雨が止んで、窓から外を見ると涼しい感じの空気だったので
久しぶりに散歩に行こうと思って、お昼過ぎに家を出ました。
つばの広い帽子を被って日傘もさし、首にはタオルを巻いて
ウエストポーチ、それからカメラを片手に・・・
なんだか恥ずかしいような装備で歩いているうちに
雲の切れ間から真夏の日差しが降り注いできました(;^ω^)
なんで晴れてくるの(;´д`)ゞ暑い~~~
ダメだ、帰ろう・・・
川沿いの細い道を家に向かって引き返していると
前から大きな虫が飛んできました。
あーー!タマムシだ!日の光を浴びてキラキラ輝いています。
今年もタマムシを見ることができて良かったなぁ・・・
ニヤニヤしながら歩いていると、またタマムシが飛んできました。
それも、何匹も続けて、ブーンと羽音が聞こえるくらい近くを飛んでいきます。
えっ、なに?と、不思議になって立ち止まると
川の土手に生えているエノキの木の周りを
何匹ものタマムシが、ブンブン飛び回っているのが見えました。
セミが鳴き出すよりも、タマムシの姿を見られたときに、夏が来たなぁと感るくらい
ひと夏に1度、必ず会いたい虫です。
このエノキには、20匹以上いるようです!なんだか夢みたい(#^.^#)
木の下まで降りていって、近くに飛んでくるのを待ちます。
タマムシが目の前に来たとき、広げた傘で1匹捕まえました\(^o^)/
タマムシさんは、昆虫の中ではわりとおっとりしている方で
カミキリムシみたいに暴れず、写真を撮らせてくれます(それにしてはボケてるけど(^^ゞ)
タマムシは真夏の晴れた日中に、エノキの木の上で交尾をするそうです。
この土手のエノキは、タマムシたちの社交場なのかもしれません。
「早く離してよ、出遅れちゃうよ~」って言ってるかな?(^m^)
*
タマムシのワンダーランド(笑)を後に、汗ダラダラで、家を目指して歩きます。
でも、葉っぱの上にちょっと黒い点でもあれば、足を止めて見に行ってしまうので
なかなか家まで帰り着きません(笑)
あのヨモギの上の黒い点・・・なんだろ?
葉を手に取ってよく見てみると、黒いのはフンで
本体はフンと同じくらいの大きさの、うすい緑色の幼虫でした。
この子はフンを背中に乗っけています。
家のパソコンで「ヨモギ フン 背負う」で検索したら
ジンガサハムシの幼虫で「ヒメジンガサハムシ」という種類でした。
和名を「姫陣笠金花虫」と書くそうで、「金花虫」ってなに?
初めて聞いたので調べたら、これでハムシと読ませるそうです。
ハムシは葉を食べる虫の総称で、葉虫とも書きます。
汗をかきながら歩いたおかげで、またひとつ面白いことを知りました。
もう一種類、ヨモギの葉の上でみつけたのがこちら。
鼻が長いゾウムシの仲間です。
名前は「ハスジカツオゾウムシ」(葉条鰹像虫)でした。
ハスジは葉っぱの筋みたいな背中の模様のことで「葉条」
カツオはなんだろう?と不思議だったのですが、なんと「鰹節」のことでした(笑)
体の形と、色合いが鰹節なのだそうです。
なんていうわびさびのあるネーミングセンスだろう(^m^)
ヨモギは昆虫に人気のある植物なのでしょうね。
まだまだ色んな虫さんが葉に隠れていそうでした。
カマキリもそれを知っているのかな?
**
やっと家に帰ってきました。
汗ついでに庭をぐるっと一回りしょう。
シジミチョウが交尾していました。
ヤマトシジミでいいのかな?
蝶の近くの葉の上に小さなトカゲがいて
手をだしたら、ジャンプして乗ってきました。
小型の恐竜みたいです。
庭で生まれたのかな?猫がいないから安心して遊べるね。
それから、きれいなオレンジ色の蛾もいました。
翅の裏が見たかったので、捕まえて透明なケースに入れました。
特徴的な色なので、すぐに分かると思った名前がなかなか出てきません。
シャチホコのような姿勢なので、シャチホコガ?と一瞬思いましたが
それは幼虫の姿勢がシャチホコなのだと思い出して、ちょっと笑えました。
それにしても、よく降った雨です。
水を溜めてある容器をふと除くと、なんと、セミが浮いていました!
