深田久弥さんの
日本百名山より
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八甲田が美しい風景として広く知られだしたのは、
十和田湖と共に国立公園に指定されてからである。
三十数年前私がそこを訪ねた頃は、
あの広い高原に細々とした道しかなく、殆ど人に出あわなかった。
国立公園以後は車道が開かれ、
春、夏、秋を通じて観光客を満載したバスが幾台となく走るようになった。
八甲田、奥入瀬、十和田を結ぶルートは、一種の流行的観光地となった。
(中略)
一番高いのは大岳である。
その麓にある庶民的温泉酸ヶ湯から女子供でも楽に登ることができる。
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雨の岩木山からバス移動で
八甲田山のふもとにある
酸ヶ湯温泉に到着したのは
夕方遅くで
午後7時からの夕食が決まっていて
雨で濡れた登山道具を
乾燥室で広げるので精いっぱいでした。
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山旅の夕食は
コンビニなどの弁当クラスと相場は決まっていますので
カメラなど持たずに食堂へ行ってみると
大きなお盆に
きれいに盛り付けられた料理が
並んでいました。
メインの牛の陶板焼きは
肉のボリュームもあり御飯が進みました。
ということで
写真は当日のメニューだけで
ご勘弁ください。

朝のお弁当も
おにぎりに漬物程度が普通のところ
豪華なお弁当でした。

歩きながら食べにくいのが難点ですが
部屋で食べて、おいしかったです。
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温泉は自慢の千人風呂です。
こちらもカメラを持っていく訳にもいかず
ご勘弁ください。
温泉はビリビリくるような強い酸性で
強烈な臭いを伴うもので
短時間でも十分温まります。

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翌日は、早めに起きたので
従業員だけの静かな館内を写真に収めました。

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玄関からの正面

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ねぷた

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レトロな階段

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出発前の旅館の外観

左奥の八甲田山の最高峰である大岳は
雲に隠れていました。
帰りのバスから一瞬・雲がとれて
大岳が顔を出しました。

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お土産は館内で十分な品ぞろえで
試食のできるりんごから
青森県産のときを購入しました。
さわやかな香りと甘みの
青りんご系です。

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受付のカウンターに
10月3日の紅葉の見ごろは
毛無岱

の文字がありました。
皆さんのお目当てはこれです。

旅館の周りも
色づき始めていました。
end
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