風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

病院の日

2019年12月28日 | 病院の日
先日、バセドウ病の検査に行ってきました。
前回の検査の日は9月の初めで、あちこちの田んぼで稲刈りをしていて
まだ暑かったのを覚えています。

検査後、「この次の検査は冬・・・寒くなっているだろうなぁ」なんて
小雪が舞い散る景色を思い描いていたのですが・・・
年末とは思えないほどの暖かさで、コートも着ないで出掛けました(笑)

待合室で番号を呼ばれ、先生の前に座ると、第一声
「○○さん、今回の結果はバッチリでしたね!」と
初めて先生から先に言って貰えました。
調子はどうですか?、良いです。
そうですよね~(^^)って。

今回の検査では、1項目だけ「TRAb」の数値が高めでしたが
あとはぜんぶ正常値に収まっていました。

 2012年3月  2019年12月
 初回検査  今回検査値  基準範囲
 TSH 0.01 → 3.02 (0.5~5)
 F-T3 22.33 → 2.57 (2.3~4.3)
 F-T4 7.77 → 1.07 (0.9~1.7)
 TRAb 25.4 →  2.3 (2.0未満)

TRAbとは、甲状腺を刺激する自己抗体です。
これが、「もっとホルモン出せ~」と脳に指令しているそうです(^^ゞ

細菌やウイルスなどの「異物」が体の中に侵入してくると
これらに抵抗する物質(抗体)が作られます。
でも、何かの原因で、自分の細胞に対して抗体をつくってしまい
自分の体を攻撃してしまうことがあります。
この抗体を〈自己抗体〉といいます。
TRAbの値は、診断目的以外に、バセドウ病の勢いを調べる目安にもなって
病勢が鎮まってくると、抗体の値も低くなってくるそうです。

良くなったり、悪くなったりを繰り返して
そのたび一喜一憂して、泣いたり笑ったり、いつの間にか泣かなくなったりしながら^^
約8年かかって、やっとここまで来られました。

これからまた、悪化することもあるかもしれないけど
辛い時ほど、感謝しよう!の気持ちを忘れずに(忘れるけど(笑)思い出して)
これからも「バセドウさん」と共に、生活していきたいと思います(^^)

バセドウ病の症状は
「動悸」、「頻脈」、「手指のふるえ」、「息切れ」
「食欲があるのに体重が減少する」、 「汗が多い、暑がり」
「倦怠感」、「神経質で気分がイライラする」、「微熱がある」などです。

私はすべての症状があったのですが、それまで超健康体だったので
病院に行く習慣もなくて、更年期のせいだと思い込んでしまいました。
2年間も我慢していたのですが、手が震えて文字が書けなくなって
かなり悪化してから病院へ行きました^^;

上記のような症状が出たら、血液検査ですぐに診断できるので
迷わず早めに検査を受けることをお勧めします!
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病院の帰り道(冬編)は
以前、道に迷って出会ったお寺「高隆寺」へ行ってきました♪
暖かいけど、冬の山寺はどんな感じかな?
ワクワクしながら、前に間違えた道を、今回はズンズン進んで行ってきました。

石段の前にある、細長い建物は
のぼりを立てる時に使う長い「棒」が仕舞ってあるのですが
この建物の名前を知りたくて、調べたけど名称は分からず・・・
屋根瓦がとても立派です(^^)


さあ、出発します♪
2回目だけどドキドキします。


この前来たときは6月で、立ち止ると虫に刺されるから
急ぎ足で通り過ぎた場所も、ゆっくり見る事ができました。
この地点がいちばんいい眺めです。


木の幹に黒い筋が、地面から始まって、高い枝まで続いていました。
アリの作ったトンネル状の道「蟻道」です!
調べたら、白アリの蟻道は丈夫で、黒アリのは触るとすぐに崩れる程、もろいそうです。


これは触ったら崩れたので、黒アリの道だったのかな。


ふと見上げると・・・
この石段の細い道も、なんだか蟻道に似ています^m^


端っこの段を踏むと崩れそうで(^^ゞなるべく真ん中をあるきました。
石を覆うマメヅタが、枝分かれして伸びている様子は、まるで生きもののようです。


きのこ発見♪
きのこって、会えただけでもテンションがあがります。


なんというきのこでしょうね^m^


お寺が見えてきました。


登り切った灯籠の下に、赤い実がなっていました。
長い棘を持つ「アリドオシ」です。
トゲは硬く鋭くて、指で押したら血が出そうでした。


「蟻通し」、名前の由来は2つあって、ひとつは「長いトゲが蟻のような小さなものでも突き通す」の意味と
もうひとつは「トゲの多い枝が地上低く横に広がるので、蟻ぐらいしか、その下を通ることができない」です。
私は「蟻しか通れない」の方がしっくりくると、初めて見た時にからそう思っていますが、どうかなぁ(^_^)


髙隆寺の山号は「多宝山」です。
昔、お寺は山の中に作られていて、その所在地の山の名前が「山号」になったそうです。
平地にあるお寺には、山号がないものもあるそうで・・・興味がムクムクわいてきて(笑)
機会があったら調べてみたいと思います。


お稲荷様。


フジの咲く季節にも、来てみたいです。


お寺の境内から、さらに山道を登って
あそこから来ました(^^)


うちに帰ってきて、こうして写真を見てみると
背景がほんのり変化しているけど、覚えがある景色ばかり。
まえに行った時と同じ場所で立ち止まって、写真を撮っていることに気づきました(笑)
好きなものは変わらないのですね~


でも、今回は帰り道にこっちの道を選んだようです。
下に見えるのがお寺の本堂です。


めちゃめちゃ傾斜のあるコンクリート舗装の坂道で、歩くのが怖いほど。
なんのために作ったのか?まさか、ご住職が原付バイクで登るため?


ズリズリとゆっくり歩きながらも、斜面の土手に植物を見つけました。
種から芽生えたアジサイです。可愛い(#^.^#)


足元の黄色い落ち葉は、タカノツメです。


山の中で突然、甘い香りがするとき、この葉が地面に積もって湿っています。
タカノツメの葉にある成分は、落葉して地面にある酵母菌と出会うと、キャラメルのような香りを発するそうです。
出会いって本当にいつも不思議です(^^)


次回の診察は4月の予定です。
調子が良いので、初めて4ヶ月後になりました。
もう桜が咲く季節ですね^^

その頃、周りはどんな景色になっているかな?
私もいまと変わっているかなぁ
未来のことはわからないけど
毎日を大切にして過ごしていきたいと思います(^^)


ロウバイの実

2019年12月26日 | いきものとか植物とか、いろいろ
暖かい日が続いています。
昨日は上着も要らないほどの陽気で
もしかしたら咲いてるかな?と
買い物のついでに、ロウバイの木を見に寄ってみました。

う~ん、残念(^-^)ゝ
まだまだ固いつぼみでした。


季節ごとに、とても良い香りの花を咲かせる「香木」と呼ばれる樹木があって
これを4大香木と言うそうです。
春は「チンチョウゲ」、夏は「クチナシ」、秋は「キンモクセイ」
そして、冬の代表がこの「ロウバイ」です。

なるほどね~^m^
どの花も、「目より先に鼻が見つける花(笑)」と私は思っているのですが
ロウバイも、咲いていれば遠くからでも香りでわかったはずですね(^^)

花は咲いていなかったけど、枝にこんなものを見つけました!



