朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

与那国島3 「どなん」

2014-03-13 | 国内各地の風物
この島の特産の一つに「花酒」があります。

伝統的手法で作られる泡盛の中でも、特に度数の高い焼酎です。



なんと 60度のも販売しています。上の写真は、集落の中にある元の「どなん」酒造所ですが、現在は山の中腹に有る「アメミハビル館」巨大蛾の保存展示施設の近くに移転しています。

中を見学させていただきました。



この前日まで造っていたそうですが、この日はすべて清掃されていました。



この装置は蒸留機です。熱を加えてアルコール分を中心に蒸留します。最初にアルコール分の強い液体が得られ、これが「花酒」(はなさき)となります。



これは、いわゆる酒粕です。清酒の場合は絞るので固形になるのですが、泡盛の場合は、蒸留して残った部分なので液体状です。これを、さらに酢にして製品化するところもあるようですが、ここでは販売はしないので処理をして捨ててしまうか、希望する農家にあげて肥料にするとのことです。



これは製品の展示即売室です。60度の花酒を一つ購入しました。



夜は泡盛地元産のもずくと魚をあてにして楽しみました。








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