風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

クララ、4年目の成長記録/2023年

2024年07月11日 | クララ 実生
クララのタネをまいたのは、2020年の秋でした。
2021年、2022年と3回の冬を越し
背丈が毎年少しずつ大きくなっていきました。

2023年春、芽出し時期を迎え
今年はそろそろ花が咲くかな?なーんて思いながら
水やりのお世話を始めました。

結論から言うと・・・
お花が咲いたんですよ\(^o^)/
ポツンと1輪と言うか、いっこだけ(^m^)
発芽から4年目の6月に、可愛い花が咲いてくれました(#^.^#)


半年間、ブログを書くのをサボっていましたので
思い出しながら成長記録を書いてみたいと思います。
もう、今も庭でぐんぐん育っています。
追いつくかな(^^ゞ
まずは、タネまきのところから(笑)記憶をさかのぼります。

「なんかこのタネ お赤飯が出来そうだわ♡」
すい丸さんがくれたコメントを思い出しました。
元気に暮らしているかなぁ(#^.^#)


タネにヤスリで傷をつけて吸水したら
みつ豆に入っているお豆さんみたいになりました。
あれは「赤エンドウ豆」だそうです。


9月にまいて、10月に何本か発芽しました。


11月、冬越しできるか心配なくらい小さい苗です。


翌年、2021年の3月下旬
無事に冬を越して新芽が土から出てきました。
2年目のスタートです。


7月、草丈は8cmくらい。
弱々しいけど、炎天下で頑張って育っています。


11月、葉が落ちて茎だけになりました。
2回目の冬越しです。


**
翌年、2022年の3月。
ヒョロヒョロの茎の根元から
新しい芽が出てきました。
3年目がスタートしました。


6月、今までにないくらいの成長を見せてくれました。


美しい葉です。
土手に生えているのを見るのとは違い
鉢植えで育てると、全体像や葉の細部をじっくり観察できるのが良いです。


マメ科の植物特有の、涼し気な佇まいです(#^.^#)
小さい鉢の子も、小さいながら元気に育っています。


みんな2022年の秋に落葉して
ベランダの簡易ビニールハウスで冬越ししました。
大、中、小の3鉢になっています。


***
2023年3月、冬を越した鉢植えから芽が出てきました!


クララは本当に強い植物だと思います。
写真を見て分かったのですが、毎年キッチリ11月に枯れて
翌年の3月に新しい芽が出てきます。
体内時計があるの?と思うほど規則正しい生活様式です。


1週間でこんなに茎が伸びました。


更に1週間後、葉が展開してきました。


1か月後、ゴールデンウィーク明け。


背丈を測ったら、一番大きな鉢の子は
約50センチになっていました。


5月の終わり頃、水やりのときに見たら
あれ?これはつぼみの赤ちゃんかな?


****
つぼみかもしれない部分をよく観察しながら
水やりを続けていたところ
6月中旬、膨らんできたつぼみっぽいものを確認!
写真はアップで撮っているので大きく見えるけど
全体で1.5㎝くらい。
でも、なんで一個??


2日後、先っぽから白い花びらの頭が出てきました。


またまた2日後、先っぽが伸びてきた!
あー、ドキドキする。


翌日、雨の朝
開花しました。


マメ科の花は造りが複雑なので
どこかどうなってるか、よく分からないのですが
折り重なった花びらが神秘的で、美しいと感じました。


たった1輪でしたが
数年間お世話をしてきた植物に初めて花が咲くのは
お赤飯を炊いてお祝いしたいくらい嬉しいことでした(#^.^#)

以上、クララの4年目の成長記録でした。

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クララ、3年目の成長記録/2022年

2023年03月15日 | クララ 実生
クララを近所の土手で見つけたのは2020年でした。
種を採ってきて、その年の秋にまいたら発芽したので
それ以来ずっと、鉢植えをベランダで育てています(#^.^#)

