会議冒頭の開会式には主催国を代表して、通信省大臣が歓迎の挨拶をする予定でしたが、2日前の金曜日に終了する予定だった「COP17」(京都議定書の継続と検討する環境国際会議、開催地ダーバン(南ア))の審議が実質1日半延長されたため、この会議開会式に大臣の出席はなく代理が挨拶しました。
学会の様子のレポートは省略します。
会議の発表と討論の映像は、リアルタイムで
インターネット中継されます。質問やコメントはネット経由で会場にフィードバックされました。
初日の会議が終了すると、その夜は会場を変えて、都心のレストランでレセプションが開かれました。
大型バスで参加者は移動します。大学キャンパスは少し郊外にあるので、高速道路を通って行きました。
車窓から、ケープタウン名物の「テーブル・マウンテン」が見えます。その名のとおり机のように頂上が横にまっすぐなのですぐに目につきました。
都心のビル街もテーブルマウンテンが背景になっています。
月曜日の午後7時ころの写真ですが人通りはほとんどなくて閑散としています。
都心にある「コンベンションセンター」(大規模な展示会やイベントを開催する施設。京都では「京都メッセ」や「京都国際会館(宝ヶ池)」)に付随するレストランに入りました。外観はこれです:(地味ですね)
さて、入場すると、ウエイター(当然、黒人)がアペリティフを勧めてくれました。それが何かと聞いたところ、自国産のリキュールでした。白く薄茶色でどろりとした甘いお酒です。(後日にその正体を知りました)
適宜、好きな場所に着席しました。VIPだけは予約席があったようです。
この日の開会式には延長されたCOP17のために間に合わなかった
通信省の大臣が、パーティの歓迎挨拶をします。
カクテルドレスに身を包んだスリムな女性が大臣でした。
きれいな英語での演説でした。この国は英国の植民地だった歴史があるので、大学教育を受けた人々はとてもきれいなクイーンズイングリッシュを話します。
テーブル席での食事が始まりました。ワインは南アフリカ産の白、赤、飲み放題。というか、ウエイターが気配りしていてグラスが空くとすぐにつぎに来ました。前菜を選んで、メインは魚かビーフステーキ、つい貧乏根性が出て「ビーフ」と注文してしまいます。
食事サービスが一段落すると、ミュージックタイムです。
生演奏が始まりました。アフリカンビートのジャズのような曲。
しばらくすると、ダンスが始まりました。
皆さん、乗りがいいです。
それほどは多くない日本からの参加者でしたが、お一人、同伴の奥様がかっこよく欧州人とダンスをされていました。(後で聞いたところ、大学でダンス部だったとか。「芸は身を助ける」)(写真の赤い服の女性ではありません)
Then the party was over.