朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

町中ウォッチング

2011-07-12 | 外国の風物
ナンディのメインストリートでの風物の続き。

町中を「外人観光客」、つまりボクのこと、が歩いていると目立つのですぐに客引きが寄ってきます。

まあそれでも東南アジア諸国に比べれば少ない。

地元おじさんが近づいてきて話しかけてきます。
曰く、「観光で来たのか」「何国人か」「何日滞在するのか」「日本は今、夏か」「日本の人をホームステイさせたことがある」「千葉のスーパーマーケットの社長家族と友達だ」「日本にも行ったことがある」等々。本当かも知れないけれど、大半はうそか伝聞でしょう。

「自分は純粋はフィジー人で民芸品製作者である」「表通りの民芸品店は全て「インド人」の経営。商品のほとんどがニセモノ」



で、見るだけでいいと言うのでついて行ったのがこの店です。
裏道の二階にあり客引きがいないと決して客は来ないでしょう。

実際に木彫りをするところを見せたり、ニセモノの木工品と本物を持たせて重さの違いをデモしたり。また、木工品に黒の着色をするには、特別な泥を使うといってその大きな土つぼを見せてくれました。インド人の売るまがい物は黒い絵具を塗っているだけだそうです。

実際のところ、この手の民芸品はたとえ本物でもほしい気持ちになりません。買って帰っても置いたり飾る場所もない。

丁重にお礼を言って、無事、店から脱出しました。



これは、インターネットとゲームセンター。外国に住む家族友人とメールで文通する人々が多いようです。国際郵便も個人用は激減でしょう。



その店内。



携帯電話の会社は2社あって、広告宣伝を激しく展開しています。

それにしても、日曜日夕方なのにメインストリートはがらんとしていました。こんな曜日感覚も、「英国流」でしょうか。アメリカ的なワイキキの中心街などとは大違いです。

5星の高級ホテルは広い敷地を持ち海岸地区に立地していて、ショッピングや飲食を全て囲い込んでいるため、市街地にほとんどお金持ち観光客が出かけてこないためでしょう。




リッカーストア(酒店)は、日曜日も開いていました。



韓国カラオケ屋さんが二階にあるとの看板。

韓国系移民も多いようです。韓国ソウルから週に3~4回、直通便が飛んで来ています。
韓国系の人々の生活力の強さは諸外国でも良く見かけます。



庶民の住宅。ペンキがはげていたりしていてきれいではありませんが、洗濯物が沢山干されてしかっりとした生活感があります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピープル・ウォッチング

2011-07-11 | 外国の風物
外国に出掛かると、バードウォッチングならぬ People Watching するのが好きです。

フィジーで、日曜日夕方にホテルでの夕食はやめて、町中に出かけました。さて一人で食事をするとなると、結構何を食べるか迷います。超ローカルな店ではメニューがわからないし。

そこで、選んだのが中華料理。
料理品目は理解可能、値段も普通は妥当で世界中の田舎でもたいていは存在します。とはいっても、場所によっては必ずしも安いわけではありません。



この地、ナンディには中華店はあまりない。後で知ったのですが、この島国にいる他民族には、中国系よりもインド系が圧倒的に多いようです。

それでも一軒見つけて入りました。オーナー家族の数人が店内中央のテーブルでお茶を囲んでおしゃべり中でした。まあ、こんなことは日本ではありえないですが、かえってPeople Watchingのチャンスなので好都合です。

小柄で愛想の良いおばちゃん(オーナー夫人)が注文を取りに来ました。

因みに、この国は英連邦に属している独立国で、国旗の右上には英国のユニオンジャックが配置され、コインにはエリザベス女王の肖像が刻印されています。(脚注参照)

つまり英語が、普通に話されています。実は地元にも民族言語があって何十という方言に分かれているそうですが。

何がお薦めかを聞いていろいろ迷ったのですが、一人なので種類を多くできない。結局、注文した料理は魚介類一つと野菜一つ。イカと根菜(タロイモと人参)の炒め物。それと新鮮野菜(実はチンゲン菜だけの油炒め)、ご飯。地元の最高級ビール(値段が最高、小瓶2本)。代金は約2,000円、地元物価レベルから見ると安くはありません。でもホテルでもっと高い値段を払うより、地元ファミリービジネスにお金が落ちるほうが好ましい。

