風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

「アケビコノハ」が羽化しました

2021年05月30日 | アケビコノハ
5月7日に庭で見つけた「アケビコノハ」の幼虫
飼育ケースで観察していましたが
先日、1匹目が無事に羽化しました(#^.^#)
「銀河模様」のこの子が・・・


オレンジ色の
こんな姿に変身しました!
面影はいっさい無しです(^m^)


部屋に連れてきて、2日後に
最初の1匹がサナギになりました。
5枚あるアケビの葉を、丸く上手に綴って
サナギ室を作っています。


そっと中を覗くと
こんな感じで、前蛹になっていました。


残された妹たち(笑)
翌日、2匹目がサナギになりました。


スズメガは、荒く葉を綴っていましたが
アケビコノハのサナギの糸は繊細で
まるで和紙のように薄くて、しかも丈夫です。


雨風に耐えられるように
こんなに丈夫な部屋を作っているのでしょうね。



2匹の子もサナギになって
その後、最後の子がなかなか蛹化しません。
寝ぐずっている幼児のよう(笑)
「まだ大人になりたくないんだよー」

そうだね、その気持ち本当によくわかります。
食べて寝て、また食べる・・
丸々と太っていく幼虫時代は
見ているだけで幸せな気持ちになります(^-^)ゝ
5日後、ようやくサナギになりました。

**
1匹目の子が、蛹化から20日後の朝6時に羽化!
ガサゴソとサナギの中から這い出てきました。


一緒に寝ていたネコのチロが
微かな音を聞きつけて
私を起こしてくれました(笑)
アリガトね・・・寝ぼけながらベランダへ
羽化直後の姿は・・なんだかスゴイです。


飼育ケース越しに、翅が伸びていくのを
観察しました。


「アケビコノハ羽化」
早送りの、40秒くらいの動画です。
翅がジワジワと伸びていくのが見られました。


***
羽化から20分ほどで、翅が伸び切りました。


正面から!
なかなか面白いお顔をしています。
脚にある白い点がやけに目立ちますが
いったい何のための模様なのかな?


この後、2時間ほど
この場所でじっとしていました。


飛び立つ準備ができたのかな?
立てていた翅を広げました。
よく見ると、向かって左側の翅の先が
完全に伸びなかったようです。
飛ぶのには支障がないと思うけど・・・


しばらくすると
ベランダに張った網の隙間から
滑るように、庭へ飛んでいきました。
サヨナラ、元気でね。
また来年会えるといいな(^_^)



凄すぎる成長!アカツメクサの栽培記録

2021年05月26日 | 植物の栽培や観察
アカツメクサの花です(#^.^#)


去年の春、神社へひとりお花見に行った時
川の土手で、アカツメクサを見つけました。


もしかして、シロツメクサみたいに
根っこがでるかも!と思って
土手を下りていって、1本摘んできました(^^♪




そうしたら、やっぱり思った通り!
水に挿していたら、根が出てきたので
鉢に植えてみました。

写真の日付を見てビックリ
2020年5月25日、ちょうど一年前でした(笑)


6月に入ると、葉の付け根から
脇芽が伸びてくる「予感」がしてきました。

毎日見ていると、ほんの少しの変化にも気が付いて
発芽する予感とか、つぼみができそうな予感とか・・・
それを感じる時が、植物を育てていて一番興奮します(笑)

「脇芽の予感」から、わずか10日後、6月初旬に
花が咲きました\(^o^)/
可愛い花だなぁ・・・


花が咲き終わると
ニョキニョキと、茎だけが伸びてきて・・・
7、8、9、10月と、夏の間はちょっと休憩で変化なし。
アカツメクサは高温多湿の、日本の夏が苦手で
半休眠状態になるそうです。
私はこの時期は虫に夢中なので
観察している(はずの)植物の写真が無さ過ぎて
いい加減です(^^ゞ


