( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/56610434.html からの続き)
今、 境界性人格障害を患う人は およそ250万人。
その8割が 女性だという。
ギャンブルや過食, セックス依存, 浪費など 自己破壊的行動が特色。
その根底には、 身近な人に 見捨てられるのでないかという、
極度の 「見捨てられ不安」 が あるとされている。
麗さんは 母親に付き添われて、
月に2回、 車で1時間かけて 通院している。
対応の難しいこの病気を 治療してくれる病院は 多くない。
診察室。
麗さんの自傷行為が 止まらない背景には、
境界性人格障害特有の 「虚無感」 があるという。
ドクター 「心の穴があって、 埋められないものが 虚しさにつながる。
その心の穴は ふさがらない?」
麗 「ふさがらない。
他人と比較したり、 世の中と自分を考えると、 自分はポツンとしている」
40~50人に一人は 境界性人格障害になる。
ドクター 「誰かに常に 関心を向けてもらうことで、 心の欠損を補える。
常に自分に 関心が向いていないと、 不安になってしまう」
年間3万人を越す 日本の自殺者。
自殺を図った人は その10倍で、
繰り返す人は 20~30代の女性が 圧倒的に多い。
彼女たちの6割以上が、 境界性人格障害をあわせ持つ 疑いがあるという。
ドクター 「客観的に 評価してもらえないなかで、
周りから疎外され、 孤立する。
だから自殺行動を 衝動的に取ることが多い」
〔 TBS 「報道特集 NEXT」 より 〕
(次の記事に続く)