風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

キャベツ畑

2019年03月28日 | 植物の栽培や観察
キャベツの芯を育てていることを、以前のブログに書きました。

これが・・・


水に浸けておくだけで、こんな可愛いミニキャベツになったので


あれから、料理でキャベツを使うたびに「芯」が捨てられなくなってしまい
どんどん増えてしまいました。


だいたい20日くらいで葉が出てきて、日に日に丸く巻いてきます。


でも、くり抜いた場所によっては、こんな感じになります。


みんな大きくなってきたので、100均でカラフルな器を買ってきました。


先日は、近所の人から頂いた白菜の芯に、つぼみがついていたので、こちらも仲間入りです(笑)


毎日ぐんぐん伸びてきて、茶色の器の子はもうすぐ花が咲きそうです。


摘んできた花も飾ってみました(^-^)V


賑やかで楽しい台所になっています(#^.^#)


今朝は、母が散歩でみつけたよ~と、四つ葉のクローバーを大量にとってきました。

ぜんぶ四つ葉です。これだけあると、さすがに有難味が・・・・(^^ゞ
クローバーも水に挿しておくと根っこが出てくるので、幸運の大量生産♪試してみましょうか(笑)

キャベツの芯から、小さなキャベツができました

2019年03月04日 | 植物の栽培や観察
植物の生命力は凄いです\(^o^)/

子どもがキムチ鍋が大好きで、週に2回は作るのですが
白菜ではなく、キャベツで作ります。
先日、キャベツの芯を抜いた時に思い付いて「芯」を育ててみました(笑)


10日後、頂点に葉が出てきました。


その2日後には、こんなに大きくなって・・・
なんだか「ミニキャベツ」の形になってきました^m^


3日後です。
成長のスピードが凄まじいです!


見れば見るほど、可愛いなぁ(#^.^#)
中心に球が巻いてきています。


可愛いので、第2弾を作ってみました。


よく写真を見たら、最初の芯の頂点には葉が付いていました。
くり抜いた芯の場所で、後の葉の出かたが違ってきそうです。
今度のは、どうなるかな・・・


こんなのにも出会うと、思わず笑ってしまいます。


ポテトサラダになる前に・・・母が寝かせておりました^^


ストック棚の奥からは、花輪君が出てきました(笑)


台所仕事に楽しみを♪

フジが爆ぜていました。

2019年02月19日 | 植物の栽培や観察
朝起きて居間に行くと、半分になったフジのさやが
部屋の中央にポツンと落ちていました。


1月30日に川原で採ってきて、部屋に吊るしてあったこれです。




あーあ、夜中に爆ぜてしまったのかな?それも二つ同時に・・
瞬間には立ち会えませんでした(^^ゞ残念!
散らばっていた種と、さやを集めました。
一番遠くにあった種は、直線距離で3メートルも飛んでいました。


さやの捻じれは、思ったより少なくて、これで種を飛ばすパワーになるのが不思議です。


大きいさやの半分が見つからなくて・・・
部屋じゅうをさがしたら、なんと!テレビ台の裏に落ちていました。

画面に当たらないように、遠くへ吊るしておいたのに、危なかったです(ll゚д゚)

さやの軸が折れているということは、回転しながら飛んでいったのかも。




車の中に置いてある別のさやを見にいったら、こちらはまだ爆ぜていませんでした。


パンッと種が飛ぶ瞬間を見るのは難しいかなぁ(^-^)ゝ

「イチョウウキゴケ」その後

2019年02月06日 | 植物の栽培や観察
絶滅危惧種のイチョウウキゴケを近所で見つけてから
散歩するとき、田んぼの溝を注意して見るようになりました。
すると、「あれ?こっちにも、あっちにも苔がある!」と
他の草と同じくらい普通に生えている事に気付きました。


不思議に思って、30反くらい見てまわったけど
見渡す限りの麦畑の、全部にありました!


もしかしたら「イチョウウキゴケ」に似た他の苔なのか?
さすがに不安になって、去年見つけた時の写真と比べてみました。
2018年5月
田んぼに浮かんでいたものです。




やっぱり違う?(。・Д・)ゞ
でも調べてみたら、イチョウウキゴケに似た種類の苔はないらしく
間違えることはまずない、とのこと。
それと、生育場所が水と土では、形が少し違ってくるそうです。
そうなんだ・・・良かったー(^^)

先日採ってきたものは一度乾燥したせいか
水に戻しても残念ながら枯れてしまいました。
ということは、いま麦畑に生えている苔は土が乾けば全滅するんだ・・・


夕方、雨が上がったので
仕事の帰りに畑に寄って、少しだけ苔を採取してきました。

どこを掘ろうか?と迷うほどたくさんあります(笑)

いただきます(^-^)ゝ


本当にイチョウの葉にそっくりです。


今度は乾燥させないように。


寒さには強いようなので、このまま屋外で観察してみます。


暖かくなったら増えるのか
それとも大きくなって、分裂するのか?
楽しみです(^^)


フジのさや 爆ぜるか?

2019年02月04日 | 植物の栽培や観察
1月30日のブログに書いた
川の土手で採ってきたフジのさやの
破裂実験です(^^)


フジは小さな花が集まって房状になって咲きます。


それなのに、たくさん咲いた花のうち
ひと房になる実は2、3個だけです。
豪華に咲いてクマバチをおびき寄せたい
でも、花が全部実になってしまったら
細い軸で支えるのは大変・・・
なのでフジは、最初から賑やかしに
実のる予定のない花を咲かせているそうです。

さやが破裂する仕組みは、さやの内側にある繊維が
斜め方向へ縮んでいき内部の歪が限界になると
いっきに破裂します。

どれくらい歪むか、目盛も書いてみました。


エアコンで乾燥している居間に
ぶら下げておきます。


種は10メートルも飛ぶそうなので
テレビに当たらないように注意して・・・
私が部屋にいる時に爆ぜてくれたらいいけどなぁ(笑)

今のところ、さやに変化はありません。
観察を続けます(^^♪

お土産は「ハチノスタケ」

2019年01月28日 | 植物の栽培や観察
朝、家を出ると、東の空がうす紫色でとてもきれいでした。
「夜明け前のむらさきのハイウェイ~♪」
思わず懐かしい歌が口から出てきて、可笑しくなりました(^^)

まだ暗いから、カメラはポケットの中に入れて
刻々と変わる空の色を見ながら歩きます。
今日の散歩はどんな出会いがあるかな、楽しみです。

明るくなってきて、最初に見つけたのは「アカメガシワ」の種でした。
あの花がこんな形になるんだ・・・

種になった姿を見て「ああ、面影があるなぁ」とか
「うそ!こんな形になるの?(@_@)」とか、咲いた時の花の姿と比べてみるのも楽しいです。

しゃがんでみると、地面が近くなって色んな種が落ちているのに気付きます。


黒くて小さいのは、クスノキの実です。
その中に見た事がない、茶色の可愛い種を見つけました。
色や光沢が、トチノ実に似ています。

黒い大き目な実も一緒に落ちていました。

黒い実・・・見覚えがあるような、ないような。
近くに生えている木を探したら、シャリンバイに同じ実が付いていました。

木から取って皮をむいてみたら、正解~!

秋に熟した果実を食べてもみたのに、種を見たのは初めてでした。


ヒヨドリが騒いでいたので、そちらへ歩いて行ってみました。
リョウブの実をついばんでいました。
木の下に茂みに何かあります。


これは・・・もしかして♪
ガサガサとツルをかき分けて取り出したら、やっぱり!
大好きなきのこ「ハチノスタケ」でした。
それも、大物。嬉しい!


表面は特徴のないツルツル面ですが、裏側のヒダがすごいの!
まさに蜂の巣。
これをお日さまに透かしてみると、芸術的に美しいのです。


帰りに持って行こうと思って、茂みに隠しておきました。
誰も拾って行かないと思うけど、私には宝物です(笑)



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池が見える場所まで来ました。
冬のこの時期、池はサザンカの額縁で飾られています。
池の向こうは柿畑で、春の芽吹きには黄緑色に、秋は一面柿色になります。
季節ごとに変わる絵を見るのが楽しみな場所です。


サザンカの手前に、変わった葉痕のある枝を見つけました。
何だろう?


枯れて垂れだがった葉の軸にある翼で、ヌルデかな?と予想。

家で調べたらそうでした。
ウサギ耳の可愛い子が、手袋をした手で「やあ!」と言ってるみたいに見えました。

こちらの三角帽子はリョウブ。


リョウブの樹皮は特徴があるので、一番に覚えました。
枝に残っている種も特徴的です。


これは、アブラギリ。


どうして分ったかと言うと・・・
木の下に、この実が落ちていたから~^m^


「油桐」という名前のとおり、この実から工業用の油を採っていたそうです。
でも、毒があって食用にはならない。だから鳥も食べないのかな。

油脂が多いナッツみたいで、美味しそうなんだけどなぁ

アブラギリの葉はとても大きくて、トロピカルな感じのきれいな花が咲きます。
葉痕が大きいということは、付いていた葉っぱも大きいんだ・・・と、今頃気付いて納得しました。
冬芽と葉痕はほとんど知らないものばかりなので、これから覚えていきたいです。

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冬枯れの景色の中で、ひときわ目立つ色を見つけました。

え~っと、何だったっけ?名前が出てこない(^^ゞ
「役に立たない魚」からつけられた名前・・・
家に帰ってから、「役に立たない 魚 樹木」で検索したら「ゴンズイ」と
1番初めに出てきました。

冬になっても果実の色は残るんだ・・・


種は開いた実の縁にしっかりくっ付いています。
白くなった部分が、プチッと種を外した跡です。見えるかな?


干し柿もありました(笑)

木になったまま完熟した柿のことを「木練」というそうです。
まえに一度、貰って食べたことがあるけど、言葉にできないくらい美味しいの!
干し柿の10倍くらい甘くて、ねっとりしてて。
でも、この柿は熟し過ぎて、木になったまま「柿酢」になっていました。

この冬芽は何か分からない。

検索キーワードが浮かばない(笑)宿題です。

ヒメリンゴです。冬の初めに返り咲きしていた花は実になるかな?


これは好きな葉痕のひとつ、ニセアカシアです。

トゲと相まって「デビル顔」をしています。
以前、恐ろしいくらい凶悪な顔をした葉痕を見たことがあって
それ以来、冬になると「デビル顔選手権」をひとり密かに開催しています。

この子たちは、いまいちでした(笑)

実がぜんぶ売り切れた、ビナンカズラがぶら下がっていました。

元の実の形を知らなかったら、これの名前を調べるのは大変だろうな、と思いました。

さっき上から見た「額縁の池」に着きました。
この先は廃道になっています。


水が少なくなっている池を見ると、降りて行ってみたくなります。
今日は長靴じゃないから、我慢。


廃道は、倒木で年々荒れていきます。
一昨年はどうにか歩いて、池の端まで行けたのに・・・

去年よりひどくなっている様子です^_^;

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帰り道、散歩中たまに見かける高校生の男の子が後ろから来て
普通の通学自転車で坂を登っていきました。


この先にある、凄い坂道の峠でもこの男の子を見たことがあるけど
毎日どれくらいの距離を通っているんだろう?いつか聞いてみたいな。

デンジャラスな歩道。


立ち直った草。こういうの見ると勇気が出てきて、私も頑張ろ!思います(^^)


トベラの実。種はネバネバしていて実から落ちません。


トベラの花はとても良い香りです。
でも、葉や茎はすごい悪臭がして、「魔除け」として扉に挟むくらいだそうです。
かいでみたけど、そうかなぁというのが正直な感想。
ネバネバの種は、食用油の匂いがしました。

トベラの実はマズイので、見た目に騙されて食べにきた鳥のくちばしに
ネバネバでくっ付いていって、別の場所へ散布してもらう作戦らしいです。

セイタカアワダチソウの茎に「カイガラムシ」がいました。
枯れた茎に数匹が並んでいましたが、吸う汁なんて出るのかな?

調べたら、イセリアカイガラムシという名前でした。
白い部分はタマゴで、ふかふかした手触りです。
人間にとっては害虫なので、検索すると、生態より駆除方法がたくさん出てきます。


これは観察中の「ナガコガネグモ」の卵のうです。

中ではもう子グモが生まれていて、春に1回目の脱皮をしてここから出てきます。
「蜘蛛の子を散らす」現場に、運よく立ち会えると良いんだけど(笑)

家に帰ってきました。
今日のお土産「ハチノスタケ」は、玄関を出るときに見える位置に飾りました。

40分くらいで往復できる距離なのに、時計を見たら
朝家を出てから2時間半も経っていました。

なんだか、映画を1本観てきたような感覚です(笑)
楽しい散歩でした(^^)