(前の記事からの続き)
○よい例を示しましょう。
子供はあなたの行動を 真似ることで学びます。
あなたがスポンジのように、 BPDの人の 虐待を許してしまうと、
子供はそうすることが 義務だと思ってしまいます。
反対に あなたが鏡のように、
BPDの人の行動を 写し返して非個人化すれば、 子供もそれを学ぶでしょう。
親のBPD的行動は、子供のせいではないのだということを 教えましょう。
○BPDの人の 子供への行動に対して、 境界を設定しましょう。
BPDの親の行動が、 子供たちを震え上がらせている 現実を認識させます。
そして、 BPDの人には 大人の責任があって、
子供へ影響を与えることに 気付くよう、 子供じみた言動から 引き戻します。
○子供たちが 自分の感情を 話すよう促し、
できるだけ感情を 有効化してあげましょう。
批判的にならず、 子供の話を聞きましょう。
子供が 自分自身の知覚を 信じられるように助けましょう。
○子供には 一貫性を持ちましょう。
約束は守りましょう。
あなたを頼りにできるのだと 知らせましょう。
○自分自身の ニーズや願望があるからといって、 自分を責めるのはやめましょう。
○必要なら、 子供たちにセラピストを付けましょう。
〔 「BPDのABC」 ランディ・クリーガー/E・ガン (星和書店) より 〕
(以上)