前回のブログでは、2021年の成長を書いていましたが
今回は、冬に地上部分が枯れて休眠したクララの
2022年春からの成長記録を書きたいと思います。


2022年2月、こんな頼りない姿からスタートです。


3月27日
枯れた枝の根元から、新しい芽が出てきました!
「春になったらまた会えるかな?」
ちょっと心配していましたが、再会することができました\(^o^)/

嬉しいな~

4月3日
一週間後、葉が開いてきました。
赤ちゃんの手みたいで可愛いです。


4月20日
気温の上昇とともに、ぐんぐん成長し始めました。


ソテツの鉢のすみっこで
無事に冬を越せた2本を、別の鉢に植え替えることにしました。


丁寧に鉢から抜いてみると・・
塊根が大きく立派になっていました(^^♪


こちらは発芽した年の根っこの写真です。↓


ベランダへ持ってきてました。
細くて頼りなげな茎ですが、硬くてしっかりしているので
支柱は必要ない感じです。


6月15日
順調に大きくなっています。


クララは全草に毒があり、葉にも苦みと異臭があると書かれています。
虫が食べにこないのはそのせいかな?
ちょっとだけ葉をかじってみましたが、とくに強い苦みは感じないし
変なにおいもませんでした。


**
土手に生えているクララを見に行ってみました。
こんもりと大株になって、つぼみが沢山できていました。
うちの子は、今年はまだ咲かないだろうなぁ・・


8月26日
暑い日が続きますが、元気なクララです。
この日は背丈を測ってみました。
土手のクララと比べると、かなりおチビさんですが
春に出た小さな芽を思い出すと、成長したなぁと感慨深いです(^m^)


小さな鉢に植えた子も冬越しして・・・


小ぶりなのですが、カッコいい姿になっています。


***
10月22日
葉が散り始めました。


冬の初め頃には茎が茶色になって
地上部分が枯れ、休眠期に入りました。
クララの耐寒温度は0℃だそうで、ビニール温室で冬越ししました。
暖かい日には、温室から出して日光浴をさせて
土が乾いたら水やりをしました。

2023年3月15日
こちらは今日撮った写真です。


「ねえクララ、春になって暖かくなったらまた会えるかな?」
やっぱり心配で、去年と同じことを言いながら
土の中から小さな芽が顔を出すのを待ちわびています(#^.^#)

以上、クララ3年目の成長記録でした(^^)/
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春になったらクララに会えるか?

2022年03月08日 | クララ 実生
先日、ブログ記事のカテゴリーを新しくしてみました。
なぜかというと、観察している植物たちの成長記録をサボリ切っていて
「よし!続きを書こう!」と気分が上がってきたときに、前回どこまで書いたか忘れていて
記事を探しているうちに、情熱(やる気)がどこかへいってしまうのです。
まずは、育てている植物を名簿順に並べました。
スッキリしました(#^.^#)
撮りためた写真から記憶を辿って、みんなの成長記録を書きたいと思います。
「あ行」から始めて、やっと「クララ」です。
いつ追いつくかな~(^^ゞ

ブログを読み返したら、クララの話しは2020年11月が最後でした。
ちょっとだけ、写真で思い出を振り返ります(笑)
土手でクララを見つけたのは緑がキラキラ輝く6月。


2カ月後の8月に鞘を採ってきました。


アズキのような形の種で、コメ友さんのすい丸さんに
「お赤飯が出来そうだわ♡」と言われたのを覚えています。

(すい丸さん、お元気ですか~(^o^)/)

秋まきにしようと、9月まで待ち
まく前に種に傷をつけて吸水させました。
ぷっくり膨らんだ種は、みつ豆に入ってる豆みたいで美味しそうです。


9月28日、種まきをしました。


約2週間後、10月中旬に発芽しました。


鉢に直まきしたものも発芽して


余った種をソテツの種をまいた鉢のすみっこに埋めておいたものも
ぜんぶ芽が出ました。


11月初旬、発芽から2週間でこの大きさになりましたが
気温が低くなり、成長が止まりました。


前回の成長記録はここまででした。
11月から翌年の春まで、夜間は暖房がない室内へ入れて
暖かい日は時々ベランダで日光浴をさせました。



2021年1月7日、なんとか年を越せましたが
葉が落ちて、細い茎が弱々しい。大丈夫かなぁ・・


2月28日、葉が落ちた茎に新しい芽が生えてきて
なんだか復活の兆しが見えてきました!


3月25日、桜の咲く陽気になり
他の鉢でも出てきた新芽が成長を始めました。


7月3日、相変わらず身長を測ったりしない記録ですが(^^ゞ
手のひらくらいの大きさになりました。


ソテツの鉢に生えた子たちも、みんな元気です。
ここで植え替えようと思いましたが、発芽したばかりのソテツが幾つかあって
もう少し落ち着いてからと、移植は延期していました。


8月の中旬になりました。
最近クララの葉の色が良くないです。
人なら「顔色が良くないけど、大丈夫?」って聞けるのですが
葉ダニが付いたときみたいに白っぽくかすれた色になってきました。
葉の裏に虫はいないけど、毎日葉水をしました。


それでも、ぜんぶの苗が日増しに弱ってきて
10月の終わりには、葉が全て落ちてしまいました。


ソテツの鉢も同じです。


どうして葉が落ちてしまったのか?何がいけなかったんだろう?
クララを栽培している方は少ないみたいで、ネットにも情報があまりないのですが
あらためて調べてみると・・・
クララはマメ科の多年草で、耐寒温度は0℃、耐暑温度は40℃。
関東以西では路地栽培が可能、土質を選ばず強健である・・・だそうです。

ここで初めて気づきました!
えっ?多年草?
クララって草だったの?
土手に生えていたクララの幹がしっかりした木質だったので
樹木だとばかり思い込んでいました。
草だったんだ・・・
更にネットの情報では、秋に種をまくと発芽率は良いが寒さで枯れることが多いとか
別のサイトでは、冬に地上部が枯れても春にまた新芽がでます、と書いてあったり・・・
うちの近所の土手では、毎年夏の終わりに草刈りがあるので
クララの冬の姿を一度も見たことがないのです。
落葉は草としての生理現象なのか、それとも本当に枯れてしまったのか?

**
2022年3月、今現在のクララの姿です。
「ねえクララ、春になって暖かくなったらまた会えるかな?」

根っこが生きていてくれることを祈りながら
水をあげて毎日見守っています。
どうかこの続きを書くことができますように・・・
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クララが発芽しました

2020年11月08日 | クララ 実生
9月28日に種をまいた「クララ」
芽が出ました\(^o^)/



卵パックに、種まき専用の用土で
大切にひと粒ずつ種をまいたものは・・



10個中、2個から芽が出ました。
もっと出ると思ったのに(^^ゞ



小さな植木鉢にまいた4粒からも
2本の芽が出ました。



そして、残った種をどうしようかなぁ・・・と
ソテツの土に、ギュッと指で押し込んでおいた3粒は



不思議と、ぜんぶ芽が出てきました!
ソテツも出てきてるしね(^m^)




見えるかな?
写真がボケていますが(^^ゞ
土から、小さな小さな芽の赤ちゃんみたいなのが
顔を出したところです。



こちらは、種の殻を持ち上げて
芽が地上に顔を出すところです。



種をまいた翌日からもう
目を皿のようにして、土の上を凝視します(笑)
更に(笑)猫バスみたいに、目から出るサーチライトで照らして
朝昼夕、毎日毎日見つめ続けて
ある朝!こんな「発芽の予感」を見つけると・・・
心が幸福感でいっぱいになります(#^.^#)
この瞬間のために、種をまいてると言ってもいいほどです(笑)





**
卵パックの芽を、寒くなる前に
ポリポットに植え変えることにしました。



根っこが噛みたい・・・
でも、いまはまだ我慢。



1本ずつと思いましたが
仲良く冬を越せるように、2本一緒に植えました。
クララの種は17粒まいて、そのうち7粒が発芽しました。



種をまいた頃に咲いていたシュウカイドウも・・・


姿を変えて、次の命にバトンタッチです(#^.^#)


クララの冬越しは、耐寒温度が0度だそうですが
幼い苗は霜に当てないこと。
2年目まではゆっくり成長して、3年目に花が咲くそうです。

種って、本当に不思議で面白いです(#^.^#)






コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クララの種をまきました

2020年09月29日 | クララ 実生
昨日一晩水に漬けておいたクララの種
今朝見たら、傷つけた個所から吸水して
ひと回り大きくなっていました(^^♪


昨日の種。


今日の種(^m^)

みつ豆の缶詰に入っている赤えんどうの豆みたい!
美味しそうです。

膨らんでいない種があったので
もう一度、皮にちょっとだけ傷をつけておいたら
きれいに膨らみました。


数えたた、ぜんぶで17粒あります。
どうやって種をまこうかな・・・



色々考えて、今回はコレを使ってみようと思います!


たまごパックで種まきしてみます。
パックのとんがった方を2重にして
底に穴を開けます。
(ガスコンロで熱した目打ちで、スルスルと穴が開きます)

そう言えば、種まき専用の用土があったな・・
物置きを探して、見つけてきました。
なんだか、クララちゃん、特別えこひいきな種まきです(笑)



タマゴパックに用土を入れて
じゅうぶんに吸水させます。
パックのとがって無い方を、水の受け皿にしました。


土に穴を開けて、種を一粒ずつ入れていきます。


ちょっと面倒だけど
芽が出たら、間引くことができないので
一部屋に一つです(笑)


**
市販の種と違って
芽が出るかどうか分からない種まきは
期待と不安が半分っこで
何とも言えない、トキメキも一緒に土に埋めている感じです
双葉はどんな形だろう?
芽が出ると嬉しいなぁ(#^.^#)


残りの7粒は
ソテツの種の横に3粒まいて


小さな鉢に
園芸の土で、4粒まきました。


今日は一日曇り空で
なんとなくスッキリしない気分でした。
でも種をまいたので
明日からまた、芽がでるのを
楽しみに暮らせます。

庭の花をついでに写真に撮りました。
秋海棠の花です。


今日も一日
ありがとうございました。
涼しくなってきたから、よく眠れそうですね(^^)/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あれからクララ(^^♪

2020年09月26日 | クララ 実生
6月に散歩道で見つけたクララ
楽しみに観察していたら、花が散ったあとに
豆のサヤが膨らんできました。


もしかしたら、種が収獲できるかも(^^♪
そうだ!挿し木もしてみよう。
土手に降りていって、一枝もらってきました。


1ヵ月後、雨が良く降ったおかげで
1本だけですが、根が付いたみたいです。
赤ちゃみたいな小さい、新しい葉が出てきました(#^.^#)


7月の終わりには、葉っぱが大きくなってきて
少しずつ成長し始めた感じです。


またまた1ヵ月後、8月の終わりに
挿し床から掘り上げて、鉢上げすることにしました。



スコップを土に差し込むと
けっこう根が張っているようです。
根を傷つけないように、慎重に掘り起こします。


クララの和名は「眩草」(くららぐさ)といいます。
この名前の由来は、根っこを噛むと「めまいがするほど苦い」からだそうです。
実際に噛んで、本当か確かめてみたくて、クララを育てようと思ったのですが
根を乾かさないように、慌てて鉢に植え付けたので
根っこを少し採っておくのを忘れてしまいました(。・Д・)ゞ

次回の植え替えの時の楽しみにとっておきます(笑)

**
種の方はどうなったかな?
気になって散歩のときに見に行ってみたら・・・
キャーーー!!嘘でしょ・・(ll゚д゚)
土手がきれいに草刈りされていました。
クララは?クララはどこ?


キャーーー!!嘘でしょ・・\(^o^)/
土手を見てびっくりしました。
ギリギリのところで草刈り機から逃れていて
クララは無事に立っていました(笑)


奇跡みたい(笑)
豆のサヤも、更に大きく膨らんで、種がたくさん実っていました。


***
8月の終わり頃
サヤが茶色く乾いてきたので
まずは一枝、貰ってきました。


どんな種が入っているかな(^^♪


ワクワクしますね。


硬くパリパリとしたサヤを、爪の先で割って豆を取り出しました。
思ってたより小さい感じ・・・


楕円形でこれまた硬い、4mmくらいの種が
40粒ほど採れました。


栽培方法を調べていたら
この花のつぼみしか食べない、絶滅危惧種のチョウ「オオルリシジミ」の保全のために
クララの移植活動をされているサイトを見つけました。



その他のサイトも調べてみて
種を秋まきと、春にまくのとで、半分ずつに分けることにしました。
いまからまく種は、硬い殻にヤスリで少し傷をつけて
一晩水に漬けておきます。


作業中に、種があちこちに飛んでしまって
大変でした(^^ゞ
明日、種まきしてみようと思います(^-^)ゝ
芽が出ると嬉しいなぁ・・
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする