散歩中、細い道を歩いていたら前から車が来たので、よけるために道の脇へ入りました。
そして、何気なく顔を上げたとき、目の前の茂みにぶら下がるヘンテコな物体が目にとまりました!
「な、な、なんだコレ~~~」
背伸びしてギリギリ手が届く位置の、ササの葉の上です。
そこは田んぼの畔沿いで、竹やぶにフジのツルが巻き付いた、うっそうとした茂でした。
よく見つけたなと我ながら驚きましたが、これ自体が「ヘンテコオーラ」を出していたのかもしれません(笑)
正体を知っている方にとっては、ああ、これね~と、すぐに何か分かるのでしょうが
初めて見る謎の物体、生きものなのか、人工物なのかもわからないくらい異様な姿でした。
でも、好奇心には勝てない。怖いけど、持って帰ろう。
急に動き出したらどうしよう?と思いつつ、ササの葉を切って、そーっとうちに持ち帰りました。
*
「ササの葉 虫」「緑色 丸い」とか、色々なキーワードで調べたら
やっと画像がヒットしました!
この緑色の物体は蝶のサナギでした。
蝶の名前は「ウラギンシジミ」(裏銀小灰蝶)、翅の裏が銀色の小さなシジミチョウの仲間です。
まさか、蝶のサナギだったとはびっくりしました!
大きさは約15mm、背中にポツンとある黄色っぽい模様は「スペード」の形だと言われていました。
言われれば、そう見えるけど(笑)
光の加減で黄緑色や濃い緑色に見え方が変化します。
*
5月20日、飼育ケースに足場を作って、羽化するまで観察してみます(^^♪
5月26日、毎日見てるけど、色形ともにまったく変わりなしで
新鮮な緑色のまま、6日がすぎました。
それが翌日、サナギの色が一気に黒く変色しました!
羽化する日が近いのかも。
5月27日午前9時。
もう一度、お昼に見たら透けるような感じになっていて・・・
そして午後2時、あれ?サナギの色が白くなってる!
一瞬わけが分からず、視線を横にずらすと・・・
キョトンとした顔の(笑)蝶がいました。
毎日こんなに見てたのに
一瞬の隙をついて、なんで見ていない間に出ちゃうの?(´A`)
羽化するところが見たかったなぁ
綺麗な子です。
屋外でチラッと見かけると、翅は一面銀色に見えるけど実はこんなに複雑な翅脈があるんだ。
ゴマ塩のような点も散りばめられています。
自然界では絶対に見られないアングル(笑)
笑っているみたいですね。
羽化したてで、無防備なのをいいことに
指の上でリンゴのすりおろしをあげてみました(^m^)
生まれたての新品の口吻を伸ばして、甘い汁を吸っています。
チワワに似てる?(笑)可愛いです。
ウラギンシジミは、オスとメスとで翅の模様が違い
雄は鮮やかなオレンジ色、メスは涼やかな空色をしています。
この子はどっちだろう?
確認したいのに、なかなか・・・絶対に翅を広げてくれません。
夏型のウラギンシジミは、めったに翅を広げないと、ネット情報にありました。
そこで、甘い汁を吸っている間に、一瞬撮れた写真の明るさを調節してみると
空色が微かに見えてきました。女の子かな(#^.^#)
**
蝶が出て空になったサナギは白くなっていました。
背中がY字型に割れて、あのスペード模様も消えていました。
ササの葉から剥がしてみました。
よーく見ると、今まで見てきた蛾のサナギと形が似ています。
写真の上側が頭でなのですが、両サイドに翅、中央にまっすぐのびた口吻の形。
あーあ、ホントに出てくるところが見たかった!
サナギが黒くなったら、数時間後に羽化するのを今後の観察のために覚えておきたいです。
***
夕方、サナギが居た場所へ、蝶を放しにいきました。
こんなに離れない子も珍しいというか
ウラギンさん、甘えん坊なの?(笑)
最後まで翅の模様は見せてくれなかったけど
サナギって、色んな形があるんだよと教えてくれた出会いでした。
それから、ササの葉でサナギになっていたけど、ウラギンシジミの食草はササではなく
マメ科の植物の花とツボミだそうです。
この子は幼虫時代にフジの花を食べてサナギになったようで、フジの葉の上にそっと放してきました。
出会いはいつも本当に不思議です。
マメ科の植物のクズの花が咲く頃、今度は幼虫を探して見たいと思います(^^♪
そして、何気なく顔を上げたとき、目の前の茂みにぶら下がるヘンテコな物体が目にとまりました!