11月、庭の小さな紅葉の中
アカツメクサの葉は、青々としていました。


**
冬の防寒は、軒下に入れるだけで
霜がバリバリになる夜には、簡単な霜よけをして
葉が青いまま、冬を越しました。
2021年3月初旬、ひと回り大きな鉢に植え替えました。


鉢から出ている部分が、花が咲いたあと伸びたところで
株の根元から、新しい芽がモリモリと湧き上がっています。


4月中旬
恐ろしいくらいに(笑)
鉢の中心から葉が盛り上がってきました。


盛り上がった中心の葉が上へ伸びて
その先端につぼみが見え始め
4月22日、一番花が咲きました


***
写真を撮っている時、アカツメクサの花の「咲き方」に
特徴があることに気付きました。


シロツメクサは、下側のつぼみから順に
咲きあがってきて
均一に丸くなっていくのに対し


アカツメクサはこんなふうに


どちらかの端から咲き始めて
最終的に球形になるという、変わった咲きをします。


アカツメクサの葉の付き方は「互生」といって
葉が茎の節に互い違いに付くのですが
調べてみると、上から見て「大きな葉」が付いている側のつぼみから
花が開いていくのだそうです。
これにはどんな戦略があるのか・・・
花を訪れる昆虫に
「もう半分咲いたら、また来よう」と思わせるためかな?(^m^)


アカツメクサは、小さな花の集合体です。


どんな虫が花を訪れるのか
しばらく見ていたら、小さな蜂がやって来て


花のひとつに潜り込んでいきました


****
4月以降の、アカツメクサの成長は著しくて
朝、鉢にたっぷり水をあげても昼には葉が萎れるようになったので
ひと回り大きな鉢に植え替えました。
5月初旬、つぼみが次々と咲き、鉢植えが満開になりました。


アカツメクサの栽培方法を調べると
鉢の土が乾いてから2、3日後に水やりをしましょうとありましたが
朝水をあげて、昼過ぎには葉が萎れてくるので
鉢皿に水を張って、その中に鉢を置きました。


長雨にも蒸れたりせず
生き生きとしたピンク色のポンポンが
長いあいだ咲き続けました。


*****
先日、花がほぼ咲き終わって
葉が垂れてきたので
思い切って鉢植えの葉を刈りこみました。


茎には、小さなつぼみも付いていましたが
さっぱりと刈り込んで
数本の挿し穂を採っておきました。

もう一度根っこを出して
今度は地植えにしてみようと思います(#^.^#)

9匹目が無事に羽化 キイロスズメ

2021年05月24日 | キイロスズメ
夜中に、ガサガサという物音がして
目が覚めました。
時計を見ると12時です。
もしかして・・・
寝ぼけながら、部屋の電気をつけたら
「キイロスズメ」が、サナギの殻から這い出た直後で
飼育ケースの中を動き回っていていました。


翅はまだ伸びていません。
羽化したての「スズメガ」を見るのは初めてです\(^o^)/


やっとケースの蓋にとまって
これから翅を伸ばしていくようです。


眠気も覚めて、約30分間
翅が伸びる様子を録画してみました(^-^)ゝ


「キイロスズメ羽化直後」
早送りで、約2分半の動画です。


羽化した蝶や蛾の、翅が伸びる仕組みは
翅にある網目状の水路みたいな「翅脈」に
体液を送り込んで、グングンッと伸ばしていていくのですが
じっと見ていると、目に見えるスピードで
翅が大きくなっていくのが分かって、とても神秘的でした。


もしかしたら、寄生されているかもしれないと
隔離していた子だったけど
キイロスズメの越冬隊最後、9番目の子が
無事に羽化してくれて、幸運、ついてる!
そんな気持ちになりました(#^.^#)


力強い口吻と
ギョロッとした眼球。
夜行性なので、飛んでいる姿を見掛ける事は無いでしょうが


また、庭に卵を産みに来てください。


**
夜が明けたら、外へ放そうと


飼育ケースに布を被せて、眠りました。


午前5時前
バタバタ羽ばたく羽音で、また目が覚めて
夜明け前の空へ、スズメガを放しました。


何か月もの長い間
ピクリとも動かないサナギを
毎日観察しながら、生きていると信じて(^^ゞ
羽化という本当に嬉しい今日を迎えられました。
今年も、プリプリの幼虫に出会えのが楽しみです(#^.^#)

