身体的虐待は どんなものでも深刻に受け止めてください。
エスカレートする可能性は 潜在的にあります。
暴力を目撃した子供には、 虐待を受けた子供と同じような 影響が見られます。
避難所や危機介入プログラム、 インターネットからの情報は入手できます。
〔稲本注: 本書の内容はアメリカの事情です。〕
○ 男性の被害者
家庭内暴力が 女性にとって深刻な問題であることは 知られるようなりました。
しかし 虐待される男性の問題は いまだ表面に現れません。
巨漢の男性が 小柄な女性から 暴力を受けることもあります。
男性は 女性を殴ってはいけないと教えられたり、
自分がみっともない思いをしないために、
黙って耐え忍ぶべきと 考える人が多くいます。
彼らは 助けを求めることができません。
その結果、 ノン・ボーダーラインの男性が 傷つくのと同時に、
暴力的な女性自身が 援助を得る機会を失います。
状況に対処する提案があります。
・ 相手を傷つけない
常に冷静に。 特に 専門家と話す場合は
・ 警察を法的機関, 社会サービス団体など、 今すぐ誰かに相談する
・ 虐待の証拠を厚め、 あなたや子供を守るため、 法的機関の意見を聞く
自分を保護するための 手段を行使する
〔 「境界性パーソナリティ障害=BPD」 第2版 (星和書店) より〕