(前の記事からの続き)
○あなたの境界を伝えるために 「DEAR」 を使う。
BPDの人の 機嫌がいい時を 選びましょう。
ただ そういう時、 non-BPDの人は いい状態を損ねたくないため、
難しい問題を 話題にしたがりません。
でも その願望を克服する 必要があります。
弁証法的行動療法の創始者 マーシャ・リネハンは、
「DEAR」 という コミュニケーション技能を開発しました。
「DEAR」 は 次の頭文字です。
Describe: 描写する
Express: 表現する
Assert: 主張する
Reinforce: 強化する
各ステップを紹介します。
・「D」 : 状況を描写する
問題 (あなたのストレス) になっている 事実を描写します。
誇張や感情を交えず、 できるだけ客観的 かつ具体的に。
判断をせず、 曖昧な言い方を してはいけません。
BPDの人の内面に 言及するのはやめましょう。
ex. 「昨日こういうことがあったね。
そのとき 君は怒っただろう。
君は僕を 罵倒し続けたんだよ。」
〔 「BPDのABC」 ランディ・クリーガー/E・ガン (星和書店) より 〕
(次の記事に続く)