ロウバイの実です。
緻密な彫金細工の工芸品みたい(#^.^#)


中に種が入っていて、振るとカラカラと音がします。


5月に撮った実の写真です。
可憐な花を咲かせた後、まるでエイリアンの卵みたいな
こんな形の実になるの、ギャップがあって凄いなと思うけど
動物的で、くせになりそうな(こんな生物がいたら飼ってみたい)美しさだと思っています(^^♪



お寺の門前にある桜。
一目見て好きになって
毎年春に、買い物ついでのお花見に来ています。


久しぶりにお参りして、会ってきました(笑)


「まっちゃん・・・」^m^


お土産に、少しいただきました(^^♪

今日はどんよりとした曇り空で、寒いです。午後から雨の予報です。
一日元気に過ごせますように(^_^)/


瞳輝く「ルネガール」マンホールカード

2019年12月24日 | お出かけ
久しぶりに母とお出かけしてきました(^^)

うちの母は、週末に仲間と「放浪の旅」に出る以外は
超が付くほど出不精で、めったに外出しない人です。

先日も一緒にご飯でもと誘ったら、私はいいわ~と言ったので
新しく出た「マンホールカード」の新聞記事を見せたら
瞳がキラリ!行く行く!と言ってくれて、中央総合公園の美術館へ行ってきました。


美術博物館では「内藤ルネ展~夢見ること、それが私の人生~」が開催されています。

カードは入場券なしでも、貰えます(^.^)
一枚ずつ貰ってきました!


母の手、一緒に暮らしているのに、じっくり見たことなかったなぁ・・・
写真に撮って、初めて気づきました^^

私の爪とすごくよく似てる(笑)

受付の方が教えてくれた、建物のすぐ近くにあるマンホールも見てきました。
市内8箇所に、色違いのマンホールが設置されているそうです。



用事が済んで、サッサと帰ろうとする母(笑)
中央総合公園には久しぶりに来たので、ちょっとだけ散策させていただきました^^


ユリノキのプロムナード。
足元には、降り注いだ種が敷き詰められていました。

これだけ種が落ちても芽が出ないの、ふしぎ。

それから!
ふと見上げたツルが絡まった所で・・・


なんと「お尻」を発見してしまいました\(^o^)/


テイカカズラの虫こぶです!
なかなか見られない珍しい、可愛い虫こぶ^^
背伸びして手が届く位置にあった1個だけ、写真に撮ることができました。


正常なテイカカズラの鞘は、こんなに細長いの。


しゃがんで
何か落ちてないか見てみたら・・・
湿った落ち葉と一緒に、ニセアカシアの小さな鞘がありました。


それから、山栗のイガも。


これは・・・
ヤマガラちゃんの大好物、エゴノキの種かな?


「ねえ、寒いからもう帰ろう・・・」駐車場で車の横にたたずむ母を見て
ハッと我に返る娘(笑)

春、ここにニセアカシアの花が咲く頃
また母を連れ出して、一緒に歩いてみたいと思いました(^^)

いつまでも元気でいてください(#^.^#)

定点観察「冬至」と「夏至」

2019年12月23日 | 好きな木、好きな場所
ユリノキの定点観察は終わったけど・・
会いたくなって(^-^)ゝ
今日、仕事の帰りに行ってきました。






夏至の頃の写真がありました(^^)
6月18日午後5時25分、今日より1時間も後です。




半年、あっという間に過ぎました。
木にも思い出があるのかな。

ロケットみたい^^


寒くなかったけど
手がとても冷たかったです。

おやすみなさい

2019年12月22日 | おやすみなさい
今日はどんより曇り空で
夕方から雨が降り出しました。

お昼過ぎに仕事から帰ってきて、車を降りたとき
田んぼにチラホラ緑色が見えたので
近くまで行って、しゃがんで(笑)見てみると・・・


麦の芽が、こんなに大きくなっていてびっくりしました!


表面に生えていた芽の、土をそっと落としてみると
幾重にも枝分かれした根が、地中に深く潜り込んでいました。



麦畑のスタート地点には
すでにもう、いろんな植物が生えていて・・・


クサネムの種もありました!


