ちぎったティッシュの中に入れてみました。


置かれた場所でモゾモゾするだけですね・・・
う~ん、やっぱり嫌ですか(^^ゞ
次にサラサラの砂を容器に入れて、幼虫をそこへ乗せました。
今度は、ぐるぐると歩きまわるばかりで、一向にもぐる気配がありません。


寝心地の良い、もっと上等な土を用意してよー
なるべく早くお願いね!と言っているかのような(笑)


庭へ出て、園芸用の土を小さなボウルに入れて持ってきました。
そこへ幼虫をそっと置くと


そうそう、これこれ♪
歩き回るのがピタリと止まって・・・


土の中へ頭をつっこんで、もぐり始めました。


体をくねらす度に、どんどん奥へ入っていきます。


もぐり始めるとき、頭を左右に何度も動かしていたので
写真を拡大してみたら、口から糸を吐いて土の粒を綴って、マユを作っているようでした。

だから、サラサラの砂ではダメだったのですね。

あっという間に幼虫の体が土の中に消えていき
シーンとして何にもない、土の入った容器だけになりました。


庭で幼虫を見つけてから、たった3日でサナギになってしまいました。
これでは「飼育」とは言えないけど(笑)
無事に羽化してくれるのを待ちたいと思います(^^)
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝の散歩、クララが咲いていました

2020年06月14日 | 散歩
梅雨入りしてから、ずっと雨の日が続いています。
雨が上がった時に、少しでも風を当てようと思って
洗濯物を外へ出すのですが
それを誰かが天から見ているかのように
出した途端に雨が降ってくるのは、どうしてなの?(笑)

お散歩は、傘を持って出かけました。
歩きだしてすぐに、四つ葉のクローバーをみつけました!
いいことありそう(#^.^#)


もっと何かあるかなと、しゃがんでいたら
今度はてんとう虫のサナギを発見。
もういいことが、ありました(笑)


川沿いの農道に出ます。
草木が発散する、甘い匂いが漂っていました。
水滴を身にまとった小さな虫たちと、目が合います。


体の5倍はある、長い触覚!
バッタの顔をしていて、調べたけど、名前は分かりませんでした。


クモの糸は、光を浴びると虹色に輝きます。
ずっと眺めていたいくらい、キラキラしていて、きれいでした(#^.^#)


*******************
土手の草むらに、珍しい花が咲いていました。
「クララ」という、マメ科の多年草です。


クララと言えば、すぐにハイジを思い出します(笑)
白くて華奢な花・・・その名前のとおり、オシャレなイメージですが
実は、根っこを噛むと、くらくら眩暈がするほど苦いから
「眩草」(クララクサ)から、クララと命名されたそうです(^m^)
どんなに苦いのか、ちょっと噛んでみたい気持ちになります・・・


オオルリシジミという、絶滅危惧種の蝶の幼虫は
この花のつぼみしか食べないそうです。


つぼみは苦くないのかな?
ひとつちぎって噛んでみましたが、普通の草の味でした(笑)


帰り道。
よそのお宅の垣根に、今年もカラスウリのツルが伸びて
大きな葉が開いていました。
カラスウリの葉は、葉脈がとてもきれいで、うっとりします。


さあ、誰に絡みつこうかなぁ・・・

ピンっと伸びた触手のような巻きひげには
巻き付く相手を選択する、特殊な能力があるそうです。
自分と他者を見分けて、自分の茎や葉には巻き付かないそうです。
今度つる植物を見かけたら、確認してみたいと思います(^-^)ゝ

家に帰ってきました。
ユリが咲いて、雨の庭を明るく見せてくれています(#^.^#)
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨の朝、池へ行ってきました

2020年06月13日 | 散歩
雨が降ったりやんだりで、蒸し暑い朝でした。
今朝は傘を持って、散歩に出かけました。

母はお休み、ひとりお散歩なので、どこへ行こうかなぁと
いろんなコースを頭の中で思い浮かべて歩いていたら
ふと、水のある景色が見たくなって、池へ行ってみることにしました。

緑色の土手に、ポツンと一輪だけ
昼顔の花が開いていました。


お地蔵さまの横には
今年もノカンゾウが咲き出しました。


イチジクは葉から強い匂いを出しています。
木のそばを通っただけでも、とてもいい匂いがします。
それにしても、どうして葉にこの形を採用したんだろう?
なにか利点があるに違いないけど・・・いろいろ想像してみると面白いです(笑)


花火の傘(^^♪
カヤツリグサの仲間です。


スモモが赤く色づき始めていました。


栗の花


池へ行く道沿いには、サルトリイバラが多くて
秋になると、とても立派な実を付けます。


堤防へ行く細い道まで来ましたが・・・ヒザより高い丈の草が生い茂っています。
どうしようかな・・・、まあ行くけどね(笑)


服が濡れるのは、構わないのですが
マムシが怖いので、傘で地面を突きながら進みました。
出口が見えてきました!
ヘビはいなかったけど、顔がクモの糸だらけになりました(^^ゞ


堤防は草刈りしてあって、助かりました。
ありがとうございます(^^♪


キラキラ光って宝石みたい。


池に着きました\(^o^)/


水際まで降りて、ボーっと遠くの水面を眺めていると
涼しい風が吹き抜けて、いい気持ちです。


しばらくの間、だたぼんやり景色を見ていたら
足もとでなにかが動きました。
うわ~、小さなウシガエルです!


ウシガエルはとても臆病で警戒心が強いので、少しでも動いたり、音を立てたりすると
すぐに逃げてしまいます。
そーっと体の向きを変えて、カメラのレンズをズームにした途端
一目散に泳いで行ってしまいました。
でも、なぜかまた、すぐにそばにくるの(^m^)
笑ってるみたいに見えます。

この子はシッポがまだ残っています。

水の外の世界と、人が珍しいのかな(笑)
違う子たちも、寄ってきて私をじーっと見ています(笑)


*********************************
帰り道。
また雨が降ってきたので、傘をさして歩きます。
ガマズミの青い実がきれい。


ユウゲショウのお花畑。


いい香りがすると思ったら、クチナシでした。
クチナシの花は雨の日でも香るのですね。
甘い香りを吸い込みながら・・・
花よりも、葉の裏に「スズメガの幼虫」を探してしまうのは、なぜ(笑)


この葉っぱは・・キカラスウリです!
1本だけ、草むらの中に這っていました。


この辺りでは、キカラスウリを見たことがないし
実を食べた鳥が種を落としたのかな?

キカラスウリは雌雄異株なので、実がなるかは、花が咲かないと分かりません。
花を見たいけど・・道沿いだからたぶん刈られてしまうだろうなぁ
草刈りの人が気付いて、残してくれないかなー(笑)

まっすぐな道。
いい景色です。

誰もいないし、雨の歌をうたいながら
ゆっくり歩いて帰ってきました。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アシナガバチの巣 2020年 ③/落としてしまった巣を移設

2020年06月11日 | アシナガバチの巣
不注意から、観察しているアシナガバチの巣を落としてしまいました(ll゚д゚)


居間の掃出し窓を開けて、網戸にしようとしたところ
うっかり、サッシの上にあった巣を、戸で押してしまったみたいで・・・
これは15日ほど前の写真ですが、この巣を落としてしまいました。


庭へ出るとき、玄関の横に蜂の巣が転がっていて
一瞬、え!なんで、どうして!!と思ったけど・・・犯人は私でした(+_+)
巣は根元から折れてしまていましたが、幸い損傷がなくて、中の幼虫も無事でした。


女王バチと、羽化したばかりだと思う3匹の働きバチが
パニックになって、右往左往して巣を探しています。
どうしよう・・・・

場所が玄関のすぐ横だったので、いつか父(私の天敵)に見つかって
駆除されたかもしれないけど
この機会に、ハチの巣を移設することに決めました。

********************
まず、働きバチを1匹ずつ網で捕まえて、庭の外へ連れていって放しました。
(放さず、保護しておけばよかったと、後で反省しました)
そして、女王バチハは飼育ケースに入れました。

ちょとガマンして待っててね(^_^;)