さて、注文のあと出来上がるまで相当に時間がかかったので、オーナー夫人おばちゃんが話し相手になってくれました。英語が通じるのでありがたい。

・日曜日なので、娘たち家族などが集まって食事している。
・調理人は、夫。その日の午後、集会があって先ほど帰宅したがくたびれて奥の椅子で昼寝していた。



しばらくすると、中学生くらいの子供たちがどどーと入ってきました。ここの息子が学校の友達を連れて帰ってきたのです。10人くらいでしょうか。

友達同士の会話は、英語です。

マダムに聞くと、その日の午後、映画会があってその帰りに友人を連れてきたとのこと。

その後、高校生の息子も帰ってきました。ビデオ屋でDVDを買ってきたのでと言って、店内のテレビ・VCRに入れて見始めました。イギリスのテレビ番組の録画。Mr.ブーンの番組をもっと下品にしたような馬鹿げた内容でしたが、時々、見ている人からは笑い声が起こっていました。

そのうちに、皆の大皿料理が運ばれてきて、子供たちは大喜びで食事を始めました。



ヒンズー教の寺院がありました。昔、この島のサトウキビ栽培の労働力として、イギリスが多くのインド人奴隷を連れてきたため、インド系の人々が多いです。

~~

脚注:現時点では、軍事政権が継続していて民主的な総選挙が実施されておらずそれに対するペナルティとして、「英連邦」側から加盟資格を停止されています。この記事を書くために調べてみて知りました。空港や町の中ではそんな軍事的警戒の雰囲気や武装兵士は全くみませんでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オールドタウンの教会(アメリカ合衆国、サンディエゴ)

2011-07-10 | 油彩水彩画、雑誌の表紙
 サンディエゴはカリフォルニア州の南端に位置する。
18世紀後半にスペインからの移住者が最初の集落を作って定住した。
オールドタウンの一部が復元されていて、アメリカ開拓時代の歴史を学びながらメキシコ産品のショッピングや食事を楽しむ行楽地となっている。(ITUジャーナル July 2011)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フィジー男性の服装

2011-07-09 | 外国の風物
ナンディの町中に別の日に出かけた時に、見かけた風景です。平日なので高校生が制服で通学しています。



彼らの後ろ姿です。何か、日本の高校生男子と違いがあるようですが?



町角で立ち話している写真がこれ。

左の二人は学校制服の姿ですが、なんと、スカートです。

数日前の新聞記事に、千葉大学の某教授が「節電のためにスカート姿で教壇に」と報道されました。

考えてみれば、スコットランドでも男性の民族衣装がスカートでバグパイプを演奏しています。トルコでも伝統的衛兵の軍装はスカートだったように思います(?)




住宅地の歩道を歩いている人々ですが、前方の男性はアロハ風の伝統シャツとロングスカートです。



この男性もそうです。



この人は、「正装」ですが、なんと裸足。



3枚目以降の写真は日曜日夕刻の風景ですが、どこかで集会(教会の?)があるようで三々五々に人々が家から出てきました。

到着時に空港で歓迎の音楽を演奏してくれた人たちも、スカートでした。



これは、後日に訪問したリゾートアイランドでの案内係り男性の巻きスカート姿です。

楽しいリゾート地の写真などは後日に。(つづく)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国際会議

2011-07-08 | 外国の風物
こんな風に始まります。



この国の情報通信大臣が来訪して歓迎の挨拶。さらに会場と設備・通信サービスを提供するパシフィック諸島通信協会や国際機関(ITU)幹部の挨拶が続きました。



後ろから眺めると、このように。ICTの専門会議なので全ての参加者はWi-Fiアクセスを有するラップトップPC持参。一人iPadの人もいました。



データは無線で飛んで行き来きしますが、PCの電源が問題。特にこのような普通の宴会場では、テーブルタップの取り合いになってしまします。



挨拶セッションが終わると、コーヒーブレークになります。
実際、このような機会が重要です。以前にあったことのある人には個人的に挨拶したり、あるいは初見の人には自己紹介して有力者などに近づきます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホテルへ

2011-07-07 | 外国の風物
会議の会場となるホテルは、空港から近いのですがそれでも2キロくらいはありました。



南半球なんで季節は、冬です。ですが赤道に近いので、気温は27度くらい。小雨、強雨が混じって降っていて、大変蒸し暑い。



会議は翌日の朝からなので、この日は時差調節のため、寝るのを我慢して起きていました。かといって、プールに入って遊ぶだけの気力はありません。

町の中心までは、5~6キロあるようで、タクシーを呼んでもらって出かけました。タクシー代は500円相当。

日曜日なので大きな店は閉まっていました。
こんな店に、興味がわきました。



中はこんな雰囲気。



DVD、CDの販売店です。ですが、ここでDVDのコピーを作ってもらって買って帰ります。

後で、地元の人に聞いたら、1枚100円(相当)、3枚で250円だそうです!!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フィジーへ