てんとう虫が羽化しました

2021年05月21日 | テントウムシの仲間

庭の、小さな鉢植えの栗の木に
産み付けられた卵から孵化した
テントウムシのチビちゃんたち
アブラムシを食べてくれる
頼もしい「チビテン」部隊が・・・
3日間、強風が吹き荒れた後
栗の木から、こつぜんと姿を消してしまいました。

葉っぱを一枚ずつめくって、一生懸命探したのですが
1匹もいません(ll゚д゚)
なぜ?どこへいったの??
あの強風で飛んでしまったのかな。

よく見ると、アブラムシもきれいさっぱりいなくなってる!
エサを食べ尽くして
どこかへ移動したのか?(そう思いたい)
もしかして・・食料不足で共食いした?

もう一度、念入りに葉裏を点検したら
ポツンと1匹だけ、残っている子を見つけました!
どうして、ひとりぼっち?
みんなどこへ行ったの?
聞きたいことは山ほどあるけど・・・
この子を部屋へ連れてきて、成虫になるまで飼育することにしました。


さっそくエサ探しです。
庭ではいま、ミカンの木がアブラムシだらけですが
アリがアブラムシを完璧に守っているので、手が出せず
近くの土手で、びっしりアブラムシが付いた
ノゲシを摘んできました。


連れてきた幼虫を、花の上にそっと乗せると
よほど空腹だったのか、すぐにアブラムシを食べ始めました。



いままで、飼育観察する虫のために採ってくるのは
葉っぱ、植物だけで
生餌しか食べない生物は、飼えないと思っていたのに
まさか自分が「アブラムシ」を採取する日が来るなんて・・・

アブラムシも、生きてる虫なので
じっくり見てしまうと、可愛く思えてきちゃいそうで
なんだか複雑な気持ちになりました。


それにしても、チビテンちゃんはよく食べます。
調べてみたら、テントウムシは幼虫期間が14日ほどあって
その間、毎日20匹くらいのアブラムシを食べます。
今回、栗の葉の裏には30個ほどの卵があったので
30匹の幼虫×20匹のアブラムシ×14日で
成虫になるまでに、8,400匹のアブラムシが必要になる計算です。
テントウムシの食欲に
アブラムシの「クローン増殖」が勝てなかったようです(^^ゞ


食べられずに生き残ったアブラムシは
ケースの中で脱皮して、翅の生えた成虫になっていきます。
そうするともう、テンちゃんは、それは食べたくないようなので
毎日、家から離れた場所へ翅アブラを放しに行って、その帰りに
新しいアブラムシをとってくることになりました(笑)

うちに連れてきて2日後
いつものように観察しようとケースを見ると
幼虫の体が真っ白になっていました。




脱皮したみたいです(^^)
ケースの壁面に脱皮痕がありました。
お尻から粘着物質を出して、体を固定して脱皮します。


テントウムシは成虫になるまで
3回脱皮するそうです。
今回の脱皮の数日後、サナギになったので
1回目と2回目は、外で済ませてきたようです。
栗の葉の裏に、何度目か不明ですが、細長い脱皮痕がありました。


脱皮の2日後、体色は黒く
背中の両わきに、オレンジ色の帯が出てきました。


この頃のテントウムシの幼虫は、体長が1センチくらいです。
アブラムシは1ミリ、2ミリかな。
こうして写真に撮って拡大してみると
アブラムシがけっこう可愛い顔をしていて
テントウムシは怪獣みたい。


もしも、もしもの想像で・・・
人間から見て、アブラムシが役に立つ益虫で
テントウムシが、害虫だったとしたら・・・
この姿、旺盛な食欲から
益虫を食べ尽くす「極悪害虫」なんて呼ばれるんだろうなぁ

**
この後すぐ、幼虫はあまり動かなくなって
エサも食べなくなりました。
そして3日後、ケースの隅っこでサナギになりました。


サナギになってしまえば、アブラムシはもう必要ないのですが
エサとして採ってきた葉に、アブの幼虫がくっ付いていて(^^ゞ
引き続き、アブラムシを採取する毎日が続きます(笑)

アリを蹴散らして、ミカンの葉にいた
アブラムシをとってきました。

サナギは変化なしです。
動けなくなったからと言って
仕返しに、サナギの汁は吸わないでね(笑)


***
サナギになってから6日後の朝
テントウムシが羽化していました\(^o^)/
あれ?星がふたつ?


卵を産んだのは、栗の木にいた10個星がある
こちらのテントウムシ、これが親だと思っていたので
とても意外でした。


そこで、またまた調べてみると・・・
このテントウムシは「ナミテントウ」という種類で
ナミテントウは、模様の違いで4パターンに分類されるそうです。

まず黒地に赤や黄色の「斑紋」(まだら模様)がある
①「二紋型」②「四紋型」③「斑型」と
赤や黄色地に黒い斑紋がある④「紅型」
他にも、斑紋が無く、赤や黄色一色のタイプがあるそうです。
この子は①の「二紋型」フタホシテントウでした。

テントウムシの斑紋のパターンは、遺伝子で決まるのですが
ナミテントウの斑紋の種類はとても多くて
約200種類くらいあるそうです。

※academist Journal様より画像をお借りしました

違う模様の親同士が交配すると
生まれてくる子の斑紋は必ず
両親の斑紋を重ね合わせた模様になります。
その時、赤と黒が重なる部分だけは、必ず黒くなるそうです。


黒一色のナミテントウがいない理由は、まったく逆の模様が無いからかな?
星の数がまちまちでも、鳥などの天敵から
「コレは不味い虫だ」と認識して貰えているのかも謎で・・・
昆虫の世界は奥が深いです(^^)


****
テントウの「フタホシ」ちゃんを栗の木に放しにいきました。
テントウムシは成虫になってから、約2か月生きるそうですが
その間、1日に100匹のアブラムシを食べるそうです。
それを養っていくアブラムシは、害虫といえども
とても重要な虫なんですね。


テントウムシって身近にいて、みんなに愛されている昆虫なのに
知らない事ばかりでした。
機会があれば、卵からまた観察してみたいと思いました。
翅があって、好きなところへ飛んでいけるので
アブラムシをたくさん食べて
里帰りしてくれると嬉しいです(#^.^#)

サナギで越冬した「キイロスズメ」が羽化しました!

2021年05月17日 | キイロスズメ
2020年の9月にサナギになった「キイロスズメ」が
長い冬を越して、羽化してくれました(#^.^#)

雨が降るので、夜のうちに飼育ケースを
室内に取り込んでおいたら
よく朝、起きた時、キョトンとした顔の
この子と目が合いました(笑)


「おはよう・・、やっと会えたね」
子犬や子猫と同じで、昆虫でも
生まれたての生きものは、あどけない顔をしています(^m^)
そっとフタを開けてみると
2匹同時に羽化していました!


さっそく、ベランダへ連れてきました。
この飼育ケースには、大、中、小の
3個のサナギが入っていて
この子は「中」の大きさのサナギでした。


夜中か明け方に羽化して、ケースの中で羽ばたいて
ウォーミングアップしていたみたい(^m^)
フッと軽く脚を蹴りだして
すぐに空へ飛んでいきました。



2匹目は、一番小さなサナギから羽化していました。
幼虫を見つけた時に「チビちゃん」と名付けて、成長記録を付けていた子です。
指を出すと、つかまってきました(#^.^#)


良かったね、ちゃんと立派な大人になれたね。
あんなに小さかったのに・・
思い入れがある子なので、嬉しさもひとしおです。


**
去年の写真を見返すと
いろんな事を思い出します(^^♪
昨年2020年は、たくさんの幼虫に出会いましたが
特に「キイロスズメ」の当たり年で(笑)
次から次へと、9匹の幼虫を見つけました。
年内に5匹が羽化して、最終は10月10日でした。
だんだん寒くなっていく季節に、羽化したスズメガを放すのは
とても心配で、可哀そうな気持ちでしたが
(最後に羽化した子)


5月の空へ旅立つ子を見送るのは
晴れ晴れとした心持ちです。


***
思い出のひとコマ(^_^)
食欲旺盛なスズメガ9匹の
エサを調達するのは、めちゃめちゃ大変でした。
でもやっぱり、一番大変だったことが思い出になってます(^^♪
朝、こんもりと入れたヤマイモの葉が・・・


翌朝には、丸坊主になっていて
起きてすぐ、近所に葉を採りに行ったり
出掛けた先々でも、必ずヤマイモの葉を探していました。


サナギになってくれると、ホッと一息(^-^)ゝ
でも、なんだか寂しい、複雑な気持ち。
屋外の自然環境では、越冬するサナギは土に潜るらしいのですが
うちの子たちはみんな、葉を荒く綴ってサナギになりました。
蛹化して1ヵ月後、葉から取り出して


観察しやすいように
サナギベッドを作りました。


アゲハ蝶のサナギも一緒に
越冬組のお部屋ができました(^^♪


1匹だけは、もしかしたら寄生の恐れがあったので
別のケースへ。


寒い時期に羽化してしまわないように
冬中、部屋の外へ置いて暗くしておきました。


そして、待つこと8ヶ月!
9月から翌年5月まで
眠り続けていたサナギが、とうとう目を覚ましました。

イモムシだった頃の面影もないけど(笑)
生命力溢れる子たちに、再開できる日が来ました。


一番大きなサナギだった子も
今朝、無事に羽化しました。
翅を広げたら、とても立派だったのですが
「早く出せ~、忙しいんだよ~」と、バタバタ羽ばたいて
再会の喜びを分かち合うヒマもなく
一目散に飛んで、行ってしまいました(^^ゞ


****
今まで飼育してきたスズメガたちは
初めて飛び立つ前に、必ずと言っていいほど
準備運動みたいな事をしました。
指に止まらせたままこれが始まると
エンジン音みたいな音と、振動が凄かったです。

キイロスズメ 初めて飛ぶ前の準備運動
約1分の動画です。
よかったら見てみてください(^^)/


自然界でもあちこちで、スズメガの羽化が始まっているかな。
今年もあのプリプリした幼虫に
出会える日がくるのが楽しみです(^^)

シロツメクサの栽培記録

2021年05月09日 | シロツメクサ
去年の4月に書いたブログ記事に
「四つ葉のクローバーから根っこが出たので、植えてみたら・・・」
というのがあるのですが、その続編です(^-^)ゝ

「ねえ、クローバーの話って、どこまでしたっけ?(笑)」
そんな独り言を言いながら、自分のブログ検索をしたら
去年書いた記事を見つけました。

2016年4月、散歩で摘んできた四つ葉を
水に挿して飾っていたら、根っこが出てきました。




試しに鉢に植えてみたら
ものすごい生命力で(^^ゞ


モリモリと育って、4年後にはこんもり茂った
こんな可愛らしい鉢植えになりました。
2020年2月、この頃は庭猫だった「チロちゃん」も
写真に写っていました。

ってところまで話した、その続きです(笑)


2020年3月中旬、ひと回り大きな鉢に植え替えしました。


大盛のサラダみたい(^m^)
旺盛な成長を続けます。


クローバーに四つ葉が発生するのは、人に踏まれたりして
成長点が傷つくなどしたとき、らしいのですが
育ててみると、そうでもない感じがします。
踏まずに大切に育てても、四つ葉が大量発生します(笑)
遺伝的な要素が大きいのかも。


4月の中旬、花が咲き始めました。
次から次へと、つぼみが大きくなって
開花していきます。
こうして花が咲くと「クローバー」という呼び方より
「シロツメクサ」のほうがしっくりくる感じです(^^♪


**
鉢に根が回ってきたので
花が咲いている時期ですが、丈夫そうなので
またひと回り大きな鉢に植え替えることにしました。


8号鉢から、9号鉢へ植え替えました。
ちなみに、植木鉢の号数は、1号あたり直径3センチ単位で
9号鉢だと、9×3で、直径27センチの植木鉢になります。
体積がどれくらい違うかは、分からないけど(^^ゞ
根っこが伸びる余裕ができて
植え替え後の植物は嬉しそうに見えます(#^.^#)


***
相変わらず、四つ葉の確立が高いです。


2020年5月初旬、鉢植えの最盛期。


でも、その1カ月後
植物がいちばん元気になる、6月だというのに
クローバーが、だんだんしぼんできました。


やっぱり、鉢植えには向かないのかなぁ
6月5日、思い切って散髪してみました。


****
6月の終わり頃
なんと!元通りのふさふさに戻りました。


髪質は、柔らかくなったみたいですが(笑)
また、こんもりと葉が茂りました


うちの母は
四つ葉を探すの大好きで(笑)
見つけると、ほら、これ。きっといい事があるよって
少女のように目を輝かせて私に見せてくれるので
この鉢は、丈夫に育てていかないと(^m^)

庭で四つ葉探しです。
しゃがみ込んで、四つ葉やおもしろい形の葉を探すのが
楽しみになりました。




これも四つ葉かな?(^_^)


*****
そして、今年2021年のゴールデンウィーク中
1年ぶりに、クローバーの植え替えをしました。
鉢から抜いてみると、意外に根は回っていなかったので
少しだけ、大きな鉢に植えました。


部屋の中から、私の行動を見ているチロちゃん。
庭にいた頃は、又の間から顔をにゅっと出していたけど
家ネコになってからは、私が庭仕事をしているとき
チロはいつもここでのぞき見しています(笑)


9号鉢に植え替えました。


4日後、植え替え後の葉が
水分を吸って、ピンッと伸びてきました。
牧草だけあって、本当にクローバーって、丈夫な植物です。


******
植え替えた鉢植えを、この場所へ持ってきて
しゃがんだときに、ふと地面をみて
え?なにこれ?と衝撃をうけました。


今まで、まったく気が付かなったけど
地面のあちらこちらに、小さなクローバーが芽吹いて
散らばって生えていました(ll゚д゚)


鉢植えから3、4メートル離れたところにも!


シロツメクサの種は、マメ科の植物には珍しく
熟しても、弾けて自ら飛ばないらしいです。
なら、どうしてこんなに増殖してるの?
もしかしたら、植え替えのとき種が落ちたのかも!


未来予想図(#^.^#)
「庭がシロツメクサ畑になりました!」
来年の今頃、ブログにそう書いているかもしれないです(笑)
それはそれで、楽しみです(^^♪

アケビコノハの幼虫が庭にいました!

2021年05月07日 | アケビコノハ
今日は暑くもなく、寒くもない日でした。
お昼頃から、しとしとと雨が降りだして
こんな日は、庭仕事日和です(#^.^#)
庭で鉢の植え替えをしていました。

庭仕事の合間に
居間の外側にある、アケビのツルの下で
こんなモノを見つけました。
幼虫ハンターの方には、もうピンッときたと思いますが(笑)
大きい!干しブドウくらいの大きさです!
スズメガクラスなのですが、5月ではまだ早いし、誰??


そのまま、垂直に上を見上げたら
目が合ってしまいました(^m^)
「木通木葉蛾」の幼虫です!



和名表記では、一瞬、「木通木葉蛾」?
何て読むの?ですが
これは、アケビ(木通)の葉を食べる幼虫で
成虫は、木の葉っぱ(木葉)にそっくりな蛾になる
「アケビコノハ」という名前の蛾の幼虫です。
成虫はこんな姿です。
忘れていたけど、探したら写真があって
2015年に一度、飼っていたみたいです
忘却力が凄い(^^ゞ


成虫は、枯れ葉に擬態しています。


アケビコノハの幼虫の模様は
見れば見るほど
銀河系の星空みたいだと思うのですが・・・


こんなに個性的な模様なのに
更に、奇抜な姿勢でアケビの葉につかまっています(笑)


手が届くところに、2匹いました。


**
うちのアケビを食べる虫は他にもいて
「アケビコンボウハバチ」の幼虫です



3月中に、柔らかい新芽を
ぜんぶ食べてしまいました


そのおかげか、下の方に残った
硬い葉を食べていた、アケビコノハの幼虫に
手が届きました(#^.^#)


***
部屋につれてきました


飼育ケースのふたは
100均で買った、水切りすのこに
果実袋を被せたものを使っています


通気性がよくて、開閉がしやすいので
エサの取り替えや、観察にも便利です
でも、大型のイモムシは、これを押しのけて脱走するので
上に重石を乗せておきます。


あとからまた
3匹目を見つけました(#^.^#)
真っすぐに伸びると、こんな姿をしています


歩く様子を録画してみました!
アケビコノハの前進、30秒ほどの動画です


今も、すぐ横に幼虫たちがいます。
寝ている子もいるし、食べてる子もいて
三者三様、これからしばらく楽しい観察になりそうです(^○^)


ハラグロオオテントウの羽化

2021年05月04日 | テントウムシの仲間
朝の散歩で「ハラグロオオテントウ」を見つけました。
よく見かける「ナナホシテントウ」の
2~3倍も大きくて
日本最大級のテントウムシだそうです。


状態がきれいなので、羽化したばかりかな?と思いましたが
ハラグロオオテントウの幼虫は
桑の葉の害虫とされる「クワキジラミ」を食べます。
なので、お母さんテントウは卵を桑の葉に産みます。
この子はニセアカシアの葉の上にいたので
もしかしたら越冬した子なのかも。


ちょっと失礼して、裏返してみました。
うん、やっぱりお腹が黒いね(^m^)
「ハラグロ」の名前の由来です。
でも、他のテントウムシのお腹も、ほぼみんな黒いとか・・・
人が簡単につまんでひっくり返せるサイズだから
「おっ!お腹が黒いわー」と、命名者の第一印象だったのかな(笑)



ああ、そう言えば・・・
何年か前に、このてんとう虫の幼虫を見つけて
初めて見るその姿が衝撃的過ぎて
家に持って帰って、観察しことを思い出しました。
ちょうど今頃の季節で・・・いつだったかな。
写真を探してみたら、ありました\(^o^)/

2017年5月30日、もう4年も前でした。
朝の散歩でちょっと休憩、立ち止まったときに
ちょうど目の高さの位置にある、桑の木の葉で
この子と目が合いました。


上の写真は、画像編集で明るくしてあるけど
実際はこんな感じの、薄暗い中にいる
トゲトゲヘルメットを被った「チョッパー」似の
謎の生物でした(笑)


この時点では、これが何なのか分からないし
トゲに毒があって、刺すのかしら?(ll゚д゚)とか
写真だけ撮って帰宅して、仕事に行きました。

夕方、仕事から帰ってから、どうしても気になって
もう一度桑の木を見に行くと
謎の生物は朝と同じ格好で、同じ場所にいました。
調べても名前が分からなかったので、飼ってみることにしました(^-^)ゝ


うちに来て、しばらく見ていると、脚を踏ん張って
お尻(写真の左側)を葉っぱにスリスリし始めました。
何をするんだろう?


次の日お昼頃に、部屋に見にいってみると
うわー!色が変わってる(ll゚д゚)


よく見ると、脱皮したみたいです。
脱いだ皮が、お尻の下にクシュクシュと丸まっていました。
お尻スリスリは、脱皮のため、体を葉に固定していたんですね!


そして、夕方になると
体の色がうすいオレンジ色に変わってきました。
これは・・・見覚えが有るような無いような・・・
ポツポツと黒い点も・・
もしかして、てんとう虫??


「桑の葉 テントウムシ」で探したら
すぐに「ハラグロオオテントウ」がヒットしました。
とってもきれいな虫です!この子に会えるの?(#^.^#)
4日後、サナギの色が少し濃くなって
黒い点が、はっきりしてきました。


**
朝の日課、サナギの様子を見てみると
この日は見慣れない姿がありました。
「あれ?なんだかツルンとしてない?」


やったー!!
脱皮したんだ。
蛹化してから、ちょうど1週間後でした。


脱皮した直後は、体の色は真っ白だそうです。
他の昆虫と同じように、天敵の少ない
夜中か、明け方に脱皮したのかな。
脱いだ殻を食べるかと、しばらく見ていたけど
てんとう虫は、食べないみたいです(^-^)ゝ


