風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

筆柿の干し柿

2020年11月30日 | 作ってみた
なかなかブログにアップできず
この辺りの柿畑は「木練柿」の季節に入ろうとしています。

今年「カット干し柿」の存在を初めて知って
初体験で作ってみました。
来年用の覚え柿、じゃなくて覚え書きに残しておきます(#^.^#)

行きつけの(笑)無人販売所で筆柿を買ってきました。


あ!段ボール箱で売ってる。


車を運転していて、軒先に柿が吊るしてあるお宅をよく見かけるのですが
そう言えば、干してあるのは、ほぼ細長いこの柿です。
いくつ入っているんだろう?1000円です。
袋のほうが8個くらいで100円なので、80個かな(^^ゞ


そんなには作れないので、渋入りと甘柿を
一袋ずつ買って帰りました。



柿の色って、本当に暖かい色ですね(n´v`n)


筆柿は長細いので、皮は人参の皮むきみたいに
ピーラーでスイスイ剥くことができます。
こちらが甘柿。


そして、こちらは渋柿です。
だいぶ色が違いますね。


ちょっと厚めの8mmくらいで、縦にスライスしました。
この柿は果実が小さい割に、種が多いので切るのは大変でした。


味を比べたいので、甘柿と渋柿を分けて干しました。


庭では数時間しか日照が望めないので
午後からベランダへ引っ越して日に当て
軒下がないので、夜は室内に取り込みました。
翌日には、柿はこんな感じになってます。


こっちは甘柿。
試食してみると、まだシャキシャキとした食感が残っていますが
甘くて美味しい!


渋柿はこんなふう。
食感は同じく、最初は甘味を感じますが
食べた後に、うっすらと渋みが口に残ります。


**
2日後です。
シャキシャキ感は昨日の半分くらい。
知っている干し柿というより、ドライフルーツ感覚の食べ物です。
甘柿は、これで完成にします(^-^)ゝ


渋柿のほうは、もう一日干して完成しました。


噛めば噛むほど、甘味が口に広がって
お酒のおつまみ感覚で食べられるので
あっという間に減っていきます。


もう一度作ろう。

***
今度は切り方を変えてみました。
なんとなくです(笑)
レンコンみたいで、きれい(#^.^#)


断面が広いので、乾くのも早い。
でも・・・縮み過ぎて干物みたいになりました。
味は美味しいけどね(#^.^#)


楽しくなって、もう一度作ろうと
柿を買いにいったのですが、その週はいろんな用事ができてしまい
どんどん柿が熟してきてしまいました。
仕方ないので、完熟した柿はひと口大に切って冷凍して・・・


残りは、朝起きて食べて、おやつにも食べて
夜は飲酒前の「お守り」にと・・・
もう柿でお腹いっぱい
「カピバラ」ならぬ「カキバラ」です(笑)


そして、今年も庭にやって来た
メジロにもおすそ分けして、一緒に秋を楽しみました(#^.^#)


これを書いていたら、また作りたくなってきました(^^ゞ
どうしようかなー、まだ無人販売所に柿はあるかな?(笑)
以上「筆柿の干し柿」覚え書きでした。
教えてくれたマイムさん、ありがとうございました\(^o^)/
コメント (12)
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明日葉の花と、カマキリ。

2020年11月29日 | 庭でみたいきもの
庭に自生している「明日葉」のつぼみが
9月の中旬に、開き始めました。


ギューーーッと圧縮されていたつぼみが、少しずつほどけて
大きな円台が、あちこちに設置されると・・・
待ってましたとばかりに、虫たちが集まってきます。
アシタバの花は地味なんですが、咲くとその独特の匂いで気付きます。
クセのある匂いが、虫にとっては「たまらない魅惑の匂い」のようです。


ハナアブが、もう夢中。
まるで憑りつかれたように、円台の上で踊ります。


その様子を憑りつかれたように観察している私(笑)
同じ虫が、日に何度も訪れているのに気づきました。


このホタルガも1匹だけ入り浸りで
蜜を吸っています。



小規模ですが「餌場」となった明日葉の花に
ある日突然「蜜を吸わないお客」があらわれました・・・
今シーズン初の、成虫カマキリです!


それから、大きな蜘蛛も。
イオウイロハシリグモみたい。
流し目がカッコいいです(笑)


この蜘蛛は、入れ食い状態で次々と獲物を捕まえているように見えたけど
毎日観察してみると、違いました。
冷たい雨が降る、獲物がゼロの日も、朝から夜までずっと同じ姿勢で
実に我慢強く待ち伏せしていました。


**
成虫になったカマキリをこの秋、庭で4匹見つけました。
カマキリが産まれてから成虫になれる確率は、100分の1ほどなので
400匹くらいのカマキリが生まれたんだろうか?
この子は、洗濯物にくっ付いて部屋にいました(笑)
運がいいのかドジなのか分からないけど、生き残ったスゴイ子です。


メスのようです。


明日葉のテーブルに放しました。


食べられる側と、食べる側。
どちら目線で見るのかで、思いは変わりますね・・


この子は3匹目、翅に「そばかす」があるメスです。


カマキリは動くものしか捕食しないのですが
動かないアオムシとカタツムリは・・・どうなんだろう・・

しばらくして見に行ってみたら
アオムシはいなくなっていました。

***
網を張らない蜘蛛、ワカバグモも
アシタバの花で狩りをしていました。


それから、今回いちばん驚いたのがコレなのですが
蚊が花の蜜を吸っているのを初めて見ました。
脚の模様がシマシマの「ヒトスジシマカ」です。
オスかな?メスも産卵しない時は血ではなく蜜を吸うそうです。


4匹目は、玄関の壁にくっ付いていた
翅の傷んでいるこの子でした。
羽化不全です。
でも、カマキリは長距離を飛ぶ昆虫ではないので
致命傷ではないのかもしれません。

そっとつかんで、明日葉の上に乗せました。

****
去年はここに「アマガエル」がたくさんいたのに・・・


なぜか今年は、カエルの参戦がありませんでした。
どうしたのかな?
ベランダで水を溜めてる容器を覗いてみると


カエルちゃんは、お昼寝中でした。


明日葉の花が咲いてるよ。
行かないの?

眠いみたいです(笑)

11月も明日で終わりますね。
今日は急に寒くなってきました。
明日葉の花も散って、種がふくらんできました。

カマキリのお母さんたちは庭のどこかで
卵を産んでいるかな。
コメント (11)
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ガガイモ種まき、1年目の栽培記録

2020年11月27日 | ガガイモ 実生
春から育てていた「ガガイモ」の葉が散ったので
先日、長く伸びたツルを整理しました。

前回のブログでは、4月に発芽してから7月までの
ツルが伸びる前までを書きましが
今回は、その後の成長の様子と併せて
「1年目のガガちゃん」の記録(記憶)を
残しておきたいと思います(^-^)ゝ


始まりはここから。
神社の裏でガガイモの若い実を見つけました!
去年の11月のことです。
すごく嬉しかったのを覚えています。


年も押し迫った12月29日。
収穫に出かけました
誰かに先を越されていないか、ドキドキしましたが(笑)
誰にも採られずに、爆ぜた実からは種が飛び立とうとしていました。


果実や種を見つけると
なぜか欲しくてたまらなくなってしまいます。
どうして?と自分でも不思議に思うのですが
これも一種の収集癖?収獲癖かな(笑)よく分かりません。


**
年が明けて、1月3日に種をまいてみました。
「実りの秋」に、いろんな木の実や種を見つけてくるので
種まきは、どうしても真冬になってしまいます。
ガガイモは、よく見かける植物ではないし
発芽率はあまりよくないのかも・・・


予想とはうらはらに、たいへんよく発芽しました!
4月2日、まいてから3か月後です。


風に乗って、飛んで行くための「翼」が
ライオンのたてがみのようで
この写真、とても好きです(#^.^#)


4月29日、子葉と本葉が同じ形ですね。
みんな空に向かって、両手を広げているみたいに見えます。


5月2日、次に伸びてきた葉には
ガガイモの特徴的な葉脈が、くっきり浮かんでいました。


1週間後、ポリポットに根が回りきらないうちに
1回目の植え替えをします。


想定していたよりたくさん苗ができたので
1つの鉢に2、3本一緒に植えました。


***
5月19日、植え替え後、ぐんぐん成長しています。


5月31日、ガガイモらしい葉の形になってきました。


6月2日、まだツルは伸びてきません。
野で見るガガイモの「ツル」はどこから出てくるんだろ?