来年の夏、発芽する予定のタイムカプセルです^^


今も雨の音が聞こえています。
寒いというより、冷たい一日でした。

今日もいちにち、ありがとうございました。
おやすみなさい(^^)

電柱のある風景

2019年12月21日 | 電柱のある風景
夏に水田だった田んぼが
きれいに耕されて
稲刈り後に残った株も
すべて土に還りました。

これから麦の季節がやってきます(^^)



ふと見上げると
薄い氷のような雲が
空いちめんに広がっていました。


まるで
湖の底から、空を見ているよう。

薄氷を踏む・・・
そんな言葉が浮かんできました。

季節が変わります(^^)

仙人草

2019年12月19日 | いきものとか植物とか、いろいろ
返り咲き?
それにしては、勢いがスゴイ(^^)


垣根に絡みついたつるに、センニンソウの花が
雪が積もるように咲いていました。
花期は、8月から9月です。


後日、夕方仕事の帰りに同じ場所を通ったら
更に満開になっていたので、分けて貰ってきました。

薄明りの中で見ると、雰囲気が違ってとても幻想的です。

この前採ってきた「ヒヨドリジョウゴ」と一緒に水に挿しました。
こんなに可愛い花と実なのに・・・ふたりとも、毒があるの(^^)



センニンソウの名前の由来は、種に付く綿毛が「仙人のヒゲ」のように見えるところからです。
キンポウゲ科の多年草で、強い毒を持っています。
そのため、別名も「馬食わず」「ウシ食わず」「馬の歯落とし」「馬の歯欠け」などなど・・・
歯が落ちるなんて、怖い名前です。

キンポウゲ科の植物は、ほとんどが毒草で、その代表的なものは「トリカブト」です。
でも、ネットで「キンポウゲ科の植物図鑑」を見てみたら
園芸店で普通に売られている「オダマキ」や「クリスマスローズ」「シュウメイギク」なども
みんな毒草で、びっくりしました。

4枚の花びらに見える部分は、ガクです。
切り花にすると水揚げがよくて、つぼみも咲いてくるので、長い間楽しめます。
素手で触らない方が良いそうですが、私は平気でした。
まだ咲いているかな?今日も見て帰ります(^-^)V




庭で花を植えました

2019年12月18日 | いきものとか植物とか、いろいろ
朝、雨が上がって霧が出ました。
日中は曇りでしたが、暖かい一日でした。

私の天敵が、花の苗を買ってきてくれました!
ビオラ(#^.^#)
この前、木を切ったお詫びかな。
そんな人じゃないから、たぶん違うと思うけど、嬉しい(笑)


植え付けには時期が遅いけど
あちらこちらに、植えました。


最後まで残っていた「エゴノキ」の葉が、一気に散り始めました。
庭ネコのチロちゃん。先日やっと捕まえることができて、避妊手術をしてきました。


ワレモコウの黄葉。
ヒメツルソバはまだ咲いています。


こちらは「ヒシ」の紅葉です(^^)
そっと触れるたけで落葉して、静かに底へ沈んでいきました。


水の中で葉脈だけになった葉。


青々とした葉の旺盛な頃を知ってるから
庭で眺める紅葉と落ち葉は、、余計に味わいがあります^^


とても暖かいので「しゃがんで見る会」を開催(笑)
サルトリイバラの芽を発見しました!


来年の春早くに咲く「ヒメリュウキンカ」の葉も見つけられました。


息をひそめて、超スローモーションで動いているので
近所の人が見てたら、きっと変だと思われているでしょう(笑)
でも、そのおかげで、こんな小さなミノムシも見つけました(^-^)ゝ

小さく丸い葉のカケラで作ったミノです。
アナタも変わってるね^m^

マルバノキの根元に、たくさん双葉が出ていました!
なんだろう??本当にたくさん・・・


本葉が出ているのがあって、よく見たら南天みたい。
この木に止まっていたスズメが種まきしてくれたのかな。


「天道生え地帯」の万両も、林のようになっていました。


ビオラを植えて・・・来年の春を想う。

ツマグロヒョウモンが産卵に来ても
これで大丈夫!(笑)