長い年月を経て、せっかく羽化してきたのにドジな子です(^^ゞ
水から拾い上げて、ペーパーで水気を切って
ひとまず網戸に止まらせました。
セミにも疎いので、ネットで種類を調べたら、ニイニイゼミでした。
抜け殻ならすぐに分かるのに、脱皮すると種類がわかりません(笑)
お腹の側に、鳴くための器官がなかったので、メスのようです。
短い成虫期間なので、ゆっくり休んでいるのも気の毒になり
すぐに近所の桜の木に放しに行ってきました。
ちょっと歩いただけで、たくさんの生きものに出会いました。
今日は晴れてとても暑い一日です。
いまから土手へ行ってみたら、またタマムシが居るかな・・・
そう思いつつ、炎天下へ出ていく勇気がありません(^m^)
久しぶりに散歩に行こうと思って、お昼過ぎに家を出ました。
つばの広い帽子を被って日傘もさし、首にはタオルを巻いて
ウエストポーチ、それからカメラを片手に・・・
なんだか恥ずかしいような装備で歩いているうちに
雲の切れ間から真夏の日差しが降り注いできました(;^ω^)
なんで晴れてくるの(;´д`)ゞ暑い~~~
ダメだ、帰ろう・・・
川沿いの細い道を家に向かって引き返していると
前から大きな虫が飛んできました。
あーー!タマムシだ!日の光を浴びてキラキラ輝いています。
今年もタマムシを見ることができて良かったなぁ・・・
ニヤニヤしながら歩いていると、またタマムシが飛んできました。
それも、何匹も続けて、ブーンと羽音が聞こえるくらい近くを飛んでいきます。
えっ、なに?と、不思議になって立ち止まると
川の土手に生えているエノキの木の周りを
何匹ものタマムシが、ブンブン飛び回っているのが見えました。
セミが鳴き出すよりも、タマムシの姿を見られたときに、夏が来たなぁと感るくらい
ひと夏に1度、必ず会いたい虫です。
このエノキには、20匹以上いるようです!なんだか夢みたい(#^.^#)
木の下まで降りていって、近くに飛んでくるのを待ちます。
タマムシが目の前に来たとき、広げた傘で1匹捕まえました\(^o^)/
タマムシさんは、昆虫の中ではわりとおっとりしている方で
カミキリムシみたいに暴れず、写真を撮らせてくれます(それにしてはボケてるけど(^^ゞ)
タマムシは真夏の晴れた日中に、エノキの木の上で交尾をするそうです。
この土手のエノキは、タマムシたちの社交場なのかもしれません。
「早く離してよ、出遅れちゃうよ~」って言ってるかな?(^m^)
*
タマムシのワンダーランド(笑)を後に、汗ダラダラで、家を目指して歩きます。
でも、葉っぱの上にちょっと黒い点でもあれば、足を止めて見に行ってしまうので
なかなか家まで帰り着きません(笑)
あのヨモギの上の黒い点・・・なんだろ?
葉を手に取ってよく見てみると、黒いのはフンで
本体はフンと同じくらいの大きさの、うすい緑色の幼虫でした。
この子はフンを背中に乗っけています。
家のパソコンで「ヨモギ フン 背負う」で検索したら
ジンガサハムシの幼虫で「ヒメジンガサハムシ」という種類でした。
和名を「姫陣笠金花虫」と書くそうで、「金花虫」ってなに?
初めて聞いたので調べたら、これでハムシと読ませるそうです。
ハムシは葉を食べる虫の総称で、葉虫とも書きます。
汗をかきながら歩いたおかげで、またひとつ面白いことを知りました。
もう一種類、ヨモギの葉の上でみつけたのがこちら。
鼻が長いゾウムシの仲間です。
名前は「ハスジカツオゾウムシ」(葉条鰹像虫)でした。
ハスジは葉っぱの筋みたいな背中の模様のことで「葉条」
カツオはなんだろう?と不思議だったのですが、なんと「鰹節」のことでした(笑)
体の形と、色合いが鰹節なのだそうです。
なんていうわびさびのあるネーミングセンスだろう(^m^)
ヨモギは昆虫に人気のある植物なのでしょうね。
まだまだ色んな虫さんが葉に隠れていそうでした。
カマキリもそれを知っているのかな?
**
やっと家に帰ってきました。
汗ついでに庭をぐるっと一回りしょう。
シジミチョウが交尾していました。
ヤマトシジミでいいのかな?
蝶の近くの葉の上に小さなトカゲがいて
手をだしたら、ジャンプして乗ってきました。
小型の恐竜みたいです。
庭で生まれたのかな?猫がいないから安心して遊べるね。
それから、きれいなオレンジ色の蛾もいました。
翅の裏が見たかったので、捕まえて透明なケースに入れました。
特徴的な色なので、すぐに分かると思った名前がなかなか出てきません。
シャチホコのような姿勢なので、シャチホコガ?と一瞬思いましたが
それは幼虫の姿勢がシャチホコなのだと思い出して、ちょっと笑えました。
それにしても、よく降った雨です。
水を溜めてある容器をふと除くと、なんと、セミが浮いていました!
長い年月を経て、せっかく羽化してきたのにドジな子です(^^ゞ
水から拾い上げて、ペーパーで水気を切って
ひとまず網戸に止まらせました。
セミにも疎いので、ネットで種類を調べたら、ニイニイゼミでした。
抜け殻ならすぐに分かるのに、脱皮すると種類がわかりません(笑)
お腹の側に、鳴くための器官がなかったので、メスのようです。
短い成虫期間なので、ゆっくり休んでいるのも気の毒になり
すぐに近所の桜の木に放しに行ってきました。
ちょっと歩いただけで、たくさんの生きものに出会いました。
今日は晴れてとても暑い一日です。
いまから土手へ行ってみたら、またタマムシが居るかな・・・
そう思いつつ、炎天下へ出ていく勇気がありません(^m^)