山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

双児山経由の下山☆甲斐駒ヶ岳@日本百名山№67

2024-09-01 | 67甲斐駒ヶ岳(夏)
甲斐駒ヶ岳から駒津峰までは
来た道を戻ります。
気温は26℃
下山路は、写真右奥の
仙丈岳の方向にほぼまっすぐです。

手前右のピークは駒津峰
手前左のピークは栗沢山でしょう。
甲斐駒ヶ岳山頂から見える距離の
人がいる所が黒戸尾根との分岐です。

分岐から甲斐駒ヶ岳山頂を振り返ると
手前に、たまたま
すごく疲れた様子の人が写っていました。

白い岩壁を上から見ると
滑って降りたら楽そうですが

滑らないように気を付けながら
30分で、岩壁の下へ

六方石もハッキリ見えます。

近づくと六方石はやっぱり大きいです。

慎重に岩場を歩いて
上りでも山頂がきれいに見えた所に来て
振り返ると
山頂部に雲が駆け上がって行きます。

雲がとれるまで待ちました。

上りの人を何人か見送って
一番雲が少なかったのがこれです。
やはり日が当たると
南アルプスの緑に白い石が
甲斐駒ヶ岳らしいですね。
バックが青空だと最高なんですが。
この後15分ほどの上り返しがあり
雲の中に駒津峰の影が見えました。


山頂から1:20で駒津峰到着です。
気温は26℃で変わりません。
標準タイムは1時間ですので
雲が晴れるのを待った時間だけ
タイムオーバーです。
脚の調子がいいので
休まずに、双児山方面に下ります。

標識には仙水峠経由が2時間
双児山経由が1:50とあり
この時点で午前11時でしたので
午後1時のバスがギリギリです。

双児山までは下って上りますが
雲で双児山がハッキリ見えません。

高い木はないのですが
前後に山があって、雲がなくても
展望は期待できないでしょう。


勾配がゆるやかだったので
見た目ほど上り返しはきつくありません。
すれ違う人も少なくて黙々と歩き
40分で双児山に到着です。

気温は24℃で
この後は林に入り20℃まで下がりました。
ここで登山アプリのヤマップを確認すると
北沢峠までのコースタイムが1:30
となっていたので
午後1時のバスに間に合いません。
焦ってしまいました。
双児山は4合目です。
北沢峠まで一気に下ります。


2合目まで30分
北沢しか読めない標識があり
残り時間がわかりません。

まだ遠いと思っていたら
50分で北沢峠に到着しました。
YAMAPの時間は正確だと思っていたのが
盲点でした。
ガイドブックには1:10とあり

後で写真を見返したら
双児山の標柱にも70分とありました。
1つの情報源を過信しないことが
今回の反省点です。
こもれび山荘に預けていた宿泊のための
荷物を回収して、バス停に並びます。
12:30の臨時便には定員オーバーで
乗れませんでしたが
予定していた1:10のバスには
順番待ちの1番で乗れました。
この時間はバス2台でしたので
乗れなかった人はいないと思います。
終点の仙流荘のバス停に着くと
バスの運転手さんが
バスのドアを開ける前に
外はとても暑いですから
覚悟して降りてくださいとアナウンスされ
35℃を超えていると思われる駐車場を
愛車に向かって歩き出しました。
いつものように、帰りの道の駅で
ソフトクリームをいただきます。

屋外は35℃を超えているので
ソフトクリームは
あっという間に解け始めました。
まとめ
片道距離:8.9㎞
標高差:1156m
この日の歩数:21508歩
上り:北沢峠→1:10→仙水峠→1:20→駒津峰→1:30山頂
合計4:00
下り:山頂→1:10→駒津峰→0:40→双児山→0:50→北沢峠
合計2:40
雲にさえぎられて
完全な姿が見られなかった分
思いが残る山旅でした。
気力と体力が続けば
アサヨ峰からの甲斐駒ヶ岳を
見てみたいです。
end


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