今日も一日無事に過ごせました。
ありがとう。おやすみなさい(^^)/


アシナガバチの巣 2019年 ⑦/5匹の女王の物語

2019年12月14日 | アシナガバチの巣
もう12月も半ばになりました。
2019年に観察したアレコレの記録を、記憶があるうちにまとめないと
年を越して、みんな忘却の彼方へいってしまいそうです(^^ゞ
まずは「アシナガバチ」の続きを・・・

春、庭にアシナガバチの巣が5個できて
その中の1つの巣について、前回のブログで書きました。

今回は、残りの巣の記録というより「ものがたり」を
書いておきたいと思います(#^.^#)


始まりは4月の初め。
去年も巣が作られた「カゴ」と


自転車のフレームには2つ。


それから、家の東側にあるアケビ棚にも、ほぼ同時に女王蜂が巣を作り始めました。

気付いた時にはこの大きさになっていて・・・
ここにはプランターがいくつか置いてあって、夏には毎日水まきする場所なので
危険だから巣を撤去しようか、とても迷いました。
でも、女王蜂の2週間分の労働を思うと、気の毒で
すだれを掛けて見守る事に決めました。

5月の初旬。
それぞれの巣を比べてみると、大きさはほぼ同じです。
だけど、ちょっと造りが違うみたい。
下から見た「カゴ」の巣です。


「自転車」の巣は、六角形の形がなんとなく、几帳面な感じがします(笑)

壁の厚みも違うし、色も違う。巣の素材が違うのかな?

「アケビ棚」の巣は、カゴと似ています。


6月中旬になると、働き蜂が増え、巣がだんだん賑やかになってきました。
かろうじて、接近して写真が撮れていますが、そろそろ「遠くから見守る」観察になります^m^


7月のある日、「自転車」の巣から、突然ハチがいなくなりました!
巣はきれいなままで、襲われた形跡はなしです。
すだれの日陰では、いつもネコが昼寝をしていたので、それが嫌で引っ越したのかも(´A`)

1週間まえまでは賑やかだったのに・・・どこに行ったのかな。

それから1か月後、カゴの巣近くで、色付いてきたブラックベリーを摘まもうと思って覗いたら


奥の枝に小さな蜂の巣がありました!
春にはここに巣がなかったし、たぶん自転車の女王の引っ越し先みたいです\(^o^)/


更に1ヶ月後の9月の初めごろには、カゴの巣と同じ大きさになりました(^O^)
働き蜂がいる状態からの巣作りは、ビックリするスピードです!


でも、それよりも驚いたのは・・・アケビ棚の巣でした。
すだれの内側がよく見えない位置で、ずっと中を覗いていなかったのですが
8月の終わり頃、少し離れたところからズームして写真を撮ったら
他の巣とは比べようもない程、巨大な巣になっていました!
7月までは大きさが同じだったのに、どうして?


9月、まだまだ勢いが止まりません。


でも、9月の終わりころ、この巣でもある日突然ハチがみんないなくなりました。


それから1ヶ月、10月の終わりに、ハチがいるのはブラックベリーの巣だけになり


11月の中旬に、すべての巣が空になりました。
毎日見ていてもハチは戻らないので、11月13日に巣を外して中を調べました。
アケビ棚の巣は、亀の甲羅のような形です。


中身は、スズメバチに襲われた様子もなく、形はそのままでしたが
各部屋に、蜘蛛の巣とは違う糸が張られていて


小さなサナギの抜け殻が入っていました。
蜂の巣の空き家を他の昆虫が利用するという話しは、本当みたいです(^^)


つまようじは、長さが6センチで


巣の中心の部屋に差し込んでみると、5センチの所まで入りました。

作り初めの巣のひと部屋は、2センチくらいの深さなのですが
部屋の奥に産み付けられた卵が幼虫になり、その幼虫がサナギになるためにフタをすると
働き蜂が部屋の壁を塗り足して長くして、そこにまた女王が卵を産んでいました。

こちらは、途中で放棄された自転車の巣です。
白いフタから触覚が見えるものもあったのですが、部屋から自力で出られなかったのかな。

羽化にも成虫の助けがいるのでしょうか?謎が残りました。

11月18日、巣の近くの壁にハチが集まっているのを見つけました。


命がある限り、こうしてみんなで身を寄せ合って生をまっとうするのでしょうね。
毎年、見るとせつなくなる光景ですが、これも自然ですね。
1週間くらいで、姿が見えなくなりました。


どうしてこんなに巣の大きさに差が出たのか?女王の能力なのか、偶然の幸運なのか・・・
謎が深まった、2年目の「定点観察、アシナガバチ」が終わりました。

来年はもう少しちゃんと、夏の間の観察の記録ができるといいけど(笑)
楽しくて、わくわくする時間をありがとうございました(^^)

木の実のリース

2019年12月11日 | 作ってみた
まるで冬眠前の動物のように、あちこちでキョロキョロと
木の実を探してきました(^^♪

まずは、サネカズラ!


たまに通りかかる場所なのに・・・
ここにツルがあることすら、まったく気が付かなかったです。
実が低い位置についているので、来年はここで花の観察をします(^^)/


他にも何かあるかなぁと、フェンス沿いに歩いて見ていくと
「ヒヨドリジョウゴ」の可愛い実もありました。

ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)はナス科の多年草で
ソラニンという、ジャガイモの芽に含まれるのと同じ毒があります。
「ヒヨドリが群がって食べ、お酒に酔ったように騒ぐ・・・」が
名前の由来ですが、ヒヨドリが好んで食べることはないそうで
美しい赤い実は、冬の景色の中に、遅くまで残っています。


なんだかこの辺りは、フルーツパラダイスの予感がしてきました(^^)
そのまま歩いて神社の中へ・・・
黄色くなり始めたばかりの、センダンの実がありました。

まだ毒が抜けてないからかな?ヒヨドリたちも食べにきていませんでした。

それからこちらは、アズキナシの実。
見上げるほどの大木で、成っているときは手が届かなかったけど
実がたくさん地面に落ちていて、拾い放題でした。


こんなにいっぱい収穫できました(^O^)/
もし私がリスだったら、森に帰って仲間たちに
ねえ、みてみて~と自慢したいくらいです(^^)


サネカズラ、ヒヨドリジョウゴ、アズキナシに、カラスウリ・・・
こうしてそれぞれ手に取ってみると
「赤い実」にも色んな赤があるんだなと、新鮮な感じがしました。


こちらの白い実は、「ノブドウ」です。
ノブドウの実が、青や紫色になるのは、実に寄生する昆虫のせいだと
つい昨日まで思っていたのですが、どうやらそうでもないらしいのです!

図鑑やネットで得た情報を、自分でちゃんと確かめる体験をしてみないと
本当の知識にならないんだなぁと・・・思いました。

森ではなく、うちに持ちかえった実を、ネコに見せて自慢しました(笑)
興味深々で寄ってきて、サネカズラをとても欲しがりました(=^・^=)


リースの台は、つい最近「天敵」に切られた
花芽のついた、シデコブシの枝で作ることにしました。

天敵とは、咲きそうになると木を切ってしまう、私の父です(^-^;

庭の物干しざおにリース台をぶら下げて、思いのままに木の実を飾っていきます。
実が落ちると、下で待ちかまえているネコが
前足で蹴って、遠くへ持っていってしまいまいます(笑)
取り返しながら・・・実をどんどん盛り付けて、でき上り~(*^▽^*)

食べられるリース(鳥さん用)です。
もうちょっと実があると、いいかなぁ・・・


木の実を集めてる時から、ずーっと楽しかったです(#^^#)
しばらく玄関に飾って、あとは鳥にプレゼントしたいと思います。
こぼれた実は、土に埋めて種まきしました(笑)