植物は頂点を切ると、脇芽が伸びて横に広がります。
みんなそうだと思い込んで、一鉢だけ芽を摘んでみました。
でも、これが大失敗!
この鉢は、なんと1年間、これ以上成長しませんでした。


7月1日、なんだか急に、ツル植物っぽくなって
茎がやたらと絡まってきました。
カラスウリなどと違って、巻きひげは出ないんですね。


****
7月21日、2回目の植え替えをしました。
7号鉢に2本植えです。


8月24日、ブラックベリーに絡みついて
上へ上へと伸びていきます。
水分を欲しがる植物のようで、朝晩たっぷり給水します。


9月20日、夏の日差しにもぐったりせず
病気にもならないし、虫に食べられることもありません。
ガガイモはとても丈夫な植物です。


10月25日、伸びた茎がとうとうベランダまで届きました。
無農薬はもちろんですが、肥料もなしでこの成長ぶりです。
鉢を動かそうとしたら、鉢底から地面に根が潜り込んでいるようで
動きませんでした。


*****
こちらは、家の東側で育てたガガイモの鉢植えです。
白いワイヤーネットに絡ませようと思ったのですが
強い意思があるのか、何度誘引しても「ネットはイヤだ!」と
近くに生えている木の方へ伸びて、木の幹を登っていきました。


ガガイモが巻き付いた木が紅葉すると
緑色の葉が浮き出てきて、こんなにツルが伸びていたのかと
ますます可愛くなってしまいました。


よく頑張って登ったねぇ・・・
親バカです。


今年の秋は、暖かい日が続きましたが
11月に入ると、ガガイモの葉がだんだん黄色くなってきて
落葉し始めました。


こうしてガガイモの観察、1年目が終了しました。
土の中には、イモのような根っこ
「塊根」があると思います(掘ってみたい・・)
来年の春に、そこからまた新しい芽が出てきて成長します。


ネットで「ガガイモの栽培方法」を調べても、あまり情報がなくて
育ててる人いないのかな?と不思議に思っていたら
どうやらガガイモは、厄介な雑草の位置にあるようです(^^ゞ
探している時は見つからなくて
でも、根絶やしにできない生命力を持っている。
ガガイモって不思議な植物だと、あらためて感じました。

これは、散歩していて見つけた、ガガイモの花です。
花は、発芽から3年目以降に咲くようです。
うちの庭でも、ガガちゃんの可愛い花が
咲く日がくるといいな(^^♪

以上「ガガイモ種まき、1年目の栽培記録」でした♪
コメント (8)
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キイロスズメの幼虫、チビちゃんの成長記録

2020年11月22日 | キイロスズメ
昆虫を卵から育てたことはなくて
特にスズメガは、擬態の名人なので
ある日突然、かなり大きくなった幼虫を
発見することが多いです。

今年の夏、大きな幼虫と一緒の葉にくっ付いていて
偶然うちに連れてこられた
小さな「キイロスズメ」の幼虫がいました。
振り落とされずに、よくくっ付いていたものです。


幼虫がどんなふうに大きくなるのか、観察できるチャンスです!
このチビちゃんの成長を定点観察(笑)
することにしました。
【8月31日】うちに来た翌日。
1匹だけだったら、たぶん種類は分からなかったです。

生後何日だろう?とにかくちっこい。

【9月2日】今日から写真を撮っていきます。
でも・・・体長を測ることは、まだ思いついていない(笑)


【9月4日】目分量だけど、大きくなってます。
尾角も長くなってる?


