山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

上高地~横尾☆奥穂高岳@日本百名山№68

2024-09-20 | 68奥穂高岳(夏)
毎月1座のペースで順調に
数を進めている山歩きは9月に
ツアーで奥穂高岳に出かけました。
写真がメインの山歩きは
天気と撮影スポットが大事なので
ツアーとの相性は悪いのですが
遠い所と危ない所(ヘルメット要)は
いたしかたありません。
ツアーのメンバー構成によっては
余裕の時間が取れることもありますが
今回は標準×0.8くらいの
ゆったりペースで残念でした。
深田久弥さんの
日本百名山より
穂高岳は昔御幣岳(ごへいだけ)ともいった。
空高くそびえる岩峰が御幣の形に似ていたからである。
また、奥岳とも呼ばれた。人里から遠く離れた奥にあったからだろう。
梓川ぞいにバスが通じて以来、人々はたやすく神河内(上高地)に入り、
そこから穂高を仰ぐことができるようになったが、
それ以前は徳本峠(とくごうとうげ)を越えねばならなかった。
峠に立った時、不意にまなかいに現れる穂高の気高い岩峰群は、
日本の山岳景観の最高ものとされていた。
その不意打ちにおどろかない人はなかった。
登山バスのため、乗り換えなしで
上高地バスターミナルに到着し
出発は午前10時です。

標準タイムで涸沢まで6:20ですので
休憩時間を入れると、かなり
厳しいスケジュールです。

まず、地図左下から右上に向かいます。
(以後、経過時間は参考にならないので省略)
人が列をなし
外国語もよく聞こえて
今までで1番混雑を感じました。

河童橋からの穂高岳は雲の中なのに
振り向くと焼岳が青空でした。

この後、どの山も雲が付いたり離れたりで
落ち着きません。
梓川の左岸は明神まで工事のため通行禁止で
河童橋を渡り右岸をさかのぼります。
河童橋の向こう岸も混雑していて
ガイドがお土産を買うなら、こちらが
種類が多いとお勧めしていました。


右岸は遊歩道で始まり
熊の目撃情報でざわつきます。


水の中に立ち枯れた樹木に
昭和の上高地の面影が浮かびます。
後半は林道と重なり

川岸を歩くようになると
明神橋が見えました。

右岸を歩くと遠回りのため
明神橋は多分、初めて見ました。
この辺りもまだ観光客が大勢いて
吊り橋ですれ違うのも大変です。

明神館で最初の休憩をして

梓川の左岸(通常の道)に戻り
徳澤に向かいます。

ツアーのためAR山ナビの
山名の位置の微調整ができないので
ご了承ください。

日陰があって、地面が平らな
キャンプしたくなるテント場が見えると

徳澤園で、お昼休憩。

この日は登山用具のフェスみたいな
催し物があり、日陰はほとんど先客がいて
休憩する場所も暑い日向しか残っていません。
(手違いでカメラの気温データ消失↓)
帰りの日のお昼はここで
カレーを食べました。

時間が押しているので
お弁当を食べたらすぐ出発です。
ここで少し昭和時代に戻って
山好きだけが来る道・2選
徳澤と横尾の間だと推察しています。


横尾到着は1:30を過ぎて
この先が案じられます。

横尾大橋


AR山ナビでは
右側の槍ヶ岳などは
線が下端まで伸びているので
方角だけを示すもので
実際に見えるわけではありません。
相当高くドローンを飛ばせば見えるかも?
つづく


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