「な、な、なんだコレ~~~」
背伸びしてギリギリ手が届く位置の、ササの葉の上です。
そこは田んぼの畔沿いで、竹やぶにフジのツルが巻き付いた、うっそうとした茂でした。
よく見つけたなと我ながら驚きましたが、これ自体が「ヘンテコオーラ」を出していたのかもしれません(笑)
正体を知っている方にとっては、ああ、これね~と、すぐに何か分かるのでしょうが
初めて見る謎の物体、生きものなのか、人工物なのかもわからないくらい異様な姿でした。
でも、好奇心には勝てない。怖いけど、持って帰ろう。
急に動き出したらどうしよう?と思いつつ、ササの葉を切って、そーっとうちに持ち帰りました。
*
「ササの葉 虫」「緑色 丸い」とか、色々なキーワードで調べたら
やっと画像がヒットしました!
この緑色の物体は蝶のサナギでした。
蝶の名前は「ウラギンシジミ」(裏銀小灰蝶)、翅の裏が銀色の小さなシジミチョウの仲間です。
まさか、蝶のサナギだったとはびっくりしました!
大きさは約15mm、背中にポツンとある黄色っぽい模様は「スペード」の形だと言われていました。
言われれば、そう見えるけど(笑)
光の加減で黄緑色や濃い緑色に見え方が変化します。
*
5月20日、飼育ケースに足場を作って、羽化するまで観察してみます(^^♪
5月26日、毎日見てるけど、色形ともにまったく変わりなしで
新鮮な緑色のまま、6日がすぎました。
それが翌日、サナギの色が一気に黒く変色しました!
羽化する日が近いのかも。
5月27日午前9時。
もう一度、お昼に見たら透けるような感じになっていて・・・
そして午後2時、あれ?サナギの色が白くなってる!
一瞬わけが分からず、視線を横にずらすと・・・
キョトンとした顔の(笑)蝶がいました。
毎日こんなに見てたのに
一瞬の隙をついて、なんで見ていない間に出ちゃうの?(´A`)
羽化するところが見たかったなぁ
綺麗な子です。
屋外でチラッと見かけると、翅は一面銀色に見えるけど実はこんなに複雑な翅脈があるんだ。
ゴマ塩のような点も散りばめられています。
自然界では絶対に見られないアングル(笑)
笑っているみたいですね。
羽化したてで、無防備なのをいいことに
指の上でリンゴのすりおろしをあげてみました(^m^)
生まれたての新品の口吻を伸ばして、甘い汁を吸っています。
チワワに似てる?(笑)可愛いです。
ウラギンシジミは、オスとメスとで翅の模様が違い
雄は鮮やかなオレンジ色、メスは涼やかな空色をしています。
この子はどっちだろう?
確認したいのに、なかなか・・・絶対に翅を広げてくれません。
夏型のウラギンシジミは、めったに翅を広げないと、ネット情報にありました。
そこで、甘い汁を吸っている間に、一瞬撮れた写真の明るさを調節してみると
空色が微かに見えてきました。女の子かな(#^.^#)
**
蝶が出て空になったサナギは白くなっていました。
背中がY字型に割れて、あのスペード模様も消えていました。
ササの葉から剥がしてみました。
よーく見ると、今まで見てきた蛾のサナギと形が似ています。
写真の上側が頭でなのですが、両サイドに翅、中央にまっすぐのびた口吻の形。
あーあ、ホントに出てくるところが見たかった!
サナギが黒くなったら、数時間後に羽化するのを今後の観察のために覚えておきたいです。
***
夕方、サナギが居た場所へ、蝶を放しにいきました。
こんなに離れない子も珍しいというか
ウラギンさん、甘えん坊なの?(笑)
最後まで翅の模様は見せてくれなかったけど
サナギって、色んな形があるんだよと教えてくれた出会いでした。
それから、ササの葉でサナギになっていたけど、ウラギンシジミの食草はササではなく
マメ科の植物の花とツボミだそうです。
この子は幼虫時代にフジの花を食べてサナギになったようで、フジの葉の上にそっと放してきました。
出会いはいつも本当に不思議です。
マメ科の植物のクズの花が咲く頃、今度は幼虫を探して見たいと思います(^^♪