「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

AED (自動体外式除細動器) を体験

2010年07月23日 20時35分13秒 | 介護帳
 
 きのう、 AEDの 体験研修を受けてきました。

 ヒューマンアカデミーというところの主催で、

 講師はスポーツインストラクターで プロレスラーの人でした。

 僕は以前、 満員電車の中で 女性が目の前に 倒れてきたりしたことがありましたが、

 まともな対応ができませんでした。
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/51148233.html

 多少の知識だけがあっても、 いざとなると 適切に動けないものです。

 緊急の場合のために、 一度 AEDの現物を見て、 知っておきたいと思ったのです。

 新聞や報道などでは、 音声の説明通りにやれば 誰でもできるなどと言っていますが、

 実物を見たこともなければ、 ぶっつけ本番で慌てていると、

 どのボタンを押したらいいかも 分からないでしょう。

 きのうは無料の研修だったので、 ざっと流れを 体験しただけのものでしたが、

 実際に AEDを触りながらやってみると、 一通りのことは分かりました。

 まず AEDのバッグを開いて、 緑色の電源ボタンを押すと 説明の音声が流れ始め、

 放電するときは 点滅するオレンジのボタンを押す。

 これを覚えただけでも 大きな収穫です。

 基本的な流れとしては、 次のようなことになります。

 倒れている人に 声かけをして、 意識がないことを確かめる。

 できるだけ多くの人に 助けを求め、 119通報や AEDを持ってくることを頼む。

 気道を確保して 呼吸を確認する。 (人工呼吸をする)

 AEDが来るまで、 心臓マッサージ (胸骨圧迫) をする。

 AEDの電極 (パット) を 胸に2ヶ所貼って、

 AEDが放電の必要性を 自動解析する。

 このとき 周りの人たちに対して、 両手を広げて 「離れてください」 と指示する。

 放電するときも、  「離れてください」 と言い、 ボタンを押す。

 放電後、 胸骨圧迫を行ない、 2分後の再解析まで続ける。

 これを繰り返して、 救急隊の到着を待ちます。

 救急車が来るまで 平均7分だそうですが、

 この間に 胸骨圧迫やAEDをするかどうかで、

 救命率は 格段に変わってくるわけです。

 多くの人が 救命措置を覚えておきたいものです。
 
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