【9月5日】あれ?色が変わってる!
撮影時間がまちまちなので
前回の写真撮影から、30時間ほど経っています。


【9月6日】午後12時。
え?っと思うほど、昨日と大きさが違います。
頭部が思いきり伸びているせいだけではないようで・・・
体長はこの状態で測るのだと思うのですが
ちょっとでも触ると、あっという間に縮んでしまいます。


ケースの中を掃除してたら
脱皮した皮を見つけました。
だから一気に体が大きくなったのですね!


ヘルメット(頭部)もありました。
キチンと観察するなら、脱皮するたびに
この頭部の大きさを測定して、成長記録にするそうです。


【9月8日】午後12時。
前回から2日経っているのに、頭を思いきり引っ込めているので
小さくなったように見えます。
伸縮率はどれくらいなんだろう?


この日、やっと長さを測ることを思いつきました(^^ゞ
定規を用意していたら
採ってきた葉にカタツムリが付いていて・・・
そちらに夢中になってしまいました(^^ゞ


チビちゃんも興味があるのか
カタツムリを追って歩き出しました。

この時体長を測ればよかったのに・・・

【9月9日】夕方5時。
またまた、ガラリと雰囲気が変わっています!
色が濃くなって、柄もくっきり浮き出しています。
尾角も短くなりました。


【9月10日】朝9時。
明らかに昨日より太っています。
夜中にどれだけ食べたんだろう?
これが本当の息子なら、母親は心配になります(笑)


頭部が出ていたら、10㎝はありそうです。
重さも計ったら、もっと面白そう!
来年の課題にしたいと思います。


【9月11日】夜11時。
あ、そうそう、寝る前に身体測定を・・・
幼虫も夜行性なのか、ムシャムシャと葉を食べているのを
ちょっとだけ失礼して、連れてきます。

ねえ、どんな一日だった?なんて
眠る前、丸々と太った元チビちゃんに話しかけたりします(笑)

【9月13日】夜10時。
「あのさ、そろそろサナギになるかもよ」
「こうして毎日一緒にいられるのも、あと少しだね・・・」
この日、プリプリに成長した元チビちゃんが
そう言ってるように思えて


少しさみしくなってきました。
大きくなったねー


翌日は忙しくて、写真を撮ることができず
次の日も朝からバタバタしていてたら・・・
【9月15日】午後3時。
あーーー!!サナギになるの?
写真を撮ろうと思ってたのに、なんで今日?(。・Д・)ゞ


一番チビだったので、サナギになるのも
この子が一番最後でした。
8月31日から9月15日まで、約2週間の短い期間で
これだけの成長を遂げるなんて・・・
生き物ってすごい!とあらためて感動しました。


冬を越すサナギたち。
ここでも一番小さいね。
今は寝ているチビちゃんに
来年の春に会えるのが楽しみです。

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種まき!こんどは「タイサンボク」

2020年11月21日 | タイサンボク 実生
一畑山薬師寺の境内に
泰山木(タイサンボク)があります。


成長すると、高さが20メートルにもなる高木ですが
こちらの木は、まだ見上げるほどの大木ではないので
花が咲くと、目の高さで楽しめます。
6月に見た花です(#^.^#)


余談ですが、今年庭で初めて咲いたホオノキと
タイサンボクは同じモクレン科で
花が瓜二つ、そっくりです。
こちらがホオノキの花です。

この花が咲いていた春が懐かしいなぁ・・・

タイサンボクとホオノキの一番の違いは
秋に葉が落ちるかどうか。
タイサンボクは常緑樹で、ホオノキは落葉樹です(^-^)

でも、両者とも咲くと、とてもいい香りがします。
蜜や花粉を集めに、虫たちがタイサンボクの花に埋もれ
幸福そうに身もだえしていました(笑)



ウチのホオノキは、残念ながら種ができなかったけど
タイサンボクはどうかなと、9月の終わりに見に行ってきました。
まだ少し固いけど、これなら種ができそうですね(n´v`n)


こんな形の実を「集合袋果」(しゅうごうたいか)というそうです。
「袋果」とは、1枚の心皮が、種を袋のように包んでいる果実のことです。
熟すと、果実のつなぎ目が縦に裂けて、種が出てきます。
楽しみ楽しみ♪


**
そして11月になり、先日
ふたたび、タイサンボクの様子を見に行くと・・・
種が出てきていました\(^o^)/
本当に「果実のつなぎ目が縦に裂けて・・・」のとおりです。


種が落ちないのはなぜ?
それは、こうなっているからです(*^^)v
ぶら下がるタイサンボクの種!


この白い繊維状の糸は「珠柄」(しゅへい)といいます。
珠柄とは、植物の種になる部分が、皮にくっついている柄のことで
種(子ども)と、心皮(お母さん)をつなぐ「へその緒」みたいなものだそうです。
たとえば、まだ未熟な(青い)エンドウ豆などのサヤを開くと
種はサヤにくっ付いていますが、その部分が「珠柄」です。
モクレン科の植物の珠柄は
引っ張るとビヨーンと伸びる、へその緒なのです(#^.^#)
種を5粒、貰ってきました。


***
前置きが長くなりましたが(笑)
種をまきます(^^)/
まずは、種を一晩水に漬けておき、果肉を剥きます。


果実の大きさは約1.5㎝。
(めずらしく、測ってみました)


果肉には油分が含まれているのか
指先がヌルヌルして、水面に油が浮きました。


出てきたクリーム色の種は1㎝で
片面だけ、中央がへこんだ形をしています。


種子の先端には白く膨らんだ「種枕」(しゅちん)が付いていて
ピカピカ光る、とてもきれいな種です。

種枕とは・・・
種子の付属器官で、発芽する穴の近くにあります。
アリに種を運ばせる目的で、スミレやカタクリなどの種にもあるのですが
動物散布の種子に付いているらしいのです。
タイサンボクは、魅力的な赤い種を鳥が食べて散布すると思われていますが
どうもそうではないみたいで・・・
調べても、私が理解できる説明にはまだ行き当れていません(^^ゞ

虫もそうだけど、植物は、種も根っこも、葉も花もぜんぶ
どこをとっても不思議がいっぱいで
尽きることない泉のように、疑問と感動が次々に湧き出してきます。
種まきをひとつするのにも、不思議の世界に引き込まれ、時を忘れてしまいます(笑)
ブログ記事も、どんどん長くなるしね(^^ゞ

****
プラスチックの小さな鉢に
5粒一緒にまきました。


種を指でギュッと押し込んで
土の中へ埋めました。
来年の春まで、みんなで楽しい夢をみていください(#^.^#)


*****
去年の秋に種をまいて、春に発芽した子たちも
この1年でそれぞれ元気に、個性的に成長をしました。(n´v`n)
写真だけは撮ってあるけど・・・小さな葉っぱを見てるだけで
あっという間に一日過ぎてしまって(笑)
また順番に記録を残していきたいと思います。


落葉樹のミニミニ紅葉も、とてもきれいです(#^.^#)




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定点観察「ユリノキ」「モミジバフウ」

2020年11月19日 | モミジバフウ 実生
ユリの木に会いに、おかざき子ども美術博物館へ行ってきました。
この前行ったのはいつだっけ?(笑)
ブログを検索してみて、びっくり!前回の定点観察から、なななんと・・・
2か月も経ってしまっていました(^^ゞ
日にちが過ぎるのが早すぎです。
ユリノキはすっかり紅葉して、葉も散り始めていました。


こちらは2か月前、9月の写真です。
定点観察は、じわりと変化していく様子を観察するのが
一番の楽しみなのに・・・これでは「定点観察」とは言えないですね(^^ゞ


ユリノキの葉は1枚が大きいので
降り積もる落ち葉も豪快です。


続いて、広場のモミジバフウの所へ行きました。
真っ赤っか(^^♪


この日は半日仕事の帰りで
日曜日だったので、家族連れで賑やかでした。


夏の夕方に、日時計みたいに長い影が伸びていたケヤキ。
ちょっとだけ、葉が黄色くなっていました。


ナツツバキの紅葉は、オレンジ色になるんだね!


美術博物館の入口に、展示の案内が出ていました。
ジオラマは好きです!また見に来たいと思います。



芸術の森の方も見てこよう♪
半年間、葉の中に隠れていたヤドリギが
姿をあらわして、もう朝?みたいな顔(笑)


植え込みに浮かぶハート♡


森の中は、日曜でも誰も居ません(´∀`)
樹木ごとに違う、色んな色彩のカーペットが敷き詰められていて
こんなに素敵なのにねー、独り占めです。


ナツハゼの実がまだ残っていました。
つまんで食べると、とっても甘くなっていて
売ってる果物と同じくらい美味しかったです。


カマキリのお母さん、いい場所に卵を産んだね(#^.^#)
子供たちが生まれてくる頃は、新芽の緑色がまぶしいかな・・・


道沿いに、イカツイ顔のオブジェが並んでいます。
ちょこっとオシャレしてみました(笑)


足もとには、小さな紅葉もあしらってみました~(^-^)V


**
小鳥が鳴きながら、頭の上を飛び交っています。
鈴が鳴るような、楽しそうな声で会話しています。
トチノキの大きな葉に隠れて、姿は見えないけどエナガのようです。


新鮮な葉痕!


落ちていた葉を拾ってみると、こちらにもクッキリと
水が通っていた管の跡がありました。
 

森のもっと奥へ、ひとりでぶらぶら歩いていきます。
薄暗い地面から、樹冠を見上げてみたら・・・


あ!プラネタリウムだ(´∀`)


たぶんアカメガシワの葉だと思うのですが
こんな風に、葉全体にごくごく小さな穴を器用にあける
職人さんが森にはいるのです(笑)


誰が食べた跡なのか?
「アカメガシワ 葉 小さな穴」で検索したら、分かりました。
「サメハダツブノミハムシ」という、2mmほどの小さな甲虫でした。
漢字表記が見つからないけど、多分「鮫肌粒蚤葉虫」かな・・
いい仕事してますね~(^-^)V
庭木なら人に駆除されちゃうけど、アカメガシワが食草なら食べ放題ですね。

***
ぐるっと森をひと回りして
身体じゅうに「森の気」を充電させて貰ってきました。
今度見に来たときは、また風景が変わっているだろうなぁ(´ー`)
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買って来た白菜に、サナギがいた!

2020年11月17日 | 蝶の観察や飼育
ご近所でいただいた野菜に
青虫がいるのは、よくあることなのですが・・・
こんな体験は初めてでした。

スーパーで買って来た4分の1カットの白菜の
一番外側の葉をめくったら
この子がいました!
うわーと思って、キムチ鍋を作る手を止め
カメラを持ってきて写真を撮りました。


サナギです(^^♪
色は違うけど、見た事ある形!
アゲハチョウのサナギに似ています。
よく見てみると、このサナギの体には
アゲハチョウと同じように
お尻をくっ付けている糸座(いとざ)と
体を固定するベルトのような帯糸(たいし)がありました。
何のサナギだろう?


アゲハの幼虫が、白菜に潜り込むなんて事はないだろうし
蛾のサナギでもなさそう。
「ハクサイ、蝶」で検索したら・・・
なんと!この子は「モンロチョウ」のようです。
今まで、モンシロチョウの生い立ちを想像したこともなくて
サナギがこの形なのも、初めて知りました!