次に巣の修理をします。
割りばしに巣の根元を挟んで固定すると良いそうですが
柄が折れてしまっているので、巣の上部に穴を開けて、細いハリガネを通しました。


ハリガネを割りばしに、しっかり巻き付けます。


横から見るとこんな感じです。


作業中に、小さな幼虫がひとつ、巣から落ちてしまいました(。・Д・)ゞ

そっとつまんで(やわらか過ぎて怖い・・・)巣穴に入れましたが、ダメです。
仕方ないので、飼育ケースの中に入れて様子をみます。

大小、さまざまな大きさの幼虫がいます。
フタができた巣穴には、もう卵が産み付けられていました。


そもそも、ハチの幼虫って、脚は退化して無いのに
どういう方法で巣の中に引っ付いているんだろう?不思議です。


******************************
巣をはさんだ割りばしを、飼育ケースのフタに固定します。




ここに女王バチを戻すのですが、刺されないように
捕まえた時の飼育ケースを、冷蔵庫に30分くらい入れておいて、動きを鈍くしておきました。


飼育ケースを開き、巣を固定したフタと交換して閉じます。


体が温まって動けるようになった女王バチは
飼育ケースの中を歩き回り・・・


約30秒後には、見つけた巣にしっかりとつかまりました。

昆虫に感情があるのなら・・・突然に巣と子どもたちがいなくなってしまって
不安で不安で、仕方なかっただろうなぁ・・・

でも、さすがだなと思ったのが
巣につかまった次の瞬間に、ホッとする間もなく、巣穴のひとつひとつを点検して
すべての幼虫の様子を確認していたこと!母は強しです。


*************************
この日は部屋で一晩お泊りして、翌日外へ巣を移設させることにしました。
次の朝、目が覚めて飼育ケースを見ると、働きバチが1匹羽化していました!
それから、作業中に落ちてしまった小さな幼虫の姿が見えなくて
もしかしたら、女王バチが巣穴に戻したのかもしれません。


下が女王バチで、上にいるのが生まれたての娘です。
体の大きさが違うのと、他に特徴的なのが、眼の色の違いです。


外へ連れて行く前に、ハチミツを水で薄めたものをあげてみました。
ティッシュにハチミツ水を含ませて、つまようじに巻き付け
飼育ケースの隙間から差し込みます。


巣の近くに寄せたら、女王バチが来てハチミツ水を飲み始めました。


お腹が減っていたんだね・・・と思ったら違う!
すぐにそれを幼虫に口移しで与え始めました。


女王バチが巣穴に近づくと、幼虫が体をせり出してエサをねだります。
幼虫のところへ、何度も往復して忙しくしている女王バチ。


生まれたばかりの働きバチは、ボーっと見ているだけでしたが
しばらくすると、女王の真似をして小さな幼虫に口移しでエサを与え始めました。

女王バチもは「あなたもやりなさい!」的な仕草はいっさいみせず
黙々と働く姿を見せていたように感じました。
(どうしても人間的な見かたになって、勝手に感動してしまいます(笑))

************************************
さあ、いよいよ巣を外へ固定する作業です。
緊張します~

場所はいろいろ悩んだのですが、ベランダの隅に置いてあるプランター台の下に決めました。
風よけに貼ってあった、ビニールトタンに日除けのすだれを掛けました。


真夏になったらこんな感じで、正面のすだれも下せるように用意しました。


台の下に、飼育ケースのフタの持ち手を取り付けます。


フタを開けるのに手間取らないように、本体とはゴムでとめておきました。
これをそっとハサミで切ります。


移設が完了しました\(^o^)/

巣を落としてしまってから、移設方法をネットで調べまくって、なんとか無事に終わらせることができました。
たくさんの情報を書きとめて下さっていた方々に、感謝します!
参考にさせていただき、ありがとうございました(#^.^#)
たった2日間のことでしたが、とても長く感じました。

