木曽駒ケ岳で日本百名山の
すばらしさに目覚めたので、
翌年もどこか百名山に行きたいと思い
7月初旬
福島県喜多方市の
知人宅に1泊させていただき、
日本百名山の磐梯山を目指しました。
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高齢のお母さんが
まだ食事の支度をされていました。
耳が少し聞こえにくいようですが、
自立して生活していらっしゃるのは
頭が下がります。
私もこのように年をとりたいものです。
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お母さんの忠告にもかかわらず、
前日は
遅くまで飲んで
登山当日は二日酔いでふらふらです。
それでも
朝食だけではなく、
お昼のお弁当まで用意していただき
ありがたく
磐梯山へ出発しました。
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こんな状態も想定して
一番楽な登山口を選択しました。
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磐梯山ゴールドラインの八方台登山口です。
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山頂までの高低差690m
水平距離3500m/片道になります。
高低差だけなら弥彦山と同じくらいです。
二日酔いでも大丈夫でしょう。
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登山口には遅い9時半頃になりました。
7月初旬の日曜日とあって
駐車場はほぼ満車です。
しかたがないので、
道路の幅の広いところで
路肩に止めました。
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軽い装備で10時には出発。
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山に入ると
最初は若いぶな林です。
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まだ
新緑と言っても良いような
若い緑色がさわやかですが、
私は二日酔い。
なだらかな山道がうれしいです。
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30分ほどで
中の湯跡に到着。
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温泉独特の臭気が
出迎えてくれます。
廃屋となってしまった建物や
白濁した温泉が見えます。
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足元にも温泉が湧き出しています。
泡の大きさがわかるように
右に置いたのはカメラケースです。
動画も撮りましたが、
データが大きいのでアップできません。
動画のほうが
温泉が湧き出しているイメージが
つかめるのですが。
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何だか寂しい気分になってしまいましたが、
気を取り直し、
弘法清水を目指します。
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ここから
少し傾斜がきつくなります。
ウォーミングアップが完了し
二日酔いも吹っ飛びました。
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ときどき
北側の展望が開け
森に湖が点在する
裏磐梯の景色が見られます。
荒々しい岩肌がむき出しになっている
ところもあります。
野生的な一面です。
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本来なら
吾妻連峰のおおらかな山並みと
湖沼群が美しいのでしょうが、
あいにくのガス。
遠くまで見渡すことができません。
途中
地元の高校生20人くらいに
すれ違いました。
部活の一環でしょうか。
若い元気なあいさつをもらいました。
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中の湯跡から1時間ほど
お花畑と言われる
弘法清水直下の台地に着きました。
とりあえず
コウリンタンポポ
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花の形状はたんぽぽそのものですが、
色が毒々しいのと、
茎に毛が密生する様子で
日本タンポポと見分けられます。
ヨーロッパ原産の帰化植物で
北海道から東北では
普通に見られるようです。
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とにかく
たくさん咲いていました。
お花畑という名から
いろいろな種類の花が咲いている
と思っていたので
ちょっとがっかり。
季節が変わるとまた違うのでしょうが。
やっと見つけた
黄色い花
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ミヤマキンバイ
でしょうか?
葉の形状がわからない写真でした。
おそまつ。
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山頂を見上げれば
弘法清水の山小屋?茶屋か?
がありました。
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岩礫の多い斜面を
少し登れば
すぐそこです。
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12時近くなったので、
昼食をとり
水を補給。
(二日酔いのせいで予定より多く水を消費した)
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磐梯山は山頂を
5合目とするので、
ここは4合目だそうです。
なぜ
山頂が5合目なのか
明確ではないようですが、
富士山のおおよそ半分だから
という説もあります。
この月は
富士山にも登る予定だったので、
不思議な因縁を感じました。
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最後の登りは
ごろごろ石の急斜面です。
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30分で山頂に到着。
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相変わらず
ガスってます。
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それでも
ときどき
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うっすらと
猪苗代湖が見えました。
大きいので、
向こう岸はよく見えませんでした。
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ゆっくり登ったので
合計2時間半。
次は
表(猪苗代)側から登りましょう。
高低差は1000m
を超えるようです。
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表の登山口に下りる登山道
ご苦労様です。
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この山は若い人も多いですね。
身近で鍛錬できる場所なんでしょう。
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おまけの
冬の高速道路の猪苗代のサービスエリア
から
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晴れて
雪に覆われた
磐梯山
会津のシンボル
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長くなりましたが、
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。
では
次は富士山で
お会いしましょう。
end
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