飼育ケースの中を歩き始めました。
初めて見るハラグロオオテントウです。
本当にお腹が黒いの、実物を見られて感動しました(笑)


羽化したてで、まだぼんやりしているのか
逃げもせず
可愛いポーズで写真を撮らせてくれます。
なんてきれいなんだろう(n´v`n)


指を近づけると、すぐに登ってきました。
てんとう虫は飛ぶとき
必ず枝先の一番高いところまで登ってから
その先端で翅を広げて飛んでいきます。
天に向かって飛び立つ様子が
「天道虫」の名の由来だそうです。


***
名残り惜しいけど、お別れの時です。
幼虫がいた桑の木に、てんとう虫を放しに行きました。
屋外で見る翅の色は、滴るような美しさです。
ハラグロオオテントウの「星の数」は16個。
サナギの時の黒点と同じ数でした。


てんとう虫の寿命は、約2カ月ほどですが
ハラグロオオテントウは、越冬して1年半も生きるそうです。
しばらく葉っぱにくっ付いていたけど
故郷の葉だって、分かったのかな(笑)
テクテク歩いて、葉の裏に消えていきました。
元気でね!またどこかで会えるかな(^^)/


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それから1カ月後
朝の散歩で川沿いの道を歩いているとき
ネムノキの葉に、ポツンと赤い色が見えました。


ハラグロさん!
また会えちゃいました(#^.^#)


葉の上には、数匹のハラグロオオテントウがいました。
この時は、クワキジラミがいないネムノキに
なぜ集っているのか、疑問には思わなかったのですが
今回、ハラグロオオテントウの生態を調べていたら
その理由が分かりました。

ネムの花が開花する頃、花に集まる小さな虫を食べるために
桑の木からネムノキに、みんなで引っ越してくるそうなのです!
そうかぁ、可愛い姿をしていますが、てんとう虫って
肉食の大食漢ですからね。
小さな(大きいけど)てんとう虫の、すごい本能です。

5月になって、今年もまた
ハラグロオオテントウが見られる季節です。
散歩のときは、桑の葉を裏返しながら歩きたいと思います(#^.^#)

庭で見た虫

2021年05月01日 | 庭でみたいきもの
今日は、なんだか変な天気でした。
晴れのち雨の予報だったので
早々に洗濯をしました。
その洗濯物を干しに、庭へ出た
ちょっとしたときにかぎって
うわー、と思うような虫を見つけてしまって
急いで部屋にカメラを取りにいきます(笑)
ちょっと待ってて、逃げないで・・・逃げないで・・


玄関脇のヒメウツギで
アオスジアゲハが
夢中で蜜を吸っていました。


アオスジアゲハは、サナギで越冬するそうです。
羽化したばかりかな?
翅の青い模様の部分には「鱗粉」がなくて
透き通って見えるとのこと・・・
幼虫はクスノキ科の植物を食べて育ちます。
うちの庭で卵を産んでくれないかな(^_^)


蝶を見ていたら
葉の上にいる
小さな緑色の虫を見つけました。


ゾウムシみたいです。
きれいだな・・・
親指の爪の上に乗ってきました。


しゃがんだまま、息をひそめて
小さな世界に焦点を合わせると・・・


クモです。
この子もきれい(#^.^#)



そのまま
手が届くところにあった
プランターの草を取っていたら


あ!カマさん!


去年の秋に、庭にいたカマキリの
ひっそりと、最期の姿かな・・・
あなたの子孫がいま、庭で奮闘中ですよ(^_^)


シャクトリムシもいました。
柄がヘビ模様なの。


すぐに名前が分かると思って
調べたけど、シャクトリムシは種類が多くて
判明しませんでした(^^ゞ


カゲロウ?


これは・・・
マユミの蕾に産み付けられた
卵ですが、何だろう?


庭先で見られる昆虫なのに
ほとんど名前がわからないの(笑)
なぞの生命体だらけで
わくわくしてしまいます(^m^)