モンシロチョウの幼虫は、90%の高確率で
アオムシコマユバチに寄生されているそうです。
なのに、こうしてサナギになれているのが、まず奇跡的で


遠い所の畑で収獲され
その後、外の葉を取り除いて、きれいに洗浄されて
4分の1にカット、ラップでギュッと梱包されて
輸送、冷蔵、陳列、買い物かご(笑)、ウチの冷蔵庫、まな板の上と
数奇な運命(物流)の末・・・


いまここで出会えた奇跡に、感謝です(n´v`n)


ラップで圧縮されていて、サナギの形が
少しいびつなのが心配ですが
無事に羽化できるように、見守ってみます(^-^)
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イチョウウキゴケの栽培に挑戦 その後

2020年11月16日 | イチョウウキゴケ
準絶滅危惧種の「イチョウウキゴケ」を
田植えが終わった田んぼで見つけ
この夏、栽培実験をした記録です(^-^)ゝ
6月8日、イチョウウキゴケ4個からスタートしました。


8月5日のブログでは
「イチョウウキゴケは、順調に増えてきました」
「この暑い夏を越せるか、観察を続けます」
で終わっているのだけど・・・

あれから3か月、結論から言うと
イチョウさんたちは、分裂を繰り返し
恐ろしい勢いで爆発的に増えていくのでした(ll゚д゚)

そんなことはまだ知らない7月19日
庭で少し増えたのを小分けして
大事にベランダへ連れてきました・・・


約2週間後、4倍くらいに増えています。


雨が降ると、部屋に取り込んで
大切に育てているので、形もとてもきれいです。


お盆を過ぎた頃、容器の中が手狭になるほど
増えてきたので・・


水を汲む用に置いてあった別の容器に
ひと先ず、移動させておいたら
そちらも、あっという間にいっぱいになってしまいました。


この辺りから
ねえ、あなたたち本当に絶滅が危惧されているの?
と疑問に思うように・・・


「イチョウウキゴケは、丈夫でよく増えるけど」
「快適な環境から少しでも外れると、すぐに衰退してしまうそうです」
前回のブログに書いた言葉です。
じゃあ、この状態は「快適な環境」なんでしょうね。


栽培に挑戦!なんて意気込んでいたけど
何もしなくても、どんどん増えていってます(^^ゞ


水に浮かんでいては、冬越しできないかもと
土に植えてみたものも


半日陰で、水分があれば
どんどん成長するようです。


小さい鉢にも植えてみました。


**
その後も増殖は止まらず
9月20日、ベランダのミナミヌマエビの
住んでいる所に一部引っ越して・・・


それも、1ヵ月には、水面を埋めつくしました└(゚ロ゚;)┘


まるで生きているみたい!(生きているけど)
エサ(肥料)は何なんだろう?
何にもしていないのに、こんなに増えるの?
でも、絶滅を心配されちゃうくらい繊細なのも事実で(^^ゞ

11月の今日現在、イチョウさんたちは
こんな感じで冬越し前を、まったりと過ごしています。
飼育容器(笑)を追加して増殖に対応しています。


「イチョウウキゴケは、順調に増えています」
「寒い冬を越せるか、観察を続けます」
初めての冬、どうなるのかな・・・

観察を続けます(笑)
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おやすみなさい

2020年11月15日 | おやすみなさい
今日はとても暖かい日でした。
仕事の帰りに寄り道して
紅葉(赤い葉っぱ)を見てきました(^m^)


街路樹のナンキンハゼです。


頭の上でジージーと鳴きながら
シジュウカラが賑やかに飛び交って
地面には、ナンキンハゼの白い実が
たくさん落ちていました。


樹皮には、目が合えば
話しかけてきそうな子がいっぱい(笑)


個性的な顔たちで、賑やかでした(^m^)


続いて道沿いの公園へ。
モミジバフウです。


隣同士の木でも、こんなに違うの!
燃えるのも散るのも、マイペースです(#^.^#)




こちらは1本の木に、赤い葉と黄色、緑が混じってる!


同じ日照と温度なのに、どうして紅葉に差があるのか
不思議に思って、前に調べたことがあるのですが
地下の、根の環境が違うのではないか、という事でした。
本当はどうなんだろうね・・・
樹皮の、あの顔に聞いたら教えてくれないかな(笑)


こんなふうに眺める紅葉が
私は一番好きです(^m^)






ゆっくりと公園を一周して
落ち葉を踏んで、歩いてきました。


今日も無事にすごせました。
どんな一日でしたか?
楽しい夢がみられるといいな(#^.^#)

ありがとう
おやすみなさい☆彡


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種まきしたソテツ、その後

2020年11月13日 | ソテツ 実生
今年は公園で採ってきたソテツの実から
種を取り出して、種まきに初挑戦しました。


大きさといい、手触りといい・・・
種好きにはたまらない、美しい種です(#^.^#)
5月の初めに5粒まいたのですが


もっと欲しくなってしまい(笑)
もう一度、公園へ実を探しに行って
6月半ばに追加で10粒まきました



種は全部で15粒まきました。
約5か月が経って、11月になり
さて、最近の「ソテッちゃん」(笑)たちの様子は・・・
こちらは第一弾、5月2日にまいたものです。


腐ってしまった種もありました。


土の表面の草を除いてみると
2粒が発根していて、もう2粒はゴロンと転がっているだけで
色はきれいなままですが、変化なしでした。


そして第二弾、6月18日にまいた10粒。


前回のブログに書いた「豚のしっぽ」ちゃんのその後は・・


ジャジャジャジャーン!
鉢に植えた約40日後


こんな可愛い芽が伸びてきました(≧∇≦)


これが今朝の姿です。
お日さまに向かって、毎日少しずつ手のひらを広げているようです。
クルンッと丸まったあの根っこは
土の中で伸びているのかなぁ・・(笑)


**
同じ日に植え替えた白い鉢の子は


当初こんなふうに「助けて~手が抜けないよ~」
みたいな感じだったのですが(笑)


10月になっても
「ねえ、本当に抜けないのよ(´A`)」と相変わらずの状態で


今日はもう・・
「抜けないのではなく、抜かないでいるのよ」という感じで
なんだか悟りの境地みたいに感じました。このまま見守ります!(^m^)

以前、ナギの種をまいたとき
同じように、発芽した葉が種の穴?から葉が
抜けそうで抜けない状態に我慢でなくて
ムリヤリ引っこ抜いてしまい、後悔しました(^^ゞ
この状態は、種から栄養を補給しているらしいです。

***
5月と6月、1ヵ月違いでまいた種ですが
7月8月の2か月は、両方ともほぼ変化はなくて、
9月に入ってから、やっと動きがありました。
この中で、一番大きく成長したのは、6月にまいた種の1つでした。


種の個性なのか、まいた時の角度が良かったのか(笑)
この1本が、群を抜いて成長しました。
【10月12日】種まきから3か月後。


【10月22日】葉っぱのクルクルが見えてきました!


【11月1日】巻いていた葉がほんわりと、開いてきました(^^♪


【11月6日】昨日とは違う、微妙な葉の開き具合を
朝洗濯物を干すときに見て、昼にまた見に行って
夕方にもまた見ます(^m^)


【11月10日】葉が大きく開きました!
まだ柔らかくて、頼りない小さな葉ですが
発芽からここまで、無事に成長してくれたのは
今まで、蝶や蛾の幼虫の羽化を見てきたのと
同じような嬉しさです(#^.^#)


***
昨日、ソテツの冬越しはどうしようか?と
色々検索して調べたら、幼い苗は寒さに弱いらしいです。
ひとまず、庭から日の当たるベランダへ移動させることにしました。


それから、丸い鉢の発根している2本を、四角い鉢に移植しました。


そのうち1本が、鉢の底に敷いた網に、根が食い込んでいて


ハサミで慎重に網を切りましたが、根はダメでした。
ソテツの種まきに、底に網を敷くのは、禁止です。


****
この後の成長を観察するのに
種の殻にアルファベットの印を書きました(^-^)ゝ
CとDは発芽して、葉が展開する途中。
E・F・Gは、根は出ているけど、葉が出ていない。
Hは、根が切れてしまった子・・


AとBは、それぞれ鉢植えで、Aは発芽、Bは手が抜けない子(^m^)


Iとその他3個は、変化なしのきれいな種で
もしかしたら、来年の夏くらいに
「芽が出た!」なんて事もあるかも(n´v`n)


ソテツの冬越しは初体験なので
うまくいくように、心を寄せたいと思います(#^.^#)
コメント (9)
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