今回は登山行程の記録も
ソニーのα6000にしてみました。
レンズは小型軽量で取り扱いやすい
シグマ3兄弟の19mmにして
出し入れを楽にしました。
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ざんげ坂までに追い越したのは
登山口で先行するのが見えた
ご夫婦の2人で
それ以外のすれ違いはありません。
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ざんげ坂を見下ろして
この場所から下りる時にざんげするのか
と納得して、先に進みます。
すると
ルノワールの木漏れ日のような模様が
登山道に現れ
背中に朝日の熱を感じますが
程よい高さの樹木が直射を遮ってくれます。
これは
登山道が尾根道となったことなので
次第に暑くなることを覚悟しました。
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右手の樹木が途切れて
滝切合から鍋越山に延びる稜線が見え
あの高さを超えないと
地蔵岳に達することはできないと
気を引き締めます。
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着実に高度をあげる登山道を
登山口から50分で
長之助清水に到着。
まだ余裕があったので
念のため、水場を確認すると
梯子で5mくらい下り
横に10mくらいのところで
十分な水量の水場があります。
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休みもそこそこに、出発し
すぐに、案内板にあった
御田を通り過ぎます。
昔は
水が溜まって田んぼのようだった
のかもしれません。
ここには
上りでは認識しにくいのですが
下りでは真正面に見える
大きな杉の木があります。
御田の杉と名がつくほどの大木です。
幹回りは
三人でやっと抱えられるくらい太く
登山口の大日杉の代わりとして
十分な存在感でした。
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着実に高度を稼ぐ登山道は更に続き
前方から
ホラ貝の音が聞こえたので
信仰の山らしいと思いました。
しばらくして
単独の登山者を追い越しましたが
修験者の服装ではありませんし
ホラ貝を下げてもいませんでした。
ただ、お経を唱えていらっしゃいましたので
ホラ貝は
ザックの中にしまわれたのだと思います。
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所々に水の流れで中央がえぐれて
歩きにくいところがあります。
登山口から1時間半を過ぎた頃
寄りかかるのにちょうどいい木が
あったので、眺めはよくないけれど
小休止にしました。
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この道は足の置き場が安定しているので
下りは楽だと思います。
上りも直射日光が当たらないので
悪くはありません。
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その後
時々、左側の木の枝が途切れて
遠くの山が見えます。
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登山口から2時間で
滝切合という小ピークに着くと
この先のルートが見通せました。
ひらがなの「く」の字を
下から上にさかのぼる要領で
手前の稜線の右端が地蔵岳
地蔵岳から下って登り返すと、かたらいの丘
左奥から、切合小屋・草履塚・飯豊本山です。
飯豊本山は
既に雲がかかってしまいました。
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つづく