***************************
庭の外へ放した3匹の働きバチには、気の毒なことをしたと胸が痛かったのですが
なんと!巣のあった玄関横に戻ってきて、必死に巣を探しているのを見つけました。
生まれて間もないのに、ちゃんと帰巣本能が働いたことに驚きました。

なんとか戻せないかな・・・
網で捕まえて、移設した巣に合体させることにしました。


1匹は逃げてしまったので、2匹を飼育ケースに入れて、巣のそばに置きました。


少し離れて見ていましたが、なかなかケースから出てこない・・・
ハチが巣に移れるように、ケースを持って、慎重に巣のフタにくっ付けました。
こうして2匹は、無事に家族と再会できました。


見ていて面白かったのが、ブーンと2匹のハチが巣に飛び移った瞬間!
巣にいた、今日生まれたばかりのハチが「アンタたち誰!」と
飛んできたハチを脚で叩き落とそうとしたのです(^^ゞ
戦いにならなかったのは、家族だと一瞬でわかったからかな?
再会を喜ぶ様子もなく、女王バチは知らん顔でした(笑)


巣に戻った2匹も、女王バチのそばに行くこともなく、すぐに幼虫の世話を始めました。


残りの1匹も、戻ってきたのを昨日見つけて捕まえたのですが
働きバチが増えていて、もう巣に直接近づけることができなくなり
ケースをそばに置いておいたのですが、巣に気付かず逃げていってしまいました。


ハチは家族をどうやって見分けるんだろう?
自分の巣は、場所で覚えるかもしれないけど、家族は?
巣の外、野外で会っても、仲間だって分かるのかな。

さっき見たら、働きバチが5匹に増えていました。
この巣から新しい女王バチが誕生して、秋まで生き残れるように祈りつつ
これから先は、遠くから見守る観察を続けていきたいと思います(^-^)ゝ
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝の散歩 タニシの田んぼへ

2020年06月08日 | 散歩
ひとりで散歩に行ってきました。
母はお休み。
久しぶりに「タニシ」がいる田んぼへ行ってみます(^^)/
この前行った日の写真を探したら、なんと去年の11月でした。

朝5時30分。風が涼しくてきもちいい。
花が咲いていなくても、草むらからとてもいい匂いが漂っています。
川沿いの土手に生えている、土手のネムノキです。


早朝は眠ったように葉を閉じているのですが
きれいに葉が開いています。早起きですね(#^.^#)
小さなつぼみも付いていました!


ヒメジョオンに絡みついて、草の中から顔を出したヤブガラシの新芽です。
土手ではこれから、アシとクズ、そしてヤブガラシの勢力争いが始まります!


日が昇る前だからか、虫の姿があまり見られません。
なので、ちょっとでも動くモノがあれば、カメラを向けてしまいます(笑)
小さな蛾ですが、こうして拡大してみると、フリンジの付いた翅がとてもオシャレです。

名前は分からず・・・

橋を渡って左手に見える麦畑。


ここは季節ごとに「定点観察」している地点です。
田舎なので、周りに新しい建物ができることもなく
3月に撮った写真と比べてみると
ぬり絵の色鉛筆の色を、変えただけ、みたいな感じです(笑)


*******************
タニシの田んぼに着きました。
数えきれないほどのタニシが、幸せそうに泥の上を這っています。


でも、鳥の足跡!
サギやカラスは、タニシを食べるそうです。



泥の中にもぐって難を逃れた子もいました(^-^)ゝ


しっぽの突起が可愛らしい、小さなアマガエルが
道路へ出ていたので、連れ戻して田んぼに放しました。


**********************
春に可愛い花を咲かせていた「ハナモモ」に
たくさんの実がなっていました。


桃栗3年・・・
3年後も、変わらない自分でいたいな
種をまこうと思って、ひと粒もらってきました(^○^)


こちらは蝋梅の果実です

奇妙な生物のような姿をしているので
エサは何を食べるんだろう?なんて、つい想像が膨らんでしまいます(^^ゞ

視線を感じて顔をあげると、ネコがこちらを見ていました。
ウルヴァリン!!(笑)
とってもはハンサム(オスかな?)なネコさんです(#^.^#)


***********************
帰り道。
今年はぜひ花を見たい!
エンゼルトランペットが伸びてきていました。


ひっそりとしていますが、ここからは住宅街になるので
よそのお庭を眺めながら、楽しく歩きます。


細い道で、車を除けるために立ち止まったら
アジサイの上にいた、チビカマキリと目が合いました。

小さすぎて、なかなかカメラとは目が合わない(笑)

大通りに出るT字路。
出口の左側には、桑の大木があって
桑の実が熟すと、鳥の鳴き声で賑やかになります。

大好きな場所(#^.^#)

去年「ガガイモ」の花が咲いていた場所に
新しい葉が開いていました。


空から降ってくる!と思うほど、鈴なりの実が付く柿の木に
小さな青い実がたくさん見えました。


1枚に1匹(笑)


ザクロの花が咲き終わって、実になるまえのものが
草むらに落ちていました。
お弁当箱に入っていても、気づかないくらい「タコウインナー」です(^○^)


ビワの実!美味しそう。


散歩の虫・・・
帰り道では、こんな虫を見ました。
スズメバチ!と思ったけど、よく見ると翅が透けています。

「スケスケ・蜂」で画像検索したら
ヒメアトスカシバ(姫後透翅)という名前の蛾でした。
名前の由来は、4枚あるうちの、後ろの翅だけが透けているからだそうです。
蜂に擬態して、身を守っています(^m^)

楽しい散歩でした。
エンゼルトランペットの花!
咲く頃にまた、行ってきます(^^)/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

母と散歩に行ってきました

2020年06月01日 | 散歩

今朝は退院してきた母とリハビリを兼ねて、散歩に行きました。
元々、母は健康のために、ひとりで早朝に歩いていたのですが
こうして一緒に歩くのは、そうえば初めてだ!と、改めて気付いて
嬉しい反面、急に母が年老いてしまったような気がして
複雑な思いがしました。

5時50分に出発。
「こんなに遅い時間に歩くのは初めてだわ」
でも明るいと、景色がみえていいねと、母。

私は最近、こんなに早く散歩に出たことがなかったので
涼しくて、空気の匂いが違うのに感動しました(^m^)

テイカカズラの花びらが散って、道が白くお化粧しているようでした。


いつも行くお寺と神社とお地蔵さまに、退院のお礼をして
山の道へ向かいました。
いつの間にか、麦の色がこんなに変わってる・・・


「ホタルも、もうそろそろだね」
この場所に立って、桜を眺めたのが、つい昨日のことみたいです。


山の道に入った途端、空気がひんやりとしました。
「今、変わったよね」
「うん、ぜんぜん違う!」
主語が無くても、分かるのが面白いです(笑)


リハビリの散歩だから、母のペースに合わせてゆっくり歩こうと思っていたら
普段の私が歩くペースと同じか、母の方が早いくらいです(^^ゞ


植物が好で、その興味の対象が、葉の形だったり、生態だったりするところも同じなので
のろのろ歩きながら、立ち止まっては、枝を見上げて、触れた葉の質感を楽しんだり


私は見つけた虫の写真を撮ったり・・・(^^♪


「葉っぱって、きれいだよね」「本当に感動するね」なんて話していたら
前から歩いてきた女性に、何を見ているんですか?と尋ねられました。
「鳥です・・・」
葉の裏側がきれいで、ひっくり返しているんですよ~とは、言わないの(笑)




春に咲いた花が、次々と果実になっていきます。




ウスノキの実を見つけました。


食べられるよ、それ。と母が言うので、ひと粒もらってきました。
家で食べてみたら、懐かしいキイチゴの味がしました(#^.^#)


面白くて、ちょっと歩き過ぎたみたいです(^^ゞ
いつか、こんな日々が、思い出になるときがくるのかなぁ・・・
そう思うと切なくなってしまいますが、みんな通るみちですね。
大切に大切に、時間を過ごしたいと思います。

コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする