休みと天気の関係で2023年の山旅は
7月まで休止になってしまいました。
個人で出かけられる山は限られて
今回は登山ツアーに参加しました。
今年の梅雨末期は各地で豪雨となり
7月中旬で設定された槍ヶ岳行きは
天候が最も心配されましたが
ツアーは雨でも決行されます。
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ツアー参加のため、
沢山咲いていた花の写真はほとんどあきらめました。
今回は所々に
昭和31年(1956年)7月の様子を
併せてご紹介したいと思います。
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早朝に出発したツアーバスは
マイクロバスで
前の座席との間が狭く
足がまっすぐ入りません。
上高地まで4時間以上かかるので
落ち着けませんでした。
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休憩でバスの外に出るとホッとしました。
新型コロナが5類に移行したため
どこも混雑しています。
安曇野のサービスエリアにて
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奥の三角の山は常念岳です。
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バスの車内より
松本電鉄の終点でもある
新島々バスターミナルです。
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いつも車で出かけるため
さわんど駐車場のお世話になり
電車で行く登山の象徴である新島々駅は
昭和の香りがしてあこがれます。
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アルピコ電鉄の上高地営業所です。
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2回ほど来ているので
変わらない建物と大勢の観光客で
新型コロナの自粛生活が終わったことを
前向きに考えたいと思います。
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昭和31年7月の
松本電鉄上高地営業所です。
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奥に見える山は今と変わらず
登山ブームの最盛期で
山登りの人がほとんどですが
観光で来た人が目立っています。
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槍ヶ岳山荘の
お土産を入れた袋のイラスト
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1枚目は昭和31年のもので
2,3枚目は2023年7月の手ぬぐいの袋です。
時代を超えて愛され
変わらずに引き継がれるものを
これからもみんなで
守っていきたいものです。
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槍ヶ岳山荘の箸入れ
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2023年7月のもの
デザインがシンプルで繊細になり
令和の時代を感じさせます。
私以外にも持ち帰る人がいました。
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深田久弥さんの
日本百名山より
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現在では、上高地から槍までの途中に幾つも小屋ができ、
夏は登山者が列をなしている。
一生に一度は富士山に登りたいというのが庶民の願いであるように、
いやしくも登山に興味を持ち始めた人で、まず槍ヶ岳の頂上に立って
みたいと願わない者はないだろう。
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つづく