2011-07-06 | 外国の風物
目的地は、南太平洋のフィジーです。日本からの直行便は数年前に廃止されていて、どこかで乗り継ぎが必要です。香港、ソウル(韓国)、シドニー、グアムのルートがあります。今回、日程(毎日飛んでいるとは限らない)と価格の点から、キャセイパシフィック航空の香港経由にしました。



HK-Fiji間のフライトは当然エコノミーで、満席でした。周りの乗客は、観光客という雰囲気はあまり無くて肌の色もまちまちでした。

10名のグループ客乗り継ぎ便の到着が遅れたとかで、出発が30分ほど遅くなりました。飛行時間は10時間以上。

HKは、時差1時間分日本より西にあるのに、フィジーは日本より3時間の時差分だけ東に位置します。

途中で夜になって、一晩明けて、きれいな夜明けになりました。



分厚い雲の上を飛んでいます。所々に垂直に立ち上がった積乱雲が煙突のように聳えていました。



島国なので、持込の動植物、食物も全てダメだそうです。到着寸前には、機内の虫や蚊の消毒スプレーを両手に持った男性CAが両側の通路をかなり濃厚に噴射して歩いていきました。


ナンディ空港に着くと、男性の楽団が出迎えてくれます。

しかしその後がよくありません。パスポート検査に長大な行列です。1時間近く立ちっぱなしで静かに待ちました。

もっとも、しかし感心したことは、幼児を連れている乗客は係官が見つけ出して優先カウンターに案内していました。

荷物をターンテーブルから取り上げて、その先に税関検査があります。X線荷物検査装置に全ての荷物を通し、その先に係官がいます。僕の直前の家族が全てのスーツケースを開けられていました。僕は、無事にノーチェックで通過。

空港の外には、ホテルのマイクロバスが迎えに来ているはず。無事発見して乗り込みました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

香港へ、

2011-07-05 | 外国の風物
もう少し、ビジネスクラスでの食事写真を掲載してみます。

メインは、牛、魚の選択肢があります。もしベジタリアンであれば、事前に申し込んでおけばその食事を用意してくれます。宗教上あるいは健康上での特別食はエコノミークラスでも通常は用意してくれるようです。



チーズをデザートとしていただきました。



アイスクリームもついでに。



HK空港は巨大な施設です。

大昔は、香港中心地区に隣接していて急峻な高い山にも近くでとても危険な空港でした。





新空港が建設されてもうずいぶん年数が経過したと思います。



ここではWi-Fiが無料なので、多くの人がPC、iPad、スマートフォーンを取り出して遊んだり、仕事したりしていました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熱帯の島です

2011-07-04 | 外国の風物
土曜日に飛行機で、出張しています。結構長く乗って、乗り継ぎもあってくたびれてどうにか到着。iPadでは、このwebへの画像のアップがうまくいかない。Flashソフトが必要のようです。

後ほど、国際会議場の公式Wi-Fiwp使ってPCから試してみます。

日本との時差は、プラス3時間。こちらの時間で月曜日の9:30amから開会式です。南洋時間で30分は開始が遅れると予想してましたが、なんと5分遅延で始まりました。



関空に早朝到着して、ビル内の商店を散歩していて見つけました。
「東京なんとか」のパクリでしょうか。

キャセイ航空に乗って、HKで乗り継ぎました。この航空会社はJALと同じアライアンスに属しているので、JALマイレージカード(GC)を提示したところ、搭乗ゲートで呼び止められました。

久しぶりに、ビジネスクラスに無料アップグレードしてくれました。



マイレージシステムが広がった結果、昔そのシステムが無かった時代、空き席があれば時々はアップグレードがあったのですが最近はすっかり無くなっています。アップグレードには、マイレージポイントを使わせ消費させるために、「善意」(マイレージ使用不要)での昇級がまずありません。







(つづきます)




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冷凍食品の進歩

2011-07-03 | 食べること、レストランなど
ポンパレで、冷凍食品を買って見ました。半額でトップメーカーの品だったし。



カロリーの少ないランチメニューです。ランチの種類は結構たくさんありました。

味付けも塩辛くなく、コンビニ弁当は味濃いですから。
なかなか美味しかったです。

ある経済記事を読んでいたら、この種のクーポン商法は広告の一つと考えるべしとありました。お客さんが、自分で半額を出して、わざわざ購入してくれるサンプル品、味見商法と考えればよい。その価格で利益を出そうとすると粗悪品販売に落ちると。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする